「計算されつくした映画」おばあちゃんと僕の約束 うずまきさんの映画レビュー(感想・評価)
計算されつくした映画
多分、1番前で観るないし耳のいい人しか気付かないと思う。
日常音、ありがちなピアノ曲と下手なタッチと思いきや、映像とマッチしており、エンドロールに入ってエンディングソング最後の最後まで細部に渡る自然さが憎い。
日々の暮らしから、シナリオの鉄板1要素、時間限で家族ひとりひとりの感情、状態がただ淡々と流れていくだけのストーリー。
タイトルで大体の内容が読めるが、主要キャストがその役者だからという演じ方ではなく、キャラクターにブレがなく、家族の誰かに似た癖があるところまで演じきっていることに気付いただろうか。
ただそれだけを映画というダイナミックな媒体に創り上げた今年観た中で1番計算されつくした完成度の高い映画。
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