8番出口のレビュー・感想・評価
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もちろん今、ボレロを聴いています。
流行のインディーズゲームを映画化、という流れを知ってると驚くほど...
流行のインディーズゲームを映画化、という流れを知ってると驚くほどきっちりした作り。ほぼ一人芝居とはいえ一流どころの主演に、特異な設定に対してちゃんと整合性を持たせた映画オリジナルの脚本、おまけにループものだけにメインテーマは「ボレロ」!…サマーシーズンのホラー映画なんだから、もうちょっと肩の力抜いて作れば?と半畳を入れたくなるほど。もちろんホラー映画としてもしっかり怖く、お約束のジャンプスケアだけでなく、ループする閉鎖空間ならではの緊迫感が、主人公の喘息設定、視点の切り替わり等工夫を凝らして、最後まで持続するのも上手い。主演には文句のつけようもないが、「おじさん」と「女子高生」の絶妙な人外感(NPC感?)には名脇役賞をあげたい。
二宮はうまい
背筋が伸びる
自身の人生への迷いそしてその決断を迫られていく映画。
迷う男はその名の通り決断しきれぬまま迷うのだが、おそらく未来の自分の子である少年と出会い、咄嗟の判断で命を助ける。ここでもう迷いから抜け決断しているのだろう。
そして少年も迷う男も8番出口から出ることができ、迷う男は電車内でも決断し一歩踏み出そうとしている。きっと男には海辺で親子3人戯れる未来があるのだろうし、少年は8番出口に入り込むことはないのだろう。そういう希望を見いだせるような最後が良かった。
個人的にゾッとしたのは、迷う男が開いてる扉を開けた先に電車に乗ってる自分の顔を見たとき。罪悪感を抱える行い真っ最中の自分の顔を真正面から突きつけられる…あらゆる負の感情に襲われ怖くて仕方なかった。涙が出た。
あと8番出口の本当の出口が下り階段だったこと。またさらに地下に入らなければならないんだと。登り階段で地上に出れる、、いや、出たいと思ってしまうではないか。
そう、私はこの世界観に放り込まれたらおじさんと同じ行動をとってしまう。
0に戻されたら子供の前でも発狂するし、我に返って精いっぱいの作り笑顔をし一緒に異変を探すよう強要するし、反応の薄い子供にイライラする。そして登り階段を見つけたら嬉々として登って行く、、人間じゃないバケモノコース一直線な自分が容易く想像できてしまう。
せめて歩き方もおじさんみたく姿勢正しく美しく歩きたい。そう思い、最近は背筋を伸ばして歩くようになった。
がんばった方、ではある。
二宮くんを使ってやるのもいいし、映画独自のエッセンスを落とし込むのもいい。単調ではない。
だが、流石にそれだけでは拭いきれないものはある。
まず主人公が理解するスピードが「少し早い」。リアリティを求めるならもっと隅々まで確認をするフェーズがないと、こういう「ゲーム」系は厳しい。だから「ゲーム」系は説明役の人間が存在し、教える役割がある。
自分は実況を見て仕組みを知ってはいるから飲み込むのが早いけど、知らない人はどうだろうな。
一個一個異変を咀嚼し、そのスピードをだんだん早めた方がリアルで良かった。
あと最初の手持ちカメラ、やめてほしい。
画面酔いする。
ラースフォントリアーか。
まぁ、あそこまでは酷くないけど体調悪化したわ。
二宮くんターンで圏外になっていた電話が途中で復活して未来の奥さん?に電話するシーン。単調を打破したかっただろうがまず電話が繋がったなら「いまこういう事が」という報告がいの一番に来るだろうに、冷静になって「赤ちゃんが泣いてて」じゃないのよ。
あと異変があったら「異変だぁ」みたいな感じになるのやめなよ。そりゃ圧巻のCGとか見せたいだろうけど、普通なら引き返すよ、異変なんだから。うわぁ〜じゃないのよ。
おじさんのターンも、おじさんの説明を省いているから感情移入が出来ない。なんかネックレスに奥さんが…みたいなのも絶対欲しかったな。ただのデカいハゲおじさんにしかなってない。
感情変化が映画のキモなので、最初と最後で同じシーンを繋げて最後が違うアクションなのは良かった。あと子どものほっこり感。
知り合いと行ったので、帰りの地下鉄で異変があるぞー!ってやれたのが楽しかったので、行かれる方はぜひ楽しいお友達と行ってください。
あと画面酔いする人はマジでやめた方がいい!あのちゃんの例のCMで酔う人は無理かも。
頑張った方ではある。
最後に見事に集約
良作。
おじさんが面白過ぎた
ゲームの内容にどうストーリーをくっつけるんだろう?とワクワクしながら観ましたが、成程、こうきたかーと思いました。
特におじさんのバックストーリーのくだりがめっちゃ面白かった。
もうこれは助演男優賞はおじさんで決まりですね。
勿論メインの二宮さんのストーリーも良かった。
異変に気付かないで突き進んで0番に戻った時の暴れっぷりなど数あるゲーム実況の絶叫と脳内リンクしてニコニコしながら観れました。
ラストのオチも含めて短編の小説を読んだような爽やかな読了感がありました。
ただひとつだけ気になったのが喘息の描写ですね。
二宮さんの吸入器の使用方法がちょっと雑過ぎると言いますか、アレの正しい使い方を知ってる身としては「多用し過ぎると心臓に負担がかかり過ぎて余計にしんどくなるんだけどなー」と雑念が過ってしまいました。
1回使用した場合、すぐに2回目を吸わない方がいいんですよね本当は。ただそんな風に冷静では居られなかったからああいう描写になったんだろうとは思いました。
続編が出たらまた二宮さん主演で是非観てみたいですね!
∞
あのゲームをどうやって実写化するんだろうというところに注目していましたが、ニノを采配してきた時点でかなり力が入っているなと思い期待値が上がりました。
ほぼ満席だったので泣く泣く一番前の席で観ましたが、雑踏が聞こえなかったので結果オーライでした。
しっかり1本の映画になっていたなと思いました。
安っぽい作品に仕上げるのではなく、しっかりゲームを踏襲しつつも視点を変えたりしながら進めていきますし、メタファーを交えつつの展開もメリハリがあって、8番出口という題材からよくぞここまで仕上がったなぁと感心するばかりでした。
付き合っていた彼女が妊娠したことがきっかけで悩みが肥大化していき、気がついたら8番出口へと向かう駅行路に迷い込んでいた男の話であり、そこで起きる異変を見つけながらルールに沿って進めていくというゲームの要素をしっかりと落とし込んでいるのも好印象でした。
序盤に電車内で泣いてる赤ん坊を泣きやめさせられないお母さんに叱責するサラリーマンがおり、みんなも注意しないし、自分自身も注意できない事にモヤモヤしていたという展開がストーリーの1つの軸になっていくというのも興味深いところです。
異変が見つかったら引き返し、異変が見つからなかったら引き返さないというシンプルなルールの元進んでいくので、絵面はそこまで変わりませんが、ニノの体感型ゲーム実況をスクリーンで眺めているという感じで観るのがベストだなと切り替えられたのが功を奏しました。
ゲームをやっている時にも思いましたが、こう見るとステージ自体かなりコンパクトだなぁと思いました。
2回しか通路を曲がらないですし、ステージギミックはポスターの変化を含め微々たるものなので、ゲームをやるならまだしも映画となるとかなり難しかった思います。
ジャンプスケアに全部頼るのではなく、原作要素を交えた驚かせ方で工夫されていたのも好印象でした。
視点変化でおじさん視点や子供視点を入れてストーリーに変化を加えており、特におじさんはおじさんで葛藤しながら進んでいたんだというキャラクターに寄り添える作りになっていたのも面白かったです。
映画なりの脚色でホラー要素が追加されていましたが、正直そこまで活きていたかというと微妙なラインだった気がします。
バカデカネズミの大量発生はモンスターパニック要素で異変どころの騒ぎではないですし、突然の大洪水からの違う空間への移動っていうのもぶっ飛んでてうまいこと飲み込めないのでなんとも言えない追加要素だったなと思いました。
あとそこまで8番出口で苦労している描写が描かれないので、そこまで悔しがらないでも…と思えるシーンがあったのは惜しいな〜と思いました。
オチでの心情の変化を異変とうまいこと繋げて最初の電車のシーンになるというのもエッジが効いてて個人的には親指を立てたくなるくらい良いオチだったなと思いました。
今作は間違いなくニノが引っ張っていたなってくらい1人演技の時間が多く、ニノじゃないとダメなくらい凄み全開でした。
喘息という密室空間だからこそ頻繁に起こってしまう症状に納得いくものにしてくれたのもニノのパワーがあったからだなと思いました。
河内さんの変わらない表情と動きが凄まじすぎましたし、そりゃカンヌでAIなんじゃない!?と思われるのも納得の静かに狂気じみた演技で最高でした。
中々実験的な作品でしたが、邦画を間違いなく盛り上げてくれる存在なので、ロングヒットに期待です。
鑑賞日 8/30
鑑賞時間 10:40〜12:30
おじさんも色々あったんやな
原作ゲームファン。ストーリー的な部分が原作はあっさりしてるのに比べ映画ではかなり濃厚。主演二宮和也を"迷う人"の位置に置き、妊娠や赤子に対する社会的なテーマを中心とした話。
原作ではとくに触れられなかった部分に沢山触れられててよかった。特におじさん。ファンブック見てるみたいで楽しかった。おじさんも人の話をちゃんと聞く姿勢があれば何かに向き合えたかもしれないのにね。
ラストシーンが色々解釈あるよう。私はこの映画ではあの異空間の通路を"迷う人"達が異変探しを通して決断出来るように成長させる通路として描きたかったと感じた。つまりあのラストシーンも自身が下した決断と向き合う事への恐れを表してるのだと解釈。
レビューでも何度か見かけたけどとても哲学的。原作では低めの赤い波が襲ってくるシーンがまさかの超リアルな津波だったり。まあ津波だったのは流産を意図していそうだけど。子供がどう足掻いても流されてしまう状況で迷う人が助けるという状況こそが決断の瞬間だったのかも。
印象的なのはコインロッカーベイビー。「お前が殺そうとした赤子が泣いてるぞ」とでも言わんばかりの迫力だった。
イライラ、モヤモヤする映画
ゲームはやらないので分からない。ワンシチュエーション映画で、同じところをグルグル回ってイライラする。初めは変化が微妙で、「ニノ、そこだよ!」と言いたくなる。オジサンの不気味さが途中でなくなるので、どういうこと?と混乱する。ニノが出るから見たけど、他の人が主役だったら絶対に見なかった。そして、小松菜奈の無駄使い。何で通路に閉じ込められたのか、訳が分からなく、夢落ちや異世界に飛んだらイヤだと思ったけど、それとも違う。電車内のトラブルを見て見ぬふりをしたから? 自分の問題から目を逸らそうとしたから? ニノの最後の行動は? やめてくれ、そんなラストは望んでなかった。
結局は、誰もが無限ループの人生を歩んでいるんだよということ?
脚本に疑問
予想以下でも予想以上でもなかったです。前半は同じ事の繰り返しで少し退屈でしたが、途中結末が見えてきたあたりから安心して観れました。
疑問に思った事を述べますと、ゲームの世界に迷い込んだのにあまりパニックにならずに何故かすんなり受け入れた所に疑問を感じました。必死に出ようとしたり試行錯誤していたらもう少しリアルだったかもしれません。
あと、エンディングで子供の尊さを実感して改心したはずなのに、最後赤ちゃんが泣いてるのを助けずに見て見ぬふりをした理由が分かりませんでした。これもゲームのストーリーなのでしょうか?あんなに子供の大切さを感じてたのに、あのエンディングにはびっくりしました。
全体的にはよくできてると思いますが映画館で観なくてもいいと思います。低予算なのかほとんど同じ景色でした。
追記 コメントありがとうございます!エンドロールは観ずに席を立ってしまった為知らずにレビューしてしまいました、ハッピーエンドで良かったです。教えて頂きありがとうございます
ゲーム実写化の傑作
演者、ストーリー、劇伴すべてとても良かった。
IMAXおすすめです。足音や息遣いからループ空間の閉塞感が伝わってきてこちらまで息苦しくなる。
二宮和也の演技力は本当にすさまじい。最後の表情は必見。
サビのない映画
冒頭主人公目線から入り、視点引いて主人公写り迷う男のテロップ、楽しめそうだと思った。
そこから地下鉄内ループが始まるが、ゲームでは必死に異変を探すのであまり感じなかったが、映画は第三者として見ているので、同じ場面を見せられる事に早々に飽きがきてしまいそうだなと不安になる。結果的に自分はやはり飽きた。
ただその飽きはループ最中のいらない電話のやりとりだったり、海のシーンだったり、謎の男の子とのやりとり全般が飽きを更に加速させた様に感じた。
そのシーンを無くして、おじさんパートの様にJKパートも取り入れておじさんとは違うゲームオーバーの仕方か、他に仕掛けを考えた方が良かったのではと思ったし、おじさんのパートをもっと長く見てた方が面白いんじゃないかこれ?とも思った。
それ位おじさんの演技は良かった。
主人公の途中で治る喘息、異変があったら即Uターンして戻らず襲われるまで待つスタイル。映像として異変を見せたければ半分以上進んで発生させたり矛盾をなくしていかなければ見てる側はシラケてしまうし、全くハラハラドキドキ出来ない。
これは映画ではなく【世にも奇妙な物語】の1エピソードが丁度良い。たまたま家で流していたテレビで放送されていて、おっ?と気になってとりあえずは30分最後まで見ていたんだけど傑作選には入らないレベルのストーリー。
なんだこれ
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