ズートピア2のレビュー・感想・評価
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軽やかで楽しく、ふたりの絆がますます愛おしい続編
『ズートピア』が大好きだったので、続編の公開をずっと待っていました。今回の『ズートピア2』は、前作にあった社会問題の比喩を控えめにしつつ、ジュディとニックの関係性を中心に、テンポのいいエンタメとしてすごく見やすい作品に仕上がっていたと感じます。
特に、ふたりの掛け合いが本当に軽快で、会話だけで何度も笑ってしまいました。新しく登場するエリアやキャラクターも個性豊かで、ズートピアという街がさらに広がったように思えるのも続編として嬉しいポイント。アクションシーンも前作よりスピード感があって、ファミリーでも安心して楽しめる作りです。
もちろん、「前作ほどのテーマの深さを期待していた人」にとっては物足りなさがあるかもしれません。でも、今回は“ふたりの相棒としての絆を楽しむ映画”として観ると、とても満足度が高いと思います。
劇場を出るときに心が少し軽くなるような、そんなあたたかくて楽しい続編でした。
あまり期待していなかったが...
はっきり言って最近のディズニーはあまり評判がよろしくなく、さらに駄作になりがちの2の映画とう言うことで期待はそこまでしていませんでした。
ですが蓋を開けてみると1と同じかそれ以上の面白さでした。
正直動物たちがわちゃわちゃしてるだけでも可愛いですし、人間のような生活を動物達が特性を活かして暮らすという時点で1から面白かったのですが、それがさらに深堀りされて登場する動物も増えて良かったです。
また、1と同様映画を通して考えさせるような内容が盛り込まれており、差別問題や人間関係などの問題を上手く動物に落とし込んでいる素晴らしい作品です。
3も作って欲しいなと思うほど面白い作品でした。1を観て面白いと思った人なら必ず面白いと思います!!
完成度の高い続編
<総評>
前作の完成度を維持しつつ、新しい要素(季節を維持するための壁、水生動物や爬虫類の住人の追加など)をうまく織り交ぜて構成されており、総じて高い完成度だと感じた。
<よかったところ>
ニックとジュディのバディとしてのストーリー中心で進み、大きくブレることがないところ。劇中での二人の掛け合いはパートナーの初々しさを感じさせるとともに、互いの思いやりが成長していく場面もうまく表現できていると思う。
前作の登場人物もいくらか登場するのだが、出てくる理由が演出でうまく説明できており、納得感があるところ。見ていてニヤリとさせてくれる。
<気になるところ>
ところどころ絵面がグロいシーンがある。
1でもキモいシーン(子供のふりをするおっさんフェネック、ヒツジ族の目の焦点がおかしいなど…)があったものの、その辺りの爬虫類版がお出しされるので注意が必要。
流石の構成、お祭り感
多様な世界が広がる、正統進化の続編。
前作は鑑賞済みですが、細かい内容は覚えていません。それでも本作は十分に楽しめました。冒頭で前作ラストのおさらいが入るため、記憶が曖昧な方でも問題なく物語に入っていけます。
ただし「2」から「1」の順で観ようとする方には、ネタバレになるので注意です。
〈世界観〉
今作は、動物たちの都市ズートピアの外側に暮らすマイノリティが中心に描かれます。
水辺の動物たちの街「マーシュ・マーケット」は、陸と水中の二層構造になった賑やかな商店街で、ズートピアには無い喧騒と猥雑さが楽しめます。
さらに、爬虫類たちの隠れ家は、ズートピアから弾き出された為に場末の酒場のような雰囲気で、湿っぽく荒んだ空気感が印象的でした。
ニンジンの冷凍食品、蛇用のくねくねした絨毯など、小物に至るまで世界観が丁寧に作り込まれており、それらがテンポよく映し出されるので飽きさせません。
個人的に、ビーバーのキャラクターが特に面白かったです。
おせっかい焼の中年女性を彷彿とさせる陰謀論系の配信者という設定となっており、車内は齧った木屑だらけ、配信された動画はジュディ以外誰も観てないような視聴数で、思わず笑ってしまいました。
〈ストーリー〉
前作が「居場所を手に入れる」物語だったのに対し、本作は、「居場所を守る」為の物語だったと思います。
信念に従い正義を遂行する事と、手に入れた居場所を守る事。
天秤に掛けられた問題に対して、ジュディとニックの価値観の違いがテーマに据えられています。
陸と水辺の動物たちの価値観の違い、爬虫類への差別などもしっかりと描かれています。
マジョリティとマイノリティの対立、「命」と「誇り」の二者択一。といったシリアスなテーマを扱っていますが、可愛らしい動物達を通して描かれる事で、説教臭さが打ち消されているのが魅力的でした。
重いテーマと優しい雰囲気が上手く同居しているお話です。
ただ、一族郎党に関わる大きな被害を出した事件の為、決着があっさりしていた点には少し物足りなさを感じました。
〈アクション〉
ズートピアでのカーチェイス、ツンドラタウンでの雪上サーフィンアクションなど、各地の特色を活かしたスピーディーな追跡劇が楽しめます。
特に印象的だったのは「マーシュ・マーケット」での追走シーン。
水上を泳ぐ蛇を、ジュディとニックが水辺の動物たちの頭を跳ねて追いかける演出は、可愛らしさと爽快感が両立しており見応えがありました。
基本的にアクションは楽しめたのですが、戦闘シーンにはあまり力を入れていないようで、ボス戦があっさり終わった点は惜しく感じました。
〈総評〉
ズートピアの外側も含めた世界の広がりが見事で、ぜひ今回登場した街を丸ごとディズニーランドで再現してほしいと思うほど魅力的な作品でした。
動物たちのオーバーリアクションや背景の作り込みも素晴らしく、ルック面でも高い完成度です。大人も子供も楽しめる作品として、強くおすすめできます。
余談ですが、TOHOシネマズのズートピアのマナーCMで、ジュディが爆音を鳴らすのはキャラと合わないと感じていました。しかし、エンドロール後のハイテンションなジュディを見ると「確かにありえるな」と妙に納得してしまいました。
非の打ち所が見つからない本当に完璧な作品
前作に引き続きとんでもないクオリティの傑作。
現代社会に蔓延る搾取的構造に対する批評的な視点を盛り込みながら、ジュディとニックのバディを通して対話を通じた相互理解の大切さも説くという超高度な両立を見事に実現させてしまっている。
しかもズートピアならではの、恒温動物と変温動物に対立関係を置き換えることによってより明快に、より普遍性を増した作品に仕上がっている。
実写化で失敗しまくっているディズニーの所業とは思えない。
本当にこの作品は完璧と言っても過言ではないと思う。
ララランドやレミーのおいしいレストラン、シャイニングのパロディもセンスが良くて笑える。
個人の感想としては捜査パートに若干の気だるさを感じてしまったためあと一歩★4には届かずといった感じ。
声優は豪華だが、ニックがフツー過ぎてガッカリ😔
楽しみにしていただけにガッカリ半端ない、1作目の壁以前の物足りなさ。仲良し刑事モノ+ラブコメのトッピングみたい。ストーリーも入りがすごく分かりにくく、日記の秘密はともかく、大ヤマネコの権力、ハブられてる息子、突然のヘビetc含めてかなり混乱しちゃいました😑
大筋の落とし所はあるあるで良いが、ニックをはじめキャラクターがイキイキしてないのでストーリー全体に魅力感じなかった。
どうしても1作目と比べてしまうのも悪いし、主題歌もかなり頑張ったのだろうが、1作目のインパクトと主題歌の秀逸さに完敗です
せめて前市長が一波乱するくらいあればディズニーらしい毒あったのにね、残念😔
でもこの映画アメリカではかなりのヒットらしい、平和なお子様向きなのかなぁ〜
傑作だった1作目は超えられなかったがエンタメ作品としてちゃんと楽し...
言葉にする事は大事だよ
そこそこそれなりに
真のバディになる冒険
前作でジュディとニックの2人にメロメロになった人には、可愛くてたまらない作品に仕上がっていたと思います。
しかし、これが初『ズートピア』体験、という人には不向きかも。
冒頭に一応「前作のあらすじ」がついていたが、ここで前作の悪事を紹介された前市長以外には割愛し、大半の登場キャラがどんな奴らなのかがわからないのは、続編として少々不親切。
また、音楽や作画については微に入り細に作られた丁寧な仕上がりなんだが、演出や脚本が粗め。
各キャラの個性に依存した作りで、かつアメリカ人好みの「ファミリー」と「自分に自信を持とう」ってなお話。
『アナ雪2』『モアナ2』に印象が近い。
似たパターンの追いかけっこが続いて、途中でだれる。
2時間じゃなくて、90~100分くらいに纏めたらよかったのに。
そして結局、(種族が違うので恋愛ではないが)心の底から愛し合う男女レベルでの「魂のバディ」であることを確認しあうだけのラスト。
二人のラブラブっぷりを見せつけられて、濃いメロドラマを見た後のような、ちょっとした胸やけがw
真のバディになる冒険とだけ捉えたら、すごく可愛いんだけどねw
IMAXまでの必要性は感じないが、レーザー上映やTCXなど、クリアで大き目の画面であると同時に、コンサートシーンが映える音のいい劇場…Dolby系のところで観るのがおすすめ。
あと、エンドロールの後に、ポストクレジット的なシーンがあるので、明るくなるまで席を立たない方がいいと思います。
胸がドキドキ?
一足先に公開を迎えた全米では並みいるヒット作品の記録を打ち破り、ディズニー・アニメーション映画史上最高の世界オープニング記録を打ち出しているとのこと。
ほうほう、全米が泣いているんですな⋯と。その言い回しじゃあ、私は信用しませんよと斜に構えて観に行きました。
結果とても良い映画でした。映像技術の進歩は凄まじいです。ズートピアという架空の世界を細部にわたりこれでもかと表現していて、展開もスピード感があり息をつかせない場面の連続です。
最高の技術力で文句の付け所がありません。ただし、最高の技術力しかありません。そこなんです。
観ていてなぜだか「あれ?おかしいぞ!波に乗り切れてないぞ!気持ちがついて行ってないぞ!」と感情移入出来ていない自分に気が付いてしまうという映画でした。
それは上戸彩さんの良くも悪くも学芸会のような素朴さが残っている演技力に「前作から何年あったんだよ〜もうちょっと頑張ってよ〜」と思わずにいられなかったからではありません。
はたまたアメリカ人の自由最高!とにかく飲めや歌えや踊れぃやっ!とパーティーピーポー的なノリや価値観がどうしても陰キャな私の受け入れることへの心の障害になったからでもありません。
ガゼルが歌いながら「縛られないで!」って⋯朝の8時30分から何回言うんだよ!と小っ恥ずかしくなってしまったことでもありません。
そのへんは全部ちっぽけなことなんです⋯。
これに気付かなければ最後まで楽しめたのかも知れません。でも、気付いてしまった⋯私が悪いのです。そうなんです⋯
そう、心がワクワクしていないと。
胸がドキドキしていないと。
日本語吹替え版にて鑑賞。前作からのジュディとニックのバディ感が相変...
ズートピア2
間違いなく最高の続編
期待はしていましたが、めっちゃ面白かった!
結構色々な動物が見れたし、それぞれの生態も見れてワクワクした!
ナマケモノ🦥の部分はいつも笑えたし、2人は最高のバディーだと確信できた!
シャイニングのオマージュまであったし、色々もりもりだったなぁ
山田くんの吹き替えも良かったし、エンディングではスキズのペンライト持っているズーもいたので必見です
日本版の歌はなかったけど、シャキーラの歌はやっぱ良かったですね エドシーランが作ったらしいです。
一応キャラの吹き替えはamiだったのかな?
それにしても今年は良い映画が多いなあ
ちなみにIMAXで見ましたが、下3分の1が見切れて何も映ってなかったのであえて見る必要はなさそうです
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