ズートピア2のレビュー・感想・評価
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今作も期待を裏切りません!
ズートピア9年ぶりの新作。
当時は、ありがちな子供向け動物映画かと期待していなかったものの、いざ観賞してみると予想外の面白さに感激した事を思い出します。
そして今作もまた素晴らしかったです!!
ズートピアの魅力の1つは、動物の質感、仕草、習性なんかがリアルに表現されているにも関わらず、可愛くディフォルメされているってところだと思ってます。
この魅力は、静止画では伝わらないなぁと・・・。
可愛らしいキャラクターから、ただの子供向け映画じゃないの?と食わず嫌いしてる方がいたら、是非一度観てもらいたい作品ですね。
差別や偏見がテーマの1つにもなっている本作。
前作では肉食動物と草食動物の括りでしたが、今作は哺乳類と爬虫類となっています。
水性動物の登場も多く、前作以上に魅力的なキャラクターが多数登場します。勿論、お馴染みのキャラクターもかなり登場。
可愛いのに質感がリアルな為、爬虫類嫌いな方はちょっとキツイかもと思える位、素晴らしいキャラクターデザインでした😁
今作も前作に負けないくらい、ノンストップな展開で飽きさせません。
キャラクター達は生き生きとしているし、グラフィックも美しい。勿論ストーリーも面白い。ラストはなんか感動しちゃいました。
最近、パッとしないディズニー作品でしたが、これは期待を裏切らないデキだと思います。
また、しっかり確認しきれてないのですが、Pixar等色々な作品のネタが隠れていて、探すのも面白いと思います。
そんな遊び心も大好きです。
子供から大人まで楽しめる素晴らしい作品ですね!✨
そして・・・
既に続編決定しているのか?と思わせるようなおまけシーンも。
これは期待しちゃいますね☺
普通のバディコップ・アニメ
通常 字幕版で鑑賞
IMAXは字幕版が有りません。
前半はストーリーが間延びしていてつまらなく感じた。話のつかみが弱いので眠くなってきた。もっとコンパクトにして欲しい。
前作はズートピアの住民が多く出演して彼らの特徴がすごく良く表現されていたと思ったが、今作の彼らの特徴はヘビこそあるが全体的にはあまり生かされていないと感じた。
そして単なるバディコップ・アニメというだけの映画に成り下がった。ヘビ以外は動物でなくても成り立つと思う。それではズートピアである必要がない。
また主題歌も(前作が良すぎたのだが)それほどキャッチーに思えない。事実、日本語吹替の主題歌が無いようだし。
「私にとっての」ディズニー社の復活はまだまだ遠いようです。
ズートピア2
大ヒットには理由がある。万人に受ける映画。しかし・・・
前作は鑑賞済み。約10年前らしく、内容はあまり覚えていない。
しかし冒頭でおさらいがあったので、問題なし。
大ヒット作だけあって、音や映像が素晴らしい。
動物達は表情豊かで可愛らしいし、声優も皆上手。
ストーリーも面白かった。カーチェイスも迫力満点。
ただ癖強登場人物が多すぎて、ごちゃごちゃしている。そこが本作らしさかもしれないが…。
常にハイテンションで物語は進んでいく。小ネタがたくさんあるが、アメリカンジョークのようであまり面白くない。
何より長かった。もうちょっと短い方がいい。
ちょっと慣れてしまったのか
公職のバディ力と、恋心を混同せず、どちらも鍛錬が必要そう
楽しめたけれど驚きがなかったので高揚感不足かも。
ズートピアの、全生態に合わせて快適にした、エリアごとに気候を分けた居住区で過ごすというウェザーオールの街は実は毒蛇のおばあちゃんが発案していた。
その仕組みや内容は、毒蛇おばあちゃんが日記に記していて、金属の表紙を温めると、同じ毒蛇は熱感知の目を持つため読む事ができる。
その日記が、ウェザーオール建設を進めるヤマネコ一族のパーティーで展示され、孫毒蛇ゲイリーが日記を盗む。
実は、毒蛇おばあちゃんの発案に出資者となったヤマネコ一族が、その権利書を捏造し乗っ取り、ヤマネコ一族に権利があるとして好きにウェザーオールの建設を進めて巨額の富を得てきた。見てしまった亀の家政婦さんを口封じに殺し、蛇に濡れ衣を着せて全動物に爬虫類への排他意識を作り、更には爬虫類エリアを全てツンドラ気候エリアにして、爬虫類の居住ができないようにしていた。
爬虫類は今既にウェザーオールにはいないものとされ、隠れ暮らす日々だが、隠れているエリアにまで触手を伸ばし更なるツンドラエリア拡張が予定されている。
相変わらずなうさぎのジュディと、頑張って警察官になったキツネのニックはバディを組んで行動するが、強引なジュディと、主体性なく斜めから見て振り回されているニックの関係性にジュディは不満を持っている。本当はお互いに大切に想っているのに。
うーん、バディ同士恋仲になれば、護るものがあるそのバディは弱くなりそう。現に、ニックはジュディを護りたいから、毒蛇ゲイリーを追うとなっても「命を賭けるほどじゃない」と止める。本当にそうで、無茶して命を落とせば元も子もないし、ジュディはニックが体力的にどんな状態かなど気にせず突っ走るのでいつかどちらかが殉職になるだろう。
それでもジュディを護りたい一心で、柄に合わない警察官にまでなってジュディと組んでいるニックに対して「私達色々と違うのかも」と言ってのけられるジュディの神経よ。
ニックが言葉にして愛情表現できる自己肯定感を持ち合わせていない生い立ちなので、ジュディが不満を持つ気持ちもわかるが、ニックが素直になったところで、おそらくジュディの強引さは直らない。むしろ強引な無鉄砲が事件捜査の迅速性に貢献してしまっている。
全体の脚本としては、
掴みは違法輸入に加担している港湾のアリクイの取り締まりから入ったが、見かけたヘビを追い始め、実はヘビは先述のウェザーオール発案者の孫で、祖母の名誉のため日記を取り返し、権利書を取り返してヤマネコの不正を暴き、爬虫類の名誉と居住を取り戻す!なのだが、気になるところも割とあり。
・コンテナに詰まっていた違法荷物が何だったかと巨悪事件そうなところは放置。
・毒蛇しか読めない日記をヤマネコが飾る理由は捏造偽造したウェザーオールの権利書を見せつけるため。なら権利書だけ飾って、毒蛇しか読めず悪事もバレかねない日記を飾る意味不明。
・ヤマネコの放蕩息子が家系で認めて貰うため、元の権利書を見つけて燃やすんだと頑張るが、蛇がいてこその作戦なのに、パーティー会場のヘビとの会話が不自然だった気がする。
・バディなのに、ニックがちゃんと追いついてきているか気にせず水流チューブや山頂コテージで自分だけ突っ走るジュディ
・ニックは脱獄して、ツンドラエリアに乗り込むためフラッシュを呼んだがどうやって?連絡手段が気になる。車に乗り込むまでは遅すぎるのに、間に合ったのすごくない?
・海外から密入国した毒蛇ゲイリーが山頂のハネムーンコテージをアジトにしていたからコテージのマッチを持っていたようだが、水流チューブでずっと先まで流されたはずのゲイリーがすぐにアジトに戻ってきていて、かなりの登りルートなはずなのに移動早過ぎない?
・ハネムーンコテージに喧嘩中のニックとジュディが入るのは気まずすぎる。そもそもきつねとうさぎって種類が違うんだから結婚は人と犬がするくらい難しい。カップル設定はいらないから、種を超え出自を超えて手を取る難しさと大切に思える気持ちにフォーカスが適切そう。
・クオッカカウンセリングはバディ力のため。恋愛カウンセリングも別に必要そうだし、そもそも警察内で職務と恋愛の公私混同を許すのか?公職やぞ。現実でも警察内の不倫とかよく聞く話ではあるが。
・田舎正義感女子が希望職種に就くにはうさぎジュディ設定で良かったが、警察内でどうしても物理的に小さい性格こじらせうさぎと組みたい人はこじらせきつね元詐欺師くらいなのが現実だろう。
ヤマネコを失脚させることは成功した。
ツンドラエリア拡張も止められた。
爬虫類の自由も取り戻した。
ジュディとニックはお互いへの素直な感情表現も叶った。
でもニックが、
自分と違う/知らない存在と対話した時、「違い」には目がいかなくなるし補いあいが生まれる
ようなことを言っていたが、ジュディは前作からずーーっと、前作でも学んだはずなのに、本質を見る視点を獲得していないのは相当苦手分野なのだろう。
ヤマネコにも騙されたし、突っ走って撃たれそうになったところを間一髪助けたのはニックが手配したナマケモノのフラッシュの車。その後毒を刺されて、生き返らせたのも解毒剤を投げたニックとキャッチした毒蛇ゲイリーのファインプレー。
なのに主張だけは多いジュディ。
蛇が脱皮したり丸呑み出来たり寒さに弱いがクネクネいろんなところに身体を伸ばせたり、ビーバーが齧って鍵を作れたり泳げたり、きつねとうさぎは冬気候に対応できたり、登場動物の習性が話の鍵になっているのは面白かった。
見どころ
・傀儡市長になりかけた馬俳優、自我を取り戻したぞ。
・ビーバー役、江口のりこだったの?!とビックリ!
・前作より働いている気がしたヒョウ
・お見舞いキックを繰り出すガゼル
ガゼル目当てでシークレットタオルを買ったがまさかの仲良しニックとジュディの柄、がっかり。
恋愛関係なしで、公私混同せず一流の仕事を成し遂げる男女ペアって、社交ダンスとスケート競技くらいしか浮かばないのだが、うまくいくものなのかな?
声優さんたちがすごかった!
1作目のほうが良かった
Zoo
ディズニーよろしく圧倒的アニメーションの世界にどっぷりつかれたのはとても良かったです。
ただ前作もそこまで大ハマりしていなかったので、今作も楽しいけどストライクか?と聞かれると微妙なラインでした。
勧善懲悪×裏切り発生というフォーマットがそのままだったからでしょうか?
特典はビジュアルパラノマボードでした。
アニメーションは本当に素晴らしく、カーチェイスの迫力は凄まじいですし、キャラクターの表情も豊かで見ていてワクワクしますし、風景から一挙手一投足どこまでとってもハイクオリティでこれぞディズニーと言うのが炸裂していました。
ニックとジュディのバディの関係性の発展を変わらず描いているのですが、そうなると今作の肝であるはずのゲイリーを少しほったらかしにしていないかい?と思えてしまい、爬虫類と哺乳類との分断というテーマが揺らいでしまったなという印象です。
ゲイリーの蛇であるからこその特性なんかもあんまり活かされている気がせず、そこが主題であって欲しかったのもあって肩透かし感が確かにありました。
配信ビーバーの二ブルズは展開を円滑に進めるための良いキャラだなと思いましたし、ディズニーがこの手の配信者系のキャラを取り込むのは珍しいなと思いました。
あと前作からかなーり苦手なポイントとしてジュディの掛かりまくりの操作への姿勢があまり好きではなく、今作でも自ら突っ込んでいって大変な事件に巻き込まれていくという形の割にはそこまで反省していないのであんまり好きになれないんですよね。
2人が感情を爆発させてぶつけ合うシーンも昂りがあるっちゃあるんですが、互いに寄り添うというよりもぶつけ合うという解決方法は壮大なストーリー等に比べるとちと安牌だったんじゃないかなとは思いました。
オチでのハッピー感、そしてまだまだ続く展開はズートピアの世界の広がりを感じさせるものでした。
熱烈バディの今後にも期待です。
ディズニー映画だとポリコレを筆頭に問題提起を雑に絡めた結果話がめちゃくちゃになる展開が多いのですが、ズートピアは1も2もどちらも破綻せずに物語に組み込むので、今作も作りはやっぱり上手いなと思いました。
様々な映画のパロディをぶち込んでくる遊び心は素晴らしく、ディズニー映画以外にも幅広く取り込んでいるので、2回目観るとしたらここら辺を追っかけて観ていきたいですね。
天下のディズニー様やでぇといった感じのハイクオリティをいただきました。
日本でも世界でもこの冬の興行収入を牽引するんだろうなーと動向を見守るのが楽しみです。
鑑賞日 12/6
鑑賞時間 18:55〜20:50
映像凄いんですよ、でも…。
命を懸けてくれるのが、本当のバディ
まだまだ続きそうですね。面白いから良いですけどね😸
テンポの良い全ての感情が詰まった作品。
前作のハードルは越えられなかったが最高の続編!
伏線回収やどんでん返しの教科書的なシナリオテリングで最高傑作だと思っている前作から10年。満を持して新作が出たという事で待ちに待ったぁ~。
偏見や多様性をテーマとしてアメリカ社会の現状を動物に例える事で分かりやすく、また生々しくならないように描いた今シリーズ。多種多様な動物(人種)が混在している社会で「誰でも何にでもなれる」とユートピア的な街で起こる差別、詐欺、ドラッグという裏社会の現実。
全ての要素を無駄なく完璧にまとめた前作と比べるとややシナリオ面では劣る今作だか、キャラ同士の距離を縮め、互いを尊重し「相手に伝える」大切さをテーマにする事でバディ(友情)のその先を描こうとしていた。
個人的にやや蛇足感を感じなくも無かったが、ズートピアという世界の過去や広がりを観れただけで満足。
中盤訪れる爬虫類達の隠れ家的な街の描写は素晴らしかった。国の管轄から外れ、無法地帯となりつつもその場所ならではのルールが出来上がった街。個人的に好き。
Try Everything に次いでシャキーラの新曲Zooが最高。
劇中とエンディングでのブチ上がりが半端なかった!
不覚にもディズニーポリコレ全盛期の現状を作った最初作品。ズートピア〜白雪姫までいろいろあったが、無理なポリコレ描写では無く、根本的なテーマ、世界観に上手く溶け込ませる事が大切だと再認識させられた。
その辺のややこしいテーマば全て今後のズートピアシリーズに預けて、他作品は伸び伸びと制作して欲しい。
ミッションインポッシブルみ
映像にお金をかけただけの作品
1は好きで複数回視聴しました。
本作はあまりにつまらない。1人で観に行ってたら途中で席を立っていたと思います。
映像は綺麗でした。音楽はよかったですが前作ほどではなかったかな。
・話の内容
アナ雪のオマージュが多いと感じた。
ヘビのハグをしていい?→オラフのギューって抱きしめて
暖炉の前でヘビが追い詰められてる→アナが死にかけてる
ニックと敵が戦闘して崖下に落ちかける→エルサが戦闘して落ちかける
味方と思ってた人に裏切られる。などなど
映像も水のパイプはマイエレメントと似ているし
パイプから出てきたところはラプンツェルに風景も似ていた。
ワイスピやレミーなど他作品が登場しすぎていてズートピア作品にのめり込めなかった。
・ユーモア
吹き替えで見たところ、英語でしかわからないシャレが多そうと感じた。
字幕で見ていたら少し星が増えるかもしれない。
・ジュディ
手柄欲しさに暴走列車のように自分勝手に突き進む。ニックのことを気にかけない。
忠告聞かずに赤パイプに飛び込み水没の危機。ニックが警察に捕まりそうでも助けない。
仕事のできないヒステリー女が問題を起こしまくってただただ迷惑な兎だなという感想。
・ニック
前作では詐欺師だけど知的で問題解決能力が高いキャラだった。
今作ではジュディに振り回されてるだけで自分で何も生み出せないただの非モテ男みたいだった。
問題を起こしているジュディについていっているだけで優しい、包容力がある、など評価されるのが不思議。
ジュディにべたぼれしているような様子。
恋は盲目とは正にでジュディの欠点が見えなくなり、自分の能力も落ちてしまってるようでかなり残念。
ボイスレコーダーを壊すところなんかは、非モテコミットしまくりの男みたいで見ていて気持ち悪かった。
話の構成として仲違いさせて、最後にくっつかせたい、という目的にニックが利用されているようで悲しい。
総評
お金を払わなくても見ないし、鑑賞料金を逆にもらっても見たくない作品。
ディズニー映画は好きなのでどうにか好きになりたくて高評価レビューも読み漁っている。
あまりに高評価が多いのが本当に不思議だし、読んでみてもまったく共感ができない。
脱獄囚たちは放たれたまま。
シーズン3を作る気でいるんですかね。
最後に匂わせのような鳥の羽が落ちてきました。
肉食VS草食。今回が爬虫類、水生動物。次回は鳥類何ですかね?
ディズニーの精神は死んでなかった
ディズニー作品の「2作目」には、正直なところ身構えてしまう。
『モアナ2』『アナと雪の女王2』『カーズ2』——どうしても不安がつきまとうシリーズだ。もちろん『トイ・ストーリー2』は例外中の例外として。
そんな中で今日観た『ズートピア2』は、格別だった。紛れもない傑作だ。
第1作の世界観を丁寧に受け継ぎつつ、その奥行きをさらに深く掘り下げ、ジュディとニックの関係性はより豊かに、より魅力的に描かれている。
「ちゃんと準備し、ちゃんと計画し、ちゃんと面白い映画を作る」。
その当たり前のようで難しい姿勢を、作品全体からひしひしと感じた。
ディズニーの底力はまだ死んでいない、と久しぶりに思わせてくれた。
近年のディズニー作品は、ポリコレだ何だと“積極的すぎるメッセージ”が前面に出てしまい、正直どこか押し付けがましく感じることも多かった。
じゃあ『ズートピア2』はそれと違うのか、と言われれば、根っこは同じ思想にあると思う。
では、何がこれほどの差を生んだのか。
僕の考えでは、現場の製作スタッフやクリエイターたちが「とにかく最高で、心から面白い映画を作ろう」という純粋な想いを貫いたかどうかだと思う。
上層部はビジネスを考えるだろう。だが現場には、ウォルト・ディズニーが抱いた“物語への情熱”や“観客を楽しませる心”を、今なお失わずに受け継いでいる人たちがいる。
『ズートピア2』には、その魂が確かに宿っていた。
本当に、本当に良かった
全320件中、161~180件目を表示
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