「待望の続編!が、ストーリー展開に不満あり」ズートピア2 忘却の彼方へさんの映画レビュー(感想・評価)
待望の続編!が、ストーリー展開に不満あり
文体、内容ともにごちゃごちゃしております。ご了承ください。
結論!面白かったけど、ストーリー展開に少し異議あり。
勢いがあった。次々と仕掛けが出てくるのが、ズートピアならではという感じだが、画面切り替えが早すぎて、その仕掛けが理解出来る前に次に行ってしまうので、小ネタを拾いきれないのがちょっと悲しかった(ガゼルとシマウマの因縁とかよくわかんなかった🤔)。
毎度毎度、カラクリに驚かされる。それがそうなってあーなるのね〜と見てて楽しいし、目が離せなかった。
今回の爬虫類や海中で暮らす動物たちの生活は映像として、非常に面白かった。なんか棒にハエをいっぱい付けた食べ物売ったりとかね。
声優陣はとても素晴らしかったと思います。ゲイリーをゲスト俳優とかにせず、下野さんに任せたのはとても良い判断だと思います。パウバート役の山田涼介さんもハマってましたね。個人的にオオヤマネコのお姉さん?が顔と声がめちゃくちゃ合ってて好きでした。
前作のキャラがオールスターで出てくるのいいよね。前作のオチとしてトリを飾ったフラッシュがこんなに頼もしいなんて🥹
今作はジュディのウザさにちょっとイラッとしましたね…まさにカウンセラーが言ってたような感じですね。ジュディがアクセル全開で、ニックがブレーキをちょこっと踏む感じ。確かに、ニックは自分の気持ちを素直に伝えられていなかったというのはありますが、ジュディがニックの方ではなく、ぽっと出のゲイリーとパウバートの方に行った時なんかも、ん??となりましたね…ジュディとニックのすれ違い→なんやかんやで最高のバディに!という筋書きだから、すれ違い要素としてはいいと思うんですが……だいぶニックが哀れというか、可哀想でした。最後お互い悪かった!仲直りしよう!で終わったけど、個人的には、ジュディのマイナス要素が大きすぎるので、ちょっとモヤッとしました。
ギャグ要素は前作の方が上かなと。
今回はあんまり声が漏れるくらいの笑いはなかった印象。ニヤニヤくらい。
トド?の船に乗るシーンで顔合わせながら乗らないといけないのは笑った。
パウバートの裏切りは予想外だったが、前作でも強力な味方と思われた者の裏切りがあったので、今後続編を作る時も、裏切りありのストーリー展開になりそう(さすがにないか?)。
ここからが一番言いたかったこと!
最後のヘビの受け入れはあまりにあっさりしていると思った。
これまで、迫害されていたのは全くの濡れ衣だったとはいえ、その凶悪性を恐れられてのことだったのに、無実が証明されてから、万人にその存在を認められるようになるというのは出来すぎた話すぎる。そんなにすぐに差別がなくなるなら、苦労しない。
対照的に、オオヤマネコという種がずる賢い・悪のレッテルを貼られて終わるのは、まさに差別なのでは?と思ってしまった。
多様な動物たちが暮らし、それぞれの特性を生かして生活するズートピアにとって、共存・多様性は前作からのテーマではあると思うが、いくらその動物にマイナスに捉えられやすい特性があるとはいえ、全てが全てそれとして片付け、悪と決めつけてしまうのは、それこそ、差別では??それなだけに、パウバートくんには期待していたのに……結局悪者サイドにされてしまって🥲︎まあ、ズートピアでは本来ずる賢さに定評のあるキツネが主人公補正的なところで、いいキツネもいるという認識になってはいたりするんですけどね。悪者のバックボーンを作れ!掘り下げろ!とまでは言わないけれど、ゴリゴリの勧善懲悪にちょっと消化不足というか…んー多分これは、消化され過ぎなのかも??綺麗にまとまりすぎて、逆に捻くれてしまう私なのでした……
ジュディとニックが友達以上恋人未満を継続して、相棒(ただし絶対にいなくなって欲しくない大切な人)として、位置づけられて終わったのはとても良かった。Twitterの意見でも見たが、イチャコラは二次創作で見れればいいのよ。公式は冗談言い合える仲くらいでいいの。なので、最適なAnswerでしたわ。
ニック(CV.森川智之)のニンジンはグッズ化して欲しいですねぇ〜!
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