プレデター バッドランドのレビュー・感想・評価
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最初は頼りないプレデターが成長していく姿は斬新
プレデターといえば孤高の狩人という印象で、圧倒的に強い(エイリアンVSプレデター等一部例外もあるが)のがこれまでの通例。
しかし、今回の主人公デクは兄に守って貰ったところから不死身のカリスクを狩る誓いをたてることに。
最初は原生生物に何度も殺されそうになるも、アンドロイドの助けを借りつつ少しずつ成長していく。
特に最終決戦はこの危険な惑星の様々な生物を生かした装備?で挑む姿は、クロークを始めとした超テクノロジーの装備で固めているプレデターとは異なりおもしろく見ることが出来た。
(それにしてもエサで飼い慣らしたヒルの親戚みたいな生き物の溶解液は強すぎるが)
ストーリーの流れ自体はある意味王道なので、主人公がプレデターでなければ退屈だったかも。
映像も綺麗でアクションやSF洋画好きな方は見易いと思います。
みんなウェイランド・湯谷社かい!新機軸、プレデター始動。
11月7日(金)
ちょっと楽しみにしていた「プレデター・バッドランド」をユナイテッド・シネマ浦和で。
最近のプレデターは観ていなかった。
今回、狩る側から狩られる側へと言う事で新機軸を期待して鑑賞。
弱いプレデターとして兄から実戦で鍛えられる弟デク。父親から失格の烙印を押され殺されそうになり、庇った兄は父親に殺される。見返すために惑星ゲンナで父親も恐れるカリウクを狩ろうとする。カリウクに下半身を食いちぎられたアンドロイド・ティア(エル・ファニング)に出会い彼女の知識を使うために上半身だけのティアを背負い、ティアがバトと名付けた生物を連れカリウクを探すが、カリウクはウェイランド・湯谷社にも狙われていた。
ウェイランド・湯谷社は惑星ゲンナに生息する生物をカリウク以外も標本として持ち帰ろうとするが、デクも襲われて苦労した生物は基地で逃げ出して戦闘員アンドロイドは餌食になる。(だから、ウェイランド・湯谷社はエイリアンなんか捕まえようとしてもダメなの)
プレデターが英語を喋るのかと心配したが、ヤウージャ語を話し、アンドロイドのティアは翻訳機能で言語を理解する。意思を通じるのはティアだけなので英会話は無し。
父親との確執、兄弟の絆、デクの成長物語、惑星ゲンナの生物とウェイランド・湯谷社の戦闘員アンドロイドを相手のデクとティアのアクションと結構見せ場は多い。ティアの分離した上半身と下半身が協力して戦闘員アンドロイドを倒すのはちょっと新鮮だった。(ハイタッチが手と足!)
パワーローダーの登場(エイリアン2)やカリウクがバトの匂いを認識してデクを襲うのを止める(エイリアン3)など、エイリアンシリーズを思わせるシーンもある。新たなプレデターとしては大成功だったのではないか。
最後の母親登場は、ウェイランド・湯谷社のマザーにかけてあるのかな。
続編作る気満々のラストだった。
アンドロイドとの組み合わせは面白いが、プレデターの「キャラ変」は気にかかる
何と言っても、プレデターと、「エイリアン」のアンドロイドとを組み合わせるという発想が面白い。確かに、両シリーズは、これまでも世界線が交錯していたが、よくぞ、このコンビを思い付いたものだと感心してしまった。
今回は、プレデターを主役に据えているのだが、プレデターだけが出てくる話なら、あまり親近感が湧かないし、かと言って生身の人間を登場させたりしたら、プレデターに感情移入することが難しくなったことだろう。実際、終盤で、プレデターと相棒のアンドロイドが、人間と同じ姿形をしたアンドロイド達をバッタバッタとなぎ倒すのだが、敵がアンドロイドだからこそ、それが壊される様子を楽しめるのであって、これが本当の人間だったなら、人体破壊の描写から目を背けたくなったに違いない。
監督の趣味なのか、過去のSF映画を彷彿とさせるようなシーンが多いことにもニヤリとさせられた。上半身だけのアンドロイドをプレデターが担ぐシーンは、「帝国の逆襲」のC−3POとチューバッカのようだし、ラストのロボットとプレデター達との戦いは、「エイリアン2」そのものと言ってもいいだろう。
ほかにも、兵器を失ったプレデターが、惑星に生息している危険生物を武器にして戦うところや、上半身と下半身のアンドロイドが、互いに連携し合いながら戦うところなど、アイデアに溢れたアクションシーンも面白かった。
その一方で、プレデターの父親も恐れていたという不死身のモンスターを、地球のアンドロイド達が簡単に捕獲してしまったことには、何だか拍子抜けしてしまったし、だったら、宇宙で一番強いのは、やはり地球人なのかという思いも頭をよぎる。ただし、アンドロイド達が使用したのは、プレデターの「冷凍爆弾」だった(結局、これでモンスターを殺すこともできた)ので、だったら、プレデターは、どうして始めからこの武器を使わなかったのかという疑問も残った。
それから、これまで、寡黙で冷酷なイメージの強かったプレデターが、饒舌に喋り続ける様子や、兄弟愛という「情」を露わにするシーンには、違和感を覚えざるを得なかったし、孤高の戦士のはずのプレデターが、兄の仇を討った上で、ちゃっかりチームを結成していたラストにも、どこか釈然としないものを感じてしまった。今後、プレデターを主役にした新シリーズを展開していく上では、ある程度の「キャラ変」は仕方ないのかもしれないが、悪役が正義の味方に転身したことで魅力を失ってしまった「ターミネーター」のような前例もあるだけに、そうならないことを祈るばかりである。
シンギュラリティ
プレデター(シリーズ)
1987年に初作公開のSFアクション
ゲリラに捕獲された政府要人を救出する
任務で集められた屈強な兵士たちが
見えない相手に次々と殺されていき
とうとう1人になったシェファーが奮闘
やっと倒した相手は謎の生物だった
超技術を持った未知の敵を前にした
シェファーの
"If it bleeds, we can kill it."
(血が出るなら殺せるはずだ)
は名台詞
2では近未来のロサンゼルスで
黒人警官のハリガンが主人公
今作ではプレデター達の
・仲間意識は薄い
・強い奴は正義
・女子供は襲わない
・人間でも頑張れば勝てる
・仲間倒したら記念品贈呈
といった奥深さが描写された
その後のシリーズはすっかりSFに
なってしまいちょっと1,2の
スペクタクルが失われたのも
あってかあんまり評価は薄い
ウェイランド・ユタニ社
の存在など
「エイリアン」シリーズと
世界観を共有している点も
特徴である
というプレデターの最新作
どうだったか
全シリーズ観てるわけではないが
最近はプレデター視点からの
作品が主流になりつつあるようだが
面白かった
プレデター一族「ヤウージャ」
としてはちょっと弱く
お前いらんと父に殺されようと
していたデクは兄クウェイに
鍛えられ名誉挽回にクソヤバ惑星
「ゲンナ」の住人「カリスク」
を狩るというベリーハードモード
を選択
殺せゆうたやろと現れた父から
クウェイに庇われデクはゲンナへ
凶悪な惑星の環境気に適応するうち
カリスク捕獲のため
ウェイランド・ユタニ社から
派遣されていた
下半身を失ったアンドロイドの
ティアや
たまたま助けたけど実は
家が太かったバドと巡り合い
助けられながら既存のプレデター
とは違った成長を見せていく物語
1人で狩るというプレデターの
掟を破り仲間と戦うデク
放逐されたんだから好きにやるさ
というところだが本流の父を
やっつけてしまうあたりが
家族の関係も壊し
生きよう成長しよう
とするものも縛る
仕来りなんぞクソ喰らえという
この作品の強調点なのだろう
プレデターと言えば
前述の戦士の矜持という
作品の軸を壊しにいった点は
それでいいのかという気も
するけどもう1,2みたいに
人間と戦う作品は作れないし
なんかラストはまさかの
カーチャン来たけど
まだ続けそうですね
なんか最初はデクのデザインが
とか色々言われてたけど
全然問題なかった
初見の人はやっぱり嫌悪感
あるんだろうねぇ
前評判気にしないで行って
観てください
人が死なないプレデター
人間型は全てアンドロイドなため、人は死なない。
よく考えたなぁ。
DV親父から逃れ復讐を誓うプレデターが凶悪な星に飛ばされそこで知り合ったアンドロイドと子連れ狼。
実際ウルフを名乗る。
スカッと爽快。
僕みたいな長年のエイリアン、プレデター好きにはご褒美とも言えるユタニ社の満漢全席。
クイーンパワーローダーとラスボスの一騎打ちも熱い演出だし、主人公デクの存在が大きくなるラストも良い。
今までの既視感ばかりの続編から新しい視点でこうも良い作品になるのかと驚くばかりです。
p.s. 夏に知り合った彼女とつい先日別れたので僕の心がバッドランド。
Wエル・ファニング❤️
エル・ファニングが2役を演じているとは!※いきなりネタバレです
ティアとテッサ。
ティアはプレデターのデクとコンビになって、デクとの絆が生まれていく。
テッサはもともとティアと一緒にバッドランドに来たアンドロイド。
ともに同じ使命を背負ってたはずだが、
感度のあるティアはデクとともに生きることを選ぶ、、、的な感じなのだ。
この設定と物語については、
🈶パンフレットでは一切触れていない(流し読みなのでおそらく、、、だが)のが
実に不満!もっと理解を深めたい&余韻に浸りたかったのに!!
テッサの写真もないほどの徹底ぶり。いやぁ実に残念。
テッサのエル・ファニングも見たかったのに、ティアのみなのだ。悲しすぎる。
正直、ストーリーは多様な生き物withアンドロイドとの群れ(家族)のあり方を描いていて
まあ、どうってことはない。
ただ、映像と音響は劇場で観る価値のある迫力で堪能&満足できた。
でも、この作品はエル・ファニングが2役演じているのが最も見どころだと思う。
ティアは明るく奔放、テッサはクール。ふたりの表情が全く違うのだ。
この演じ分けが素晴らしく、これはエル・ファニングを愛で見る作品だと確信した。
エル・ファニングが主演でよかった。それだけで楽しめた。
つづく・・・的な終わり方は、、、
一作目だけが滅茶苦茶好き!って人には合わないかも
映画としてはまずまずの面白さだった。ヒロインは滅茶苦茶可愛かったし、特に終盤のデクが自前のマスクを着用して基地に乗り込むシーンは、これぞプレデターという感じで、熱くなったし、肩についてる虫を往年のプラズマキャノンみたいに使ってたのも良かった。最初は他人なんか気にしなかったデクが時が経つにつれて、不器用な優しさをみせるのも良かった。要所要所に挟まれるギャグシーンも面白く、特にデクがお肉を渡したらツバを吐くシーンは笑った。伏線回収もとても上手く面白かった。が、やっぱりプレデターというキャラクターは冷徹に相手を狩る!というイメージが一作目大好きな私には植え付けられているので、あんまりこの映画は私には合わなかった。
だけどこれはあくまで一作目大好きな懐古厨の意見なので、あんまり当てにならないと思う。兎にも角にもプレデター入門としては百点満点の作品だと思うし、映画としても面白いので、ぜひ多くの人に見てほしい映画だった。
【”感受性豊かな、血縁無き家族の誕生。”今作は弱く若きプレデターが、危険な惑星でアンドロイドのティア、幼きクリーチャーのカリウクと出会い逞しく成長する様を描いたアクションSF映画である。】
■プレデター・デクは兄と共にプレデターのリーダーの父を待っている。だが惑星に降り立った父は、小さく弱きデクを殺そうとするも兄に阻まれ、逆に兄が命を落とす。
デクは惑星を脱出し、危険なクリーチャーが多数生息する惑星ゲンナに不時着する。そこで、下半身をクリーチャーのカリウクに引きちぎられたウェイランド・ユタニ社製アンドロイドのティアと出会い、共に旅をする中でカリウクの子供でティアがバトと名付けたおチビと共に旅を続けるのであった。デクは、自分を見放し兄を殺した父を見返すために・・。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作のプレデターは、只の破壊者ではない。感受性豊かな喜怒哀楽を持つ生物として描かれているのである。そこがとても良いと思うのである。
・デクは最初は父に見放され兄を亡くし傷心の体で、惑星ゲンナに不時着する。そこで、ウェイランド・ユタニ社製アンドロイドのティア(エル・ファニング)と出会い、彼女を”道具”と呼びながらも彼女を背負い、旅を続けるのである。ティアは惑星の動植物の知識があり、ピンチを度々救うのである。
・ティアは姉妹のアンドロイド、テッサ(エル・ファニング:二役)と共に、部下を連れてカリウクを捕獲しに来たのだが、逆にヤラレテしまっているのである。ティアは下半身を失って。
■今作が面白いのは、出自も全く違うデクとティアとバトが出会い、旅を続けるロードムービー要素と激しいアクションの塩梅が良く、且つその過程でデクが逞しく成長する様や、夫々の兄弟、姉妹、親子関係を絡ませて描いている点が、従来のシリーズとは異なり、良いのであるなあ。
・テッサは任務を遂行するために、カリウクを漸く捕獲するが喰われてしまう。デクはカリウクの額に自分の額を合わせ、心を通じさせる。だが、テッサはカリウクの体内を凍結させ破壊して脱出し、”裏切ったわね!”と言いながら冷酷な眼でティアの額にビームの焦点を合わせるのである。だが、その瞬間背後からデクが彼女を斃すのである。
・そして、兄無き惑星に戻ったデクとティア。デクはやって来た父に褒められるかと思いきや、再び父の剣激を浴びる。だが、デクは且つてのデクではなく父に刃を突き立て、透明になるガジェット、”クローク”を手に入れるのである。父が倒れながら”お前が、後継ぎだったか・・。”と呟く中。その父を成長したバトが背後から、バクバク―と喰うのである。
<今作は弱く若きプレデターが危険な惑星でアンドロイドのティア、クリーチャーのカリウクと出会い、逞しく成長する様を描いたアクションSF映画なのである。>
全く新しい別作品『ヤウージャ』
今までのプレデターとは別物として捉えて観ることをお勧めします!!より強い獲物を狩る孤高のハンターはおりません!思わず頑張れ!って応援したくなるヤウージャの若者デクの成長物語ですね!賛否が分かれるであろうバケモンvsバケモンvsアンドロイドの異色すぎるストーリー。ユタニさんちのアンドロイド出したからには。。。vsエイリアンとか。。。??モチロン2も製作しますよね。。。?新しい家族の絆を知ったデクのこれからに期待大です!剣を使うのかーって観てたらリストブレードとプラズマキャノン出てきたじゃないですか。しかも、あの、伸びたりする槍ね!堪らん演出。そして三点マークね、あれ死を意味しますから。皆さん気をつけましょう。
最強のアンドロイド少女ティア
プレデター バッドランド
兄は父の命令でヤウージャ族から排除出来ず、出来損ないの軟弱な弟デクを鍛えるが、
軟弱なデクの棒を庇い過ぎて親父から兄がデクの前で排他されてしまう!
弟のデクの棒は、兄の復讐を誓いバッドランドと言われる最強の環境の星へ向かい、最強の証であるカイヌアも持ち帰り勇者であることを示すため旅に脱出する。
まあ、この辺りから冷徹なプレデターではなく、人間的兄弟愛が見受けられる。
さらに、本題に入ると、
この映画には、プレデター、アンドロイド、奇怪生物しか出演しないのに人間的なファミリーアクション映画と変わって行くのだ。
その原因は、アンドロイドの半身のティアの存在だ。
カイヌアの子とデクの義兄弟であることを契らせ、デクを本当の勇者で、最強の狼のリーダーについて諭し、ティアは姉妹の姉に勝利しWeyland-Yutani社と決別し3人のファミリーを結成する。
この強かな策略は、
アンドロイド少女ティアが最強の証でしかない。
第二部では、
デクの棒ではなくティアが想像絶する活動が構想されているのに違いない…
レビュー48
ティアに関してとっても気になり、深掘調査してネタバレをほんの少し掲載して見ました。
本作の参考になるかなぁ
(^O^)
プレデター バッドランド
Predator: Badlands
1987年の第1作以降、人類と宇宙最強の狩人プレデターの死闘を描いてきた「プレデター」シリーズ。
その歴史の中で初めて、プレデター自身を主人公に据えて描いたSFアクション。
掟を破った若きプレデターのデクは、生存不可能とされる最悪の地「バッドランド」に追放される。
さらなる強敵を求めて戦い続けるデクは、その旅路の中で、思いがけない協力者となる謎のアンドロイドの少女と出会う。
自分たち以外は敵だらけという世界で、デクと少女は生き残りをかけた過酷なサバイバルを繰り広げることになる。
これまで“狩る側”として描かれてきたプレデターが、本作では“狩られる側”となる新たな視点で物語が展開。
下半身を失いながらも神秘的な存在感を放つアンドロイドの少女を、「マレフィセント」「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」のエル・ファニングが演じる。
監督はシリーズ前作「プレデター ザ・プレイ」で高い評価を獲得したダン・トラクテンバーグ。
プレデター バッドランド
Predator: Badlands
2025/アメリカ
ネタバレ🙀
『プレデター:バッドランド』は、
**エイリアンシリーズとの公式なクロスオーバー作品**として、シリーズ史上最も深く「エイリアン宇宙」とつながっています!
以下に、映画内で明示・暗示されている全つながりを時系列順+証拠付きで整理しました(すべて本編+エンドクレジット後のシーンから確認済み)。
1. 企業レベルでの完全統合
- **Weyland-Yutani社**が明確に登場(ティアの目のホログラムに社名ロゴ+「Building Better Worlds」スローガン)。
- ティア&テッサは**デビッド8型(プロメテウス/エイリアン:コヴェナント)の直系後継モデル**。
- 外見・声・演技がエル・ファニングで同一だが、ティアは「改良型・感情モジュール搭載」。
- テッサはデビッド8と同じ「冷酷で完璧主義」な人格。
2. 時系列位置(公式)
- **2603年**(映画冒頭の年号表示)
- エイリアン1(2122年)から **481年後**
- プレデター2(1997年)から **606年後**
- エイリアン:コヴェナント(2104年)から **499年後**
→ つまり**エイリアン/プレデター全作品の“最未来”**に位置する正史!
3. 具体的なエイリアン要素一覧(登場順)
以下、省略…
新プレデターは激ヤバに面白かった。
予告編だけでは内容が掴めないまま当日鑑賞でしたが、
この「プレデターバッドランド」は予想を覆す秀作。
とても面白かったです。
シュワちゃんの「プレデター」を昨晩に再見してみました。
今作の大きな違いは、プレデターのデクが高知能である証拠に心の内を
言語として話すのです。
アンドロイドのティア(エル・ファニング)は翻訳機能を使ってデクの言葉を
瞬時に読み解きます。
ここが1987年の第一作と大きく違うところです。
でも《光学迷彩》
《リストブレイド」》
などにさらなる進化した高性能を備えたプレデターのデクです。
顔はちょっと、みにくーいかも(笑)
大きく言って《前半と後半》の2つに分かれています。
前半は父親王により追放された故郷の惑星から、
遥か彼方のゲンナ星に追放されたヤウージャ族のデク。
父王はゲンナ星・最強の捕食者カリスクの首を
持って帰るまで帰ってくるな‼️
というのです。
バッドランド(ゲンナ星)にはトゲから毒を放つ植物や
首を絞める蔓やら多数で本当にヤバい。
ゲンナ星での戦いが第一ステージかな。
そしてそこには下半身のないアンドロイドのティアがいるわけです。
お喋りで明るいティアは、「私は役に立つから、連れてって」と、言う。
デクは背中にティアを背負って「バッドランド」を行くわけです。
この辺り異色のバディ・コメディ的なのです。
後半はその「バッドランド」の《カリスク》を捉えて地球に戻り、
研究材料にしようと目論む、
【ウェイランド・ユタニ社】のアンドロイドたちとの死闘になる訳です。
「ウェイランド・ユタニ社」が出て来たら、エイリアンシリーズですよね!!
でも今回はエイリアンとのクロスオーバーは敢えて出しません。
(これはきっと先の先の楽しみなのでしょうね)
そしてもう一つ、
エル・ファニングちゃんは一人二役です。
そっくりの顔のテッサとティアの二役。
顔はそっくりでも、心は真逆。
ティアは優しく気立が良い。
テッサは酷薄でヤバい奴です。
子憎たらしい自分達は利口だと信じてる人間そっくりのアンドロイドたち。
デクは父親王にお前は弱い、弱いから追放されるのですが、
所がどっこい賢く強く気は優しい。
この映画、シェイクスピア悲劇みたいなんですよ。
血の繋がりの汚さ、父親の酷さ。
対して、お互いを思いやる仲間の友情が芽生えるあたりが、
胸熱なんです。
カリスクの赤ちゃんもまたまた可愛い(すぐ育っちゃうけど笑)
ラストは気持ち良くハッピーエンド。
まあなんといっても紅一点のエルちゃんの可愛さと愛らしさ、
それに尽きる一本ですね。
(続編もありそうですね)
新たなプレデターの世界で、ほんのり温かく切ない
今までのプレデターシリーズとは別物の雰囲気ですが、迫力のあるアクションで、分かりやすく面白かったです。
主人公のデクは、ゲンナ星で強敵カリスクの狩りをする話ですが、そこで出会うアンドロイドのティアとカリスクの子と仲間になり、人間で言うところの「本当の家族」を知り、形成していくところに温かさを感じます。母親のカリスクがあんな形で死亡するのは、化け物とはいえ、ちょっと切なさを感じます。
ラストで、デクが宇宙船を「我が母上だ」を言いましたが、もしかしたら「エイリアン」のクイーンエイリアンと同じように一妻多夫制なのかなと思いました。
旅の過程で形成される異色のチームに魅了された
プレデターは全作観てます。
しかし、本作の主役となるプレデターは、ドレッドが足りないあのデザインがどうにも好きになれず、それほど観たいとは思えない作品でした。
どうしようかな?観ようかな?ネットで配信されるまで待とうかな?といろいろな思いが交錯しましたが、今日は休みだし、映画でも観に行かないと1日中家でゴロゴロして終わっちゃいそうだったので前日の晩に急遽チケットを取りました。
一番好きな席が空いていた事も後押しになりました。
このようにあまり盛り上がっていないテンションで、大きな期待もせずに観に行ったのが結果的には良かったのかもしれません。
結果、大当たりでした。
最初から最後まで中弛み無しでで、最後までずっと楽しめました。
現代から見て、昔の時代設定なのかと思ったら、未来の話でした。
作品の舞台となるのはプレデターの母星と、プレデターすら恐れるという怪物が生息する星だけで、地球も地球人も一切出て来ません。
だから西暦が表示される事もありません。なのに何で未来の話である事が分かったのかというと、今回バディを組む事となったアンドロイドの出自がそれを語っていました。‘あの作品’と世界観を共にしている事もワクワク感をさらに上昇させてくれました。
力量不足故に戦士と認められなかった若いプレデターと、下半身が無いアンドロイドは旅の過程でやがて仲間を増やし、四者が一組になって非常に良いチームを形成し敵に立ち向かいます。
最終的に一者減ってしまいますが、このチームに魅了されるファンも少なく無い事でしょう。
幸いにして、続編の制作も可能な終わり方になっていたので、ここは是非、日本でもこの作品を大きくヒットさせて、是非ともチームが再び活躍する続編に繋げようではありませんか。
プレデターに冷徹で獰猛で残虐な存在感を求める向きには、本作で主役を務める若いプレデターに足らないものを感じるかもしれませんが、冷徹で獰猛で残虐なプレデターはパパが一人で背負ってくれています。
最弱戦士の成長譚
一族最弱の孤独の戦士が狼の群れのリーダー「アルファ」を目指すという設定、惑星のぶっ飛んだ生物や植物、上半身と下半身タッグでの格闘など製作陣やクリエーターたちの創作力には心底感心させられた。
無慈悲な捕食者で強い戦士としてのプライドのみを重んじる戦闘部族が仲間を意識することには少なからず抵抗があったが、「周囲によって変われる」という彼らにとってはあり得ない極めて異端で人間味の溢れるきっかけでもなければ、最弱が最強に変わらないのかもしれない、なんて勝手に思い受け入れることにした。
そういった意味でもデクが上半身のみのティアを背負っているショットはこの映画のテーマを象徴するアイコンであり、視覚的なインパクトも絶大だった。
背負うためのロープや武器を森の中で調達する発想力などもデクが成長していく過程で重要な場面だったと思う。
アンドロイド2役を演じたエル・ファニングだが、人工的な造形とは程遠い骨太でずんぐりとした体形でイメージとは真逆だが、ティアは感情を得たていることもあり、時折見せる笑顔も超絶キュートで血の通った仲間として素敵に演じていたと思う。
エイリアンのウェイランド・ユタニ社や巨大なパワーローダー?などファンの心をくすぐる小細工感も嫌いではないw
思い出せば人間が一人も出てこなかったような・・・w
あいつ将来あんなふうになんのw
個人的には観てよかったと思う一作です。
プレデターをどう観てたかで評価が変わる!
字幕版を鑑賞!
プレデター映画で初めて、プレデターが主役の映画という事で期待を込めて観に行ったら、良い意味で予想を裏切られる展開多めでした。
序盤の主人公デクと兄貴のクウェイとの訓練から始まり、クウェイの死、そして不死身の生物カリスクを狩るために惑星ゲンナに落ちてきたデクに襲いかかる危険生物達とまぁ、見事になんというかゲンナに落ちてから少しはパニック物の王道みたいな展開なんだけど、ここで面白いのがプレデターであるデク本人が強すぎて変にビビってないのが良い!!もうさ、なんか危険生物がいてワーワー言ってるパニック物に飽き飽きしてた自分からすると超新鮮!!
爆弾イモムシの爆発してるのを見て、「あー、そんな感じか」みたいにアッサリしてるリアクションなのが凄く良い!!
デクがプレデターでだいぶ強いから、パニック物じゃなくて冒険物になってるんですよ。インディ・ジョーンズとかのノリに近いんです。
これは新鮮だった。
そして、アンドロイドのティアと後々に分かるがカリスクの子供であるバグと出会ってさらに旅する3組。
後々の展開まで細かく書くと恐ろしいくらい長くなるのでとにかく一番嬉しかった所はラストバトルのデクVS父親のニョールとの戦いでプレデターVSプレデターなんだけど、ここで何が嬉しかったって、デクがリストブレイドと槍を使った所!!
今作のデクって剣をメインにするためなのかもう初っ端にリストブレイドは折れるは武器は取られたり壊れたりするわで、プレデターの面白さって野蛮な宇宙人がガジェットを駆使して戦うのが面白さじゃないですか?いや、剣は好きになったし、その前のウェイランドユタニの基地でのあの野生丸出しアクションも好きだったけど、やっぱりプレデターならガジェットがみたいわけですよ、こっちは!そんな中でこのラストバトル!!
もう、このラストバトルは「お待たせしました!!これでどうだ!?」と言わんばかりにガジェット盛りだくさんのバトル、そしてニョールはプレデターの代名詞の透明化をするけど、デクは冷静に宇宙船のブースターを使って砂を巻き上げてと……そうだよな!?同じ一族なら対処法知ってるよな!?とあのいつも鬱陶しいレベルの透明化が殆ど効果を成してないのに対するこのカタルシスはシリーズを全て見てきたファンならではの快感ですよ。
全編、非常に痒い所まで手が届いて今年一番の面白いSFバトル映画でした。
ただ、この映画、プレデターシリーズをSFホラーとして観てる人らは苦手そうだな。私みたいにプレデターシリーズを宇宙人と人間が戦うSFバトル物として観てきた人は楽しめそうだけど、1作目のようなSFホラーを期待してる人はちょっと合わないかもとだけ言っておきます。
The hunter and the hunted.
父上も恐れる死の星・ゲンナ星の最強モンスター・カリスクの首を戦利品(トロフィー)にし汚名返上と兄の敵を取ろうとする若きプレデターことヤウージャ族・デクの話。
ヤウージャ族の弱者は排除=死、弱者扱いされてたデクも排除対象だったところを兄に助けられ…宇宙船にてゲンナ星へと向かい辿り着くが…。
AVP2作とDisney+2作品を合わせると今作9作目、とりあえず先にクソ面白かった!!今までの作品は人間vsプレデターで、圧倒的に強いプレデターに知恵を絞ってどう勝つ?みたいな流れが多かったけれど、今作はプレデターvs最強モンスター、何が嬉しいって初のプレデターことヤウージャ族のデクが主人公、もうこの時点で熱い!
プレデターが好きで追ってる人は気になってる“プレデター2のラスト”で一族の長エルダーからハリガン刑事へ投げ渡された「ラファエル・アドリーニの名が刻まれる1715年製」の銃の伏線、Disney+で配信されてるプレデター・ザプレイ(300年前のアメリカ設定)で、この1715年製の銃が出てくるんですよね。
ザプレイのレビューにも書いたんですがその『銃の持ち主』の辻褄が合ってない、その辻褄合わせの話も作れるし、その銃の伏線は今作で!?何て期待してたんだけれど…。
家族より家族となったティアとバドを絡めた続編に超期待!ザプレイと今作の同監督&同脚本家に託したいです!ザ・プレデターのラストはとんでもない方向へ行っちゃったから(笑)
あとゲンナ星に着いてのバトル中ずっと頭にあったのは光学迷彩で姿隠せるだろ!と脳内ツッコミあったものの…カモフラするためのクローク(光学迷彩)は装備されてなかったのね!
プレデターの新たな一面デクを主にし見せ、ヤウージャという一族、言語と新たな扉を開けてくれた今作面白すぎた!今日はIMAX字幕鑑賞、明日か明後日は4DX3D鑑賞します!(笑)
11/8
4DX3D吹替にて鑑賞、久々の4DXでさらに3D中々激しくて血飛沫のたび濡れたし出てくるキャラも立体的で楽しめた!どの作品でも言えるけれど1度目より2度目の方が色々と気づける!
追記
・“最凶頂上決戦”を観直したんだけど1715年製の銃の伏線ってラストで回収されてる!?
・今作でデクが言ってた「オオカミのリーダー」になる…AVP2のプレデリアンと対峙したプレデターがウルフプレデターと呼ばれてる、もしかしたらデクはウルフプレデター説。
Disney+で全作観れるんで興味ある方は観ましょう!(笑)
ヤングプレデターの成長物語
シュワちゃんが戦ったプレデターとは違う、プレデターのヤウージャ族の若者の成長物語のよう。始まってすぐにプレデター兄弟の戦い(命懸けの訓練)が始まったかと思ったら、強大な父親の登場で、弟のデクはバッドランドに放り込まれる。そこで伝説のモンスターを狩り、父親に強さを示すつもりが、そこはプレデターであっても油断をしたら狩られてしまう最悪の星だった。予告で見た通り、アンドロイドのティアと出会い、バディを組むことになるが、ティアには隠していた目的がある。ティアはエイリアンに出てくるユタニ社のアンドロイドだったことで想像がつくと思う。しかも、ティアにもアンドロイドの姉がいる。二人?の旅にサルのようなキャラクターが加わるが、このキャラクターは後半に関わってくるのでこれ以上は言えない。デクの旅の終わりは想像通りだが、次回作に続くであろうラスボスの登場。(姿は見えないが)何が出るかは、エイリアンやユタニ社との共通性がヒントになる。
新たなプレデター像に好みは分かれるだろうが、私はとても面白いと思った。醜いプレデターが、勇敢な戦士に見えて、応援したくなるから不思議である。ぜひIMAXで見てもらいたい作品である。
狩られるプレデター
プレデターシリーズの最新作、「プレデター バッドランド」を見てきたのでさっそくレビュー。
プレデターの第1作は87年に公開されていて、それから38年経って新作が公開されているなんて、予想もつかなかった。
第1作で、シュワルツェネッガーの相手は人間じゃ不足で、プレデターというキャラクターが作られたのだと思っていたのだが、プレデターだけでシリーズ化されるという。
挙げ句の果てに、なぜかエイリアンとも格闘するハメに。本当になぜ?
私もシリーズ全部見ている訳でもないので、よくわからない。
今作は、これまでのプレデターシリーズを見ていなくてもOKな親切設計。
プレデターは勇敢さを尊ぶ種族ということを知っていれば大丈夫。
しかも、上映時間107分という。これだけで星3つは確定。
今作は、初めて、プレデターが狩られる側になるという。
しかも、主役のプレデターが仲間を得て、だんだん強くなっていくという少年ジャンプ仕様。
悪役に、あの企業が出てきて、ニヤリとさせる。
最後の格闘のパワーローダー?は某エイリアン2のオマージュ?
最後の最後で、次回へ続く的な終わり方をしてたけど、そのまんまで続編作るかな?
プレデターにも色々あるんだな、と知った今作でした。
結構、満足しました。
あんなに恐怖したプレデターはどこ?!
作品としては悪くはなかったです。
アクションも様々な生命体も
見応えあったと思うし
エル・ファニングと可愛さと
無機質さがとても良かったし。
たーだー。
プレデターが見たかったんです。
とっても楽しみにしていたし
期待もしていました。
だけど
これは見た目がプレデターなだけで
落ちこぼれの弟が成長して行き、
守るべきもの、真の強さとは?!と
仲間を作ることで気づき
新たな壁に仲間と共に立ち向かう
ヒューマンドラマにしか見えませんでした。
いや、それを意図しているならば成功です👏
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