プレデター バッドランドのレビュー・感想・評価
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Wエル・ファニング❤️
エル・ファニングが2役を演じているとは!※いきなりネタバレです
ティアとテッサ。
ティアはプレデターのデクとコンビになって、デクとの絆が生まれていく。
テッサはもともとティアと一緒にバッドランドに来たアンドロイド。
ともに同じ使命を背負ってたはずだが、
感度のあるティアはデクとともに生きることを選ぶ、、、的な感じなのだ。
この設定と物語については、
🈶パンフレットでは一切触れていない(流し読みなのでおそらく、、、だが)のが
実に不満!もっと理解を深めたい&余韻に浸りたかったのに!!
テッサの写真もないほどの徹底ぶり。いやぁ実に残念。
テッサのエル・ファニングも見たかったのに、ティアのみなのだ。悲しすぎる。
正直、ストーリーは多様な生き物withアンドロイドとの群れ(家族)のあり方を描いていて
まあ、どうってことはない。
ただ、映像と音響は劇場で観る価値のある迫力で堪能&満足できた。
でも、この作品はエル・ファニングが2役演じているのが最も見どころだと思う。
ティアは明るく奔放、テッサはクール。ふたりの表情が全く違うのだ。
この演じ分けが素晴らしく、これはエル・ファニングを愛で見る作品だと確信した。
エル・ファニングが主演でよかった。それだけで楽しめた。
つづく・・・的な終わり方は、、、
一作目だけが滅茶苦茶好き!って人には合わないかも
映画としてはまずまずの面白さだった。ヒロインは滅茶苦茶可愛かったし、特に終盤のデクが自前のマスクを着用して基地に乗り込むシーンは、これぞプレデターという感じで、熱くなったし、肩についてる虫を往年のプラズマキャノンみたいに使ってたのも良かった。最初は他人なんか気にしなかったデクが時が経つにつれて、不器用な優しさをみせるのも良かった。要所要所に挟まれるギャグシーンも面白く、特にデクがお肉を渡したらツバを吐くシーンは笑った。伏線回収もとても上手く面白かった。が、やっぱりプレデターというキャラクターは冷徹に相手を狩る!というイメージが一作目大好きな私には植え付けられているので、あんまりこの映画は私には合わなかった。
だけどこれはあくまで一作目大好きな懐古厨の意見なので、あんまり当てにならないと思う。兎にも角にもプレデター入門としては百点満点の作品だと思うし、映画としても面白いので、ぜひ多くの人に見てほしい映画だった。
【”感受性豊かな、血縁無き家族の誕生。”今作は弱く若きプレデターが、危険な惑星でアンドロイドのティア、幼きクリーチャーのカリウクと出会い逞しく成長する様を描いたアクションSF映画である。】
■プレデター・デクは兄と共にプレデターのリーダーの父を待っている。だが惑星に降り立った父は、小さく弱きデクを殺そうとするも兄に阻まれ、逆に兄が命を落とす。
デクは惑星を脱出し、危険なクリーチャーが多数生息する惑星ゲンナに不時着する。そこで、下半身をクリーチャーのカリウクに引きちぎられたウェイランド・ユタニ社製アンドロイドのティアと出会い、共に旅をする中でカリウクの子供でティアがバトと名付けたおチビと共に旅を続けるのであった。デクは、自分を見放し兄を殺した父を見返すために・・。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作のプレデターは、只の破壊者ではない。感受性豊かな喜怒哀楽を持つ生物として描かれているのである。そこがとても良いと思うのである。
・デクは最初は父に見放され兄を亡くし傷心の体で、惑星ゲンナに不時着する。そこで、ウェイランド・ユタニ社製アンドロイドのティア(エル・ファニング)と出会い、彼女を”道具”と呼びながらも彼女を背負い、旅を続けるのである。ティアは惑星の動植物の知識があり、ピンチを度々救うのである。
・ティアは姉妹のアンドロイド、テッサ(エル・ファニング:二役)と共に、部下を連れてカリウクを捕獲しに来たのだが、逆にヤラレテしまっているのである。ティアは下半身を失って。
■今作が面白いのは、出自も全く違うデクとティアとバトが出会い、旅を続けるロードムービー要素と激しいアクションの塩梅が良く、且つその過程でデクが逞しく成長する様や、夫々の兄弟、姉妹、親子関係を絡ませて描いている点が、従来のシリーズとは異なり、良いのであるなあ。
・テッサは任務を遂行するために、カリウクを漸く捕獲するが喰われてしまう。デクはカリウクの額に自分の額を合わせ、心を通じさせる。だが、テッサはカリウクの体内を凍結させ破壊して脱出し、”裏切ったわね!”と言いながら冷酷な眼でティアの額にビームの焦点を合わせるのである。だが、その瞬間背後からデクが彼女を斃すのである。
・そして、兄無き惑星に戻ったデクとティア。デクはやって来た父に褒められるかと思いきや、再び父の剣激を浴びる。だが、デクは且つてのデクではなく父に刃を突き立て、透明になるガジェット、”クローク”を手に入れるのである。父が倒れながら”お前が、後継ぎだったか・・。”と呟く中。その父を成長したバトが背後から、バクバク―と喰うのである。
<今作は弱く若きプレデターが危険な惑星でアンドロイドのティア、クリーチャーのカリウクと出会い、逞しく成長する様を描いたアクションSF映画なのである。>
全く新しい別作品『ヤウージャ』
今までのプレデターとは別物として捉えて観ることをお勧めします!!より強い獲物を狩る孤高のハンターはおりません!思わず頑張れ!って応援したくなるヤウージャの若者デクの成長物語ですね!賛否が分かれるであろうバケモンvsバケモンvsアンドロイドの異色すぎるストーリー。ユタニさんちのアンドロイド出したからには。。。vsエイリアンとか。。。??モチロン2も製作しますよね。。。?新しい家族の絆を知ったデクのこれからに期待大です!剣を使うのかーって観てたらリストブレードとプラズマキャノン出てきたじゃないですか。しかも、あの、伸びたりする槍ね!堪らん演出。そして三点マークね、あれ死を意味しますから。皆さん気をつけましょう。
最強のアンドロイド少女ティア
プレデター バッドランド
兄は父の命令でヤウージャ族から排除出来ず、出来損ないの軟弱な弟デクを鍛えるが、
軟弱なデクの棒を庇い過ぎて親父から兄がデクの前で排他されてしまう!
弟のデクの棒は、兄の復讐を誓いバッドランドと言われる最強の環境の星へ向かい、最強の証であるカイヌアも持ち帰り勇者であることを示すため旅に脱出する。
まあ、この辺りから冷徹なプレデターではなく、人間的兄弟愛が見受けられる。
さらに、本題に入ると、
この映画には、プレデター、アンドロイド、奇怪生物しか出演しないのに人間的なファミリーアクション映画と変わって行くのだ。
その原因は、アンドロイドの半身のティアの存在だ。
カイヌアの子とデクの義兄弟であることを契らせ、デクを本当の勇者で、最強の狼のリーダーについて諭し、ティアは姉妹の姉に勝利しWeyland-Yutani社と決別し3人のファミリーを結成する。
この強かな策略は、
アンドロイド少女ティアが最強の証でしかない。
第二部では、
デクの棒ではなくティアが想像絶する活動が構想されているのに違いない…
レビュー48
ティアに関してとっても気になり、深掘調査してネタバレをほんの少し掲載して見ました。
本作の参考になるかなぁ
(^O^)
プレデター バッドランド
Predator: Badlands
1987年の第1作以降、人類と宇宙最強の狩人プレデターの死闘を描いてきた「プレデター」シリーズ。
その歴史の中で初めて、プレデター自身を主人公に据えて描いたSFアクション。
掟を破った若きプレデターのデクは、生存不可能とされる最悪の地「バッドランド」に追放される。
さらなる強敵を求めて戦い続けるデクは、その旅路の中で、思いがけない協力者となる謎のアンドロイドの少女と出会う。
自分たち以外は敵だらけという世界で、デクと少女は生き残りをかけた過酷なサバイバルを繰り広げることになる。
これまで“狩る側”として描かれてきたプレデターが、本作では“狩られる側”となる新たな視点で物語が展開。
下半身を失いながらも神秘的な存在感を放つアンドロイドの少女を、「マレフィセント」「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」のエル・ファニングが演じる。
監督はシリーズ前作「プレデター ザ・プレイ」で高い評価を獲得したダン・トラクテンバーグ。
プレデター バッドランド
Predator: Badlands
2025/アメリカ
ネタバレ🙀
『プレデター:バッドランド』は、
**エイリアンシリーズとの公式なクロスオーバー作品**として、シリーズ史上最も深く「エイリアン宇宙」とつながっています!
以下に、映画内で明示・暗示されている全つながりを時系列順+証拠付きで整理しました(すべて本編+エンドクレジット後のシーンから確認済み)。
1. 企業レベルでの完全統合
- **Weyland-Yutani社**が明確に登場(ティアの目のホログラムに社名ロゴ+「Building Better Worlds」スローガン)。
- ティア&テッサは**デビッド8型(プロメテウス/エイリアン:コヴェナント)の直系後継モデル**。
- 外見・声・演技がエル・ファニングで同一だが、ティアは「改良型・感情モジュール搭載」。
- テッサはデビッド8と同じ「冷酷で完璧主義」な人格。
2. 時系列位置(公式)
- **2603年**(映画冒頭の年号表示)
- エイリアン1(2122年)から **481年後**
- プレデター2(1997年)から **606年後**
- エイリアン:コヴェナント(2104年)から **499年後**
→ つまり**エイリアン/プレデター全作品の“最未来”**に位置する正史!
3. 具体的なエイリアン要素一覧(登場順)
以下、省略…
新プレデターは激ヤバに面白かった。
予告編だけでは内容が掴めないまま当日鑑賞でしたが、
この「プレデターバッドランド」は予想を覆す秀作。
とても面白かったです。
シュワちゃんの「プレデター」を昨晩に再見してみました。
今作の大きな違いは、プレデターのデクが高知能である証拠に心の内を
言語として話すのです。
アンドロイドのティア(エル・ファニング)は翻訳機能を使ってデクの言葉を
瞬時に読み解きます。
ここが1987年の第一作と大きく違うところです。
でも《光学迷彩》
《リストブレイド」》
などにさらなる進化した高性能を備えたプレデターのデクです。
顔はちょっと、みにくーいかも(笑)
大きく言って《前半と後半》の2つに分かれています。
前半は父親王により追放された故郷の惑星から、
遥か彼方のゲンナ星に追放されたヤウージャ族のデク。
父王はゲンナ星・最強の捕食者カリスクの首を
持って帰るまで帰ってくるな‼️
というのです。
バッドランド(ゲンナ星)にはトゲから毒を放つ植物や
首を絞める蔓やら多数で本当にヤバい。
ゲンナ星での戦いが第一ステージかな。
そしてそこには下半身のないアンドロイドのティアがいるわけです。
お喋りで明るいティアは、「私は役に立つから、連れてって」と、言う。
デクは背中にティアを背負って「バッドランド」を行くわけです。
この辺り異色のバディ・コメディ的なのです。
後半はその「バッドランド」の《カリスク》を捉えて地球に戻り、
研究材料にしようと目論む、
【ウェイランド・ユタニ社】のアンドロイドたちとの死闘になる訳です。
「ウェイランド・ユタニ社」が出て来たら、エイリアンシリーズですよね!!
でも今回はエイリアンとのクロスオーバーは敢えて出しません。
(これはきっと先の先の楽しみなのでしょうね)
そしてもう一つ、
エル・ファニングちゃんは一人二役です。
そっくりの顔のテッサとティアの二役。
顔はそっくりでも、心は真逆。
ティアは優しく気立が良い。
テッサは酷薄でヤバい奴です。
子憎たらしい自分達は利口だと信じてる人間そっくりのアンドロイドたち。
デクは父親王にお前は弱い、弱いから追放されるのですが、
所がどっこい賢く強く気は優しい。
この映画、シェイクスピア悲劇みたいなんですよ。
血の繋がりの汚さ、父親の酷さ。
対して、お互いを思いやる仲間の友情が芽生えるあたりが、
胸熱なんです。
カリスクの赤ちゃんもまたまた可愛い(すぐ育っちゃうけど笑)
ラストは気持ち良くハッピーエンド。
まあなんといっても紅一点のエルちゃんの可愛さと愛らしさ、
それに尽きる一本ですね。
(続編もありそうですね)
新たなプレデターの世界で、ほんのり温かく切ない
今までのプレデターシリーズとは別物の雰囲気ですが、迫力のあるアクションで、分かりやすく面白かったです。
主人公のデクは、ゲンナ星で強敵カリスクの狩りをする話ですが、そこで出会うアンドロイドのティアとカリスクの子と仲間になり、人間で言うところの「本当の家族」を知り、形成していくところに温かさを感じます。母親のカリスクがあんな形で死亡するのは、化け物とはいえ、ちょっと切なさを感じます。
ラストで、デクが宇宙船を「我が母上だ」を言いましたが、もしかしたら「エイリアン」のクイーンエイリアンと同じように一妻多夫制なのかなと思いました。
旅の過程で形成される異色のチームに魅了された
プレデターは全作観てます。
しかし、本作の主役となるプレデターは、ドレッドが足りないあのデザインがどうにも好きになれず、それほど観たいとは思えない作品でした。
どうしようかな?観ようかな?ネットで配信されるまで待とうかな?といろいろな思いが交錯しましたが、今日は休みだし、映画でも観に行かないと1日中家でゴロゴロして終わっちゃいそうだったので前日の晩に急遽チケットを取りました。
一番好きな席が空いていた事も後押しになりました。
このようにあまり盛り上がっていないテンションで、大きな期待もせずに観に行ったのが結果的には良かったのかもしれません。
結果、大当たりでした。
最初から最後まで中弛み無しでで、最後までずっと楽しめました。
現代から見て、昔の時代設定なのかと思ったら、未来の話でした。
作品の舞台となるのはプレデターの母星と、プレデターすら恐れるという怪物が生息する星だけで、地球も地球人も一切出て来ません。
だから西暦が表示される事もありません。なのに何で未来の話である事が分かったのかというと、今回バディを組む事となったアンドロイドの出自がそれを語っていました。‘あの作品’と世界観を共にしている事もワクワク感をさらに上昇させてくれました。
力量不足故に戦士と認められなかった若いプレデターと、下半身が無いアンドロイドは旅の過程でやがて仲間を増やし、四者が一組になって非常に良いチームを形成し敵に立ち向かいます。
最終的に一者減ってしまいますが、このチームに魅了されるファンも少なく無い事でしょう。
幸いにして、続編の制作も可能な終わり方になっていたので、ここは是非、日本でもこの作品を大きくヒットさせて、是非ともチームが再び活躍する続編に繋げようではありませんか。
プレデターに冷徹で獰猛で残虐な存在感を求める向きには、本作で主役を務める若いプレデターに足らないものを感じるかもしれませんが、冷徹で獰猛で残虐なプレデターはパパが一人で背負ってくれています。
最弱戦士の成長譚
一族最弱の孤独の戦士が狼の群れのリーダー「アルファ」を目指すという設定、惑星のぶっ飛んだ生物や植物、上半身と下半身タッグでの格闘など製作陣やクリエーターたちの創作力には心底感心させられた。
無慈悲な捕食者で強い戦士としてのプライドのみを重んじる戦闘部族が仲間を意識することには少なからず抵抗があったが、「周囲によって変われる」という彼らにとってはあり得ない極めて異端で人間味の溢れるきっかけでもなければ、最弱が最強に変わらないのかもしれない、なんて勝手に思い受け入れることにした。
そういった意味でもデクが上半身のみのティアを背負っているショットはこの映画のテーマを象徴するアイコンであり、視覚的なインパクトも絶大だった。
背負うためのロープや武器を森の中で調達する発想力などもデクが成長していく過程で重要な場面だったと思う。
アンドロイド2役を演じたエル・ファニングだが、人工的な造形とは程遠い骨太でずんぐりとした体形でイメージとは真逆だが、ティアは感情を得たていることもあり、時折見せる笑顔も超絶キュートで血の通った仲間として素敵に演じていたと思う。
エイリアンのウェイランド・ユタニ社や巨大なパワーローダー?などファンの心をくすぐる小細工感も嫌いではないw
思い出せば人間が一人も出てこなかったような・・・w
あいつ将来あんなふうになんのw
個人的には観てよかったと思う一作です。
プレデターをどう観てたかで評価が変わる!
字幕版を鑑賞!
プレデター映画で初めて、プレデターが主役の映画という事で期待を込めて観に行ったら、良い意味で予想を裏切られる展開多めでした。
序盤の主人公デクと兄貴のクウェイとの訓練から始まり、クウェイの死、そして不死身の生物カリスクを狩るために惑星ゲンナに落ちてきたデクに襲いかかる危険生物達とまぁ、見事になんというかゲンナに落ちてから少しはパニック物の王道みたいな展開なんだけど、ここで面白いのがプレデターであるデク本人が強すぎて変にビビってないのが良い!!もうさ、なんか危険生物がいてワーワー言ってるパニック物に飽き飽きしてた自分からすると超新鮮!!
爆弾イモムシの爆発してるのを見て、「あー、そんな感じか」みたいにアッサリしてるリアクションなのが凄く良い!!
デクがプレデターでだいぶ強いから、パニック物じゃなくて冒険物になってるんですよ。インディ・ジョーンズとかのノリに近いんです。
これは新鮮だった。
そして、アンドロイドのティアと後々に分かるがカリスクの子供であるバグと出会ってさらに旅する3組。
後々の展開まで細かく書くと恐ろしいくらい長くなるのでとにかく一番嬉しかった所はラストバトルのデクVS父親のニョールとの戦いでプレデターVSプレデターなんだけど、ここで何が嬉しかったって、デクがリストブレイドと槍を使った所!!
今作のデクって剣をメインにするためなのかもう初っ端にリストブレイドは折れるは武器は取られたり壊れたりするわで、プレデターの面白さって野蛮な宇宙人がガジェットを駆使して戦うのが面白さじゃないですか?いや、剣は好きになったし、その前のウェイランドユタニの基地でのあの野生丸出しアクションも好きだったけど、やっぱりプレデターならガジェットがみたいわけですよ、こっちは!そんな中でこのラストバトル!!
もう、このラストバトルは「お待たせしました!!これでどうだ!?」と言わんばかりにガジェット盛りだくさんのバトル、そしてニョールはプレデターの代名詞の透明化をするけど、デクは冷静に宇宙船のブースターを使って砂を巻き上げてと……そうだよな!?同じ一族なら対処法知ってるよな!?とあのいつも鬱陶しいレベルの透明化が殆ど効果を成してないのに対するこのカタルシスはシリーズを全て見てきたファンならではの快感ですよ。
全編、非常に痒い所まで手が届いて今年一番の面白いSFバトル映画でした。
ただ、この映画、プレデターシリーズをSFホラーとして観てる人らは苦手そうだな。私みたいにプレデターシリーズを宇宙人と人間が戦うSFバトル物として観てきた人は楽しめそうだけど、1作目のようなSFホラーを期待してる人はちょっと合わないかもとだけ言っておきます。
The hunter and the hunted.
父上も恐れる死の星・ゲンナ星の最強モンスター・カリスクの首を戦利品(トロフィー)にし汚名返上と兄の敵を取ろうとする若きプレデターことヤウージャ族・デクの話。
ヤウージャ族の弱者は排除=死、弱者扱いされてたデクも排除対象だったところを兄に助けられ…宇宙船にてゲンナ星へと向かい辿り着くが…。
AVP2作とDisney+2作品を合わせると今作9作目、とりあえず先にクソ面白かった!!今までの作品は人間vsプレデターで、圧倒的に強いプレデターに知恵を絞ってどう勝つ?みたいな流れが多かったけれど、今作はプレデターvs最強モンスター、何が嬉しいって初のプレデターことヤウージャ族のデクが主人公、もうこの時点で熱い!
プレデターが好きで追ってる人は気になってる“プレデター2のラスト”で一族の長エルダーからハリガン刑事へ投げ渡された「ラファエル・アドリーニの名が刻まれる1715年製」の銃の伏線、Disney+で配信されてるプレデター・ザプレイ(300年前のアメリカ設定)で、この1715年製の銃が出てくるんですよね。
ザプレイのレビューにも書いたんですがその『銃の持ち主』の辻褄が合ってない、その辻褄合わせの話も作れるし、その銃の伏線は今作で!?何て期待してたんだけれど…。
家族より家族となったティアとバドを絡めた続編に超期待!ザプレイと今作の同監督&同脚本家に託したいです!ザ・プレデターのラストはとんでもない方向へ行っちゃったから(笑)
あとゲンナ星に着いてのバトル中ずっと頭にあったのは光学迷彩で姿隠せるだろ!と脳内ツッコミあったものの…カモフラするためのクローク(光学迷彩)は装備されてなかったのね!
プレデターの新たな一面デクを主にし見せ、ヤウージャという一族、言語と新たな扉を開けてくれた今作面白すぎた!今日はIMAX字幕鑑賞、明日か明後日は4DX3D鑑賞します!(笑)
11/8
4DX3D吹替にて鑑賞、久々の4DXでさらに3D中々激しくて血飛沫のたび濡れたし出てくるキャラも立体的で楽しめた!どの作品でも言えるけれど1度目より2度目の方が色々と気づける!
追記
・“最凶頂上決戦”を観直したんだけど1715年製の銃の伏線ってラストで回収されてる!?
・今作でデクが言ってた「オオカミのリーダー」になる…AVP2のプレデリアンと対峙したプレデターがウルフプレデターと呼ばれてる、もしかしたらデクはウルフプレデター説。
Disney+で全作観れるんで興味ある方は観ましょう!(笑)
ヤングプレデターの成長物語
シュワちゃんが戦ったプレデターとは違う、プレデターのヤウージャ族の若者の成長物語のよう。始まってすぐにプレデター兄弟の戦い(命懸けの訓練)が始まったかと思ったら、強大な父親の登場で、弟のデクはバッドランドに放り込まれる。そこで伝説のモンスターを狩り、父親に強さを示すつもりが、そこはプレデターであっても油断をしたら狩られてしまう最悪の星だった。予告で見た通り、アンドロイドのティアと出会い、バディを組むことになるが、ティアには隠していた目的がある。ティアはエイリアンに出てくるユタニ社のアンドロイドだったことで想像がつくと思う。しかも、ティアにもアンドロイドの姉がいる。二人?の旅にサルのようなキャラクターが加わるが、このキャラクターは後半に関わってくるのでこれ以上は言えない。デクの旅の終わりは想像通りだが、次回作に続くであろうラスボスの登場。(姿は見えないが)何が出るかは、エイリアンやユタニ社との共通性がヒントになる。
新たなプレデター像に好みは分かれるだろうが、私はとても面白いと思った。醜いプレデターが、勇敢な戦士に見えて、応援したくなるから不思議である。ぜひIMAXで見てもらいたい作品である。
狩られるプレデター
プレデターシリーズの最新作、「プレデター バッドランド」を見てきたのでさっそくレビュー。
プレデターの第1作は87年に公開されていて、それから38年経って新作が公開されているなんて、予想もつかなかった。
第1作で、シュワルツェネッガーの相手は人間じゃ不足で、プレデターというキャラクターが作られたのだと思っていたのだが、プレデターだけでシリーズ化されるという。
挙げ句の果てに、なぜかエイリアンとも格闘するハメに。本当になぜ?
私もシリーズ全部見ている訳でもないので、よくわからない。
今作は、これまでのプレデターシリーズを見ていなくてもOKな親切設計。
プレデターは勇敢さを尊ぶ種族ということを知っていれば大丈夫。
しかも、上映時間107分という。これだけで星3つは確定。
今作は、初めて、プレデターが狩られる側になるという。
しかも、主役のプレデターが仲間を得て、だんだん強くなっていくという少年ジャンプ仕様。
悪役に、あの企業が出てきて、ニヤリとさせる。
最後の格闘のパワーローダー?は某エイリアン2のオマージュ?
最後の最後で、次回へ続く的な終わり方をしてたけど、そのまんまで続編作るかな?
プレデターにも色々あるんだな、と知った今作でした。
結構、満足しました。
あんなに恐怖したプレデターはどこ?!
作品としては悪くはなかったです。
アクションも様々な生命体も
見応えあったと思うし
エル・ファニングと可愛さと
無機質さがとても良かったし。
たーだー。
プレデターが見たかったんです。
とっても楽しみにしていたし
期待もしていました。
だけど
これは見た目がプレデターなだけで
落ちこぼれの弟が成長して行き、
守るべきもの、真の強さとは?!と
仲間を作ることで気づき
新たな壁に仲間と共に立ち向かう
ヒューマンドラマにしか見えませんでした。
いや、それを意図しているならば成功です👏
落ちこぼれと猿と訳ありアンドロイドによる新しいチームの誕生譚
2025.11.7 字幕 イオンシネマ京都桂川
2025年のアメリカ映画(107分、PG12)
『プレデター』&『エイリアン』シリーズの新章第一弾
最弱の捕獲者が一族に認められるために奮闘する様子を描いたSFファンタジーアクション
監督はダン・トラクテンバーグ
脚本はパトリック・アリソン&ダン・トラクテンバーグ
物語の舞台は、戦闘民族ヤウージャ族の母星
一族の戦闘員として修行をしている若きデク(ディミトリウス・シュスター=コロアマンタンギ)は、兄クウェイ(マイケル・ホーミック)との戦闘試験を行なっていたが、あえなく敗北してしまう
彼らの父ニョフル(ディミトリウス・シュスター=コロアマンタンギ)は、弱いデクを不要と判断し、クウェイに殺すように命じた
デクは惑星ゲンナにいる一族の宿敵カリスクを捕獲して献上すると懇願するものの、父は聞く耳を持たなかった
殺されそうになるデクだったが、クウェイは父に逆らって彼をゲンナ星に逃し、その裏切り行為によって父に殺されてしまう
失意の中、ゲンナに到着したデクは、大自然の中に生息するカリスクを探す旅を始める
だが、森の中にも草原にも危険な生物はたくさんいて、少し進むだけでも命の危険があった
そんな折、デクを見ていたアンドロイドのティア(エル・ファニング)は、役に立つからと言って、自分をとある場所に連れていくように告げた
ティアはカリスクの襲撃から生き延びたアンドロイドだったが、その際に下半身を失っていた
ベースに戻れば下半身を見つけることができ、普通に動けるようになって、本来の任務を果たすことができる
デクは半ば面倒だと思いながら、ゲンナについて詳しいティアを「道具」として連れていくことになったのである
物語は、これまでのシリーズを踏襲しつつ、それを知らなくても大丈夫なように作られていた
おそらく観てきたと思うが記憶が定かではないというシリーズで、『AVP』も記憶の片隅に残っている感じだった
それでも物語の進行を理解するのに支障はなく、戦闘民族の落ちこぼれが奮起するということさえ理解できればOKだろう
映画では、「マザー(母)に逆らうティナ」「母(カリスク)を失うバド」「母上様に怯えるデク」という感じに結ばれいく
兄を失ったデクと、姉的存在のテッサ(エル・ファニング)と対峙することになるティアが描かれ、擬似的な家族を構成する上では、一族の掟に背かねばならないという命題がある、というように描かれている
とは言え、そこまで深く考える映画でもなく、自分を守った兄を殺した父を倒すという物語となっていて、その資格を得るためにカリスクを倒すというマインドになっていく
そして、同じ目的を持つティアと共闘することになり、真の敵でもあるテッサと対峙するという帰結へと向かうのである
わかりやすいジャンプ的なノリで、様々なアクションが展開されていく作品で、これぐらい捻りのない方が見やすい
昨今では敵にも物語があるという感じに細分化されてしまうのだが、そう言ったことを突き詰めて「正義とは何か」みたいな高尚に見えるテーマを引用するよりはマシのように思える
ティアは感受性を持ち合わせていて、それがアンドロイドとして必要な能力かはわからないが、理解をするためには必要であるという
デクもその感受性にふれる中で惑星を理解し、バドとの絆を深めていくのだが、ある意味、弟ができたという感じなのだろう
ティアはバディというよりは姉的な存在であると思うが、そういった三人が絆を深めて、ラスボスを倒すというのはわかりやすい構造になっていると感じた
いずれにせよ、ほとんど復習の必要ない作品で、戦闘民族の落ちこぼれが奮起するということがわかればOKだろう
冒頭でデクの物語上の状況がサラッと示され、そこからわかりやすく展開していくので、落第者を産まないシナリオとなっていた
過去作を見ていて有利なのは、プレデターが使うガジェットとか武器の効能を事前に知っておけるというくらいで、その知識がなくてもある程度説明されているので問題ないと思う
そう言った意味において、本作は新章の入り口としては合格点だったのではないか、と思った
期待度○鑑賞後の満足度◎ 『ウルトラマン』にレッドキング他怪獣がわんさか出てくる「怪獣無法地帯」というエピソードがあって小一の時にワクワクしながら観たけれども、それと同じくらい楽しかった。
①主人公がプレデターになっただけで、ストーリーは「バディムービー+未熟な主人公の成長の物語」という王道ものだし、特に後半は既視感があるけれども、これだけ楽しませてくれたら御の字でしょう。
②エル・ファニングの1人2役もなかなか宜し。
③思いっきり“続編ありますよ!“だし、ユタニさん絡みでどこかで『エイリアン』とクロスオーバーするんでしょうね。頑張れ、ユタニ!
プレデター(中に人)
先行上映にて鑑賞
自分の中でプレデターは淡々と残虐に殺しまくる(たまに何故か武士道を見せたりする)宇宙人というイメージだったので、今作の主人公の人間ぽさや思春期のような振る舞いが受け入れられなかった。
予告から既に分かってはいたのだが、あまりにもティーンエイジャーだった。
最終的に自分の種族とは決別し、新たな家族とともに戦うという選択をしたのは果たして正解なのか。プレデターの新しい生き方を示せるのか。続編がありそうな終わり方だった。
(余談)
初めましてのアンドロイドが語るオオカミの話にすぐに影響を受けたり、中身は多感な中学生でも入っているのかと思った。
アンドロイドならではの上半身と下半身のタッグでの戦いのシーンはよかった。
群れで狩りをしないを連呼してたことからVSエイリアンやプレデターズはやっぱり正史扱いではないのね…。
果たして続編はできるのか?
プレデターシリーズと言う事で見たわけですが。一応、ユタニ社関連だったのでAVPシリーズなのかなとか思ったりはするものの、その辺はあんまり関係なくと言う感じだった気がします。
話はプレデターを主役に据えたハートウォーミングクリーチャー物と言う感じ。相手がクリーチャーとアンドロイドなので、プレデターの残虐さは鳴りを顰め、家族愛と言うあまり似つかわしくない感じが際立った気がします。
とんでもアクションと、とんでも生態系はとても好きだったので、是非続編を見たいところですが、このパーティで、未知の星探索のアドベンチャーが見たいけど、そうはならないだろうなぁ。
エンタメとしてグッドランドでベストランドまではあと一歩……
上半身と下半身、
攻撃力高い植物動物のDIY武器など
面白くて斬新なアクションシーンが豊富で
ストーリーも予想を裏切る展開の繰り返しで
2時間アッという間でした
唯一欠点というか、設定で気になったのは
巨大モンスターのカリスクが母親で
小猿みたいなのが息子だったと記憶しているのですが
そこは強くて成体の兄貴と弱くて幼体の弟ではダメだったのかなと……
プレデターのデクが最弱の弟で、
デクをかばって父親に殺されたクウェイが兄貴だから
デクはあのとき救えなかった兄貴に心情を重ねて
小猿(弟)のためというよりも
自分(弟)の過去を払拭するためにカリスク(兄貴)を救うぞ!
のほうがシックリ来るというか、カタルシスが高かった気がしました
それでいうと、カリスクは予想外の展開のために殺さなくていいから
兄貴として生存させておいてほしかったなと
それぐらいですね脚本で気になるのは
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