プレデター バッドランドのレビュー・感想・評価
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プレデター グッドガイ!
【所感】
第1作目は、アーノルド・シュワルツェネッガーの主演で期待しましたが、はずれでした。
登場するプレデターは一体だけで、仮面ライダーのショッカーの怪人かと思いました。
プレデターの当初デザインは、今のものと大きく異なり(さらにショッカー怪人のよう。)、
着ぐるみの中には、売れない頃のジャン・クロード・バンダムが入っていました。
ただし、ジャングルでのロケ環境が最悪で、ぶち切れて降板したそうです。
現在のデザインは、東映の戦隊物の悪役のパクリです(制作陣も認めています。)。
第2作目は主人公がダニー・グローバーで、格落ちしたものの、
物語やプレデターが都会で狩りをしまくるのが、なかなか良かったです。
エイリアンと戦うシリーズでは、第1作目は面白かったのですが、第2作目は画面が暗くてよく見えず、プレデターとエイリアンの戦いも、なんだかよくわかりませんでした。
「プレデターズ」は未見、「ザ・プレデター」は第2作目に次ぐ良いでき。「プレデター:ザ・プレイ」も未見というところです。
今作からは、日本の時代劇、たとえば「子連れ狼」や「座頭市」「用心棒」のような匂いが感じられました。第1作目から、プレデターのデザインは、忍者もモチーフにされていますが。また、シュワルツェネッガーの初期作「コマンドー」でのシュワちゃんと、相棒の女性との会話的センスも感じられました。
いろんな異星のモンスターが棲む野生の惑星で、先に到着していたアンドロイドとプレデターがバディとなり、最強のモンスターを探す旅に出ます。途中で遭遇する、さまざまなモンスターとの戦い方が工夫されていて、とても良かったです。
私見ですが、先に観た「トロン:アレス」と同じように、「コマンドー」以外にも、「スター・ウォーズ」の父と子の関係、「『マンダロリアン』のマンダロリアンとヨーダ似の子どもとの関係、「ゴジラ対ビオランテ」「ゴジラ-1.0」「ゴジラ対メカゴジラ」「ランボー/ラストブラッド」「エイリアン2(これは完全に意図的)」など、さまざまな映画の要素がうまく消化され、効果的に使われています。
また、これもあくまで私見ですが、今では上映・放映が難しい「「ミラクル・カンフー阿修羅」での合体拳法や、「スター・ウォーズ/ジェダイの帰還」』でチューバッカがC-3POを背負っている場面も思い出しました。
主人公のバディとなるアンドロイドを、エル・ファニングが演じていますが、見た目も演技もはまり役です。彼女は子役出身で、幼少期はとてもかわいかったのですが、今ではアクションもこなすようになったのかと、感慨深かったです。
バディととも、にモンスターを探すことになる、アイアイのようなモンスターは、おいしいところをさらっています。ある秘密を抱えていますが、それは予測できませんでした。
モンスターの登場数も多く、アクションも迫力があり、107分間、途中でだれることなく最後まで楽しめました。
主人公のプレデターは、まだ若者で、今作は彼の成長物語でもあるのですが、こいつが、なかなかいいやつで、会話のセンスもよく、グッドガイ!好きになります。
なので、続編も必ず観に行くと思います。
一句。「プレデター 意外といいやつ グッドガイ!」
蛇足ですが、今作も過去作のいくつかと同様に、「エイリアン」の世界とクロスオーバーしています。
11/13 酔爺
家族関係あり悩めるプレデタ-ってのがどうもね~
何処に目を向けても 遠い惑星が地球に見えて、
遠目に見えるや ティアとデクは 禰豆子と炭治郎に見えて、
デクの父子関係は ヒックとドラゴンに見えて・・・
初作の シュワちゃんと遣り合ってたプレデタ-の頃が懐かしいわ。
今日は「プレデター:バッドランド」見ましたよ。
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・1987年プレデター
・1990年プレデター2
・2004年エイリアンVS.プレデター
・2007年AVP2 エイリアンズVS.プレデター
・2010年プレデターズ
・2018年ザ・プレデター
・2022年プレデター:ザ・プレイ
・2025年プレデター:最凶頂上決戦(アニメ)
・2025年プレデター:バッドランド
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映画シリ-ズは多い様ですね。
でも初作が一番心に残ってるかな。
”泥がオレを守ってくれる・・・”あの防御 忘れません。
インディアン兵の雄叫び~ なんの効力も無く終わるところとか、
腕切られても撃ち続けるマシンガンとか、
不細工素顔で不適に笑いながら自爆するプレデタ-君。
腕の自爆カウントダウンの数字が読めネェ~ とか在りましたけど。
メッチャ昔は面白かった。
プレデタ-の仲間から、地球人なのに中々やるやないか~って言って
相手を認めつつUFOごと星へ帰って行った 2作目。
ココがあったから プレデタ君は地球人寄りなんだと、勝手に思ってた。
だから エイリアンVS.プレデターでは 人類的には頑張れプレデタ-君と成ったような気がします。
そんな事があった作品も 今作ではペラペラプレデタ-語話してて。
家族も在って、兄もいて。かつ父に殺されて。
この哀しい復讐の思いは、立派な地球人アメリカ家族並な訳で。
今作舞台は何処をど-見ても地球上(笑)
途中助けたチビッコお猿?は なんと探してる最強の捕食者(カリスク)の子供って事らしくて。
もうね 最後のパックリアムアム食べる所は 笑うしか無いかな。
色々とアクション場面は 色々と魅せてくれますけども
まぁまぁ こんな感じでしょうか。可も無く不可も無く。
ティアとテッサの関係性も読めましたよ。
最後の“オレに”家族はいない~” 言葉で コレが家族だ~のグル-プが
次作以降も活躍するキャラですね。きっと。
正直 コレって? 面白いのか? 疑問に少々思う (´д`)
よく喋る、ひ弱なプレデタ-君は見たくは無いかな。
最後はカウントダウンで自爆がヨロシイかと思うね。
何となくエル・ファニングさんの一人相撲に見えました。
興味あるシリ-ズファンの方は
是非 劇場へGO!
視点
正直プレデターは昔の二作しか見たことなかったです。
その程度の知識しか無かったので、見たときびっくりしましたね。
プレデター視点なんですね、今作w
なので印象が変わりましたね。カッコいいキャラで。
人間一切出ないし。
ストーリーは割と王道で、入りやすかった。
アクションも良く見易い。
もっと武器が見たかったけど、まぁ割と満足です。
これじゃない感が
プレデター大好きなので、楽しみに観に行ったけど
これじゃない感が…
私がプレデターシリーズが好きだった理由は
人間から見て、言語が通じず、遥かに高い戦闘力を持ち、異形の姿をしている恐ろしい存在だが、
彼らには、彼らの文化があり、100%意思疎通ができない訳でもない?場合よっては共闘もできなくもない?
そしてずっと見てると愛嬌もあるように見えなくもない?
とゆうような
分かる様で分からない、絶対的な壁の向こう側の存在に対して想像を膨らましたり、
感情の様なものを見出せるのが魅力だったんだなと今作を見て良く分かった。
(エイリアンより圧倒的にプレデターが好きなのは、この文化的な生態をもつ感じが好きポイントだった)
過去のプレデターシリーズはだいたい観てるけど、
ザ・プレイは観れてないのでプレイがどんなプレデターかは分からないが
今作は、プレデター視点になっていることで、
完全に擬人化された存在になってしまったプレデター。
例えば動物が主人公の作品などは、その動物そのものとゆうより人間を投影したようなキャラクター造形になっている感じになってる。
何を言っているか分かる。家族もいる。集落があり、掟がある。
今まで想像してたプレデターの生活誌が丸裸で見れてしまう訳だけど。
けっこう想像通りだし、なんか日本の武士とかの中世ぐらいの戦闘民族っぽい(要はめちゃ人間っぽい感じに見える)
なんだかんだあって主人公プレデター、デクが
トロフィーを求めて辿りついた星はモンハンの様な世界。狙いの獲物もモンハンのモンスターぽい。
そこで出会うおしゃべりアンドロイド。はるか昔にスターウォーズなどが生み出したやたら喋って、やたら人間味のあるアンドロイド。何も新鮮味を感じないあらゆる既視感を感じるキャラクター(エル・ファニングは可愛いし、上半身しかないビジュアルなどもよい)
ちびっこ謎の生命体にも出会いそんなこんなでこの星で出会った仲間たちと新たなファミリーを築いていく。なんかガーディアンズみたいやな。。。。
プレデターってちょっと日本の武士っぽいよねっていう話を聞いたことがあるのも相まって主人公のプレデター、デクの振る舞いは時代劇の人情はあるが不器用な武士の様なので、SF時代劇の様な雰囲気もある。
なんか、全て見たことあるなーーーーって要素が繋ぎ合わされてて、新鮮味のない映画だったなと思う印象になってしまってて残念だった。
そして、色々な要素を入れた結果微妙にまとまりのないツギハギ感があるのも全体的に乗れない気分になってしまう。
ティアの姉妹テッサに対するの絆の気持ちの変化とかちょっと雑だなーとゆう印象。
よかった部分は映像が綺麗なのと、アクションシーンは結構楽しい。まったく人間が出てこないとゆう尖った設定なのは面白いと思った。
ガーディアンズに見えた
シリーズは1・2作目しか見ていないので、ほぼ新作の感じで鑑賞
ご指摘の方も多かったですが、作風はガラリと変わって
少年ジャンプ感満載な雰囲気
第一主人公の名前がデクって・・・まんまヒロアカじゃん
で、この劣等生キャラの成長物語となるのですが
仲間になるのが、口の減らないアンドロイド(エル・ファニングがキュート)と
レジェンダリーゴジラのミニラみたいな奴(どちらもチビノリダーに見えて
仕方がないんですけど)で、ポジション的に
「ガーディアンズオブザギャラクシー」のロケットとグルートに見えました。
おまけに最期の塗装がはがれたテッサは、どう見てもネビュラだし・・・
絶対狙ってると思うんですけど。
まあ 「こんなんプレデターちゃうやん?!」という意見もわかりますが
還暦手前のオッサンとしては
レッドツェッペリンの「Ⅲ」と捉えたら良いのでは、と思います。
バディームービーとしては満足度は高かったので
こだわりがなければ、おすすめですよ。
ランボーになったプレデター
またまたスタローン映画の見過ぎ病が再発しました。
ラストバトルに行く前にその場で調達したものを武器にしたり、トラップを仕掛けて大人数を倒したりを見てランボーを思い起こしてしまいました、
少し強引ですけど、ランボー2のコーさんとランボー3のアフガンの子供と3人で闘ったらこんな感じになるんじゃないかな。
面白かったけどプレデターってこうでしたっけ?
とも思いました。
なんかつまらない
初代プレデターは非情で無敵な感じがあったが、なんか弱々しくなっている。
武器も専ら剣や手裏剣っぽいものだし、ステルスもほほなし。
ターゲットの方がほぼ無敵で、首を切り落としてもすぐに繋がって再生。ただ、凍らせて砕けばすぐに死ぬというあっけない最後。
それも一族で弱くて追放(殺)されるはずが、帰ってきたら、一族最強の父親すら倒すという無理やりなストーリー。
つまらな過ぎる。
最近、2時間の映画がまとまらなすぎて、物足りない。
尻上がりに面白くなる展開
リブートなのか続編なのかわからないけど
初プレデターでした
異形の宇宙人の内輪もめはなんだろうと思いながら見ていましたが
エル・ファニン演じるアンドロイドと出会ってからの展開が面白い
主人公の成長物語でもあるし、ガーディアンズオブギャラクシーのような
仲間との絆みたいなものもしっかり描けている
まさかうなぎみたいな虫さんに・・・泣かされそうになるとは
更には・・・畳みかけるような展開にまた涙がでそうに
人間ひとりも出ていないんですよね
強さとは何かみたいなものもしっかり伝わってきて
SFの枠にとらわれない名作だと思います
狩る側から狩られる側に⁉️
プレデターが喋る?寡黙な宇宙の狩人から一族の半人前、兄貴に叱咤激励され1人前のプレデターになり父親に殺された兄貴の復讐の為、ひと狩りいこうぜ!
これはプレデターなのか?と最初は疑問に思いながら観ているとだんだん狩りの仲間も増え倒すは巨大悪徳企業のウェイランドユタニ!
ってエイリアンとのコラボと言うかエイリアンVSプレデターをやっているから因縁の対決か。
こんなプレデターなら話せばわかる?
殺される?のがアンドロイドなので罪悪感はなくビショップみたいな良いアンドロイドではないのでデクが暴れまくり!
装備なくてもDIY精神で武装する姿がかっこいい!
続編ありまくりと言うかプレデターは母系社会なのか?
家族愛なプレデター!!(笑)
最初、PV観た時プレデターの顔見て「えー!」と思いました。(笑)
感想は、全然良かった!面白かった!(笑)
しかし、制作陣は、思い切りましたね。プレデターが、喋る喋る。父ちゃん、兄ちゃん出てくる。今までのプレデター像を最初から壊してくる。下手したらファンからフルボッコに非難されそうな事上手くまとめたと思います。デクもプレデターらしさと新しさを上手く表現してました。少しでも人間臭い演出入れたらチープになるところをギリギリで抑えて表現してプレデターしてました。
話は、シンプルなのに展開早いし、アクションもいい塩梅で入っているし、ユーモア挟むし、ラストもスッキリ決着。恒例の続編匂わせもバッチリ!(笑)プレデター好きもSFアクション好きも観て損しない映画です。
バドの匂い付けなども上手く伏線として機能してて
、個人的に好きだったのはデクが、ティアに対してバド抱えて「カリスクの子、あれは母親。」と教えるシーンがクスっと(笑)
ティアの下半身アクションも凄く、何でそこまで高性能なの(笑)ってくらい動きます。
個人的に残念なのが、カリスクとバドのデザインが余り好きじゃなかったかな(笑)
些細な疑問で、デクの宇宙船って墜落したのでは?ラスト、普通に乗って自分の星に帰還しましたが?(笑)
ウェイランド・ユタニ社のアンドロイドと言う「エイリアン」シリーズの設定をサラッと使ってるところが上手く、次は、「AVP」か!(笑)
デクが、ヘビをキャノンに見立てて溶解液吐かせてるのも高ポイントでした。
感想をバラバラに書いた拙いレビューになりましたが、細かい部分で魅せてくれてファンサービスもしっかりで、(ウェイランド社のロボットも「Oh」と。)久々の快作でした。
お父さんが一番プレデターっぽい
プレデターのオールドファンの私的にプレデターのイメージとは?
①ハイテクを使いこなす知的なエイリアン
②無口で単独行動
③目的達成の為には手段を選ばない
④負け=死
しかし今回の主役のプレデターは弱く、情に熱く、とにかくよくしゃべります
しかも仲間(ファミリー)とつるんで行動するのが新しい要素ですが、そこを受け入れられるかどうかで評価は大きく分かれるかも?
ある意味「弱い物は死」というお父さんの方が一番プレデターっぽいかな?
そして母は?・・
戦闘民族
初めてちゃんと見たような気がする。
なんかとっつき難い外見と野蛮さが目に余ってあまり魅力を感じなかったキャラなのだけど、物語が進むうちに潔さというか、ブレない信念みたいのが見えてくる。
侍と例えるのは過剰だとは思うけど、その人種にしかない戒律だったり価値観だったりと、およそ多数派が持ち合わせない精神性が魅力的だったなあ。
舞台も弱肉強食を絵に描いたような惑星で、コレ以上はない感じだ。そこに放り込まれたのが一族の儀式のようなもので、これまた無理がない。
ありそうな設定でおおいに頷いてしまう。
で、そこに棲息する不死身の何とかってモンスターの首を持ち帰るって事になるのだけれど…ギミックが優秀で「バッドランド」の副題に得心する。過酷な環境である。
おや?と思う部分はある。
一族の認識がやけに高かったり、言語を翻訳できたり、その生態まである程度把握してる万能サイボーグがいたりする。2年前に任務について2週間くらい前に下半身を失ったと本人が説明してたように思うのだが…そんなに頻繁にプレデターの一族はこの星に度胸試しに訪れていたのだろうか?
捕獲した武器もプレデターが作ったものだし、強いは強いのだけど簡単に捕獲できてしまう。
道具を使うのが信念に反しないのなら、イージーにも思う。
なんせ戦闘における知能指数がすこぶる高い。
武器を現地調達するとこなんかは感心してしまう。
おおよそ、7割くらいがアクションなんだけども、結構楽しかった。
人気になるのも頷けるなぁと思い、敬遠していた「プレデターvsエイリアン」も見てみようかなぁと思う。
エイリアンを狩る理由も、本能なんだろうなぁなんて、ちゃんとした行動理念を知り、俄然興味が湧いた。
良い話だった
・プレデターシリーズはほとんど観ていない。一番最初とザ・プレデターのみ。その上、また予習せずに観てしまった。そのため主人公は以前にも出てきたのか新しいキャラクターなのかわからないままだったけれど、ほとんど知らない人でも分かるように作られていて入り込みやすくて良かった。
・弟を殺すくらいなら、残酷な父親を殺そうとして殺された兄への復讐心を抱いて一人前になるために行く予定だった星へ恐ろしそうな獣を狩りに行ってっていう話で、始まって早々に盛り沢山で驚いた。プレデターがいるような世界観なのでカミソリ草や硫酸みたいな唾液?を出すトカゲみたいなのや爆発する芋虫などがいてもおかしくない感じがした。芋虫は後半で使うんだろうなぁって思ったら他のも使っていた。
・生物の事を理解するために感受性をインプットされている的な話が出ていて、ティアの相棒は本当に感受性がインプットされているのかと思った。可愛そうとか感じる事がそうなら、相棒は上からの指示に苦しむためにインプットされてるように見えた。感受性のインプットってどういうデータなんだろうと思った。アンドロイドを修復する機械が便利すぎるなぁと思った。
・狩ろうとしている凶暴な生物が首を切っても復活して不死身で恐ろしいなぁと思った。どうしようもないじゃんって思ったら凍らせたらあっけなく捕まってて驚いた。プレデターの既存の武器っぽかったけど改めて説明してくれてて助かった。後半に途中で仲間になったサルみたいなのの親だと分かってプレデターとも仲良くなってたのが良かった。ラスト、内側から冷凍されて爆発して欠片になった。復活してるでしょって思ったらどうも死んでしまったようだった。どうしたら死ぬかとかを少し説明してほしかったかなぁと思った。
・アンドロイドの上半身と下半身の格闘シーンが面白かった。
・ラスト、小さかった獣の子供が大きくなってたのが謎だった。
らしくない面白さ。
正直、良かった観に行って。
2の後、大分不作が続いてたので。
プレデター側を主人公に持って来るのと、
ウェイランド・ユタニ社が出て来ちゃったので、
プレデターの正統なシリーズでは無いAVPの世界観で
出来た作品だと自分的には思っている。
今作プレデター主人公がソフトな顔立ちになって不評を
買ったようだが、本来の鬼瓦のような面だと表情に乏しいので
変更したのかと思う。YouTubeで予告を見た限りでは自分も、
まあ貧相な顔立ちで心配に感じていたが、映画館のスクリーンだと
顔の造形が鮮明に見れて、良い顔とは言えないが悪くも無く感じた。
自分的にはプレデターは冷徹な主義の性格だと思っているので、
人間が出て来ない、儀式をプレデター3人で行うAVPスタイルで
プレデター同士の友情と云うか仲間意識と云うような物を見て見たかったが
今作はアンドロイドとのタッグで、AVPの女主人公とプレデターの関係性とは
又違った、どこか人間臭い性格のプレデターと、人間な性格のアンドロイドが
打ち解けていく関係は、本来のプレデターの性格とは思ってなくて緩い展開だが、
これが結構楽しかった。
そして自分的に本来プレデターに有っては成らない要素の、可愛いと云う要素。
シリアスな展開を下手するとブチ壊す不要な物の”子供”や”小動物”もしくは
小柄なマシーン。今作は猿の子供ような生物が………非常に非常に可愛いので有る!!
良く出来ている!!許せる!!ブス可愛が炸裂してる!! でも、この子は母星に
帰して上げて、次作はAVP3で、この二人に戦って欲しいな~
プレデターの特殊兵器を使ったエイリアン戦を~
でも母上が来ちゃったから……
『プレデター』への新アプローチ、だと思う
……とは言いつつ、『プレデター』シリーズをまったく観ていない。ただ
・人間を狩りに来る異星人
・なんか凄い武器を持っていたり透明になったりする
・同じに見えるけど個体差があるらしい。
くらいのイメージしかない。感想としては、
ホラー・アクション映画のイメージがあるプレデターだったけど、共感できるキャラとしてしっかり作られているのが良かった。ただシリーズを知らないので一部理解が及ばない所があった。
でも構成やキャラは非常に良かったので少しオーバー目に星4.5。
以下、細かい考察など。
主人公のデクは弱い落ちこぼれで、父親からは『一族の汚点』『寝てるうちに殺してしまえ』ととにかく殺されそうになる。しかし兄はデクを見捨てず訓練に付き合ってくれる。
デクは兄を慕っていて、自分を守るために兄が父に殺された際には大きなショックを受ける。父は兄を跡継ぎにしようとしていた風だが、弟を守ろうとする情を見せたことで見限ったのだろう。
これ以来、デクは映画の後半までほとんど喋らない。わずかに話すのは『狩りの成功が名誉』『強さが全て』『情は弱さになる』というプレデターのテンプレ価値観で、父の教え通り。情のために兄を死なせてしまった自責の念と他人への拒絶が垣間見える。
しかしその『強さこそすべて』という価値観から謀略の類は想像もしていなかったようで、ティアに利用されたと知るとやや大げさに激昂する。おそらく過去の作品でも策略でプレデターと戦ったのだろうが、未熟さと素朴さを感じて好感が持てた。『プレデター』が主人公である理由はここに一つあると思う。
そしてティアに兄弟の絆と自身の共感性を肯定され、少しずつ心を開いていく。ティアに姉妹と呼べる存在がいることも、最初はどうでも良さそうだったがテッサに会ってからの落胆と怒りは姉妹と決別したティアへの共感となって彼女を助けに行く流れになる。
さらに家族の絆の一押しになるのがカリストだ。序盤で懐かれた生き物が実は…というのはありきたりなパターンではあるが、デクもティアも家族を失っているのを見ているのでそれなりに説得力がある。
そしてデクは自らを狼になぞらえ『敵を狩るアルファ』から『群れを守るアルファ』となることを決意する。
この精神の変化が、主人公が『プレデター』であることの理由の二つ目になると思う。
決意をしたデクは故郷の惑星に帰り、父と決闘して勝つ。そこに母親の船が表れてこの映画は終わり。
ここで、私はふと思った。『ヤウージャの男女ってどんな関係なんだ?』船が大きいので社会的に高い地位にいるのかもしれない。デクの母親が特別なのか、女性そのものの地位が高い社会なのか。
これはデクが『姉妹』『母親』と表現した意味にも関わってくるポイントでもあるので、シリーズを観ていたらもう少しすっきりしたのかもしれない。
最後に、ティア(エル・ファニング)がすごくキュートだった。予告で観て「すごくかわいいなぁ」と思い、メインビジュアルや場面写真で「気のせいだったか?」と思い本編を観て「やっぱかわいいわ」と思い直した。写真写りの問題なのかもしれない。髪型が合ってましたね。足癖が悪すぎるのはともかく。
続編がありそう、もしくはシリーズとしてどこかに出てくるかもしれないが、これからでも過去作を少しずつ見ていこうかな…。
プレデターはつらいよ 修行篇
エイリアンと双璧を成すSF二大凶悪生物プレデターの新作だけど、ここ数年のリブート作は正直言ってどれもイマイチだし、今やディズニー資本なんでバーを下げて観に行ったら、メチャ面白かったです。従来のシリーズはプレデターがやって来て人類が闘うと言うパターンだったけど、今回はプレデターの種族ヤウージャの青年が主人公で、一族から追放されて地の果てのバッドランドで孤独な戦いをすると言う設定が新鮮でした。プレデターの魅力は独特の狩猟文化や風習を持っていることだけど、彼らがヤウージャと言われる生き物でその厳しくも禁欲的なルールが分かるのが興味深かったです。バッドランドの生物や植物などの生態や荒涼とした風景も魅力的です。また、上半身だけのアンドロイドの少女がバディになり2人の掛け合いがコミカルで楽しく、ストーリー展開がバトル一辺倒にならず二人の成長譚になっているのもいい感じです。ラスボスがエイリアンシリーズで悪名高いウェイランド・ユタニ社なのも納得で、これからエイリアンシリーズと統合されるのかな?役者ではエル・ファニングが軽妙洒脱でチャーミングなアンドロイドと冷酷な社畜アンドロイドの二役を好演しています。
人間らしい
プレデターというと、気味の悪さ、ワンパンマンで言うところの怪人側の訳だけど、本作では主役で不思議と人間味があるw
難しい話が一切ないので気楽に楽しめるのが良い。そして時間も短い。
カリスクという最強の怪物は、首を切られても死なないwでも最後に体内に取り込んだテッサに内側から攻撃されると死んでしまった。
ティアは上半身しかないアンドロイド。やがて下半身が見つかり、いつの間にかに一つに戻っていた。
そもそもアンドロイドを作ってるのが地球人だと思うんだけど、その辺の背景はよく分からず。多分、出てきた人間は皆アンドロイド。
最終的にデクが父親を殺すんだけど、その時に惑星で仲間になったカリスクの子が大きくなっていたので、テッサ破壊後から父親殺害までに時間経過があるのだと思う。
仲間を知ったプレデター
今までのプレデターシリーズのような人類vsプレデターではなく、一族の最弱者として父親に見限られたプレデター:デクが自身の力を信じて挑むストーリー。
プレデターシリーズを知らなくても楽しめるし、シリーズを見ていれば武器や設定の小ネタにワクワクできる。
「ヤウージャは群れない」の掟の通り、独りで狩りをしようとする思いとは裏腹になぜかどんどん仲間が増えていく(懐かれていく?)デクがほほえましい。
プロの言語学者を交えて構築した「ヤウージャ語」は所々日本語に聞こえるようなシーンもあり、聞いていて面白かった。
シリーズ初鑑賞は意外なことが多かった
「プレデター」シリーズ初鑑賞。てっきりホラーだと思っていたら、プレデターのルックが怖ろし気に作られているだけで、本作の筋立ては、オイディプスやゼウスなどのギリシャ神話に端を発する父殺し物語の系譜に属するものでした。シリーズ全般の流れは知らないけど。
ストーリーとしてはありがちなものだったのですが、父への復讐を誓う若きプレデター・デク(ディミトリアス・シュスター=コローマタンギ)のバディとなったアンドロイドのティア(エル・ファニング)の存在が見所でした。下半身を失ってもアンドロイドなので生き続けているという設定もミソで、デクが担がないと移動できないからこそ身近な存在になって行き、やがてプレデターとアンドロイドの信頼関係構築に繋がる展開が、予定調和とは言え心地よかったです。一番の見せ場であるアクションシーンでも、ようやく見つけた下半身と上半身が協力して敵と闘うシーンは斬新でした。いずれにしても、「プレデター」という題名にも関わらず、本作の中心=主役がデクではなくティアだったというのが、最も意外なところでした。
ラストで父を倒したデクの前に母が現れたところでエンドロールになってしまいましたが、続編が出来るのかしらね?
そんな訳で、本作の評価は★3.6とします。
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