プレデター バッドランドのレビュー・感想・評価
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雰囲気の異なるプレデターもの
エル・ファニングが最高でした!
96点 成長するプレデター面白い
「今回は思い切って、プレデター版『帰らざる河』なんてどうでしょう?...
気軽に楽しめるのが良い
予告見たファーストインプレッションが、半身の美少女サイボーグと戦士エイリアンのバディものなんて、これは80年代の日本のOVAの設定みたいだなと。昔のアニメがやっていたノリをついにハリウッドが実写でやる時代になったんだなと。それを見たくて劇場に足を運んだのだが、まさにちゃんとそういう映画になってて、期待通りの作品で、余計なところが無くてすばらしかった。(この監督がその時代のアニメの影響を直接受けたというよりも日本のポップカルチャーの「ノリ」がゲームやアニメを通して完全にグローバルな共通言語になったことがでかいと思う。)
世の中色々なタイプの映画作家がいるわけだが、近年の新人監督にはCGが好き、ゲームが好き、SFが好きで映画の業界を目指している人もまあまあいるわけである。ニール・ブロムカンプ、ギャレス・エドワーズなんかが典型であるが、この新作プレデターの監督もそういうタイプ、というのは間違いないだろう。で、それがこの企画には見事にはまってる。
なんつーか、意外とこういう登場人物が限られていて、思う存分モンスターやロボットと戦うだけの絵が見れる映画ってないのよね。CG映像学科の学生が卒業制作で撮りそうな内容をプレデターというタイトルを生かして、こんだけの巨費でやってしまうのが、なんだか楽しかったな(逆に言うと、旧作のプレデターに思い入れがある人は邪道と取るかもなとは思った。)
ゲームやSF映画のコンセプトアートでよく見るような惑星なんだけど、ずっと二時間色々な場所の生態系を見れるから飽きずに楽しめるし、最後のバトルで使う武器への伏線になってるのも良いなと思った。ストーリーはベタかもしれないけど、主人公二人は応援したくなるキャラクターだし、こういう超大作じゃない面構えのSFアドベンチャー映画、いいじゃないですか。
俺が思うに、最近のスターウォーズの中でマンダロリアンが一番当たったのも、みんなどこか壮大なメインストーリー、「エピック」的なものにしんどさを感じているのが関係してる気がするんだよな(アバ〇ーとか・・)。世界の中心の話よりも世界の片隅で起こるサイドストーリーの方が意外とフットワーク軽く、自由度の高い作品が作れるという側面はあるのかも。とにかくこういう気軽にサクッと見れる映画の存在って大事だとなと思った。
エル・ファニングの血の通いすぎたお人形っぷりが素晴らしい
楽しめたからいいのだ
良くも悪くもいつものハリウッド
アクションはとても良かったです。ブレード1本で異星の巨大モンスターに挑み、倒すのはモンハンに似た爽快感を味わえました。
後半のvsアンドロイド無双も、ヤウージャ族の中では弱者なだけで一般的な水準だと十分強者なデク君の雄姿を堪能することができました。
ただ、ストーリーは良く言えば王道、悪く言えば予定調和な感じで、こうなるだろうなあって思った通りに物語が進み、特に目新しい展開は感じられなかった気がします。
エンディングはあからさまな引きでしたが、次回作は本作の売上次第、といったところでしょうか。
いろいろ書きましたが、それでもぼくとしては楽しめた作品だったので、次回作が楽しみです!
余談ですが、ヤウージャ族ってどうやってあの技術を維持してんだろ.....
あいつら戦士しかいなくない?
異星版モンスターハンター
青年から成人への成長譚
プレデター1。プレデター2を見たときは無敵の殺戮者プレデターが怖くもあり、かっこ良くもあった。ところがマスクを外すとおどろおどろしいブサイク顔。本作では劇中ではほとんどの場面で素顔での演技。モチロンシリーズ作よりは男前になっているもののどうみてもヒーローの面ではない。
しかし見ているうちに感情移入してくるから不思議だ。また、これまでの作品とちがって人間が死ぬ場面という物がない。というか人間が1人も出てこない、出てくるのはモンスターとアンドロイドばかり派手に暴れ回るのだが怖さやグロさを感じないのはその辺にありそうだ。
主人公であるデクは一人前の男として一族に迎え入れられるために、伝説の最強モンスターを狩りに旅立つのであるが途中で出会うアンドロイドのティアは女性であるところから異性のパートナーのイメージがるし、味方となった謎のモンスターは身体の小ささから言って子どもの印象がある。
最近では異人種のパートナーやら養子をもらう家族の形も外国では増えてきているのだろう。映画を見ているうちに3人が家族に見えてきた。
青年が家族の助けをもらいながらいっぱしの男として自立していく物語にも見えて、見終わったときほのぼのとした気持ちになった。シリーズ作の続編と言うより外伝といった感があるがけっこう楽しんで見ることができた。
なんか比較的ちいさくて愛らしいヤツ
弱き者は淘汰されてしまう掟のヤウージャ一族の若者(?)がモンスターだらけの惑星で壊れかけのアンドロイドと出逢ったことをきっかけに…といった物語。
プレデターシリーズの最新作ですね。
これまでのシリーズと違いスッゴい喋るし、あの悍ましい顔面も何故か愛らしさすら感じるし、何なら知っていくと言うよりは割と最初からそういう気持ち持ってるし…な感じで、長年のファンからしたらだいぶ戸惑うかも。
しかしながら、男子心くすぐりまくりの武器、デバイスはお約束通り!!たまんねぇな!!スタイリッシュなバトルも安定して面白いですね♪
って言うかあのオヤジさぁ…。
おまいさんには心ってモノがないんかいッ!…無いか。。
そして、前は俺の新しいスーツか?的な感じで終わってたような気がするんだが、アレは無かったことになってんの?最後に来たのが実はアレでTo be continued!!…な展開を期待したりしたのだけれどもw
あと、バドはもうちょっと可愛くてもよかったかな(笑)
さておき、今までとは一新されたニュープレデターといった感じで、今後のシリーズも楽しみになった作品だった。
エルファニング×エルファニング!
予告編で何度も見せられた下半身の無いアンドロイドのティア(エルファニング)が忘れられずまんまとこの設定とキャスティングに釣られ映画館へ。ヤウージャ族(プレデター)の落ちこぼれ次男坊のデクが宇宙で一番危険な惑星(ゲンナ)でカリスクという最強の怪物(砂の惑星のサンドワームに似てるが手足あり)を倒して「首長になるにふさわしい強い狩人であることを証明」して見せるというとても単純ディズニー的制限内でハラハラドキドキさせてくれるSFアクションである。惑星に着くや否や森や草原の草木・蔦が襲ってくるというとんでもないバッドランドでこれはどうなることかと思いきや、意外にもあっという間にラスボス登場、しかも「ファミリー」と言う名のとてもずるい裏技で念願は成就してしまう。見どころは感情を持ったアンドロイドエルファニングと冷徹な姉貴分アンドロイドエルファニング(テッサ)の競演で二度美味しい。ナウシカにも通ずる原始的野性的環境と高度文明のマッシュアップが絶妙で何を見せられているんだろうという気分になりテンポ良さも相まって娯楽映画としては「たいへんよくできました」のハンコを押さざるを得ない。
ズバリ普通に面白い
意外にお客さんが入ってる、とのことで観る。
本来悪役のもの、というかモンスターの側が主人公に、というのは実はまったくそそられない。予告編観てもまったくそそられないが、唯一エルファニング、というところでギリギリの興味を持って見たが普通に面白い。
特に冒頭から数カットの世界観提示と、そのスピード感がカッコいい。そもそもプレデターそんなに観ていない。しかしそこはハリウッドメソッドもあり、悪役の桃太郎伝説みたいなところをしっかり踏襲し、父への復讐のため、流され島で最強最悪の敵を捕まえて戻ってくるというミッション劇がはじまり、猿と雉と犬というかオズの魔法使いチームではないが、1人では勝てない相手に知恵と力と団結で見事撃ちとって復讐を果たす、めでたしめでたし、という昔話風にも出来上がっている。まあ普通に面白いけどいつもCGについて考える。このAI時代CGにできることってなんだろうな、と前付け予告編のアバターの最新作はやはり違うのだろうか、と思う
暇つぶしに観るかどうか
巷で評価高めだったことと、日々バタバタしてたこともあって気晴らしに観てみましたが、感想はタイトル通り。収穫はエル・ファニングくらいでしょうか。ディズニー傘下の作品だからか、可愛いモンスターも登場。その辺もノイズに感じちゃいました。
異星サバイバルの新境地
アーノルド・シュワルツェネッガー率いる特殊コマンド部隊を翻弄した“狩る側”の存在だったプレデターが、本作ではヤウージャ族の戦士として主役に。舞台となる危険な惑星〈ゲンナ〉で、最強の捕食者〈カリスク〉に挑むというシリーズでも異色のサバイバルバトルが展開します。
共闘するのは、破壊されて上半身だけになりながらも任務を遂行するアンドロイド・ティア。目的を同じくする二人(?)が織り成す過酷な戦闘は、スピード感と緊張感が途切れず、一気観必至。
ゲンナに棲むクリーチャーたちもバラエティ豊かで、奇想天外なデザインが作品世界をさらに広げています。予測不能なストーリー展開は最後までワクワクが続き、続編を期待させるエンディングも好印象。
シリーズの新しい魅力を切り開いた、文句なしに面白いSFアクションでした。
これヒーロー物ですかね
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