プレデター バッドランドのレビュー・感想・評価
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デクの気持ちになれれば
父に逆らったプレデターのデクは、生存不可能とされるバッドランドに追放された。デクは、その旅の中で協力者となるアンドロイドの少女ティアと出会った。自分たち以外は敵だらけという世界で、デクとティアは生き残りをかけたサバイバルを繰り広げ・・・さてどうなる、という話。
狩る側が狩られる側になるというストーリーだけど、特にプレデターに思い入れがあるわけじゃなく、どうして父親はあんなに冷たいんだろうと不思議な感覚で鑑賞した。
デクに感情移入するべきなのかもしれないが、あの顔じゃあ・・・。
小猿みたいな怪物はまぁ悪くなかったが、母親は強すぎる。だから良いのだろうが。
まともに顔出ししてる演者は、アンドロイドの少女役のエル・ファニングだけみたいなものだが、彼女がが可愛くて面白い。
話は二転三転します
4DX 3DよりもIMAX!
シリーズで最高に面白かった第一作目『プレデター』(1987)。そこから沢山作られた続編やVS物なんか色々観てきたが、35年後にダン・トラクテンバーグ監督が傑作の『プレデター:ザ・プレイ』(2022 劇場未公開)で高い評価を獲得。さらにアニメーション『プレデター:最凶頂上決戦』(2025 劇場未公開)を作り(あまり話題になって無い?)、そしてトラクテンバーグ監督の待ちに待った今作だ。
「3D上映は久し振りだし、4DXもたまには良いか」と字幕派だが日本語吹替で鑑賞した。
しかし個人的に「絶対に4DX 3DよりもIMAXの方が良かったのでは?」と感じました。理由は暗いシーンが多くて3Dメガネのせいで更に暗く見えてしまう。
そして "立体感" がそこまでじゃない事。(鑑賞中、立体に慣れてしまうのもあるのかも?)
座席の揺れや吹替はそれぞれの好みでしょうが、結局日本語は全体のセリフの半分ほど。
残りはヤウージャ語で吹替無し(字幕)。
この『プレデター』シリーズで毎回感じる、奴ら(ヤウージャ達)の荒削りな乱暴な性格と、ハイテク技術とのギャップがある。
宇宙船を作る技術を持ってるのか!
目鼻が可愛い不二家のぺこちゃんの様なエル・ファニングのプラス思考の演技が吹替で良かった。いつかDISNEY+で英語で見直そう!
少しネタバレ↓
狩りで単独行動を掟にするヤウージャはティアをアイテムの一つ(装備品)として携帯する。
喋る道具なのだ。我々のスマホのAIの様に。
多分脚本作りで「女優をそのまま出すと、アンドロイドでも人間と変わらないし、アイテムぽくする為に上半身だけにしてみては?」とか案が出たのではないだろうか?
しかし、なんで若い白人女性型にしたんだろう?
たんに設計者や配置責任者の好みだろう。
アッシュ(イアン・ホルム)、ビショップ(ランス・ヘンリクセン)、アンディ(デビッド・ジョンソン)は男性型だが、コール(ウィノナ・ライダー)は同じ思考で設計されたのかも。
『エイリアン2』でクイーン相手にローダーにリプリーが乗って登場したシーンは鳥肌もんでテンション上がったが、今回はそこまででは無かったが面白い演出。
エル・ファニングは身長175cmあるので(4つ上のダコタ・ファニング163cm)、ティアは下半身が付くと、デクとそんなに変わらないくらいで面白い。AIにしては好奇心旺盛で明るくよく喋る。同型のテッサは ただ命令に忠実なAIかと思いきや「ヤウージャは死んだ」とか嘘をついたりもする、野心と向上心と負けん気が強いアンドロイド。なんでW&U社はこんなプログラムにしたのか?
考察してみた。適応能力、学習能力、自己判断力を自動で上げる設定にする事でほっといても大丈夫な「おまかせ設定」に2体をする。
2体のプライオリティを少し変える事でバランスを取り、配下の男性型アンドロイドは「賢い働き蟻設定」にして多く配置する。後は途中経過の監視や怪物採集の状況を見て命令する。
他の人の意見で「この映画、プレデター・シリーズにする必要があったのか?」と言うのを拝見する。あったと思います。変えてたら「この映画、プレデターみたい!」と言うでしょうし。
人気シリーズだけに
エイリアン、ドラマ版もそうだけど回を追うごとに、ミステリアスさがなくなっていくね、これはしょうがないこと。挑戦的な内容には満足、ガジェットもカッコよかった。プレデターしゃべりすぎ論調もあるが、彼ら視点なら、このくらい有りだろうと感じた。若干気になったのは「人間、最強説(ユタニ社)」。究極生物エイリアンを狩るプレデターを狩れるアンドロイドを操る人間、の構図が、なんかワクワクしない。で、上述に戻る。
エル・ファニング史上最高の笑顔
ファニングが三蔵法師の西遊記
たぶん沙悟浄はプレデター。そう思うと岸部四郎に似てなくもない気がしてきました。
内容は一族最弱の戦士と父親から罵られ、身代わりとなり処刑された兄のために、危険な惑星にて危険な狩りに挑むプレデターの物語で、中身は西遊記をイメージしてもらえれば大体あってます。そのため、日本人には大変馴染みのあるストーリーでしょう。誇りある孤高の戦士が仲間とともに戦うことを選び、そして強くなっていく様は、まるで孫悟空が仲間たちとともに数々の強敵を打ち倒していくようです。もちろん、その中心には我らがファニング演じる三蔵法師ならぬアンドロイド――もちろんお馴染みのウェイランドユタニ製――です!
アクションあり、スリルあり。しかも相手はアンドロイドだから血が全く出ないうえ、何なら下半身だけでも生きている奴らです。人間なら残酷なシーンでもアンドロイドなら首が飛んでもまあ機械だし、で終わるので、安心してアクションシーンに専念できます。
残念な点を挙げるとすると、狩りの対象だった惑星で一番危険なクリーチャーが…あれ?!という点でしょうか。あの強大な父親が唯一恐れたクリーチャー!という触れ込みは何だったのか。
あとは日本人にとっては馴染みあるストールー展開すぎて、やや退屈なところもあるぐらいでしょうか。あとはやや緊縛感に欠けたか。
ただ、その他の点は非常に良い映画だと思います。今回は猪八戒役は欠番だったようですが、次作があるなら是非出演して欲しいです。
王道の娯楽作
分かっていたはずだが、殺伐やなぁと観ていた
落ちこぼれ少年が戦士になる成長譚
もう最高っすよ。
めちゃくちゃ面白かったし笑えた。
光学迷彩で見えなくなる、狩人(捕食者=プレデター)たちが地球人を狩る、『プレデター』シリーズとは思えない展開ながら。
少年ジャンプ的な少年冒険活劇+最近のなろう系追放ざまぁもの+西部劇みたいな。
追放された孤高の狩猟(プレデター)種族・ヤウージャの落ちこぼれ少年(青年?)デクが、自らの力を高める以外興味のなかった状態から、仲間というか家族(ファミリー)を得て、「集団の狩りを行う群れのボス」へと成長していく。
技術や単純な強さと同時に、なにより心の強さが育っていくのが、まるで『僕のヒーローアカデミア』みたいで、だから主人公の名前は「デク」なの?
他にも過去シリーズと、いろんな映画作品へのリスペクト&パロが満載。
下半身のないアンドロイド・ティアって、『エピソード5/帝国の逆襲』のC3POパロですよね?(勝手に断定w)
デクを襲う食人植物は、『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』の人喰い植物や、『ウルトラマン』多々良島の怪奇植物 スフランあたりをリスペクトですよね?(さらに元ネタが、米映画にあったはずなんだが忘れたw)
溶解液を吐く蛇みたいな小動物は、『エイリアン』チェストバスターに、『アナコンダ』『リトルショップ・オブ・ホラーズ』ですよね?
なんて小ネタも含めて、笑っちゃいました。
それと、『エイリアンVSプレデター』の設定を引き継いでいるのか、『エイリアン』の"ウェイランド・ユタニ(Weyland-Yutani)社"がバリバリ全面に出てましたわ。
アンドロイドがユタニ製。
これだけやりやりたい放題の監督なら、遡って、(私が観逃した)『プレデター ザ・プレイ』が観たくなりましたよ。
半人前のプレデターとポンコツロボと猿の珍道中
プレデターといえばマッチョの権化ことシュワルツェネッガー氏とタイマン張って自爆オチをかました一作目がレジェンドである。
その後もプレデターは何度か映像化されたが、そのどれもが一作目の影響下にあり、クールで寡黙。狩りにストイックであり時に人情深いという典型的なカッコイイキャラであった。
本作のプレデターは半人前で体格も良くなく、クールぶってるが実はお喋りでお兄ちゃん大好きという弟キャラで意表を突くものでまず驚いた。アンドロイドも超優秀!かと思いきやお喋りでポンコツで人間臭いというお茶目さん。しかも猿までついてくるというもはやプレデターなのかなんだか分からない映画に仕上がっている。純粋なプレデター映画を求めるとコレジャナイ感MAXだが、プレデターが出てくる面白ロードムービーとしてみるとなかなか上手くできている。
最後に。ウェイランドユタニは某スペースオペラの銀河大帝国でも目指してるのか?
プレデター 西遊記の巻?
いろんなジャンルがてんこ盛りで、めちゃくちゃ楽しい。Genna星ローカルの子猿が仲間になった時点からなんとなく西遊記に見えてきた。エル・ファニングが地球からはるか彼方のGenna星に生物資源を求めて旅する三蔵法師、プレデターは、ほぼカッパだから沙悟浄、そして謎の子猿は孫悟空。
プロローグではヤウジャー族の非情な掟が執行される。たとえ我が子であっても、狩人になれない弱い個体をエリミネートすることを厭わない。弱い遺伝子を絶対残さないという強い、意志が感じられる。
だけど、テクノロジーの維持はどうするだろう。勇者ばかりだったら、科学技術が発達しない。科学技術を司る別の種族を支配しているのかもね。
前半では、Genna星の危険な生物がたっぷりと見れる。落ちこぼれプレデターのデクでは、食われないようにするのが精一杯。ユタニ社からしたら、生物兵器の宝庫だから、持って帰りたいだろうね。この危険な生物が、後半への大きな伏線。
覚醒したデクはいろんな道具やら生物をつかって敵を倒す。アドリブ感のあるアクションがイコライザーのロバート・マッコールみたい。野性の力に目覚めたプレデターは強い。
子猿の秘密が一番の驚きでございました。
どっちか?
醜
面白い
初日初回に観てきたよ〜!今までのプレデターとは一味ちがって観終わった後にハートフルな気持ちになりました。好き。
今回のプレデターは狩る側ではなく狩られる側。しかも一族最弱と烙印を押されたデクが主人公なんですよね。父親からも見捨てられ身を呈して守ってくれた兄も失い、デクが生き残るにはゲンナ星で最強のクリーチャーカリスクの首を持ち帰るしかなくて…。まあ、父親がクソといえばクソなのでいちいち戻らなくてもいいじゃん…とは思いましたが、自分の力を示す為…それと兄の仇も取らないといけないしね。
ゲンナ星って厄介なところで生物全てが襲ってくるんだよね。ナイフみたいな植物や空にはクリーチャーも居るし、毒針飛ばしてくる植物も居たな…もう身動きとるのも大変なんだよ。そんな時に声をかけてきたのがティアというアンドロイド。ウェイランド・ユタニ社製で、彼女もカリスクの偵察でゲンナ星に来たらしい。下半身がない彼女を助けて2人で共闘してカリスクを探すことになるんだよね。
デクとティアが徐々に距離を縮めていく描写がとても良くて、まるでディズニー映画でも観ているような錯覚に陥った(言い過ぎかな?)。そこに偶然助けたクリーチャーのバドも加わり、まるで擬似家族のような不思議な関係性が生まれる。
お互いがお互いを利用していたデクとティアが、自分が家族と思っていた人からは見放され、でも守らなければいけない家族より大事な人が出来たからこそデクは強くなれたんじゃないかな。ラストの展開も素晴らしくて、なんかこれがプレデターって新しいな〜とも思いました。
エルちゃん演じるティアがお喋りで可愛いし、デクの武器がカッコよくてめちゃくちゃ使えるものばかり!楽しい要素がたくさんあって、尺も丁度よく飽きずに最後まで観れました!賛否両論ありそうですけど、私は好きでしたし続編あるなら絶対観るね。
全334件中、201~220件目を表示
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