「早見沙織ときょうだい」プレデター バッドランド あわぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
早見沙織ときょうだい
エルファニングちゃんは、ええ仕事したなぁ。それがまず最初の感想。と、デクの中の人(あ、モーションキャプチャーだったら、ナカではないけど)、ええと、ディミトリウス・シュスター=コロアマタンギさんね。
サモアとか南洋系の人らしいけれど、ニュージーランドの俳優さん。CGもあるけれど、体のこなしは良い。いつかいい俳優さんい成るんではないかと思う。マスクを取った作品も見たいものです。
吹き替え版を選んだのは、早見沙織嬢の声が聴きたかったためであり、それ以外は選ばなかった。うん、声はほんとによかった。
エルファニングはやはり彼女がいい。(マレフィセント1&2は録音やり直してほしいよ!)
この映画ではティアとテッサとの二役。どうせならダコタファニングにすればよかったのに?まあいいかギャラが大変だ。
ゲンナという星でカリスク(最高の捕食者。つまりはイッチャンツエーやつね)を捕まえるために奔走するが、この星の生物はとにかく狂暴。指輪物語かラストサムライで見た事のあるような土地を(そらそうだ、どっちもNZだろうな)カリスクを求めて変な凸凹コンビがさまよい、そこに変なサルが加わって、さア冒険の始まりだぁ てな映画です。
ウェイランド・ユタニ社のアンドロイドたちが何やら変な動きをする。カリスクを捕まえてどうするのだろうかね?その不死身の秘密を解明したいのだろうかね。まあ、ここでもエイリアンシリーズとのコラボ。最終テッサが乗り込むトラクターも、エイリアン2へのオマージュ―と見た。
プレデター、ヤウージャ族の母星はいかにもSW4(つまりは初期作)の星のような気候だね。そんな星に住む戦闘部族と高度な科学技術を持つ一族。うーむ。むか~し見ていたクリンゴンよりもツええなぁ。
あ、音楽ね。派手な音楽であります。中東系のゲーム音楽のようです。まあ劇伴音楽作者は最近はゲームにも関係しているから親戚みたいな感じだ。でも、映画の背景には合っている。殺伐とした星の音楽には適切だろう。
映画の後半、ティアの下半身と上半身がコラボして敵をやっつけるシーン。映画館は平日だから子供はいなかったけれど、ここ笑う所やで!小学生ならばそこで笑わんと笑えません。
最初から首ちょんぱ、毒でドロドロ、虫は爆発するし、草はキレキレ、毒針ピュンピュン。R指定ちゃうのこれ?
小さい子は見ないでね。
あ、父親役もコロアマタンギさんやね。同じ人がやってたわけかいな。ご苦労様です。
ともあれ派手なアクションものの映画ではありますが、そこはかとなく「きょうだい」の愛情なども入っておりますです。
でまた、デクのオカンも出てきて(姿は見せていない)
続編あるね。これ、エル・ファニングはまた早見沙織嬢でお願いね。
あ、コンピューターの声、原語では「ストレンジャーシングス」の監督、ダファー兄弟なんだって。ここもきょうだいやがな。
プレデターシリーズ に加えて良いかの意見もありましょうけれど、彼らの親類感を知るためにはいいのではないかな?
私は推しますよ。おもろかったしね。
