「心温まるゲテモノ桃太郎!?(褒めてます)」プレデター バッドランド かばこさんの映画レビュー(感想・評価)
心温まるゲテモノ桃太郎!?(褒めてます)
弱い個体は排除されるヤウージャの掟により、父に狩られる寸前に兄の犠牲で逃れた落ちこぼれのデク(木偶の坊?)が、父を見返し、起死回生を図ってゲンナ星(バッドランド)に住む最強の捕食生物カリウクを倒しに行く。
道中、カリウクにやられて上半身だけになっている美少女アンドロイドのティア、迷子のちびすけローカル生物と出会って仲間になる。
犬猿雉を道連れに、最強の鬼を倒しに行く桃太郎みたい。
雉はいないけど、上半身と離れて空飛ぶ脚力を持つ下半身はいるし、犬と猫が混じった大きなお目めのお猿みたいなおちびちゃんもいる。黍団子の代わりにデクが狩ったお肉を与え、懐かれてなんでも真似ッコがかわいい。SheとかHer とか言われてて、女の子だったのかーい。でもって、彼女が実は。。。でたまげました。
やがて一行は本当の敵の存在を知り、3体のぽんこつは力を合わせて強敵を倒す。
ティアに導かれ、デクに群れを守るアルファの意識が生まれるのが胸アツ。
「鬼退治」を成功させ故郷に凱旋したデクは、兄の仇の父を倒すが、群れに戻らない。
群れの掟に縛られない、自分が心から信頼するファミリーはここにいる、と宣言する。
アルファの意識に目覚めたデクはすでに堂々たる戦士だし、おちびちゃんはむくむく大きくなって「母」譲りの最強生物の片鱗を見せており(もう少しの間かわいいおちびでいてほしかったな)、優れた頭脳に感情を理解し他人の思惑を慮れるティアもいる。
異種の元おちこぼれの寄せ集めですがなにか。
殺伐としたゲテモノ映画と思っていたのに、見終えたら心温まるゲテモノ映画でした。(褒めてます。)
プレデターの過去作見たことなく、初プレデターですが、こんな良い話で間違いなかったですか。
アンドロイドといえば、ウエイランド・ユタニ社! そういえばエイリアンと対峙する話がありましたね。
そして、ヤウージャの父を凌ぐ、最強の指導者はママだったか。
こういうのもポリコレなのかもだが、バッドランドのカリウクといい、「最強」がことごとく女性で笑ってしまった。
生身の人間がひとりも出てこないが、エル・ファニング=ティアだけでなく3体とも愛らしいのでまったく無問題。デクは当初は気持ち悪いんだけど見慣れてくるし、最後は愛らしくなっちゃった。結構いいやつだし。あのミャクミャクだってかわいく見えてきたんだから。
バッドランドのクリーチャーたちのキモ成分多めデザインと動きが良く、ストーリーに伏線もそこそこあって、とても面白かった。
イイねコメントありがとうございます。コレはコレで良いかと思います。ハートウォーミングで成長譚
ただ 元祖は シュワちゃんすら弱々しくみえる 凶悪なやつ 見えない➕ジャングル だったので
凶悪さは 本作の百倍以上です。強すぎて気持ち悪くなるレベルでした。成長譚ではなくサバイバルのみでした
初のタイミングは大事ですね。
初ルパンがカリオストロなら、ルパンファンなの?ジブリファンなの?って感じ?
当時のルパンファンの私はカリオストロは良い映画と思いつつ違和感を感じたものです。
プレデターファンは戸惑っている感があるようですね。
かばこ様
コメント、ありがとうございました。
>異種の元おちこぼれの寄せ集めですがなにか。
いいですよね!僕も少年漫画「キャプテン」とか「がんばれ!ベアーズ」とかが好きなので、こういう設定の話には共感します!
赤ヒゲでした。
初プレデターとのこと。
それはそれでよかったと思います。
なにしろ、最初のプレデターは、怖くて怖くて、強くて強くて、シュワちゃんが、血みどろになってやっと倒すという、すごいものでしたから。
しかし、その後のプレデター・シリーズは、同じことの繰り返しで、マンネリというか、迫力不足というか、つまらないものばかりでしたので、今回のイメチェンは、すごく良かったと思います。この路線でシリーズ化してくれたら、と思います。
あ、まさか、また、エイリアンと合体なんてことにはならないでほしいですけど。
コメントありがとうございます。
デクが可愛く見えてきますよね。私はカリウク戦でティアが体の修理をしている時に、デクが飛ばされてきて修理が台無しになるシーンが好きです。
共感ありがとうございました。
反応があったのは、かばこさんともう一人。まぁ、“雨ニモ負ケズ”ぐらい知ってればシャレが分かってくれるんだけどねー。
しかし、あの顔同士で愛し合って子作りするのかな。ゾッとするな。
今晩は〜
コメントありがとうございます。
私はシュワちゃんが人間としてたった一人生き残る一作目だけ
観てるだけです。
この新解釈(新展開?)新生?)プレデターは、娯楽作でしたね。
本当に桃太郎だし、孫悟空ですよね。
次作の展開が全く読めませんが、「エイリアン」のマザー。
メインコンピューター(人工知能)であると共に、女王蜂なので、
ママもそんな感じなのかも?ですね。
ダン・トラクテンバーグ監督って相当の才人なでしょうね。
楽しければ良くて、最高でしたね。
エイリアンはすごい好きなので、次作はめちゃ楽しみです。
コメント有難うございます。
いやあ、実は私、プレデターシリーズを観た事が無いのですよ。けれども、それが良かったのだろうなと思っています。何故なら今作に否定的なレビューをされている方は、それまでのプレデターを期待している方が多く見受けられるので。ではまた。
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