劇場公開日 2025年11月7日

「何コレ、最高じゃん! 正にプレデター新章!!」プレデター バッドランド Jettさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 何コレ、最高じゃん! 正にプレデター新章!!

2025年11月16日
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鑑賞方法:映画館

1作目から劇場で追ってきた大好きなSFアクション・シリーズの1つ、今回もすっごく面白かったです

前作『プレデター ザ・プレイ』(2022)がメチャクチャ面白く、本作も同じダン・トラクテンバーグ監督作品ということでいやがおうにもハードルが上がっているところ、期待どおりの面白さに大満足

過去作群と決定的に違うのはプレデター自体が主人公で感情乗せて普通に喋るところ
コアなファンの中にはここが許せない、受け入れられない、という人もたくさんいそうですが私は全く問題なく楽しかったです

↓↓↓ 以下、ネタバレあるので注意 ↓↓↓

オープニングのひたすら激しいバトルシーンが画面がやや暗くスピード感があるので正直 何がどうなっているのか分かりにくく、始めは少々疲れて全編こんな調子だったら嫌だなと思って観てましたが、それは始めの方だけで全体的にテンポのいいストーリー展開とほどよいアクション描写、クライマックスのラストバトルに向け徐々にドライブしていく小気味いい演出でグイグイ惹き込まれていきました

本作で最も印象的だったのは“ウェイランド・ユタニ社製”アンドロイドのティアを演じるエル・ファニングさん、真っ白で可愛らしい お人形さんの様な彼女が大丈夫かしらんと思っていましたが、これが素晴らしく役にマッチしていて驚きました
ショートヘアが似合っていて相変わらず可愛いんですが、下半身がもぎ取られ、顔も所々ダメージを受け全体的に汚れているワイルドな感じが意外に合っていて、プレデターとのバディぶりが最高にカッコ良かったです
しかもクライマックスでは下半身を取り戻しピタピタのボディスーツがスタイルの良さを際立たせ、クールなアクションを繰り広げるあたりも最高にカッコ良かったです

さらに同じくアンドロイドのテッサを演じるのもエル・ファニングさん(1人2役)
ティアと違って全身は健在だけど顔のダメージが多く、目も片方が白目で顔つきと喋り方が明らかに悪者、ダークなイメージでユタニ社のミッションを忠実に守るヴィランの様な存在を見事に演じ分けていて素晴らしかった、間違いなくエル・ファニングさんの代表作になったんじゃないでしょうか、とにかく素晴らしかったです

全体的にVFX映像やアクション描写が◎
主人公のプレデター・デクのキャラクターやアクションも◎
印象的だったのはクライマックスのウェイランド・ユタニ社の拠点でのバトルシーン、ティアの下半身が上半身に誘導されスタスタ歩きながらバトルを繰り広げる所や『エイリアン2』(1986)や『アバター』(2009)で登場した様なパワーローダーも登場し巨大クリーチャー・カリスクと怒涛のバトルになだれ込む展開は圧巻、最高に面白かった

最後にデクが最悪の親父プレデターに向かって「あんたなんて家族じゃない、俺には本当の家族がいる」と言い放つシーンで一緒に映っているのがティアとちょっと成長したバド、“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”を想起させるワクワク感に包まれ、ぜひ続編を作って彼らの次のアドベンチャーを見せてほしいと思いました

Jett
Marikoさんのコメント
2025年11月18日

ぜひこの続編観たいですよね!!

Mariko
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