「【”感受性豊かな、血縁無き家族の誕生。”今作は弱く若きプレデターが、危険な惑星でアンドロイドのティア、幼きクリーチャーのカリウクと出会い逞しく成長する様を描いたアクションSF映画である。】」プレデター バッドランド NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”感受性豊かな、血縁無き家族の誕生。”今作は弱く若きプレデターが、危険な惑星でアンドロイドのティア、幼きクリーチャーのカリウクと出会い逞しく成長する様を描いたアクションSF映画である。】
■プレデター・デクは兄と共にプレデターのリーダーの父を待っている。だが惑星に降り立った父は、小さく弱きデクを殺そうとするも兄に阻まれ、逆に兄が命を落とす。
デクは惑星を脱出し、危険なクリーチャーが多数生息する惑星ゲンナに不時着する。そこで、下半身をクリーチャーのカリウクに引きちぎられたウェイランド・ユタニ社製アンドロイドのティアと出会い、共に旅をする中でカリウクの子供でティアがバトと名付けたおチビと共に旅を続けるのであった。デクは、自分を見放し兄を殺した父を見返すために・・。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作のプレデターは、只の破壊者ではない。感受性豊かな喜怒哀楽を持つ生物として描かれているのである。そこがとても良いと思うのである。
・デクは最初は父に見放され兄を亡くし傷心の体で、惑星ゲンナに不時着する。そこで、ウェイランド・ユタニ社製アンドロイドのティア(エル・ファニング)と出会い、彼女を”道具”と呼びながらも彼女を背負い、旅を続けるのである。ティアは惑星の動植物の知識があり、ピンチを度々救うのである。
・ティアは姉妹のアンドロイド、テッサ(エル・ファニング:二役)と共に、部下を連れてカリウクを捕獲しに来たのだが、逆にヤラレテしまっているのである。ティアは下半身を失って。
■今作が面白いのは、出自も全く違うデクとティアとバトが出会い、旅を続けるロードムービー要素と激しいアクションの塩梅が良く、且つその過程でデクが逞しく成長する様や、夫々の兄弟、姉妹、親子関係を絡ませて描いている点が、従来のシリーズとは異なり、良いのであるなあ。
・テッサは任務を遂行するために、カリウクを漸く捕獲するが喰われてしまう。デクはカリウクの額に自分の額を合わせ、心を通じさせる。だが、テッサはカリウクの体内を凍結させ破壊して脱出し、”裏切ったわね!”と言いながら冷酷な眼でティアの額にビームの焦点を合わせるのである。だが、その瞬間背後からデクが彼女を斃すのである。
・そして、兄無き惑星に戻ったデクとティア。デクはやって来た父に褒められるかと思いきや、再び父の剣激を浴びる。だが、デクは且つてのデクではなく父に刃を突き立て、透明になるガジェット、”クローク”を手に入れるのである。父が倒れながら”お前が、後継ぎだったか・・。”と呟く中。その父を成長したバトが背後から、バクバク―と喰うのである。
<今作は弱く若きプレデターが危険な惑星でアンドロイドのティア、クリーチャーのカリウクと出会い、逞しく成長する様を描いたアクションSF映画なのである。>
宮崎にお越しになるのですね!
高千穂峡は熊本県寄りで、宮崎キネマ館は宮崎市内にありますので、車で3.5時間ほどかかってしまいます🙇♂️
ぜひお越しいただきたいとは思うものの、時間的に厳しいかもしれませんね。
NOBUさん、本作はデクがティアを背負うビジュアルが好きです。加えてティアのおしゃべり好きなキャラ設定もエル・ファニングとマッチしていて楽しめました。
おはようございます!
プレデターは元々好きなので観る前から☆5でした(笑)
この監督さんの作品になってから面白くなってるんですよ、Disney+で配信されてるザプレイも配信のみってのが勿体ないと思ってて、ネトフリみたいに一週間とかでもいいから限定上映すればいいのにと思ってます!
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