父と僕の終わらない歌のレビュー・感想・評価
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「らしさ」は失わず生きる
老いる…て悲しい、辛い…
でも生きてたら老いていくのは自然現象、
誰も避けられない…。
それならもう楽しんだもん勝ち!
とは言え…そう簡単ではない…
周りの人たちも辛いけど、
本人はもっと辛いよね…
曖昧になっていく記憶…。
そんな中でも、愛する人や、自分が大好きだったことに、心が動く。
命が終わる最後まで、その人らしく生きられるように、
どんなサポートができるだろう…
職業柄、そんなことを考えた。
寺尾聰さん、歌ってるとこ、さすが〜〜
かっこいい♡
桃李くんとおディーン様がカップル(≧∀≦)
そんな…萌えますやないですか(//∇//)
2人のラブストーリーを
スピンオフでやってくれないかな〜〜〜♡
音楽の力 を観たかった。
曇りガラスの向こうなのか、晴れているのにスッキリしない、常に逆光のような、シャープでない、柔らかい画面は、技術的なことはわからないが、照明や撮影が敢えてそうしてるんでしょうが、こちらの目が悪くなったような気がして、私は晴れた空は真っ青な鮮やかな画面が好きだな。 松坂慶子をぼやかして見せるためなのかな。
スタッフ・ロールに(松坂慶子専属)って人がたくさんいたけど、逆にやめたれよ。
松坂桃李は大好きな俳優さんだけど、小泉監督って、あ、またかって思ったら、違う小泉監督だったから期待して観に行ったけど、なんかもっとユーモアと音楽のセンスのある監督だったら、心震える作品になってただろうな。
感動してツイートしてる人たちほど画面と歌声から感動は伝わってこなかった。パリピ孔明さんにプロデュースしてもらったらよかったのに。ソニーとポニー・キャニオンが製作に入ってるのに、音楽の力で感動させてもらえなかったのが残念でした。
寺尾聡さんは、ルビーの指輪や西部警察よりも、山田洋次監督作品の気の弱い若者のイメージが強かったけど、雨あがるはいい映画だったな。
ラストシーンはよかったけれど、父が息子をスターと思ってたのは、なんか特別な理由があったのかな。
やっぱり松坂桃李はいい俳優さんだな。
Just smile. 頬のぬくもりから伝う父からの愛
ずっと公開を心待ちにしていた作品がついに解禁!夜中にチケットを取りまして無事に小泉監督と寺尾聰さんの舞台挨拶を見ることができました。色々とお話を聞かせていただき寺尾聰さんと同じ空間で同じ時間を共有できたことは僕の生涯の宝物となりました。
小泉監督と寺尾聰さんはなにも言わなくても通じ合うような何かがあったようで一緒に作品を作り上げることができてよかったとおっしゃっていました。『評判がよかったらまた作品を作れるので皆さん是非ひとつ感想などで広げてください!』とのお言葉を賜りましたので以下に記させていただきます。(とは言っても、よかった〜!とゴリ押しはしません。)
*
明るいシーン満載で始まりましたが、アルツハイマーと診断されてから、だんだんと病状が悪化していくところが目に見えて分かります。それに伴って父が荒れて家がめちゃくちゃになっていくところ、お洒落だった奥さんの服装がふつうの服装になったり、傷を負ってしまったり、見ていて辛くなってしまうシーンも結構多かった…というのが本音。そのシーンの合間合間に、息子のことを想う父の姿があり、ほっとしていました。父は決まって『どこ行ってたんだ、探してたんだぞ』と、優しく言うのです。昼間は暴れて「お前は息子なんかじゃねえ!」とひどく怒っていたのに…。病気がそうさせているんだと割り切るしかない、と見ている分には冷静でいられますが、いざ自分の家族がそうなってしまったら…と考えると…。
自分のことをいつか忘れられてしまうんじゃないか、と息子はいつもいつも心配だったと思います。不安だったと思います。「もう分かんねえよ…」と混乱する父を救ってくれるあの曲は、息子にとって、いつもの父に戻してくれるお守りのような曲でもあったのでしょう。頬を包み込むやさしい父の手。スクリーンからじんわりとあたたかさが伝わってくるようでした。
父の歌がYouTubeやInstagramをとおしてどんどんと広がっていくあのシーンは嬉しかったですね。人生は幸せなことばかりではないけれど、途切れ途切れにそれは続いていくもので、辛いや悲しいを知っているからこそ「幸せ」を感じられるのです。すべての感情を大切にしてこれからも生きていきたいものです。
色々なシーンを思い浮かべながら横須賀の海辺を散歩してみたくなりました。とても素敵な街ですね。
*
笑顔でいよう、心が痛くても
笑顔でいよう、心が傷ついたとしても
空の雲のように
きっと通り過ぎていくよ(乗り越えられる)
怖くても悲しくても笑顔なら
笑顔でいるならきっと明日は
太陽が昇るのが見えて
あなたのために輝くだろう
喜びの表情を浮かべて
悲しい面影は隠して
涙があふれそうになっても
そういうときこそ
なんとかこらえて笑顔でいよう
泣いたところでどうにもならないからね
そうすればきっと
人生はまだまだ捨てたもんじゃないと気づくよ
ただ笑顔でいれば
(和訳、お借りしました。)
久しぶりに心温まる作品
予告の時から舞台が横須賀と海が映り
とても気になっていた作品
キャストも松坂桃李くん
その父に寺尾聰さん
原作・小説は未読
父がアルツハイマーに侵される事だけは頭に入れ鑑賞
『かつてレコードデビューを夢見ていたが、息子のためにその夢を諦めた』
このキャストに寺尾聰さんがハマり役だった
冒頭から耳心地の良い歌と海がひきつけられました😊
話の中でも寺尾さんの歌う歌が心地好く
耳にした事のある曲ばかりで🎶
曲を聴くだけでも観て良かった😊
話の流れは…父がアルツハイマーの進行に
戸惑い苦悩する演技に雄太と母の寄り添いが家族の絆を物語り
自然と同じ気持ちで観ていた自分で…
ラストのステージでの場面は泣きました😭
もしかしたら自分の親も…と想像してしまい
ボロボロでした😭😭
とても心温まるお話で
心が温かくなりました😊
身近な家族にこそ感謝の気持ちはすぐに言わなきゃと思える作品…
でも、なかなか言えないんですよね~。照れくさかったり変な見栄やらその他諸々があって…いやぁ~難しい!!
冒頭から話がそれてしまいすいません。
観ようと思ったきっかけは、フライヤーを手にした時から思ってました。
ただ、テーマがテーマだけに絶対暗い気持ちになるだろうと思い躊躇してました。
僕にも父と母がいる。父に至っては76歳である。そして、実家を離れ一人暮らし。そんな、境遇が、松坂桃李演じる裕太と被ってるからこそ引き寄せられたのかもしれない。
今後の自分自身の人生においても観なければいけないと思い、半ば強制的に決断!!
で、感想ですがとても良い!!
キャストの皆さんの演技が自然でスーーーっと話が入ってきました。
特に間宮家族を演じられた松阪桃李、慶子、寺尾聰さんらが本当の家族に見えたので、凄く入り込んでしまった!!
ストーリーが進むに連れて悲しくなる場面も多くなり映画館でメッチャ泣いてしまい、しばらく出る事ができませんでした。
その時、ずっと感じたのがタイトルの気持ち。
そして、今後の自分自身の家族との向き合い方について考えていました。
この映画は皆さんにも是非とも観ていただきたい!!
そして出来れば大切な人やご家族と観てもらいたい!!
大切な人との有意義な時間のあり方について考えさせられるキッカケとなるために作られた。
そんな作者の気持ちがダイレクトに伝わる良作映画だと思った。
そして、観賞したみなさまが美しい涙を大切な人と共有して欲しい。
寺尾聡リサイタル映画
生まれて初めて買ったレコードは寺尾聡の「Reflections」だったし、初めて行ったコンサート(確か代々木の体育館だったかな)も寺尾聡だった私としては、必見の作品でした。というか、先週観た「金子差入店」に続き、2週連続で寺尾聡出演作品が公開されるとは、今月は何と素晴らしい月なんでしょう!
しかも本作は主演ということで、いやが上にもアゲアゲな気分で観に行った訳ですが、映画が始まってさらに驚くべきことが。認知症になってしまった父(寺尾聡)と息子(松坂桃李)の物語とだけ認識していたところ、何と本作の舞台は我が生誕の地である横須賀ではありませんか!しかも良く知った場所であるドブ板通りが舞台となっていたので、内容云々の前に、出演者と話の舞台で大満足出来る作品でした。
内容ですが、アルツハイマーと診断された父・哲太が、長年の夢だったレコードデビューを目指すというお話でした。親の認知症という点で、個人的に似たらしき環境にあることから、非常に共鳴できる部分のありました。元気な頃の姿とは変わってしまった親を前にして、どう対応したらいいのか、今後どうしていくべきなのかと平生暗い気持ちになることがありますが、そんな気持ちを前向きにさせてくれたことを感謝したいと思います。また、全編に渡って寺尾聡の歌が流れていたと言っても過言でなく、いわば寺尾聡リサイタル作品だったことも大満足でした。しかしこの老成した歌の心地いいことと言ったらないですね~♪
寺尾聡の話に終始してしまいましたが、息子役・雄太の松坂桃李も上手かったし、雄太のパートナー役のディーンフジオカがチョイ役で登場したところも贅沢でした。
そんな訳で、いろいろな観点から大満足の作品だった本作の評価は、★4.6とします。
アルツハイマーを描くにはきれい過ぎるシーンが多いのか気になったが、...
おとぎ話だけど…⭐︎
認知症を発症した父親と息子の物語。
舞台が横須賀という設定が良い。
横須賀に行ったことがない人(自分も)が見るとそれだけで物語の中に入っていける。
アメリカっぽいところが奇妙に明るく感じて、認知症を扱った話しとしては終始
乾いた感じで進んでいく。
楽器屋を経営する寺尾聰演じる哲太が認知症になり、東京でイラストレーターとして暮らす
松坂桃李演じる雄太との関係を中心にお店のある商店街の面々が助け合って、最後には
レコード(CD?)を出すためのオーディションも兼ねるライブを成功されるまでの様子を
描いている。
寺尾聰の懐かしい洋楽を歌う歌声が何度も流れて、とても良い味を出し 認知症の悲惨さを
覆い隠している。
SNSで雄太があげる哲太の歌がバズったり、そのおかげでレコードデビューの話しが来たりとか
まるでおとぎ話のようなシーンも多くあるけどそれでも認知症の理不尽さは結構描かれている。
家族が認知症になったことのある人はこんなことない!と思うが、認知症の行動を知ることには
少しは役にたつのではないか。
主役の二人はもちろん上手いし、哲太の妻の松坂慶子や友情出演(誰の⁈)の佐藤浩一など
脇の役者さん達も良くってお話しとしては正直今一つだけど最後まで充分楽しめました。
ディーン・フジオカと松坂桃李のゲイと言う設定は実話からきているのかなぁ…あまり
本題には必要なく思われたけど。
包み込む手に泣けた
認知症の父と息子の物語。イギリスの実話ベース。
アイロン、車の運転、徘徊など危険がいっぱい。
家族の事がわからなくなる。悲しみがいっぱい。
そんな辛い認知症。
本当に大変な病気で私は周囲にいないので簡単には語れませんが、本作は横須賀やアメカジな雰囲気も相まって、湿っぽくならず良かったと思います。
病を抱えた父との日々は続くけど、音楽好きな父の“Smile”も劇中曲名と息子への言葉が掛け合わさり良かったし、互いに思いあってる姿に泣けました。また上映時間も長すぎず、うまく収まっていた作品でした。
寺尾聰さんはそもそもが歌手だから素敵ですよね。
もっと歌声を聴きたかったです。
「王様のブランチ」でしか見たことない栞里ちゃん、副島君、大島さんも自然で、脇を固める人たちも良かったです。また色々な作品に出てほしいです。
続きを観たいような観たくないような映画
⭐︎3.5 / 5.0
今ひとつリアリティがないような・・・
"自分らしさ"
寺尾さんの歌声、圧巻です!
2人に1人の認知症人口の日本
すべての行動には理由(目的)がある🦆
全96件中、41~60件目を表示
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