「大人の女性の夢と妄想を詰め込んだようなキラキラ感は、エンタメとして楽しむには最高!」ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今 あささんの映画レビュー(感想・評価)
大人の女性の夢と妄想を詰め込んだようなキラキラ感は、エンタメとして楽しむには最高!
「ブリジット・ジョーンズの日記」は有名なので知っていましたが、実はこれまでちゃんと観たことがありませんでした。今回、4作目ということで、ほとんど予備知識がないまま鑑賞し、率直に、かつ少し辛口に感想を書かせていただきます。
正直、作品全体が現実離れしたおとぎ話のように感じられ、少々居心地が悪かったです。この作品を長年観てきた世代にとっては、ブリジットと共に歳を重ねてきたという感慨深さがあるのでしょう。しかし、20歳ほど年下の、かつシリーズ未見の私にとっては、どこか痛々しさを感じてしまいました。
卵子凍結、Tinder、息子と間違えそうな年齢の彼氏など、現代社会のエッセンスが散りばめられており、長年のファンにとっては時代の流れを感じさせるのかもしれません。
気になったのは、主人公やその友人たちの子どもの年齢です。一般的には20代の子どもがいてもおかしくない年齢なのに、まだ小学生や幼稚園の子どもがいることに驚きました。
晩婚化が進み高齢出産が増えているとはいえ、出産適齢期を考えると、少々極端すぎるように感じます。
私自身、主人公の子どもと同じ世代の子どもを育てているので、育児中の部屋の散らかり具合や混沌とした雰囲気はよく理解できます。
シッターをお願いしたり、仕事に打ち込んだり、恋愛したりと、子育て以外に夢中になれることを見つけるのは、個人的にも大賛成!
母になっても、愛する人を亡くしても、自分を見失わずに生きていこうという前向きなメッセージ性は感じられました。
しかし、全体的には現実離れしたおとぎ話のように感じられ、最後まで作品に入り込むことができませんでした。
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