果てしなきスカーレットのレビュー・感想・評価
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高市総理誕生秘話につながる(願望)
スカーレットがとにかく可愛いかったので+1
まあ、総合的に3が妥当かな。
何の前情報も入れずに観た。
ハムレットが下敷きなのはすぐにわかって引き込まれた。
スカーレットが可愛いけど、全体を通して観た後にミスキャストだなと思った。声が可愛い過ぎて王女たる威厳が無い。ぎこち無い演技から声優では無いだろうと思ってエンドロールに芦田愛菜とあってびっくりした。
いろいろ残念な部分が多かった。
特に死後の世界はもう少し面白い要素を詰め込めたのではないか。
FateZEROというアニメで「イスカンダル」というサーバントの敵を固有結界内に閉じ込めて、そこに歴史上の英雄達が集結して敵をボコる設定があった。この映画のクライマックスにも、世界のあらゆる英雄達を登場させても面白かったのでは無いかな。ご都合主義の死後の世界なんだから、いくらでも面白く盛り上げられたろうに残念。それでも映像演出はさすがな部分も多く、楽しめたのだが期待外れ感は否めない。
最後の演説シーンで、今年の流行語大賞をとったセリフのシーンを思い出した。
映画や小説は個人的芸術
この映画の評価が著しく低く、つまらない、時間の無駄、2000円の罰というものまでありました。
しかし、新作映画を年10本は観てきたじじいの私にはとても良い映画に思えました。少なくともキムタクのタクシーさんより10倍は楽しめました。映画は観る人の知識や趣向によりこれほど違うものと改めて実感しました。お稲荷さん顔のきむたく推しや変態なかいずきには分からないかな、
とっても素敵な映画。見ないと損。
「生きるべきか、死ぬべきか」
シェークスピア戯曲『ハムレット』を下敷きにした、細田守監督のオリジナル作品。
デンマークの前国王の娘スカーレットが、生と虚無の狭間の世界(日本的には“黄泉の国”または“冥界”)で “見果てぬ場所” を目指し、復讐の旅を続ける物語。
復讐は新たな復讐を生み出す要因となることを示し、復讐の連鎖を断ち切るための一つの答えを教えてくれます。
いつも参考にしているレビュアーさんの評価が低かったので、観るのを躊躇していましたが、結果として、私は観て良かったです。画も音も素晴らしく、(ストーリーは浅く単純ですが)最後まで楽しむことができました。
また、スカーレットの声の芦田愛菜さんが不安でしたが、思いのほか良かったです。
でも、中世のデンマーク人が多数いる中に、現代の日本人がポツンと一人登場は、ちょっと違和感。あと、主題歌の詩が薄っぺらい感じがして残念。原作・脚本は…作詞も…細田守監督でしたか…。
関係ないけど、悲しいことだけど、本作の答えでは「戦争で子供が死なない世界」は実現し得ない。できることなら、そこまでテーマを広げ、掘り下げて欲しかったな。
見なければよかった
ご都合展開があからさまでもOKで
メインキャラの頭の中がお花畑でもOKで
メッセージ読み上げてくるのもOKな方は
楽しめるのかも。
どうなるんだろうとワクワクしたのは物語序盤だけ。メインキャラがお花畑すぎて反吐が出るし、そんなメインキャラが話を進めていけるようにあからさまなご都合展開が多くて興ざめ。フィクションなんだからありえなくてもいいけど、都合が良すぎると冷めるよね。
唐突なミュージカルも、やりたいことはわかるけど...気持ちが既に離れてたのもあって、より冷ややかな気持ちになった。
あと、生きろだの人生とは何だのメッセージがナレーション的に何度も入ってくるのが本当にウザかった。
君たちはどう生きるかを思い出した。映画監督の間で流行ってるの???
メッセージは匂うくらいでいい、そのまんま読み上げられると押し付け感が強くて不快。
意味がわからない映画を見たほうが不快にならないからずっっっとマシ。
ずっと復讐劇
本作品は、いろんな意見があるが、批判的な意見が目立つように思う。同意だ。
本作品は、そういう立ち位置で見るべき。皆は、なんかハッピーエンドに向けてすごいことが起きるのではないかと、期待に胸膨らませながら観ているかもしれないが、起承転結あったか?と疑った。残念ながら、スカーレットの絶叫が続く復の旅路の映画で、たしかに表題のとおりだったので合ってる。
エンターテイメント性は何く、またストーリー性の起伏も皆無だが、画はよく、芦田愛菜の声優としての力のある声は流石だった。
監督は、本作で死に対しても取り組んているように見えるが、結局絵面としては出さなかったのは、コンプラに抵触するからなのか残念である。もっと、ストーリー性があると良かったなあ。
今の時代に届いて欲しいメッセージ
近年稀に見る酷評の嵐
元々見るつもりは無かった
何故なら、PVの時点で面白さはあまり感じられなかったからだ。
じゃあどうして見たのか?
あまりにも酷評が多いからだ。
じゃあ気になるじゃないかということで見に行ってきた。
実際に見てみて思ったのは、
酷評レビュー(ネタバレ無し)がマシに思えるくらいつまらなかった。ストーリーが全然詰められてなくて演出が曖昧で意味が分からなかった。キャラに魅力を感じないほど設定がよわい。
ただ、話の流れや結末はそんなに悪くない。
問題は物語の曖昧さ加減と設定の弱さにある。
自分は、映画を見る時は期待を胸に抱きながら作品を楽しむのだが、今回は期待せずに行った為そんなにドン底に落とされることは無かった。
世界観は良く、ひとつの映像としては非常に良い。
近年稀に見る酷評の嵐。とても残念だ。
美しい!映画館で観ないと勿体ないです!
私も余りにこの作品の酷評が多すぎるのでこちらのIDを作りました。
細田監督作品は「竜とそばかすの姫」を自宅で観て、その独創的な世界観と映像美に感銘を受けたので楽しみにしていました。
今回の「果てしなきスカーレット」は、映像が美しすぎます!アニメーションの映像作品を多く観ているわけでは無いですが、映像表現が「君たちはどう生きるか」や「シン・エヴァンゲリオン」より斬新に感じました。画面が大きければ大きいほど楽しめそうな作品です。このような精緻で迫力ある3D?CGの背景や人物の細やかな汚れ描写は初めて見るのですが、今後、新しい表現としてアニメ史に刻まれるのでは無いでしょうか?不穏な雲や水、龍や馬の動き、そして火山の噴火シーン、などなど素晴らしい映像美が随所に見られます。
美術史では新たな技法が誕生すると歴史に残ります。例えば、レオナルド、ダ、ヴィンチ生み出したのモナリザのスフマート技法のように。アニメ史の新たな表現法を駆使した作品として残るのではないでしょうか?
そして、ストーリーも比較的わかりやすいです。シェークスピアを読んでいなくても十分堪能できます。音楽も良いので私は3回鑑賞しました。1回目より2回目の方がダンスシーン等の意味がより理解でき感動できました。もしかしたら、舞台などをよく観に行かれる方の方が柔軟に楽しめるかもしれないですね。
これは見完成品映画なのでは??
発表から楽しみにしてた細田守監督作品「果てしなきスカーレット」を見ました。
父王アムレットが叔父クローディアスの謀略により殺されてしまい、復讐に燃える王女スカーレット。しかし、そんなスカーレットも毒殺されちゃいます。死者の世界でスカーレットはクローディアスも死者の世界にいる事を知り、新たに復讐にまい進するお話。
今までの細田映画と打って変わった殺伐とした世界とフルCGアニメ。しかし、思ってたよりもスカーレットの表情が良く、キャラの見せ方や動きもCGだからというものを差し引いてもとても良かった。また声を当ててる芦田愛菜の声優っぷりも非常に良かった。映像の見せ方はさすが細田守演出だと言ったところだ。
しながら、なるべく情報を見ないようにしていながらもサムネで見えちゃうのは「爆死」「不評」だらけの不穏な言葉。
あえて嵐に突っ込む気で見に行き、見終わった感想は「面白かった」「つまらなかった」よりも「これホントに完成したストーリー?」という事だ。
そもそもにこの死者の世界ってのがフワッとしててホントにここにいる人たちはみんな死んだ人達なの?ってか何でクローディアスやその4人の中ボス達も死者の世界にいるの?とまるで説得力のない導入に???だらけ。そもそも聖の存在も謎に現代人。日本の時代劇に突然説明も無くヨーロッパの甲冑着た外国人が登場するような感じで謎すぎる。
しかし、聖自体はストーリーのギミックにちゃんと噛み合っていて役割もきちんとこなしているので存在価値はある。ただ存在理由が謎なのだ。
この話、細田守の中ではきちんとできていると思うのだが、それを脚本に落とし込めていない未完成な作品なのだろう。
基本的なストーリーは割と王道を行ってて面白いものだと思う。ただ細部までちゃんと作り込まれていないのだ。料理で言うならちゃんとお肉が焼けていないのだ。味付けもできていないのだ。皿の上の見栄えだけはいい料理に仕上がっているのだと思う。スタジオ地図には細田守に意見の言えるスタッフがいないのだろうか??
そう思うとホントに惜しい映画だった。
個人的にはバケモノの子までは楽しめた細田作品。未来のミライ、竜とソバカス姫でコケてこれもコケるとなるともう後が無いのでは、、、
本日サービスデイで料金安い日にも関わらずシアターには10人もいない閑散ぶりでした。
あまりの酷評に初レビュー
面白かった。良いお話です。
小学校高学年から中学生くらいに見せてあげたい。感じるものがあると思います。
好みはそれぞれあるのが当然です。
元々ファンタジーがダメな方が多そう。
「竜とそばかす姫」もわかりづらい作品でした。あと、ハムレットを意識して難しく考える方。
寝ている人がいたとのレビューがありましたが、「国宝」にもいましたし。
映画館のスクリーンで観てもらいたいです。
何か観たいな、時間があるなというなら、是非。
芦田愛菜の歌はもっと聴きたい。
岡田将生は声でなく顔が見たい。
この作品を家のテレビで観るのはあまりにも勿体ないです!
映画が終わった瞬間、
『思わず拍手しようとする自分に気づく』
なんて初めての経験でした。
スタッフスクロールでさえも、心地よい歌声を背景に、作品のひと続きとして感涙し浸りましたね。
是非、観に行くべきです!!
アンチな意見を鵜呑みにして、映画館に行かないと、今後、家のテレビで観たときに絶対に後悔します。
わたしは、ヒロインの声優役が、芦田愛菜さんとは知らないぐらいの、まったく情報無しで行ったのですが、もしも、この素晴らしい作品の、否定的な意見を目にしていたら、映画館にわざわざ足を運んでいなかったかもしれません。
今です!
いまなら、否定的な意見のおかげで、最高の音響と大画面を独り占め?出来ます。
これが話題になってしまったら、こうはいきません。
バリボリバリボリ、くしゃみや貧乏揺すり等々の他の観客に邪魔される羽目になってしまいますから。
すぐに観に行きましょう!
2回目の鑑賞後、作品の印象が変わりました
鑑賞1回目の後にはかなりの酷評を書いてしまいましたが、本当にそれで良かったのかずっと気になっていました。
2回目を鑑賞した後は、ずいぶんと違った印象を受けました。監督が伝えたかったメッセージは、共感するかどうかは人それぞれでしょうが、理解しがたいとは感じませんでした。むしろシンプルとも言えそうでした。
日本人看護師が登場したり、渋谷駅前と思われるシーンが出たりするのもそこまで突飛な感じはしなく、この作品の話運びのため(かなり独特ですが)こういう表現で見せようとしたのだな、くらいの見方はできたような気がします。
誰にでも勧められるところではありませんが、押井監督の他作品で気に入っているものがある方であれば、1回見ただけでこうだと決めず、もう1回は見直す機会を作っても良いのかもしれません。
何も言っていないのと同じ
作品は公開され、作者の手を離れた瞬間、受け手によって様々に変化するものだ。しかしながら、それはあくまで作者が何かを込めた場合であり、何も込められていない作品はただ空虚である。私はこの作品を前にして言葉が出なかった。決して良い意味ではない。あまりに中身がなく、沈黙が適切であると言えるほどに、この作品は語り得ぬものであった。にもかかわらず、私はその沈黙を破らざるを得なかった。語らなくては感情を抑えられないほどに、この作品は酷いと感じた。
キャラクターは薄く浅く、記号化されすぎていて人間味がなく感情移入ができない。キャラクターの役割も不明瞭で、意味のない設定ばかりが並び、シナリオは平坦で面白みに欠けている。展開が早すぎる一方でテンポは悪く、観客は置いていかれる。そのくせ予測しやすく、意外性も存在しない。有り触れた問い――「生きるとは、死ぬとは、愛とは」――を投げるだけ投げて何も語らない。つまり何も言っていないのと同じである。そもそも死者の国で物語を進める必然性がない時点で、作品の基盤は揺らいでいる。「生きる」「生きたい」という言葉が押し付けのように響くセリフは非常に不愉快であった。
この作品は私にとって耐え難いものであった。私は最も強い言葉をもって、この作品を非難する。
令和で待ってる。
物語でなければあるいは
強引で違和感の強い場面転換、意図の分からない演出や台詞の数々。それらに戸惑ってしまうのは、私がこの作品を物語として楽しもうとしたからだと思います。物語には、お約束というものがあります。例えば、探偵が「犯人はお前だ!」と指差したのなら、大抵その人は本当に犯人で、探偵による推理が始まる合図です。例えば、敵に囲まれたヒーローが味方に「背中は預けた!」と言えば、それは深い信頼と絆を表しています。この作品はそれがない。この演出をしたのだからこう来るだろう、と構えていると何も来ず、肩透かしを食らう。それがずっと続き、ではどんな意図があったのか考えることに意識を割かれ、全く集中できない。そして、予測できない面白さがあったかと言うと、展開自体はありきたりで手垢の付いたもので、メッセージも響かない。型破りではなく形無し、映画を物語として楽しもうとする人には向かない作品と感じました。
せめてこれが、ゲームやミュージカルといった物語を脇に置いても価値があるコンテンツであったのなら、楽しむこともできたのかなと思います。
ゲスト出演かのような立ち位置のハゲが全て台無しにしている
ちょっとした事前学習をすれば面白い
他の方もコメントされていますが
この作品がハムレットオマージュと理解しておけば、
純粋に楽しめると思います。
そこを抑えれば、登場人物の行動原理や、エンディングにおける仕掛けは、前作の「竜と…」よりもスッと腑に落ちるところが有りました。
細田監督作品に共通する「人に対する温かな視点」は、本作でも共通していますし、舞台設定も合わせてより強く訴え掛けるものになっています。
一方でそのメッセージ性の強さと理想論的な内容故に、観る人によって好みが分かれる部分でしょう。
スカーレットは我々からすれば過去の世界に戻っていったのですが、その努力が身を結んだのかどうかは描かれませんでした。
惜しむらくは、物語の構造上そこを描く余地は有ったのでは?と思える点でしょうか(現代では聖が目を覚ますなどして)。
言われているほどはひどくない
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映画チケットがいつでも1,500円!
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