果てしなきスカーレットのレビュー・感想・評価
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映像の美しさを堪能
原作未読でIMAXでの鑑賞。
実績のある制作会社やスタッフが作ってるだけあって映像、音楽、キャストいずれもとても力の入った作品でした。
特に異世界の表現は、とても臨場感があります。観ているだけで荒野に一人放り出された気分になれます。
人物の表現もそうですが、背景と群衆の表現は、特に力が入っていて実写では出せないリアルさがあります。
(よく見るとひとつひとつきめ細かく描かれている。。。)
ただ、物語の進行においてなぜこのような状況になったのか一瞬理解できない場面が度々あるため、
物語の世界に没入する事はできませんでした。あれだけの群衆がいたのにどこに行ってしまった?など。。。
あと、主人公の声の芦田愛菜さんがとてもよい演技をされていましたが、
芦田愛菜さんのキャラクターが際立ってしまい、個人的にはいまいち主人公に感情移入できませんでした。
(常に芦田愛菜さんの顔がちらついてしまう)
物語としては、普遍的な復讐劇であり、クローディアスの存在をもっと際立たせる事ができれば、
感動が深まったのではと感じました。
鑑賞されるのであれば映像美、音楽を堪能できるIMAXがよいかもしれません。
芦田愛菜だよ♪(映画『F1/エフワン』を再上映して!)
日本のCGアニメの転換点だと思う。
細田守作品はだいたい観ています。
ファンだからではなく、「新作を観る価値がある監督」だと思っているからです。
新作のたびに賛否が巻き起こる監督で、今回も公開直後から酷評の嵐。
それでも事前評価はなるべく遮断して劇場へ向かいました。
■結論
私は、この作品がかなり好きです。
まず序盤の時点でCG映像としての「レベルの高さ」に脱帽しました。
そして作中に何度も現れる、古典美術や舞台演出の引用。
アニメ的な豪快な動と、舞台のような静かな構図。
このコントラストが魅力的でした。
ほぼ全編CGでここまで成立させたのは本当にすごい。
日本の作画アニメの良さと、CG表現の良さが絶妙に調和しています。
■物語について
この作品は、古典劇『ハムレット』がベースにあります。
復讐・赦し・生と死。
重いテーマを扱いながらも、ただの復讐劇にはならない。
物語の終盤では、細田監督らしい“現代的な答え”に着地します。
物語の構造には魅力があります。
ただその一方で、キャラクターや設定の掘り下げは、もう少し丁寧でも良かったな…
■今作のすごいところ
圧倒的な映像表現です。
海外のCGアニメの模倣でもない。
細田監督と技術者たちの挑戦が、ちゃんと形になっている。
日本のCGアニメがひとつ前へ進んだ作品だと思いました。
■最後に
完璧ではないし、万人に刺さる映画ではないかもしれません。
でも間違いなく挑戦している作品で、
何年か後には「転換点」として語られる映画になると思います。
数日経っても、いまだに映像や演出を思い返してしまう。
そんな映画、そうそうありません。
観れてよかった。
ダーク x 戦う女の子 x ファンタジー が性癖な人には良い作品だと保証します!
まず前提として、私は明るめの作品も好きですが、バイオレンスな韓国映画や、ダークファンタジーや女の子がハードに戦う作品も大好きです。シェイクスピアとかそっちも好きです。そんな後者側も好き!という人には自身をもってお勧めできる映画です。
超巨大なドラゴンや大砂漠や火山や氷の山や美しい空という一大ビジュアルの中を、実際に観てみるとよりかわいいピンク髪女の子が壮絶な戦いの旅をする。ありそうであんまりないので、こっち側が好きという人はぜひ行ってみるべきでしょう。そっち方面としてはクオリティはとても高い作品なのは保証します。聖もわりと好感が持てるやつだった。
ただ、否定的意見があることは納得です。ただ思うのは、「品質が低い」というよりも「こっちの路線を期待したら、全然真逆の想定外の(=全然興味ない)ものが出てきた」というミスマッチ層が結構多いんじゃないかと思います。こういうダークな作品が好き!という人にはストライクなんです。得点高いんです。しかし『サマーウォーズ』や『竜とそばかすの姫』のようなポップ系細田を期待した人にとっては、たしかに裏切られたと感じる人もいるだろうなぁ...とは思いました。
たぶん、10億ドル越えした『ジョーカー』の続編、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(ジョーカー2)が"失敗"となってしまったのと同じような現象が起きているんじゃと思います。前作路線を期待した人とのミスマッチが大きすぎたのでは。
個人的にはジョーカー2は良い作品だと思いました。俳優陣の演技も素晴らしく、ミュージカルも豪華で"単独の作品"としては素晴らしいと感じました。しかし"ジョーカー"というシリーズで見ると、たしかに「コレジャナイ」と感じる人が多いだろうとは強く感じました。
多くの"ジョーカー"に期待しているのは、嘘で周囲をだまし、ナイフで次々と人を襲う超絶デカ盛りジャンクフードなスプラッタ劇でしょう。しかしジョーカー2は正反対で、殺しぜんぜんなしでジョーカー君は刑務所の中で悩んでいる。例えるならほとんどの観客はジョーカー1というビッグマックをパワーアップさせた超ビッグマックを食べに来たのに、実際に出てきたのは美しいフレンチのコースだった、という期待とは全然違っちゃった感じ。幸い私はフレンチが出てきても何とか楽しめる口なので楽しめましたが、残念ながら多くの人はそうじゃないとは思います。フレンチとしてはレベルが高くても、今日はビッグマックしか食べたくない!と思って店に来た人は困惑してしまってもまあ仕方ない。
このスカーレットも同じように感じました。スカーレット単体としては、素晴らしい要素はいっぱいありました。完璧でないかもしれませんが、ダーク x ジュブナイル x 女性主人公 ファンタジーや歴史劇的なものが好きな層にとっては間違いなくお勧めできます。今年のベスト映画に挙げる人だっているでしょう。私も含むそっち系の人には絶対に損はしないでしょう。
ただ、とくに『竜とそばかすの姫』のポップな音楽やカラフルな絵柄のパワーアップを期待して来た人には、まあそっちじゃないよな...とは十分理解できます。
別に誰も悪くないのです。ダークなヘビメタが好きな人もいるし、ポップで明るい音楽が好きな人もいます。問題なのは竜とそばかすのポップ側の人たちが誤って(?)デスボイスのヘビメタ会場に来てしまったことです。しかも竜とそばかすから細田作品に入った人が過半数だと思うので、残念ながら観客のほとんどはそうしたミスマッチを引き起こしてしまっても仕方がない...ダーク側の人にとっては、出てきたものは悪くないんですけどね。
たぶん、もしかするとこういう評価になっちゃうことは『竜とそばかすの姫』が出ちゃった時点で不可避だったんだろうなと思います。良くも悪くもその時の己の道を突き進む細田監督がたまたま竜とそばかすでポップ層をひきつけまくってしまったせいで、いざ次作が180度逆のこれとなったら阿鼻叫喚が起こるのは仕方ないよなぁと思います。4年半前からすでに決まっていた混乱が起こってしまった、そう感じます。
うだうだと書いてしまいましたが、まとめるなら壮大な世界をカワイイ女の子がもがきながら旅をする作品が好きな方はぜひ!実際観てみるとスカーレットちゃんすごくかわいいです。あれ、なんか自分そっちじゃないな...という人は、周りにスカーレットを観てきたご友人がいれば、「これ私に合いそう?」って聞いて相性判断していただいて決めると良いと思います。作品が悪いわけではないんです。『竜とそばかすの姫』のキラキラミュージカル連発!とはジャンルが別なんです。そっちを期待しちゃうと、たぶん両者にとって不幸が起こりかねないです...
長文失礼しました。個人的にはこっち側の作品の方が好きなので、細田監督の次回作もこっち寄りなら観たいな...とは期待しちゃってます。異論は認めます。むしろ異論の方が多いだろうとも認めます。
地獄巡りのハムレット
生きることは、実際に険しい!いろんな意味で戦う事ばかり!!
果てしなきスカーレット🎞️観て良かったです✨
「生きるということ」を正面から、問いかけてくれてるような気がします。
実際に生きることは、戦い、サバイバル!辛い事や、困難が盛りだくさん(T . T)それでも愛を忘れない!
少しでも、愛があるなら、その少しだけの愛の為に。。。身をすり減らしても、命、犠牲にしても。。。守り抜く。。。
なんだか、わかるような気がします。自分は。。。
観て良かったです✨
観終わった後、ジワジワと、感動🥹が
2.5次元風シェイクスピア?
というと戯曲好きな人から反感買うかもしれない。
でもそれほどに古典演劇調だったので、これは現代のやたらと目紛しく派手な展開のエンタメに慣れた人が観たら退屈過ぎるだろうなと思いながら観ていました。
背景は恐ろしいほどに簡素(というより荒廃?)なのですが、音響と人物の描き込みがエグいです。
あと、「人間」の描き方がエグいです。
声優として起用している役者の演技も妙に生々しいものが多く、聞き取りづらいセリフも含めて、舞台を感じるつくりでした。
ただコレを映画館でやるのが良いか悪いかって言われると、ずいぶんな挑戦をしたなという感想です。
毎度、脚本で残念な評価になる細田守監督作品ですが
今作においてはずいぶんとスッキリしていたなという印象です。一貫してスカーレットという筋が入っていて分かりやすい流れでした。
世界観も「どうしてそうなるの?」っていう疑問にすべて「異世界ファンタジーだから」「夢の世界だから」でぶん殴ってくるので、そこさえ視点をクリアにできれば、あとはもうスカーレットの葛藤と心の変化にだけ集中すればとても楽しみやすい作品だと思いました。
スカーレットが復讐を活力にしながらひたすらに進み続ける道中に「人間とは?生きるとは?死ぬとは?」という根源的な問いかけがずっと続いていき、やっと答えにたどり着いたと思いきや、......っていうラストのシーンがこの映画の全てでした。
人物についてはスカーレット以外のキャラクターが本当に薄っぺらいというか相方の聖を筆頭にモブ感が強かったです。これが意図的なのか、そうではないのかは定かではないですが、意図的だとするとやっぱりラストシーンにかかってくるんだろうか?などと考察しました。
あとやっぱり細田守監督はいろーんな意味で「会いに行くから待ってて」がほんとに好きなんだなーっていう感想です。
個人的には同じ年に公開された映画「国宝」が絶賛されてて、この映画が酷評なのは腑に落ちない点が多いです。
他人の評価やネットの評判を鵜呑みにしすぎるのも危険だと思いました。
良く観ようと思えば良く見えるし
粗を探せば粗ばかり見えるものだと思います。
細田作品を初めて観賞しました。
細田作品を初めて観賞しました。レビューを見ると酷評が多いですが、普通に面白く感動しました。細田作品を他に観ていないので推測に過ぎませんが、酷評の理由は過去の細田作品とはテイストが違ったため、細田作品ファンの方々の期待値には答えられなかったということだと思います。ダンスシーンも不要と論じられる方がいますが、私には舞踊や音楽の本質を突いているように思えて、感動しました。ファンタジーであり、お伽話の世界ですから、アニメであり、現実の世界ではないのですから、ストーリーの完結に向けて、多少のご都合主義は許容範囲だと思います。細田作品ファン以外の多くの方々に観て頂きたい映画でした。映像も素晴らしいです。0.5⭐︎を落としたのは、小さい子供が見るには少し怖いシーンがあったからです。
万人受けしないが所々光る映画
細田監督作品は全て観ています。
細田氏が単独で脚本を書くようになってからは、辻褄の合わない部分やキャラクターの行動原理に疑問を感じるところは多くなり、まあそれでも訴えたいテーマに興味はあったので観てはいました。
そして今回は細田監督は別の意味で進化を遂げています。
自らの思想信条を全面に押し出し、それなりにエンタメ性はありつつも、世間に迎合することなく突っ走った作品です。
そういう意味では潔くあっぱれと言う他はない。
今回はダンテの神曲やシェイクスピアのハムレットを下敷きにするなど、難解な古典を元にしているので、そういった世界観が好きではない人は、最初からついていけない。
幸いにも自分はそれらの古典は読んだことはあるので、今回の映画の荒唐無稽ともいえる数々の描写には違和感なく観ることはできたが、そういった作品を知らない人からみれば理解が難しいだろう。
キリスト教的な許しの原理、西洋的な煉獄の意味、なども作中の主題に含まれており、限りなく宗教的でありスピリチュアルな作品だ。
ストーリーの大部分は死後の世界であり、その世界は地上の時間軸を越えている。
それゆえに過去も現在も存在する。
あの世や魂の存在を信じない人が観たならば、馬鹿馬鹿しくて観ていられないだろう。
しかし、あえてこの危険なテーマに正面から挑んだ細田監督に自分は敬意を表したい。
おそらく、こんな題材を主軸に据えるなど他のアニメ監督は絶対にしないだろう。
物語最後のスカーレットが自らの存在意義を問いかけ、葛藤する様は立場は違えど、多くの人に共通する姿だと感じた。
日本国内では評価されないだろうが、宗教的作品にも理解がある欧米では一定程度評価を受けるだろう。
細田守ではなく奥寺佐渡子が好きだと気付かされた
評価ほど悪くはない 内容的にはすごく良かった
観るつもりはなかったけれどもあまりにも評判悪かったので興味が湧いて鑑賞。
感想は、とても良かった。
芦田愛菜さんの声もそのうち馴染んで気にならなくなった
内容は死者の国に迷い込んだ聖と王女スカーレットが旅をして見果てぬ土地を探す物語
実は、迷い込んだのは聖じゃなかったんだけど気になる人は実際に鑑賞してもらいたい。
評判ほど悪くはなくむしろとても良かった
ただ気になるのはあからさまなCGが気になった。
東京?の街並みがあからさまにCGすぎて、それはびびった。
丁寧に作り込んで欲しかったと思った。
評判が悪いせいでこんな大型作品なのに6割も時間が減ってしまって来週からは1日に3回しか上映がないのが悲しい。
とても良いエンディングで、もし声優を起用していたらもっと観客は増えたはずだからそこんところ細田守さんはかんがえてみてほしかった。
日テレプレゼンツって書いてあったのでもしかしたら日テレの思惑かもしれないけどそれだったらもう少し人生経験豊富女優にしたら良かったと思った。
低評価と高評価どちらが正しいのか確かめようという好奇心だけで鑑賞。...
低評価と高評価どちらが正しいのか確かめようという好奇心だけで鑑賞。内容については全く知らず、期待もしていなかった。結論としては、評価の通り、今年ワーストの評判は伊達じゃない。高評価の方のレビュー見ると低評価の意見は叩きたいだけだとか、見てない奴の意見とか、頭が悪いとか言い放題のようだが、個人的には逆では、と感じるくらい論理の矛盾が気になった。なんでそうなる、そうはならんやろ、がとにかく多くて、始終頭が痛くなった。こういう映画は面白いとか面白くない以前にストレスが溜まるし、後で思い出すと金と時間を無駄にしたという怒りがこみあげてくる(そばかす姫もそうだった)。逆に映像はそれなりにだが迫力があるので(自分はCGじゃなくて普通のアニメが良かったけど)、細かい粗は気にせず映像や音楽などを感性で楽しむタイプには受けるのだろう。というか最近の細田監督はミュージカル好きだけどディスニーにコンプレックスでも持ってるの?
そもそも話がありきたりすぎるし、世界観がつまらなすぎる。監督の作品で言えばバケモノの子は気に入った。バケモノの設定や渋天街は独創的ではないもののよく練られていたし、九太や熊八のキャラも好きなのだが、この作品は世界観やキャラを含めて本当に好きになれる要素がない。宮崎駿もそうだったが、なぜか映画監督は年を取ると社会派なテイストを無駄に入れたり、現実の設定を盛り込んだりと中途半端なリアリティを求めてしまうのか。
ちなみに監督の前作でも同じようなレビューの分断が起こっていて、高評価の人は音楽と映像を評価して低評価の人は脚本や声優を批判していた。今作もかなり近い印象で、逆に言えば前作を受け入れられた人は今作も問題無いとも思う。
人それぞれに感想があって良い作品
訣別の手紙?
去年、映画館で46年ぶりにアニメ映画を観た。「君たちはどう生きるか」のタイトルに惹かれてようやっとの思いで足を運んで。まあ一種の里帰りといいますか。それがきっかけで、おっさんになってからアニメ映画が楽しめるようになり良かった。
でもタイトルの「君たち」が誰を指すのかがわからないのでずっと気になり続けていた。
ジブリ作品を愛する若い世代の観客、プラス作品の作り手、アニメーター。
いまは普通にそう想像する。しかし当時は、宮崎監督のすこし怖い部分を思うと、客を客と言わず大衆と呼んでそうでw、何歳になっても似たような話を求めてばかりで成長しない連中と思っていそうとか、ちょっとネガティブなイメージがあって、後進のアニメーターにエールを送るためだけが目的の作品なのかなと想像したりしていた。なんか作中に、一般公開していながらパイロット版であることをも示唆させるような箇所があったりもしたし(木の精かなw)。
で、この方の後進といえば、当然出てくる名前の一人、細田守監督。
本作の出典はハムレットと神曲とかいってるが、出だしの猛烈な駆け足により、それらはダシにしかする気がないのが明らか。
メインはもののけ姫であり、サンとアシタカだろう。
で、話の欠点には一切足をとられることなくラストへ向かって突撃していく。まるで討ち死にを望んでいるかのようにもみえた。あんまりだからダンス入れた?
宮崎駿になりたかった男、あの未来の渋谷のように一瞬だけそんな未来も見えた男が、宮崎のエールに応えられず、もがき苦しむ現状をそのままに作品に落し込む。手を加えたり取り繕うことをしないその態度が斬新で、芸術的な魂を感じた。
だから細田守はまだ死んでないと思う。
全562件中、261~280件目を表示
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