劇場公開日 2025年11月21日

「ネットの薄っぺらい批判とデマに騙されないで。賞賛の声を信じて良かったと思える映画です!」果てしなきスカーレット ぐにゃぽ層ミャルンさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 ネットの薄っぺらい批判とデマに騙されないで。賞賛の声を信じて良かったと思える映画です!

2025年12月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

驚く

 細田守監督の芸術表現の進化や挑戦が感じられる、熱意のこもった映画です!

 作品全体のテーマである「復讐」「生きること、死ぬこと」や主人公スカーレットの葛藤や成長を、圧倒的な映像美と色彩表現、音楽と演出の相乗効果といった芸術表現によって物語の熱量を保っているのが素晴らしいです。
 テレビで後々観るよりも、今映画館の大画面で見て良かったと、心から思える作品です。

 ストーリーでは登場人物の心情描写や派手な展開などをじっくり描きながら、すべてを説明しすぎずストーリーに「余白」をうまく作り、観終わった後も「自分ならどう受け取るか」を考え続けられることができます。
 どんなテーマが隠されているのかと、誰かと感想を語り合いたくなる映画です。

 多彩な人生経験を積み重ねた後などにどう感じるかなど、何度も見ても楽しめるとても素晴らしい作品です。

 そして、芦田愛菜さん(スカーレット)や岡田将生さん(聖(読・ひじり))など、数々のキャストの方々の熱量がこもった演技が、登場人物の心情を分かりやすく表現しており、映画の描写を際立たせていて素晴らしいと感じました。

 また、当たり前のことではありますが、この映画を見てネットの批判なんて役に立たないことが改めて分かりましたね。文句しか言えない人間なんて社会で必要とされてません。

 中身のない批判しかできない人たちなんて放っておけばいい。たかが知れてます。
 そのレベルの言動に振り回されるほど、人の人生は安くありません。

 ここまで私のレビューを読んでいただきありがとうございました!
 細田守監督の芸術表現の進化や挑戦が強く表現された映画です。まだこの映画を観たことがない人にも、既に観たことがある方も、ネットの薄っぺらい批判などに騙されずに、この作品を楽しんでいただきたいです!

追記 コメント欄にて私の「批判意見の捉え方」について誤解されている方がいくらか見られるため、記述しておきます。

まず、私はすべての批判的意見を「平常な意見」として一括りにするような考え方には賛同しておりません。

批判であること自体ではなく、その批判が何に基づいて語られているのかは、区別して考えるべきだと思っています。

私は「どのように批評するか」という姿勢について意見を述べたのであって、
否定的な感想や批評を書く行為自体全てを否定しているわけではありません。

私が問題にしたかったのは、内容に踏み込まないまま評判だけで価値を断じる態度についてです。

この作品の受け取り方が多様であること自体は当然ですし、
この文章もその中の一つの意見に過ぎません。
その点をご理解いただければと思います。

ネットにおいても現実と同じくマナーを守り、
意見を送る際には意見を受け取る側の気持ちを考え、建設的な意見によって議論がされることを願います。

ぐにゃぽ層ミャルン
はまぐりさんのコメント
2025年12月18日

いくら金貰ってるのか純粋に気になる。

はまぐり
icchirさんのコメント
2025年12月17日

ぐにゃぽ層ミャルンさんと同意見で
昨日、ウルトラ4DXで二回目みにいきました(上映期間に二度見るというのは生まれて初めて)。
やはり感動に満たされ素晴らしかったですね。

もし、この映画が未見でレビューを色々覗いている方ならば、この映画の否定的な意見は読まない方がいいです。
でないと、ネガティブなフック、引っかかりを心に埋め込まれ、そういう方と同じ感情に誘導され純粋に映画体験を楽しめないからです。

icchir
ぐにゃぽ層ミャルンさんのコメント
2025年12月16日

もぐもぐたんさんへ

興行成績についてはご指摘の通り一つの客観的事実です。
ただ、それがそのまま作品の価値や評価に直結するかどうかについては違うと私は考えています。経済的成功が価値の唯一の指標であるなら、映画史における再評価という概念自体が成立しません。
興行収入だけを見て映画を評価した気になる行為こそ、浅はかです。

正直に言うと、
あなたの「すべての批判的意見を「平常な意見」として一括りにする」考え方には、私は賛同できません。

批判であること自体ではなく、その批判が何に基づいて語られているのかは、区別して考えるべきだと思っています。
私はその点について意見を述べたつもりです。

私は「どのように批評するか」という姿勢について意見を述べたのであって、
否定的な感想や批評を書く行為自体全てを否定しているわけではありません。

私が問題にしたかったのは、内容に踏み込まないまま評判だけで価値を断じる態度についてです。

受け取り方が多様であること自体は当然ですし、
この文章もその中の一つの意見に過ぎません。
その点をご理解いただければと思います。

ぐにゃぽ層ミャルン
ぐにゃぽ層ミャルンさんのコメント
2025年12月16日

Nさんへ

誤解されていますが、私は批評そのものを否定したつもりはありません。ご理解ください。

ご指摘の通り、実際に鑑賞して否定的な評価を書くこと自体は正当だと思います。

私は「どのように批評するか」という姿勢について意見を述べたのであって、
否定的な感想や批評を書く行為自体全てを否定しているわけではありません。

私が問題にしたかったのは、内容に踏み込まないまま評判だけで価値を断じる態度についてです。

ただ、私自身はそうした姿勢には賛同できない、という意見です。

ご理解いただきますようお願いします。

ぐにゃぽ層ミャルン
頼頼さんのコメント
2025年12月16日

ぐにゃぽ層ミャルン さん!
他に、どんな作品がお気に入りですか?

頼頼
もぐもぐたんさんのコメント
2025年12月16日

qmjtgさんは客観的に見ると、という話をされています。興行作品としては失敗と言っていいし、それが現実認識です。
多数の人があなたと違う感想を抱いたということです。それは見る人のバックグラウンドや作り手との共感性、様々な理由だと思いますが、批判的意見は浅い、という物言いはそれこそ浅い。
あなたの意見(他の人への返信含め)になるほど、と言えるかというと、感情論でしかないね、としか。
ただ、他の批評に乗せられてしまうだけの人も居るだろうし、違う見方もあるのではと思います。
何より、細田さんがきちんと批判されている部分を受け止めて、今後もより良い作品を作ってくれる事を願います。エンタメは客のためにあるのですから。

もぐもぐたん
Nさんのコメント
2025年12月16日

確かに他人の評判だけでその映画の価値を決めることは愚かだと思います。

しかし、あなたのような軽薄な物言いも好きではない。
自分で見に行って面白くなかったと感じ、あなたよりよっぽど中身のある批評書かれてる方もいますよ。
あなたもまた軽薄な印象論で批判を批判しているのです。

N
土偶MANさんのコメント
2025年12月16日

全く同感です。アニメ映画の枠にハマらない名作です。批判レビューをたくさん見ましたが、良い前説になり映像とストーリーに没頭出来ました。その点は感謝です。

土偶MAN
まーさんさんのコメント
2025年12月16日

本作は不当な低評価を受けていると思いましたので、レビューに共感しました。
自分が理解出来ない作品≒つまらないと見做す人や、鑑賞中に減点方式で採点をしている人、他人の評価の先入観から抜けられない人が多いように思います。
仰られるとおり、劇場で余計な事は考えず、没頭して観て欲しい作品ですね。

まーさん
ぐにゃぽ層ミャルンさんのコメント
2025年12月16日

qmjtgさんへ

あなたの意見は議論に参加するものではありません。ただのマウントです。
「売れた/売れない」という権威(数字)に寄りかかって賞賛する人を黙らせようとして、未来・業界・制作側を持ち出して道徳的優位に立ったつもりになっているだけの無意味な意見です。

興行収入だけを根拠に作品を語っているつもりのようですが、それで全てを語り切ったつもりになるのは単純ですね。正当な意見ではありません。

多数派の感想や市場結果をなぞるだけであれば、作品論というより事後報告に近い。

私は、本作をそこまで単純なものだとは考えていません。

経済的成功が価値の唯一の指標であるなら、映画史における再評価という概念自体が成立しないはずですが、その点はどのようにお考えでしょうか。

私は本作を、興行とは別の次元で評価しています。それを「無意味」などと断じるほど単純な話ではないと思っています。

そんな中身のないコメントを書く暇がある自分のことでも批評してればいいんじゃないでしょうか。

ぐにゃぽ層ミャルン
ぐにゃぽ層ミャルンさんのコメント
2025年12月16日

わさびさんへ コメントありがとうございます。
まず誤解されていますが、私は全ての反対意見を悪者扱いしているわけではございません。ご理解いただきたいです。
X(旧Twitter)等SNSでは、当たり前のように悪意のある人々によって的外れな批判やデマ情報が幅広く拡散され、それらがあたかも正しい情報のように扱われるということが頻繁に起きています。
ネットは便利なものです。しかし、上記のようなデマ情報が至る所にあるのが現状です。ネットと正しく向き合うために、「その情報、本当かな?」と一度立ち止まって考える必要があります。
そのようなことを分かってほしいと思い、本文のような表現をしました。
ご理解いただけますようよろしくお願いします。

ぐにゃぽ層ミャルン
qmjtgさんのコメント
2025年12月16日

本作に対する御自分の「賛辞」が「客観的に」広く現世に受け入れられるか否か…

結局は、それらが全て「貴殿の言う通り」ならば、こんな最低最悪の結果にはなっていないでしょう。

死屍累々の最終益はどの程度なのか?

それにて未来に困惑する、ありとあらゆる制作関係者のことを鑑みれば、当該作品を「手放しに」賛辞を贈るのは如何か、と。

どちらにせよ「面白くない・楽しめない」と大勢が語っていることに反逆の狼煙を上げても「無意味」です。

どちらにせよ、当該監督には次作のチャンスは多分与えられないでしょう。

その意味を、業界内外で「大金が動く」映画興行の本質を、理解すべきでしょうね。

本作は、残念ながら少なくとも「経済的な観点で」大失敗作です。

同人誌ではないのですから、経済的観点は無視出来ないのです。

ただ作品が「良作か悪作か」は、個人の主観で良いと思いますが、ね。

貴殿とすれば「良作」なのでしょう。

qmjtg
Qkiyuさんのコメント
2025年12月15日

確かにネットでは的外れな批判コメをドヤ顔でしてる人多いですね…実際に映画館で観れば刺さる人には刺さる(万人受けはしないけど)

Qkiyu
わさびさんのコメント
2025年12月15日

賞賛するのは良いけど、反対意見の人を悪者扱いするのはどうなの?

わさび
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