「争いと憎しみ、復讐の世界を断ち切る赦し。テーマは大いに納得できるが赦しに至る展開がわからない。」果てしなきスカーレット　ITOYAさんの映画レビュー（感想・評価）

これまでの作風から一転、復讐と赦しをテーマにした野心作。
なぜ煉獄に、敵キャラクターが全員いるのかわからない。
全員死んだっていうこと？？？
宮殿他の建物や戦闘時のモブシーンの緻密さなど、ビジュアルが素晴らしい。
半面、現代日本、再開発完了後の未来の渋谷スクランブル交差点のＣＧは安っぽい。
世界で、身近で、紛争の絶えない今、描く必要のあるテーマで、そのことは大いに理解できます。。
シェイクスピアに材をとることも。
しかし、結局、なぜ赦しに至ったかよくわからなかったことが残念。