「戯曲。「果てしなき、果てしなきスカーレット」」果てしなきスカーレット poidowlさんの映画レビュー(感想・評価)
戯曲。「果てしなき、果てしなきスカーレット」
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開幕
「細田守、そこまで考えてはないと思うよ」
「あのオッサンは完成品を投げた。私は金を払った。作品はもう私のものだ。オッサンは引っ込んでろ」
「クローディアスが殺したのは”こうなりたいと思う大人”だった。」
「スカーレットは”オッサン何してくれてんねんワタシこれからどうしたらいいの”感情を得たわけだ」
「だがガートルードが破り捨てたその大人は、生きていた」
「だから」
「スカーレットは”オッサン何してくれてんねんワタシこれからどうしたらいいの”感情を手放せたのだ」
「細田守、そこまで考えてはないと思うよ」
「オッサンは引っ込んでろ、と言ったろ!!!」
終幕
以下、感想
映画はVirtualな映像だけどVirtualは虚ろという意味ではなく”実体なき影響力”のようなニュアンスを持つ。あの渋谷のVisionにはどんな力がある?チケット代を払った人の不興を買うチカラ?
…と書いていて思ったけど、あの渋谷、宇宙探査機ヴォイジャーに載せられたという宇宙人宛のメッセージだね。「地球人類を××分間で紹介せよ」みたいな課題で提出するやつ。何をどうしてそんなものをあそこに挟んだか、わかるようでわからないけど。
宇宙人があの映像を気に入って、一兆円くらいの価値があるオヒネリを地球に衝突する軌道に乗せてくれるかもしれない。そうなったら、映像作家細田守は好きな映像をたくさんつくれるかもしれない。いや、そうならなくても好きな映像しか作ってないぞ。あのオッサン(^o^)
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