「感情移入させない展開に感じる導入でした。」果てしなきスカーレット かもしださんの映画レビュー(感想・評価)
感情移入させない展開に感じる導入でした。
空を覆い尽くし蠢く雷雲、風に煽られる砂塵、そして水面に広がる波紋。
実写と見紛う程の導入に度肝を抜かれてしまいました。
その後、王女を中心に物語が綴られていきますが、何故か感情的な描写はほとんどなく事象だけを描いておりました。
観客に王女が抱く復讐心を共有させないためだったのか、否、私の理解が及ばないだけかもしれませんね。
ただ、王女の復讐心に共鳴できないからといって感情が揺さぶられないという事はなくしっかりと涙目にさせられてしまいました。
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おつろくさんのコメント
2025年11月27日
共感ありがとうございます!
前作の「竜とそばかすの姫」で、エンタメから重いテーマを扱う方向に舵を切ったので、今回も重いテーマの作品でしたね。かもしださんがそれでも涙目になれたという事は、監督のメッセージがちゃんと届いた証拠だと思います。
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