「作品が好き過ぎる故に蛇足感が、、、、」アルドノア・ゼロ(Re+) おでんさんの映画レビュー(感想・評価)
作品が好き過ぎる故に蛇足感が、、、、
クリックして本文を読む
TVシリーズが好き過ぎるので辛口のなってしまいますが、、、、
総集編部分はこんなものです。2クールアニメを2時間弱にブチ込む訳ですから、上手く編集できていますね、としか言えません。象徴的なシーンは網羅されていたか、と。
追加エピソードの「雨の断章」は、、、私にとっては完全に蛇足でしたね。
元々、スレインが助かる、というエンディングは難易度が高い結末だと思っていました。
スレインは戦争を拡大させた上に、共に最後まで闘い散った、バルークルス伯、ハークライト、スレイギス隊の残党、身を引いたレムリナ姫、彼らの想いを受けながらも、情けのより言わば「生き恥」を晒した訳です。
アセイラムは火星と地球のため私人としての幸せを捨て、界塚伊奈帆はアセイラムへの想いと、片目と、軍人としてのキャリアを捨て、レムリナはおそらく幽閉され、皆が苦しみを背負った訳で、その想いを背負い死んでいくことも赦されないのがスレイン、で良かったのでは?あのシャアですら、TV版では死んでいったのです。
それにしても、エデルリッゾがなんか普通の貴族になって「花嫁が、、、」ってのが、一番の解釈違いです!エデルリッゾはガンダムでいうカツ・レツ・キッカなポジションで、次の世代の象徴であって欲しかった。TV版のラストで髪をおろした姿が、彼女の自由な未来を想像させて、すごく印象的だったのに〜。
まあ、作品を創るのは自由だし、解釈はそれぞれなので、これはこれで、コミケで買った同人誌、と考えればよく出来ているかも、とは思いますが、、、、
もちろん作品ファンとしては劇場に行くし、円盤も買うけどね、、、、
コメントする