「次代に残すべき労作」フロントライン odeoonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
次代に残すべき労作
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今でも忘れられないダイヤモンド・プリンセス号のコロナ禍の悲劇をDMATの当事者の視点で描いた実話ベースの再現ドラマ、DMATは3.11東北大震災でも活躍した災害医療専門の医療ボランティア的組織、感染症対策は専門外でしたが厚労省からの依頼で出動、主に患者の選別、船から病院までの搬送計画の立案、実施が主務でした。
DMATの対応を命じたのは安倍首相だったようですね、当時、日本には対応する機構が無く、次の危機に備えるべく米疾病対策センター(CDC)にならって日本版CDC、「健康危機管理研究機構」(JIHS、ジース)が2025年、4月4日に国立感染症研究所と国立国際医療研究センターが統合して発足しました。
当時の報道、家族の困惑などが蘇り辛い映画でしたが製作陣、医療関係者には感謝。歴史的教訓、記録として次代に残すべき労作でした。
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