「全国のお医者様に見てほしい・・・」フロントライン 浅見探偵さんの映画レビュー(感想・評価)
全国のお医者様に見てほしい・・・
「映画でひと言:フロントライン」
新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」。あの当時、たいへんな話題となった事件だし、まだまだ記憶に新しい。その実話を基に、未知のウイルスに最前線で立ち向かった災害医療専門の医療ボランティア的組織「DMAT」の医師や看護師たちの戦いを描いた作品。単純だと言われるかもしれないが、彼らはヒーローだ。「DMAT」隊員たちのもの凄い勇気と根性と、信念を感じた。
とりわけ、主役の小栗旬といい、松坂桃李といい、池松壮亮、窪塚洋介が実によく演じていた。
前の週に「国宝」を観ていたが、私はこちらの映画の方を断然、推薦したい。彼らの「DMAT」の活動を英雄視するより、あの当時の彼ら医療チームの対応や、国の対応の賛否をもっときちんと描けという評論も見かけたが、映画として、とても緊張感があり、そんなに彼らの活動自体も映画的に盛られてなく、淡々とドキュメンタリー的に、そして丁重に描かれていて、私はとっても好感を持った。今年の作品の中ではダントツ1位だと思った。星の評価は★4.2。是非、映画館で観て頂きたい。
追伸 全国のお医者様にも観て頂きたいと思った。
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