エミリー・ザ・クリミナルのレビュー・感想・評価
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闇バイトに堕ちていく、胸くそ悪い映画
2022年アメリカ劇場公開作 日本は時期か内容かは分からないがスルー そしてNetflix配信公開
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犯罪が描かれる映画はいくらでもある。しかし犯罪映画を見る又は見たい基準は私にはある。
自分に身近であるかどうか。
外国のマフィアは世界的に大きな悪い影響を与え続けているが、遠い外国の世界だと思えるから見る。だから日本のヤクザ映画は私にはハードルが極めて高い。ごく身近にあるから。とても架空の世界に思えない。ヤンキー映画も見るハードルは高い。
この映画は闇バイトが描かれている。この場合外国だから…とはいえない。一般人が普通のバイト感覚で行う極めて悪質な犯罪だから。
以降この映画の内容に触れます
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主人公エミリーはフードデリバリーの仕事をしている。過去の犯罪歴からなかなか正規社員になれない。同僚から高額バイトを教えてもらった。それが闇バイト、カード詐欺。一度は辞めようとしたが自分の意思でやる事にした。強要されていない。だんだん金額がエスカレートする。自ら偽造カード作成をするようになる。首謀者とは恋仲になる。
この女は救いようがない。過去の犯罪を後悔している。
恋人と口論して加重暴行をしたが手加減した事を。そうでなかったら通報されなかったと。
最後は恋人を見捨て高跳びする。そして異国の地で自らが闇バイトの首謀者になる。
唯一、この女に同情できるのは、友人が勤める会社の面接に行った時、インターンで数ヶ月無給だという事。この時我慢して就職できたなら最悪の事態は起きなかった。ただ(アメリカで無給インターンが違法かは知らないが、)この女の口調はいつも攻撃的、たぶん続かなかっただろう。
外国での評価は良い。この胸くそ悪い演技をした俳優は評価されるべきかもしれないが、やはり見た後が胸くそ悪いのには変わりがない。
大したタマ…
素人が困窮から犯罪に手を出し、徐々に深みにはまっていく様を描いている。犯罪集団の一人と恋仲になったときは時すでに遅し。しかし、最初から肝が据わっており、ラストはブラジルで自分が犯罪の手引きをする側に。必ずやられたらやり返す。前科があるのも頷ける。碌な死に方はしないだろう。現在の日本で起きてる闇バイトはまさにこの映画のようだった。
ドンドン深みにはまって抜け出せなくなる
ついてないのか・・ついてるのか・・。 今、流行の闇バイトもこんな感...
出だしから引き込まれた!!
肝が据わった求職者が主人公で、出だしから引き込まれました。面接でキレのある返しをしていました。日本で言えば所謂、闇バイトという事になるのでしょうが、老人を狙うのではなく、カメラが付いているであろう店舗を狙って大胆不敵でした。主人公はあくまで普通の労働者なので、どうなるか分からないヒヤヒヤ感が最後まで続いて楽しめました。自宅を襲撃されるシーンが特に怖く、悔しさが伝わりました。
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