ドールハウスのレビュー・感想・評価
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“作り物なのにゾクっとしちゃう“遊園地のレトロお化け屋敷チックなホラー作品
最初に言っておきましょう。
観ていてモヤっとしてしまう箇所があったとしたら、そこは気にせずに一気に観てしまうことをお勧めします!(特にサブスクになってから観る場合、細切れで鑑賞しがちな私)
さて。
この手のオカルト系ホラーは、現代のスマホ・ネット全盛時代の昨今、正直、その世界観をいかに実在感ありそうに見せるられるが鍵だよなーと思っています。特に「人形」「ドール」といった立体物を取り扱う場合、ちょっとでも観る側に「んなアホな」と思わせた瞬間、一気に興醒めして人形劇コントに見えてしまう。
で、本作はそのあたりが非常に上手で、ホラー要素の差し込み方に無理のない丁寧な脚本構成で、気持ちよく愉しめました。お見事。
ビー玉が転がって押し入れに入るシーンや、「ロボット掃除機を使ったら」といった台詞、「お化けだぞー」と紙袋を被る子供たちなど、その先に何が来るかがピンと来るものもあれば、この後、どうなるんだろう(でも不安は募る)といったものもあり、結構、ゾクゾクさせられるものがありました。まさに作り物とわかっているのに怖がらせてくれる遊園地お化け屋敷な体験ですね。
しかし人形って不思議ですよね。誰もが人形を可愛いと思えるし、逆に怖いとも思えてしまう。
愛着の対象でありながら、閾値を超えると、すんなり忌避の対象にすり替わってしまう。「愛憎は表裏一体」とはよく言ったもんですね。
不気味な呪われた人形
呪われた人形を題材にして長澤まさみが怪演を演じたジャパニーズホラー。前半はなかなか面白くて引き込まれたが途中からストーリーが違う方向に向き始めて失速した印象。ストーリーはさておき、ゾクゾクする不気味さはあるので若年層には面白い作品でしょうか。
2025-94
ホラーと言って良いのか分からない良質な作品
5歳の娘を亡くし悲しみに暮れる日々の中、骨董品屋で見つけた人形を購入し、娘のように可愛がる。
数年後、新しい命を授かり幸せを取り戻した夫婦であったが、それに反して人形の扱いは雑になっていく・・・
娘を不慮の事故で亡くすというオープニングは、あまりにキツイ。
子供が犠牲になる作品は映画であってもかなり応えますね🥲
失意のドン底の中人形に出会い、妙な元気に溢れる妻の様子は、到底正常には見えず痛々しかった。
また、人形が5歳の娘と同サイズで無表情。そこにいるだけでかなり怖いです😅
それを食卓のイスに座らせて夕飯をの準備。「うわぁ・・・」って感じでした😅
人形もののホラーは昔から好きだけど、まさかチャッキーみたいに襲ってはこないよな・・・と一抹の不安を抱えていたものの、そこは流石ジャパニーズホラー。
確信の持てない不自然さに、ジワジワとした恐怖に包まれていく感じです。
B級ホラーに有りがちなワンパターンな驚かし方でなく、とにかく不気味さがまとわりついてくる。ストーリーもしっかりしていてテンポが良いため、中だるみもせず楽しめます。
血が飛び散るようなスプラッター要素もないので、映像的にもキレイ。ホラーが苦手な方にもオススメしたい作品ですね。
ジリジリと積み重ねで怖い
和製アナベル(笑)
早く終わりそうなやつから鑑賞したから後になってしまいましたが先日鑑賞できましたー‼️。
最初は夫婦の話から人形へと変わっていくが、登場から不気味な雰囲気かもしだしてる予告どおりのゾワゾワ感👍、さらに驚いたのは入っていたケースがガラス張りのお経の書いたお札がベタベタ貼られたケースではないですか、わかる人にはわかる封印されてるアナベルが頭をよぎったのは私だけでしょうか❓(笑)、あからさまにやばい人形を開けてしまうのね、状況が状況だからしかたないのか💧、一度押し入れにしまえたからそのままなら良かったのだか…💧。
この後もなんだかんだあり人形が動く真相なり怖いシーンはあるのだがビックリさせられるシーンはあるものの物語も面白かったし、アナベルとリングを掛け合わせたような先が気になる展開で、その後の話も続けられる感じで終わってたので次作でまた長澤まさみさんや瀬戸康史さんでも良いが新たに新キャストの続編も観たいです😭
思わぬゲストに安田さんが出てきたのビックリ🫢最近よく見かけますね☺️呪いに理解を示さない良いキャラでした‼️。
和風アナベルやんけ!
友達に誘われて観に行きましたが、まんま「アナベル」を邦画にした言わば「和ナベル」でした。
演出面も全部、これ見たことある…というやつで、正直目新しさはなかった上に全部しょぼかったです。内容も邦画ホラーの悪いとこ全部盛りで、死人はでないし、痛いyoutuber5人組の動画無駄に長いし、人形の専門家は「しまった!」と言って役に立たないし、ギャグ映画としてはいいかも?
ミステリー要素も薄い…全部言っちゃってるので、あんまり考えずに見れました。
この映画を観て「怖かった!」っと言ってる方は多分あまりホラー映画慣れしてない人だと思うのでそういうホラー慣れしてない方は楽しめるかと思います。
長澤まさみさんのファンで行ってきました
僕にとって長澤まさみさんは、明るく元気な役柄のイメージが強かったのですが、この作品ではその印象がまるで逆でした。
物語が進むにつれて、いつの間にか「長澤まさみさんが演じている」ということを忘れてしまうほどの見事な役作りに引き込まれていました。
観終わったあと、「あぁ、これが本当の女優なんだな」と、心から思わされました。
グロテスクな描写や恐怖をあおるような表情など、僕は本来あまり得意ではないのですが、この作品ではそういった場面が想像力をかき立てるような、直接的すぎない表現で描かれていて、そこがとても良かったです。
むしろその分、リアリティを強く感じました。
ホラーが苦手な僕でも、最後まで楽しんで観ることができました。
チャッキー+ミーガン+貞子÷3×脱出島=怖面白い
Jホラーの傑作を見た
久々に見なきゃ良かった…と思えるくらい怖くてよかったです。
ドールを持っていたらさらに怖かったかもしれません。
昔のホラーと比べると一段落ちる気もしますが、近年のJホラーの流れを汲んでいる割にまともなホラーシーンが入るので完成度の高さを感じました。
ミステリー要素もありますので、飽きずに見ることが出来ました。
勿論、最近のJホラーのテイストもあり、色々なお約束も楽しめます。
ちょっとやりすぎだと感じる展開もありましたが、大味なところもホラーの醍醐味かもしれません。
おすすめ出来る人
ホラーが好きな人
ちょっと変わった映画が見たい人
おすすめできない人
昔のホラーしか認めない人
怖い映画が苦手な人
細かいところが気になる人
暑すぎる日本を冷やっとさせるありがたいエンタメ作品
面白いしかなりおすすめできるけど惜しい
ホラー映画としてはおそらくはかなり面白い部類に入ると思うし、ホラー好きな人にはめっちゃおすすめできる。ミステリー要素もある。
それを大前提にネタバレ無しで言うと、いくつかの点で私は惜しいと感じてしまった。
まず、登場人物が全員それぞれ少しずつ考え無しというか、端的に言えば「アホ」な印象がどうしても消えない。人間誰しも欠点があるから仕方がないという類の理由ではなく、どうしようもない部分で。母親として、父親として、警官として、神仏に関わるものとして、そもそも人間として、道徳的にも首をかしげたくなる箇所が多かった。だから、感情移入もしきれないし、半歩後ろから観ている感覚だった。
そして、ホラー演出がちょっとしつこいようにも感じた。たたみかけているとも言えるけれども、何度もやると効果は落ちると思うし、ギャグに成り下がってしまう。バランスは大事。あと、上映時間は10分以上は削れたのでは?
また、どうしても日本のホラー映画の代表作品「リング」と比べてしまう。色々と似た雰囲気があるので、リングが星4.5あたりだとすると0.5から0.7ポイントくらい落ちるイメージ。
惜しい印象は消えませんが、これだけ言いたくなるのは素晴らしい作品だったと思うからです。近年のホラーの中では稀にみる面白さなので是非とも劇場で観たほうが良いです。観ないことにはこの作品の面白さが全く理解できないと思いますし、絶対に損はしません。
見える子ちゃんとセットでみても良いかも。
日本人形、持ってなくて良かった
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