ドールハウスのレビュー・感想・評価
全405件中、81~100件目を表示
和製チャイルドプレイ(あっちは超B級)
2025年映画館鑑賞71作品目
7月5日(土)イオンシネマ新利府
通常料金1800円−dポイント300→1500円
監督と脚本は『ハッピーフライト』『ロボジー』『WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常』『サバイバルファミリー』『ダンスウィズミー』の矢口史靖
粗筋
5歳の娘の芽衣を不慮の事故で亡くした鈴木佳恵は暫く鬱状態に
骨董市で見つけた女の子の日本人形を買って自分の娘のように可愛がる佳恵はすっかり明るくなった
鈴木夫妻にも新しい命である次女の真衣が誕生
佳恵はすっかり人形のことを忘れてしまった
人形の名前はアヤ
アヤは呪われた存在だった
アヤをMRIで調べたら中身は丸々子供の人骨だと判明
呪禁師の神田の助けを借りてアヤの母の墓がある新潟の島に返すことにしたのだが
コメディーのイメージが強い矢口監督のホラー映画
しっかりと怖い
特に腕時計を真衣の口に近づけるシーンとか
2019年公開『ダンスウィズミー』以来久々の矢口作品
その空白期間にコロナ騒動もあった
色々と思うところがあったのだろう
はじめは普通にクールな人形だが本性を表し上手くはいえないが「悔しいです!」的な
もしくは蒼井優が地元の後輩と共演した『宮本から君へ』のときの変顔の一つにあったような
チャッキーのように動き回らないところが良い
日本的な表現の方が良い
終盤欲張りすぎてまとまりが悪いが全体的には高く評価したい
田中哲司はああいう役がよく似合う
YouTuber5人組グループの「エスポワールトライブ」が出演
オカルトレンジャー男性陣3名とゴミ清掃員役2名
オカルトレンジャーの女子2名は舞台俳優(真弓)とファッションモデル(野咲美優)
野郎5人より女子が2名いた方が絵的にも良かろう
女性が3人に増えていたのは全く気づかなかった
配役
5歳の娘を事故で亡くした母の鈴木佳恵に長澤まさみ
佳恵の夫で総合病院の看護師の鈴木忠彦に瀬戸康史
鈴木夫妻の間に生まれた新しい娘(次女)の鈴木真衣に池村碧彩
かくれんぼで洗濯機の中に入ってしまい窒息のため5歳で亡くなった鈴木芽衣に本田都々花
忠彦の母の鈴木敏子に風吹ジュン
呪禁師の神田に田中哲司
お焚き上げを行う住職の寺嶋に今野浩喜
人形蒐集家の池谷宗伯に品川徹
刑事の山本に安田顕
総合病院の心療内科医の竹内良子に西田尚美
お焚き出しの住職に原金太郎
温泉宿の店主に有福正志
佳恵のママ友の笠原に朝夏まなと
救急医に川島潤哉
人形師の安元浩吉に星野卓城
浩吉の妻に河野知美
ママ友に徳留歌織
ママ友に岩上円香
ママ友に北野真紀
ママ友に三浦久枝
ママ友に加賀凪
芽衣の友だちに中桐優
芽衣の友だちに小柴みら
芽衣の友だちに藤原咲音
芽衣の友だちに中島彩喜
路上の不審者に友松栄
警官に犬塚マサオ
看護師に青木梨乃
服屋の店員に北川裕子
麻衣の友だちの玲奈に山岸りた
保育園の先生の伊丹弥生に花柳のぞみ
オカルトレンジャーのレッドにはんくん
オカルトレンジャーのブルーにガチヤマ
オカルトレンジャーのイエローにひろと
オカルトレンジャーグリーンのみくりんに真弓
オカルトレンジャーのピンクのあゆたんに野咲美優
ゴミ清掃員にけーすけ
ゴミ清掃員に島袋
夜中のサラリーマンに塚本淳也
骨董屋に金井良信
レントゲン技師の前野に津和野諒
気象予報士に浅香望
最低映画面白くも凄くもない 50点
率直に言ってとても残念な作品でしたわ。
まずストーリーがありきたりで雑です。冒頭の「隠れん坊中に子供が洗濯機で死亡する」というシーンは、ただショックを狙っただけで説得力ゼロ。周囲に他の子供もいたのに誰も気づかない、親も家中探さないという不自然さには呆れましたわ。
さらに、長澤まさみさんや瀬戸康史さんの演技も残念でしたの。恐怖や絶望を表現する場面で「うわぁぁぁ!」と大袈裟に叫ぶだけで、心が凍るようなリアルさがなく、ただ茶番にしか見えませんでしたわ。こんな状況なら本来は絶望で言葉を失うはずなのに、そうはならない演出が陳腐です。
極めつけは、人形との出会いがご都合主義すぎて笑ってしまいました。人形を祀る神社のチラシを受け取った長澤まさみがそれを見つめていると、都合よく風が吹き、チラシが外へ飛ばされ、市場まで流れていって、そこに人形がある……。もう「なんでやねん」としか言いようがありませんわ。キャラクターの自然な行動ではなく、「出会いのための強引な仕掛け」が丸見えで、恐怖どころか冷めましたわ。
全体を通して、ホラーとしての説得力も心理的な怖さも欠け、安っぽい演出と雑な脚本が目立つだけ。とてもじゃないけれど、観客を怖がらせようという誠意を感じられませんでしたわ。
リングのような
リングを踏襲してるような構成だと思った。
夫婦(リングは離婚してたっけ?)が異変を解決するために、異変の核の場所へ向かって、地下へ潜って…という所が似通っている気がした。リングはうろ覚えだけど。
そして解決したと思わせて、後味悪く終わるところも似ていた。
視聴者を驚かせるポイントには尽くビックリさせられた。娘の歯型を父親が確認するシーンが一番予想できなくて、驚いた。
娘を伸ばし棒で殴り殺してしまう悪夢のシーンは本当に心臓に悪かった。
人形をMRIにかける辺りから解明編といった感じになり、真相が気になってワクワクした。
以前観たホラー映画はそういう部分が無くふわっとした終わり方で萎えたので…。
あまり観たことないからよくわからないけど、王道の邦画ホラーなのかな?
最後までハラハラしっぱなしで面白かった。映画館で観てよかった。
リングより呪怨よりナントカ村より面白い傑作
長澤まさみがホラー?と軽い気持ちでふらっと観に行ったがちょっとビックリ!かなり傑作のホラーサスペンス
序盤はチャッキーのような人形ものか、実は主人公が精神的に病んでいるというスピリチュアルな作品か、と考えさせながら、じわじわと呪いの謎が解けていく見事な脚本!主人公と夫が人形が宿す穢れの秘密や歴史に迫っていくロードムービー的な展開が緊張感を煽る残穢のような味わいも!細かくシーケンスを刻んでいく緻密な構成も飽きさせないし要所にドキッとさせる演出を忍ばせ油断できない!YouTubeや見守りカメラなど今的なデバイスも上手く
謎解きに取り込んでいる!
安田顕や田中哲司が短い出演ながら物語を引き締める
最後はハッピーエンドかと思わせておいて実は…
視聴者の先入観を微妙に裏切りながら細かいエピソードを重ね最後まで引き込ませる上質なエンターテインメント作品だった!いずれネトフリやプライムビデオにアップさせるだろうが映画館で観た方が良いと思う
新たなジャパニーズホラーの象徴になりうる映画
まずタイトルコール前の長澤まさみさんの絶叫の迫力が凄すぎて、その時点のこの映画は間違いなく面白いな。とニヤニヤしながら感じました。
この映画の見所として
①明らかにやばいアヤちゃん人形
奥さん!我が子を失って気がおかしくなることは悪いことじゃありません!だけど、あんな絶対にやばい箱に入った人形を買うのはやめとけ!
実際赤ちゃんにも容赦なく手(髪)を出すし、アヤちゃん人形に関わった人はみんなケガをしているし、おかしくなった人も少なくない。後半からは正体を表し始めてからどんどんこの人形ヤバいと嫌でも感じさせられる。写真に映る豹変した顔や歯型を合わせるシーンとか来る!と分かっていても怖いものは怖いよ、、
②アヤちゃん人形に翻弄される主人公夫婦
長澤まさみさんと瀬戸康史さん演じる夫婦。
はじめは奥さんだけがおかしくなって幻覚が見えておかしくなっているだけかと思えば、旦那さんも度重なる身の回りの異変からアヤちゃん人形への不信感が生まれ、無許可でCTをとって人形の下のには人間の骨があることを知ってこの人形はやばいと自分から供養を依頼したりしたにも関わらず、最終的には旦那さんもアヤちゃん人形を自分の娘だと思い込んでしまうかなりヒエっとしてしまうラストになっていた。
③テンポの良さと以外な真実
娘を亡くした物語の入りからアヤちゃん人形との出会い、娘を出産してから数年後とテンポがかなり良く、中盤でも次々とアヤちゃんが大暴れしてドキドキハラハラしながら映画に釘付けになれた。
予告のみの前情報だけ読み取った際は海外の映画のチャッキーのような殺人鬼(人)の魂が人形に宿っている系やアナベル人形のような悪魔が宿るものかと予想していたが、まさか本当の人の骨を覆うように人形になっていたとは思わなかった。
新潟のお母さんに帰す流れからアヤちゃんもそのまま大人しくしていればお母さんの元へ行けたのになんで抵抗するのか?と疑問に思っていたが、終盤で実は母親からの虐待を受けており、母親の元へ行きたくなかった事実も分かり、長澤まさみの娘の身体にできた引っかき傷などの伏線も散りばめられていて、主人公夫婦の本当の娘になることが真の目標だったこともわかり騙された、、
全体を通しても展開の広げ方も上手く、怖がらせるシーンは徹底的に不気味に、謎の解明へのシーンも面白くホラーというよりもホラーミステリーとしての完成度が高く何度も見たいと思えるほど、全く飽きがこなく適度な緊張感を味わえる作品になっている
主題歌も最高です。ずっと真夜中でいいのに。の「形」映画オリジナルのイントロ部分にお経が混ざっている演出から透き通った声と力強い歌詞がとても良かった。すき
思ってた以上にちゃんとしたホラー
終始トリハダ!!最高の恐怖体験をありがとう!
ネットで、長澤まさみさんが、出演を熱望したみたいな記事をみて興味が沸き、とにかく情報を入れずに(予告も見ずに!)鑑賞しました。
結論から言うと・・・怖かった!とにかく怖い!
ここ最近のJホラーの衰退気味には辟易してたんですけど最初から最後までとにかく怖がらせてくれる映画は久しぶり!ミッシングチャイルドとはまた全然方向性が違う。
じっくりじわ~~~~って感じではなくテンポ良く次から次へと惜しみなく恐怖を盛り込んでくれるホラーサービス満点の映画です。
先ずは洗濯機で娘が見つかる冒頭演出「バ~~~~~~ン!!!!」
あの音と悲鳴でこれから始まる2時間の絶望感を染みつけられる。
オープニングでいきなり持ってかれたので「あ、この映画キタかも!」と。
もうJホラーで怖がらせるのは無理なんだろうか?と思ってたのに
食卓に人形が座らせられてる時点でシンプルに怖い。
最初ピントがあってないのも古典的だけど撮り方がうまいのかちゃんと怖い。
おにごっこのシーン・・・追いかけてるのは人形だと見てる方は分かってるので
ベッドの上、下とチェックする主人公を見るのが辛い・・・怖い・・・。
時計ベルトの歯形を寝ている娘の口と照らし合わせようとするシーン・・・・
久しぶりに映画館で悲鳴が響き渡りましたwww怖すぎ!!!!
娘を起こさないように・・・そ~~っと近づいて・・・っていう流れがあったので、それって幽霊関係なしにドキドキする行為じゃないですか?そこを最大限利用する演出が神でしたね。
とにかく場面場面でちゃんと怖がらせてくれつつ、後半からはちゃんと謎解きパートのエンタメ要素も盛り込んでくれるので最後まで飽きずに見れました!
もう隅々まで楽しませてくれたのであまり偉そうな事は言いたくないんですけど、ラストの坪あたりからちょっと描写が雑?かな~と思ってしまったので―1点。ミンナノウタもそうだったんだけど、化け物最終形態のシーンが明るいんだよなあ・・・・。個人的にはもっともっと暗くていい。一瞬でも特殊メイク感を感じてしまうとそこで恐怖が終わっちゃうので…
ラストでメイがあやを連れて行くシーンですけど、あれってメイがあやを封じ込めたけど代わりにメイが洗濯機から出れたことによって復活?島からメイちゃんを連れて脱出してる幻想みたいのも出るので。なので最後ラストシーンの人形の中にはメイが入ってるのでは無いかと僕なりに解釈しましたけど・・・・そんなあやふやな考察ポイントを残すのも個人的にはJホラっぽくて良かった。
等身大人形が娘と混在し、どっちがどっち?と混乱させる事で恐怖を演出するのはホント素晴らしかったです!続編はやめてください!多分超えられないと思うので!
久々の良いJホラー
怖くないどころかどうせホラーの皮を被ったコメディなんだろうな〜と思ってたら、ちゃんとホラーしてたし、面白かったです。
ちょっと退屈な部分もあったり、心病んでるからってあんな見るからにヤバいケースに入った人形を買っちゃうんかい、とは思いましたが…。
でも、あやちゃん人形の幻覚強すぎてだし、ホロライド写真も不気味だったし、特に歯型合わせるシーンがめちゃビビりました。
ラストも後味の悪さがなかなか…。
バッドエンド思わせてハッピーエンドと思わせて、あの何とも言えない幸せな感じの絶望感…良かったです。
ずとまよが主題歌担当してるしホラー系の作品好きだから観に行くか〜くらいだったんですが、良い意味で期待を裏切ってくれました。
これがホラーなら何も見れんですよ
作り込まれた伏線王道ホラー
ジャンルはソフトファミリーホラーかな
怖くないホラ~😅
最後がまとまってない感。 どこまでも付いてってまさかの2人で島行く...
我が子の死を受容する
自分の不注意に寄って子供を失ってしまった母親と、それを支えようとする父親の話。ホラー映画ではあるがテーマとしては非常に重い内容だったと思う。
ホラー演出や人の感情の動き(怪異の存在を信じられず妻の精神状態を疑う流れなど)は非常に丁寧だったと思うし、上映時間があっという間と感じるくらいに話の展開も早かった。ただちょっと後半に詰め込み感が強かったかな……。
失った長女も今も生きている次女も愛そうとする母親と父親の姿は非常に胸を打たれた。化け物になってしまった他人の子供すらも見捨てられない親の情を描いたのも良かった。
バッドエンドなので好き嫌いは分かれる話だとは思う。結局、長女を失った悲しみを乗り越えらず怪異に取り込まれる夫婦で締めるのは、個人的には好みではなかった。まあ、専門家たちが対処するだろうから大丈夫……なんだろうか……?
洗濯機を覗き込むだけでこれだけ怖いとは
「チャイルド・プレイ」より10倍怖いドールミステリー。骨董市で買ってきた日本人形の汚れた顔を綺麗に拭いてあげるのは分かるけど爪をいきなり爪切りで切ってあげるって長澤さんどういうこと?それ伸びてるってことやん。この人形はヤバイって一瞬で観客に分からせる荒業脚本、コメディを得意とする矢口史靖監督が舐めたらあかんでとばかり清水崇なんかとは違う方向に突き抜けた傑作ホラー(監督はホラーと呼んでほしくないようだが‥)を作った。そもそもピンクの派手なこのポスターはどうだろう、礼(あや)ちゃんは人形だから決して動かない、チャッキーのように目を剥いたりナイフを振りかざしたり下品なことは一切なくて動かないのにすごく怖いのだ。風吹ジュンのお祖母ちゃんとか田中哲司の悪霊祓い師とか、微妙なキャスティングでやろうと思えばもっともっと怖くなる絶叫マシンをかろうじて二転三転上り下りのジェットコースターホラーにとどめてくれている。それにしても長澤さんがおばけごっこで紙袋を被った人形の頭を棍棒で殴打するシーンがやばかった。映画を観た帰り道の車の運転が凄く怖かったことである。アーメン。
面白すぎた。
和ホラーは「そこまでは出来ない」のを感じた
主要キャラが10人いたら8人犠牲になる洋ホラーに比べて必要最低限しか死なないわね、和ホラーは。
この必要最低限というのも結局お話を進めるために子供が事故で…という流れなのでもはや死者ゼロですよね、これ。
警察のおじさんは死ぬかなと思ったですが、ていうか死ぬからヘイト貯めてるのかなと思ったのですが、心神喪失で済みましたね(しかも「しばらくは」って言っていたのでもはや完全生還ですね)。
ゴミ清掃業者さんは何も悪くないのに!と思ったか?息があるってよ!あそこから入れる保険があるわけないはずなんだないはずなんだ。
最後は流石に親たちが人形の代わりに娘を埋めちゃったのかしら!と思ったら、おる!車の中に!いつから車の中におるんじゃ君は!一週間飲まず食わず車中か?あれもしかして幽霊だったんか?どういうこっちゃ????
まあ、なんというか、あまり理不尽にバタバタ死ぬような脚本は日本人受けしないんでしょうね。
おばあちゃんも死なないで、死なないでと思ってたら死なんかった。
分かるよ、分かってる。
観客の皆が皆、大量の死に慣れ親しんでるわけでも、望んでるわけでもないことは…
いや私も別に慣れ親しんでも望んでもおらんけどな?
イヤーーーー死なないでェーー!⇒死なんのかい
とか
やれやれ死んだわアイツ⇒死なんのかい
とかはちょっと想定外というか。
ホラーはそれが許されたジャンルではないのかと小一時間。
幽霊による死がない世界でなぜ子供が事故死するのか…そっちの方が理不尽なのでは………
いったい何の話をしているんだ。
想定外に人が死ななかったというだけで、まあまあ充分ちゃんとホラーだったと思います!
ただまあ話の流れ上、最初に子供が死ぬのが…とてもストレスフル…他人の子供も預かった状態で遠くに買い物行っちゃいかん…いやとは言え…誰も悪くなくて…とは言え…ツッラ…
何か相対的に「子供が死んだわけじゃないけど友達あげたくてお人形あげました」という序章から入ったミーガンの評価が上がっています。
全405件中、81~100件目を表示