ドールハウスのレビュー・感想・評価
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思ってた以上にちゃんとしたホラー
予告だと大したことなさそーと思ってましたが大槻ケンヂさんが褒めていたので気になって観てみたら面白かった!
リングみたいに話が広がっていくホラー映画で素晴らしい脚本でした
ただリングと違って全く怖くないのでトラウマにならないのが惜しい
終始トリハダ!!最高の恐怖体験をありがとう!
ネットで、長澤まさみさんが、出演を熱望したみたいな記事をみて興味が沸き、とにかく情報を入れずに(予告も見ずに!)鑑賞しました。
結論から言うと・・・怖かった!とにかく怖い!
ここ最近のJホラーの衰退気味には辟易してたんですけど最初から最後までとにかく怖がらせてくれる映画は久しぶり!ミッシングチャイルドとはまた全然方向性が違う。
じっくりじわ~~~~って感じではなくテンポ良く次から次へと惜しみなく恐怖を盛り込んでくれるホラーサービス満点の映画です。
先ずは洗濯機で娘が見つかる冒頭演出「バ~~~~~~ン!!!!」
あの音と悲鳴でこれから始まる2時間の絶望感を染みつけられる。
オープニングでいきなり持ってかれたので「あ、この映画キタかも!」と。
もうJホラーで怖がらせるのは無理なんだろうか?と思ってたのに
食卓に人形が座らせられてる時点でシンプルに怖い。
最初ピントがあってないのも古典的だけど撮り方がうまいのかちゃんと怖い。
おにごっこのシーン・・・追いかけてるのは人形だと見てる方は分かってるので
ベッドの上、下とチェックする主人公を見るのが辛い・・・怖い・・・。
時計ベルトの歯形を寝ている娘の口と照らし合わせようとするシーン・・・・
久しぶりに映画館で悲鳴が響き渡りましたwww怖すぎ!!!!
娘を起こさないように・・・そ~~っと近づいて・・・っていう流れがあったので、それって幽霊関係なしにドキドキする行為じゃないですか?そこを最大限利用する演出が神でしたね。
とにかく場面場面でちゃんと怖がらせてくれつつ、後半からはちゃんと謎解きパートのエンタメ要素も盛り込んでくれるので最後まで飽きずに見れました!
もう隅々まで楽しませてくれたのであまり偉そうな事は言いたくないんですけど、ラストの坪あたりからちょっと描写が雑?かな~と思ってしまったので―1点。ミンナノウタもそうだったんだけど、化け物最終形態のシーンが明るいんだよなあ・・・・。個人的にはもっともっと暗くていい。一瞬でも特殊メイク感を感じてしまうとそこで恐怖が終わっちゃうので…
ラストでメイがあやを連れて行くシーンですけど、あれってメイがあやを封じ込めたけど代わりにメイが洗濯機から出れたことによって復活?島からメイちゃんを連れて脱出してる幻想みたいのも出るので。なので最後ラストシーンの人形の中にはメイが入ってるのでは無いかと僕なりに解釈しましたけど・・・・そんなあやふやな考察ポイントを残すのも個人的にはJホラっぽくて良かった。
等身大人形が娘と混在し、どっちがどっち?と混乱させる事で恐怖を演出するのはホント素晴らしかったです!続編はやめてください!多分超えられないと思うので!
久々の良いJホラー
怖くないどころかどうせホラーの皮を被ったコメディなんだろうな〜と思ってたら、ちゃんとホラーしてたし、面白かったです。
ちょっと退屈な部分もあったり、心病んでるからってあんな見るからにヤバいケースに入った人形を買っちゃうんかい、とは思いましたが…。
でも、あやちゃん人形の幻覚強すぎてだし、ホロライド写真も不気味だったし、特に歯型合わせるシーンがめちゃビビりました。
ラストも後味の悪さがなかなか…。
バッドエンド思わせてハッピーエンドと思わせて、あの何とも言えない幸せな感じの絶望感…良かったです。
ずとまよが主題歌担当してるしホラー系の作品好きだから観に行くか〜くらいだったんですが、良い意味で期待を裏切ってくれました。
これがホラーなら何も見れんですよ
作り込まれた伏線王道ホラー
ジャンルはソフトファミリーホラーかな
怖くないホラ~😅
最後がまとまってない感。 どこまでも付いてってまさかの2人で島行く...
我が子の死を受容する
自分の不注意に寄って子供を失ってしまった母親と、それを支えようとする父親の話。ホラー映画ではあるがテーマとしては非常に重い内容だったと思う。
ホラー演出や人の感情の動き(怪異の存在を信じられず妻の精神状態を疑う流れなど)は非常に丁寧だったと思うし、上映時間があっという間と感じるくらいに話の展開も早かった。ただちょっと後半に詰め込み感が強かったかな……。
失った長女も今も生きている次女も愛そうとする母親と父親の姿は非常に胸を打たれた。化け物になってしまった他人の子供すらも見捨てられない親の情を描いたのも良かった。
バッドエンドなので好き嫌いは分かれる話だとは思う。結局、長女を失った悲しみを乗り越えらず怪異に取り込まれる夫婦で締めるのは、個人的には好みではなかった。まあ、専門家たちが対処するだろうから大丈夫……なんだろうか……?
洗濯機を覗き込むだけでこれだけ怖いとは
「チャイルド・プレイ」より10倍怖いドールミステリー。骨董市で買ってきた日本人形の汚れた顔を綺麗に拭いてあげるのは分かるけど爪をいきなり爪切りで切ってあげるって長澤さんどういうこと?それ伸びてるってことやん。この人形はヤバイって一瞬で観客に分からせる荒業脚本、コメディを得意とする矢口史靖監督が舐めたらあかんでとばかり清水崇なんかとは違う方向に突き抜けた傑作ホラー(監督はホラーと呼んでほしくないようだが‥)を作った。そもそもピンクの派手なこのポスターはどうだろう、礼(あや)ちゃんは人形だから決して動かない、チャッキーのように目を剥いたりナイフを振りかざしたり下品なことは一切なくて動かないのにすごく怖いのだ。風吹ジュンのお祖母ちゃんとか田中哲司の悪霊祓い師とか、微妙なキャスティングでやろうと思えばもっともっと怖くなる絶叫マシンをかろうじて二転三転上り下りのジェットコースターホラーにとどめてくれている。それにしても長澤さんがおばけごっこで紙袋を被った人形の頭を棍棒で殴打するシーンがやばかった。映画を観た帰り道の車の運転が凄く怖かったことである。アーメン。
面白すぎた。
和ホラーは「そこまでは出来ない」のを感じた
主要キャラが10人いたら8人犠牲になる洋ホラーに比べて必要最低限しか死なないわね、和ホラーは。
この必要最低限というのも結局お話を進めるために子供が事故で…という流れなのでもはや死者ゼロですよね、これ。
警察のおじさんは死ぬかなと思ったですが、ていうか死ぬからヘイト貯めてるのかなと思ったのですが、心神喪失で済みましたね(しかも「しばらくは」って言っていたのでもはや完全生還ですね)。
ゴミ清掃業者さんは何も悪くないのに!と思ったか?息があるってよ!あそこから入れる保険があるわけないはずなんだないはずなんだ。
最後は流石に親たちが人形の代わりに娘を埋めちゃったのかしら!と思ったら、おる!車の中に!いつから車の中におるんじゃ君は!一週間飲まず食わず車中か?あれもしかして幽霊だったんか?どういうこっちゃ????
まあ、なんというか、あまり理不尽にバタバタ死ぬような脚本は日本人受けしないんでしょうね。
おばあちゃんも死なないで、死なないでと思ってたら死なんかった。
分かるよ、分かってる。
観客の皆が皆、大量の死に慣れ親しんでるわけでも、望んでるわけでもないことは…
いや私も別に慣れ親しんでも望んでもおらんけどな?
イヤーーーー死なないでェーー!⇒死なんのかい
とか
やれやれ死んだわアイツ⇒死なんのかい
とかはちょっと想定外というか。
ホラーはそれが許されたジャンルではないのかと小一時間。
幽霊による死がない世界でなぜ子供が事故死するのか…そっちの方が理不尽なのでは………
いったい何の話をしているんだ。
想定外に人が死ななかったというだけで、まあまあ充分ちゃんとホラーだったと思います!
ただまあ話の流れ上、最初に子供が死ぬのが…とてもストレスフル…他人の子供も預かった状態で遠くに買い物行っちゃいかん…いやとは言え…誰も悪くなくて…とは言え…ツッラ…
何か相対的に「子供が死んだわけじゃないけど友達あげたくてお人形あげました」という序章から入ったミーガンの評価が上がっています。
呪禁師が登場してのちのシーンは、現実離れした怪奇な展開が続き、奇をてらいすぎていると感じました。
「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の矢口史靖監督が長澤まさみを主演に迎え、亡き娘に似た人形に翻弄される家族の恐怖をオリジナル脚本で描いたミステリー映画。
主演の長渾まさみと人形を配した本作のチラシは不気味で、両者の無表情が怖いのです。けれども、製作サイドによると、本作は「ホラー映画」ではないとのこと。「新たなジャンルの映画」として、「ドールミステリー」と呼ぶようです。
●ストーリー
鈴木佳恵(長澤まさみ)は5歳の娘・芽衣(本田都々花)を不運な事故で亡くして以来、落胆して日々を過ごしていました。ふとしたことから骨董市で芽衣に似た人形を見つけて衝動的に購入します。看護師の夫・忠彦(瀬戸康史)は、人形を連れ歩く佳恵を訝しがるが、佳恵が元気を取り戻すならと一緒に可愛がり、外にも連れ出していたのです。人形を我が子のように愛情を注ぐことで佳恵は元気を取り戻していきます。
そんな中で2人目の娘・真衣が生まれると、忠彦も佳恵も人形に見向きもしなくなります。ある日、人形と寝かせていた真衣の首に髪の毛が巻き付いており、気味が悪いと感じた佳恵は、人形をクローゼットの奥にしまうのでした。
やがて、5歳になった真衣(池村碧彩)がひょんなことから人形を見つけ出し、「アヤ」と名付けて一緒に遊び、アヤと会話するようになっていきます。真衣の幼稚園の先生は、この年代の子にはよくあることだと言いいますが、先生からは母子が首つりをしている場面や着物姿の女児が釜茹でにされている場面を描いた真衣の絵を見せられます。不気味に感じた佳恵はその絵とともに人形をゴミの収集に出したのですが、ゴミ分別に細かい管理人によって人形が戻って来てしまいます。
ついには家の中で人形により真衣が負傷するという事態になります。でも、人形の怪異に対して半信半疑の忠彦は佳恵の真衣に対する虐待を疑うとともに精神状態を案じ勤務先の病院に入院させ、心療内科医・竹内良子(西田尚美)の治療を受けさせます。そして真衣を佳恵と切り離して人形とともに母親の敏子(風吹ジュン)の家に預け、佳恵の希望もあり人形供養の依頼することにします。しかし、敏子の家でも怪異が起こり、敏子が負傷してしまい、付近の防犯カメラには幼い子に敏子が暴行された映像が残っていたのです。 傷害事件として敏子は逮捕されて、刑事の山本(安田顕)が担当することになります。
一方供養を依頼された人形が著名な人形師の安本浩吉作で高額で取引されることを知った寺の関係者である僧侶・寺嶋(今野浩喜)が横流しを企んで持ち出します。しかしその寺嶋も怪異に遇い負傷して忠彦の勤務する病院に搬送されるのです。寺の住職からは我々の手には負えないと謝罪され、人形は忠彦の手元に戻るのでした。
山本が人形を証拠品として押収したところに、寺から紹介された呪禁師の神田(田中哲司)がやってきます。こうして佳恵と忠彦は、神田の助けを借りながら、人形に隠された秘密を解き明かしていくのです。
●解説
序盤の展開はホラー映画風だ。成長した真衣が人形と遊ぶようになると、不可解な出来事が次々起こるまでの展開は、正調ホラーに近いです。出色なのは、人形からは何も仕掛けないこと。あくまで観客の想像力をかき立てる演出で、人形のアップだけで恐怖感を描き出しているのです。
ところが、人形を巡る謎がつまびらかになり、呪いを解く段になって、転調し始めます。マニュアル的な説明と安田顕、田中哲司らがきまじめに演じる人物によって、奇妙な味わいが、そこかしこに広がり始めます。それもそのはず、監督が「ウォーターボーイズ」「スウィングガールス」などの矢口史靖なのです。テンポの良さは矢口映画の真骨頂。中盤以降、皆がジタバタして、物語が転がっていくさまは、初期の監督作「ひみつの花園」などを思い出させ、うれしくなりました。同作で主演した西田尚美がちょこっと出ていて、ニヤリ😏。軽みのさじ加減は、確かに「ドールミステリー」と呼ぶのにふさわしいと思います。
●最後に一言
ただねぇ、人形が何度も戻ってくる展開は、この手の話ではお約束のことなのかもしれません。でも中盤以降の戻り方は、かなり強引だと思います。管理人がゴミの分別違反だと主張して、わざわざ捨てられた人形だけ持ってくるものなのでしょうか。
そしていくら著名な人形師の作品で高値が見込めるからといって、人形供養を売りにしている寺の僧侶が、お祓いの依頼を受けた曰く付きの人形を勝手に持ち出し、売り飛ばそうとするものかと疑問に思えてなりませんでした。
とにかく呪禁師の神田が登場してのちのシーンは、現実離れした怪奇な展開が続くのです。ラストの人形のアヤが自分を大切にしてくれる新しい父母が欲しかったのではと気づくというところは、かなり捻くりすぎているのではと感じました。
久々面白いJホラーに出会えた
矢口監督っておそらくホラー映画ってこれが初めてだと思うけど、やっぱ天才なんだなって思わされた
見せ方や物語の展開が分かりそうでわからない。久々食い入るように映画館で没入できた。
過去のホラー映画を彷彿とさせる展開もあり、ちゃんと理にかなった展開でしてるから違和感ないし、上手だなと感心させられた。
矢口監督恐るべし
超見やすいホラー
ホラーではあるが、ミステリーでもある。ホラー映画初心者にはとても易しい作品だった。ホラー映画見始めの人にぜひおすすめしたい!!最後の方の旅館でカメラ撮影📸のシーンは意味不明すぎてちょっとウケてしまったけど、それ以外はふつーに怖い。でもジャンプスケア的なのも少ないしホラー耐性ない人もいけるレベルだと思う。長澤まさみの演技が上手すぎて、最初の洗濯機のシーンから一気に惹き込まれた。幼い子を持つ親にとってはリアルに感じられるであろう事故の恐怖と、生きる人形という非現実的なものへの恐怖が見事にマッチしていて面白かった。最終的に物理で怪異を撃退!とか、全部まさみの夢オチでした!とかではなく、なんとも後味の悪い感じで終わったのが逆に良かった。そっちの方がリアルだよな、と。あやちゃんの行動と目的が一貫してたのもGoodでした!
とっかえっこできるものとできないもの、で考察
洗濯機は新しいのと交換(とっかえっこ)できて代わりがきくのに母親はそれを怠った
結果として代わりが効かない娘が洗濯機の中で窒息死してしまった
しかし両親は新しく生まれた子を死んだ娘の「代わり」のように育てるというタブーをおかした
死んだ娘であるメイとドールセラピーとして一時的に愛されていたアヤ人形はどちらもそれ以降無下にあつかわれ続けたため、次第に両親を憎むようになる
アヤ人形は幻覚などを使い母とその新しい娘を喧嘩させ引き剥がそうとした
最後のシーンはメイとアヤ人形が「母親をとっかえっこした」と解釈できる
メイがアヤ人形の代わりに墓に入り、両親には幻覚を見せてアヤ人形を持ち帰らせたのだ
アヤ人形の母親は虐待する毒親だが、メイにとってはもはやどうでもいいことなのだ それよりアヤ人形の「お母さんを交換したいという希望」をメイは優先したと考えられる
めいさく
全338件中、21~40件目を表示
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