ドールハウスのレビュー・感想・評価
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今夏、最恐のホラー映画
とても丁寧に作られたホラー映画でした。
ストーリーもホラー的な演出も素晴らしい
役者さんの迫真な演技も良かったです。
Jホラーの金字塔の「リング」をリスペクトしたり
某監督の作品に出てきそうな怪しげなり能力者まで登場
オカルト用語を散りばめ設定に説得感を与える
本当に良くできたホラー映画だと思いましたよ。
そこにホラー的な演出をしっかり加えてしっかり怖い
ホラーと名乗りながら怖い作品は少ない、
怖い作品は本当に貴重だと思います。
長澤まさみさんも良かったですが
呪禁師(霊能力者)・神田役の田中哲司も役に嵌ており
素晴らしかったです。
自分的には今夏で最高のホラー映画です。
ホラーとエンタメとちょっとまじめな風刺
話のころがりかたがテンポよくて、よくある「これをやったら解決しがち」イベントが発生するたび、え、これやったのにまだ終わらないの?と何度か思うくらい二転三転しておもしろかった。
子どもの怨念みたいなものがでてくる映画はみていてどんよりしがちなのですが、長澤まさみさんや瀬戸康史さんの絶妙なコント感で、その仄暗さをうまくエンタメで中和していたと思う。
無理心中っていうかつまりはおかあさんに殺されてしまったのに、おかあさんのもとに戻りたいと願うものかなあと思っていたら案の定でした。
子どもはおかあさんといっしょにいるのがいちばんしあわせ、というのは結局は親とか大人とかのおおいなる勘違いでしかない、という風刺がうまくきいていてよかった。
田中哲司さんがああいう格好していると、つい冷泉さん!って思ってしまいますね。
長澤まさみの母親役が当たり
動物供養(ペット、食肉向けの動物など)は、命あった生き物の供養ですよね。でも、時には命のなかったものも供養しますよね。たとえば、針、人形、ぬいぐるみなど。しかし自転車、傘、洋服など普段よく利用していても供養はしませんよね。この違いはどうしてでしょうか?←鑑賞後こんなことを考えました😞。
長澤まさみさんの演技が秀逸でした。怯える姿や絶叫する姿は、演技とは思えないほどでした。
ストーリーはテンポ良く、多くの伏線も後で回収しているのがよくわかりました。
刑事役の安田顕さんは、気の毒でした。もう少し出番が欲しかったです。
ラストにはビックリでしたが、続編もできそうですね。
ホントに怖いホラー😱だった
こわかったけど面白かった!
怖がらせるより、みせる映画だった。
いわゆるオカルト映画。
今どきのホラーとしては刺激が少ないかもしれないが、劇映画の見せ方を熟知した映像的演出が上手いと感じた。
特に、家の間取りを利用した移動撮影やアングルなどのカメラワークと編集が見事だった。
長澤まさみは何を演じても上手い。
明るい母親、精神を病んだ母親、恐怖する女、決意する女。
夫の瀬戸康史は大きな病院の看護師で、人形の異変に気づいてCTスキャンにかけたりするのが面白い。…CTスキャンだと思った(MRIかも)のだが、画面に映し出されたのは断面ではなくレントゲンみたいな全身の透過画像だった…
住職役の今野浩喜はこれだけの役に?…と、思ったらオチがあった。
刑事役の安田顕も訳ありげに見えたが、意外な展開だった。
人形ホラーはアメリカでは数々作られていて、『アナベル 死霊館の人形』も『パペット・マスター』も『チャイルド・プレイ』も、後にシリーズ化されている人気テーマだ。近年では『M3GAN ミーガン』も同カテゴリーだといえる。これも続編が本国ほかで公開されたが、なぜか日本公開は中止が発表されている。
そんなテーマを今さら日本で作ってどうなのかと懐疑的だったのだが、それらとは一線を画していた。
幼い娘を死なせてしまった母親が自分を責めて鬱状態になる。その母親の娘への愛情がこのオカルト物語の戦いを誤った方向へ導くという切り口がユニークだった。
余談……………
“グーチョキパー”がフランス民謡だったとは知らなかった。(エンドロールにて)
王道ホラー
日本らしい古臭さもあり、今風な新しさもある。
冒頭で娘が事故で亡くなるところはとても悲しく、子供のいる親なら心が痛むはず。
からの、あやちゃん。
意外に幸せな時が過ぎる。が、2人目が産まれてからが怖い。
捨てても戻ってくる。
キレて殴り倒すと、実は娘だったのでは?と現実なのか人形が見せている幻覚なのか、その境目がわからなくなる。
なんだかんだあって、新潟県に踏み込み旅館で儀式を始めた時のあやちゃんのあの顔。
儀式が嫌だったんじゃなくて、嫌いなお母さんのいた新潟県に来たことが嫌だったんだな。と映画を見終わったあとでしみじみ考えるとあやちゃんの人間らしさが感じられて少し可愛いなと思えてくる。
最後、娘はかわいそうだったが無事だった。呪われたままのは夫婦のみ。
恐ろしい終わり方ではあったがもっと呪いが広がっていてもよかったかな、と思った。
貞子のように世の中を憎んで不幸な呪いを広める訳ではなく、優しい親が欲しかっただけ。
なんと微笑ましいホラーか。
あやちゃんが愛おしい。
私も呪いにかかっているのか。
【78.3】ドールハウス 映画レビュー
作品の完成度
矢口監督がキャリアの初期にホラー演出を手掛けていたという事実は、本作の批評において極めて重要だ。彼は単にジャンルを転向したのではなく、自らのルーツに回帰し、長年のコメディ制作で得たノウハウをホラーに転用したのだ。この融合こそが本作の最大の成功要因。コメディで徹底的に追求してきた「ごく普通の日常」の描写が、本作では恐怖の前提として機能している。愛する娘を亡くした家庭の悲しみ、骨董市で見つけた人形を慈しむ心理、再び授かった娘への愛情。これらの極めて人間的で、感情移入しやすい日常の描写が、人形という異物によって徐々に侵食されていく過程は、観客の心にじわじわと不穏な空気を植え付ける。この丁寧に積み重ねられたリアリティがあるからこそ、非現実的なホラー展開がより一層、現実味を帯びて感じられるのだ。
また、ホラー演出においても、安易なジャンプスケアに頼らず、人形の不気味さを増幅させるカメラワークや音響を駆使。特に、生活空間の中で人形が移動する描写は、彼の初期ホラー作品にも通じる、心理的な恐怖を喚起する演出だ。物語後半の急展開は、コメディ作品の軽快なテンポ感の名残とも捉えられるが、これを「日常の崩壊が加速する様」と解釈すれば、その意図は明確。観客に考察の余地を残す結末も、彼のホラー演出家としてのルーツを感じさせる。完成度においては、商業的なエンターテインメント性と作家性が高次元で両立した、傑作と言える。
本作は、公開前に開催された第45回ポルト国際映画祭で、グランプリにあたる「Best Film Award」を受賞。これは、本作の持つ独創性と、既存のホラー映画の枠に収まらない作品性が国際的に高く評価された証しだ。
監督・演出・編集
監督・演出は矢口史靖。本作の演出は、コメディで培われた"間"の妙が光る。日常の些細な出来事を丁寧に積み重ねることで、人形の存在感を際立たせている。人形が家に戻ってくる一連のシーンは、コミカルな要素を忍ばせつつ、徐々に緊迫感を高めていく。編集は宮島竜治が担当し、監督の意図を汲み取った緩急のある構成。特に、日常と非日常を往来するカットの切り替えは秀逸。
キャスティング・役者の演技
長澤まさみ:主演の鈴木佳恵を演じた長澤まさみは、本作の成功に不可欠な存在。愛娘を失った悲しみ、人形に過剰な愛情を注ぐ姿、そして徐々に狂気に蝕まれていく様を、細やかな表情と眼差しで表現。悲しみと狂気の境界を曖昧にするその演技は、観客を物語に深く引き込む。特に、人形を「アヤちゃん」と呼び溺愛するシーンでの、母性愛と執着が混ざり合った複雑な感情の表現は、彼女の役者としての深みを感じさせる。
瀬戸康史:佳恵の夫、鈴木忠彦を演じた瀬戸康史は、妻の異変に戸惑いながらも、何とか家族を立て直そうと奔走するごく普通の夫を好演。彼の演技は、現実世界との唯一の接点であり、観客が感情移入する上での重要な役割を担っていた。長澤まさみ演じる佳恵との対比によって、狂気の世界がより際立つ効果を生んでいる。
安田顕:私服警官の山本役を演じた安田顕は、物語の鍵を握るミステリアスな存在。一見してユニークな役柄だが、その表情の奥に隠された冷徹さや、物語を動かす重厚な存在感が光る。彼の登場によって、作品は単なる怪談からミステリーへと昇華する。
田中哲司:呪禁師の神田役を演じた田中哲司は、物語の真相に迫る重要なキャラクター。短い登場時間ながらも、強烈なインパクトを残す。その深みのある演技は、作品に奥行きを与え、観客の好奇心を刺激する。
脚本・ストーリー
原案・脚本も矢口監督。娘を失った母親が、その代替物としての人形に執着する物語は、ホラーとしての根源的な恐怖と、人間の心の闇を描くテーマ性が際立っていた。日常のリアリティとホラーの非日常性が絶妙なバランスで展開する。
映像・美術衣装
美術と衣装は、日常的な空間を徹底して追求。それゆえに、骨董市で発見された人形の存在がより一層不気味に映える。ライティングは、日常と恐怖の境界線を曖昧にするような陰影を巧みに利用していた。
音楽
音楽は、物語の持つ不穏な空気を増幅させる効果音とスコアが中心。特に、人形の存在を暗示するような独特なサウンドデザインが印象的。
主題歌は、ずっと真夜中でいいのに。の「形」。独特のリズムと力強い歌声が、物語の持つ悲劇性と不条理さを代弁するかのようであり、鑑賞後の余韻を深く残す。
作品
監督
矢口史靖
109.5×0.715 78.3
編集
主演 長澤まさみB8×3
助演 瀬戸康史 B8
脚本・ストーリー 矢口史靖 B+7.5×7
撮影・映像 高木風太 B8
美術・衣装
美術 金勝浩一 衣装 小木田浩次
早船光則 A9
音楽 音楽
小島裕規“Yaffle”
主題歌
ずっと真夜中でいいのに。 B8
いい!これ怖い!すごい!
そもそも人形が嫌いです。こわい。
実家の私の部屋に飾られていた謎の人形が怖くて仕方なかったです。
なので人形系ホラーは本当に怖いです。
つまり、怖くなければ意味のないホラー映画で、人形モノは私にクリーンヒットする可能性が高いのです。
さて、ドールハウス。
ものすごく怖い点が二点ありました。
人形を殴ったら自分の子供だったのでは、という点。
そして、やはりオチですね。人形と母親との関係。
どうしても「登場人物のほとんどはハッピーエンド、でも実はまだ怪異は残っていて」というオチばっかりのホラー映画業界。
ここまで最後までホラーに徹しきれたドールハウスは素晴らしいです。
2025年の夏も、ドールハウスを皮切りに事故物件やきさらぎ駅、近畿地方のある場所についてなどのホラー映画が目白押し。最初の一作にいてもしかしたら2025年ホラー映画の最高峰なんじゃないかなと考えました。
ちゃんと怖いじゃんか
あらすじは割愛します。
ここでは、自分が「怖い!」と思ったシーンとその感想をまとめます。
まず今作で1番と言っても過言ではない洗濯機のシーン。かくれんぼ中に行方不明になった娘。警察に捜索願を出した直後、洗濯機の中から発見される――という現実的すぎる恐怖。長澤まさみの迫真の演技も相まって、前腕から肩、後ろ首から耳裏、そして側頭部から頭頂部にかけて総毛立った。
次に、帰宅したら娘人形が椅子に座っていたシーン。
忠彦にピントを合わせた視点で、食卓の子供椅子に座る人形。ピンボケながら人間のようにごく自然に見える映像が映る。あの人形の表情がこれからよからぬ事が起きるのではと想起させる。
ドールセラピーの描写も印象深い。
職業柄その効果は知っているが、佳恵の娘人形への扱い方はまるで患者を見ているようで観察者として入り込んでしまった。ここでも長澤まさみの演技力に完全に引き込まれました。
次女・真衣と娘人形・礼の区別がつかなくなる演出。
現実か幻覚か分からず、人形だと思ってめん棒でぶっ叩いたら実は娘だった――という夢オチは良かった。(←適切な表現ではないのですが・・)
そして人形の正体。即身仏的なオチを予想していたら、まさにその通り。なんなら亡くなった子供を人形職人の父親が加工するサイコっぷり。母親も含めて親の異常性が際立つ。ここはホラーみが増したように思う。
結末はさらに不気味。
佳恵は「お母さんと一緒にいたいはず。」と、人形を故郷の墓に入れようとする。ラストで発覚するが、その子供は母親から虐待を受けており、本当は墓になど入りたくなかった。歯をむき出し、目を見開く人形の顔は忘れられない。
幻覚のなかで、亡き長女・芽衣に手を引かれてどこか人形と2人どこかへ…。
祖母宅に行っていたはずの次女真衣がいつの間にか戻ってきて再び幸せに暮らせるハッピーエンドに・・なる訳もなく、次女が「パパママ違う!」という叫びも届かず、夫婦は人形をベビーカーに乗せて和やかにお出かけ――で幕。
個人的にホラー映画にハッピーエンドや感動パターンは不要派なので、本作は企画構成と役者の演技に満足度が高かった。そして何より、『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督作品であるということ。予告はもっとポップだったのに、ちゃんと怖いじゃんか。
怖い、ひたすら怖い😱💦💦❗️
ホラー好きですが、正直観ていて本気で怖いと思うことがあまりなくなってきてたのですが、この作品は劇場で観ていて本当に怖かった。
なんて言うか、心理的な不安感や恐怖感を巧みに煽ってくる。
とにかく脚本が素晴らしい!
数々の伏線もきっちりと回収していく。2時間くらいの映画だけど、展開が早く(特に前半)3時間くらいに感じた。つまらないから長く感じると言う訳でなく、「あ、まだ次の展開があるんだ♪」みたいな、楽しみが継続していく長さというか。
主演のお二人をはじめ、話が進むにつれて面白い俳優さん達が出てくる展開も秀逸!この辺は観客としてとても楽しめました。
長澤まさみさん、とてもいいですねぇ!綺麗で可愛くて、演技がとても瑞々しい。
彼女の作品は『50回目のファーストキス』と『マスカレード・ホテル』くらいしか観てないのですが😅、本当にいい女優さんだなぁと思いました。
洗濯機除き込んだ時の、目を剥いての絶叫シーンは絶品!
しかしこのラスト…💧
人形になったあやちゃんと母親の本当の関係が分かるところ、同じ日本人形を扱った山岸涼子さんのホラー漫画の金字塔であり大傑作の『私の人形は良い人形』のラストの「ゴトリ!」の音を思い出します。
ハリウッドのホラーでもそうですが、続編が出来そうなこの展開はお決まりですね。あやちゃんはまた活躍するんでしょうか…(そうなれば、そのうちコメディぽくなってしまう未来が見えるような…)
ハリウッドて書いて思いましたが、この映画は、海外でも受けるんじゃないでしょうか?
久々に怖さを堪能出来た映画でした。
料金2000円はチケット購入時は「高っっ!」と若干むくれましたが、料金分はしっかりと楽しませていただきました。
ありがとうございます♪
誰も幸せにならない救いようのないストーリー
次女の真衣が生まれてからも芽衣の死に向き合えておらず、結局最初から芽衣のことしか頭になかった夫婦、お母さんを取り替えっこしようというアヤの約束を成立させ、アヤの代わりにアヤの母と同じ墓に入ることになった芽衣、芽衣の代わりではなく自分とアヤの両方を愛してほしかった真衣、優しい鈴木母とずっと一緒に居たいアヤ…。
全員すれ違った誰も幸せにならない、救いようのないストーリー。
アヤも形が人形なだけで、やってることは母親に構って欲しい子供。死人も出てないし(重症者はいたけど)、基本家族と離されそうになった時や自分を無下に扱う者にだけ怪我させてた。真衣に対しては嫉妬はありつつも、姉妹の様に仲良くしてくれて、お話してくれたから本来は真衣と共に母親に愛されたかった…。最後もアヤにとっては最終手段というか、望んでいない結末だったように思う(あれが本来の目的ならとっくに出来たはず)。
てか、人形に抱きつかれてるのに「気持ち悪いのよ〜」と脳天気な祖母、大事な物は持っていくなと言われたのに芽衣の写真を持っていってしまう母(これが芽衣とアヤがお母さんを取り替えっこしようという約束が成立してしまう原因でもある)、怪我して一緒に行かず、見当違いのことを鈴木夫婦にさせてしまう呪禁師…何やってんだとツッコミどころはあったが、まぁそれを言ってしまうとストーリーが成立しないので(笑)
個人的には最後、3人で食卓を囲むシーンで、鈴木母が真衣(正確にはアヤ)にビスケットを食べさせてあげるシーン、歯に当てて実際には食べてないの細かくて好きです。
想いの先にあるホラー
監督がコメディ監督だったのでホラーを作るとしてどうなるだろうと思っていたのだが、しっかりホラーをしている。
怖がらせるためだけの怨念や悪霊ではなく想いを重ねたものとして描き、その想いをドールに込められている点はとても良かった。
怖がられる点に於いては、少し弱いのかもしれないが人の持つ情念をしっかり感じさせてくれる想いはホラーとして成立し、観てるものを引き込む力を持っている。
トラウマ必至
小学生の一人娘を事故により亡くした母はそのショックから立ち直れずにいた。そんな中、たまたま訪れた骨董市で亡くなった娘に似ている人形に出会う。これを購入した夫婦はこの人形と暮らすことになるが、次々と不可解な現象がおこるようになる…。
私は、ホラー映画が好きで話題になった作品については和洋問わずチェックするようにしている。本作は、予告ではそこまで興味をそそられなかったが、たまたま時間があったため、鑑賞することにした。
結果として、本作の本格的なホラーの作りに恐れおののくことになった。
来場者の多くは、エンドロールの途中で退場してしまい、終幕まで着席する人は少なかった。それは、予告でのライトな雰囲気と本編のギャップによるものだろう。
まず、本作には、笑いの要素や救いの手を差しのべる要素は皆無である。すべては人形に対する恐怖を煽るもので、無機質的にストーリーは進んでいく。
最も恐怖を感じたシーンは、娘と人形を勘違いして殴り殺してしまうシーンである。結果的に夢オチではあったが、娘が長い廊下の先で黙ってこちらを向いて座っているシーンにはゾッとした。
他には、娘が幼稚園で描いた絵も強烈だった。首吊り死体を描いたのだが、その吊っている首が伸びているのである。これは、実際にこのような状況で稀に起こる現象らしい。こういう細かい表現に恐怖心は煽られる。
ストーリー全体を通しても、途中で中だるみするようなことはなく、最後まで結末が分からないところが面白い。
予告編や学生がみんなで観てキャーキャーするような作品だと高をくくると間違いなく痛い目にあう。ホラー映画上級者でもトラウマを植え付けられる可能性が十分にある作品である。
大好きな作品でリピートしました
公開月にレイトショーで鑑賞しました。
最初の5~10分で恐怖を煽る演出と音の効果で一気に引き込まれました。
あやちゃんがほんとに表情豊かで大好きです。
初回からまた観たくなっておかわりドールハウスして満足しました。
ホラー好きな人も苦手な人も見てほしいです。
ある事件をきっかけに始まる人形の恐怖
ホラーとしては後からゾッとするタイプ。子供が人形に置き換わることでいろいろなハプニングが。人形にはいろいろ秘密があるらしい。その人形をてに入れるため欲にかられるひと、みいられてしまうひと、封印しようと試みる人、人形を見たいだけの人。人形を封印しようとこころみるが呪いの力には勝てず敗北、主人公夫婦に任せてさってしまう。ある秘密が隠されている神無島に主人公夫婦が向かうのだが、そこでおこるハプニングの数々。ある場所を見つけて人形を封印するのだが、主人公夫婦はみいられてしまう。封印しようとした人がある異変にきずくのだが時遅しで、ある異変が主人公夫婦を襲ってしまう。
後からゾッとするシーン満載なので是非とも劇場にてご覧下さい。
ドールハウス
予告から面白そうすぎて見に行きましたが
思ってたより怖かったです笑笑笑
長澤まさみさんの演技が上手すぎて終始鳥肌
でも‼️また見たいと思える作品でした🥹
見たその日は洗濯機近づけません……。
洗濯機・歯型・チェキこの3つのシーン激こわ
自転車おじさんには人間の女の子に見えたのは何故?
最愛の娘を亡くした母が、骨董市で娘に似た人形を購入し…それからというもの奇妙なことが起こり始め…と言った物語。
遅ればせながら鑑賞。恐かったですね‼
改めてホラーは我が国のお家芸だと認識。
内容はというと、人形ホラーの王道ではあるが、海外ホラーなら長回しの末に瞳がギョロっと動いてジャンプスケアにしそうなところを敢えてなにもせずに…この演出は背筋が凍る。
子ども達だけが会話できるアヤと呼ばれる人形。場面場面で表情も微妙に異なっているように感じさせるのは不思議。この人形、役者(⁉)ですね。
全体を通し比較的テンポもよく、起承転結のバランスも良いように感じたが、最後の最後だけちょっと雑?しまった‼…ってアンタw
それでは結局どうすれば良かったのかな?あそこで彼がすり替えなんかしなかったらそこで終止符を打てていたのか?
んで、ママ友に出した牛乳が腐ってたのは何故?そんな深い意味はないのかな。
しっかり恐かったし、忘れた頃に出て来る絵の話とか伏線回収もバッチリだしでとても面白かった。
数日間怖かった⋯
事態が悪化する前に、なんとかなったんじゃないかというシーンが非常に多くあり、二人のこどもとごみ収集の人、あやちゃんがとにかく不憫すぎ。人形(あやちゃん)の動機も支離滅裂なだし、人形に対する扱いもひどいので全く感情移入はできなかったけど、それを差し引いても超怖かった〜⋯
グランベリーパークの7番シアターは4DXに隣接しているため、急な振動がすごくて嫌いなのだけど、当映画にとっては恐怖感が煽られ非常にマッチしてた。
帰りの夜道が怖いと思ったのはこどもの頃ぶり。ある程度思い出さなくなるまで感想も書けなかった。
怖いの苦手なのに、怖いもの見たさで見てしまうという矛盾⋯
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