ドールハウスのレビュー・感想・評価
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コメディ!?
やはり そうきたか
騙された!怖かった!
怖いの嫌いなんです。特に脅かしてくる系。
ホラーなんて大人になってから片手で余るくらいしか観てません。一番最近で『来る』です。好きな役者さんが多くて、原作読んで何とかギリ行けそうなので観ましたが、あの辺りが限界というヘタレです。
今回、予告映像があまり怖そうでなかったので、役者さんズに惹かれて観てしまいました。ホラ、怖い奴って、予告で凄い怖いショット必ず一つは入れるじゃないですか?なかったですよね…。
めっちゃ怖かったんですけど!!!?
人形が顔変わるの、一番怖いんですけど!
そこはか~と漂う緩い雰囲気が、救いのようであり、緊張と緩和の緊張を際立たせているとも言えるし…。
え~、ラストこうしちゃうの?というのも、ホラーとしてはお約束なんだろうけど、ちょっと辛い…。もう一回どんでん返しがないかなと思ったけど、なかった(T_T)
多分、ホラー強度低い(私レベルの)人は覚悟必要
ライトにホラー楽しめる人にはお薦め
ホラー強者の方の中には物足りないと感じる方も多いだろうな
という感じでした。
お話自体は苦しいけど切なくて好きでした。
かなり“怖さ”を楽しめる
長澤まさみ作品なので、無条件で鑑賞。
【物語】
鈴木佳恵(長澤まさみ)は5歳の愛娘芽衣を自分が目を離したスキに起きた不慮の事故で亡くしてしまう。 その後佳恵は日常生活に支障をきたすほどの精神異常に陥り、精神科のリハビリに通う日々を過ごしていた。
そんなある日佳恵はたまたま近所で開かれていた骨董市を通りかかり、芽衣に良く似た古い人形を見つける。 思わず購入した佳恵は人形をまるでわが子のように慈しみ始める。医師である夫の忠彦(瀬戸康史)には佳恵の行動は異常に思えたが、人形を可愛がることはドールセラピーとして効果が医学的にも認められていると精神科医に言われ、佳恵に付き合う。その結果佳恵の精神状態は改善する。
そして夫婦の間に待望の次女真衣が生まれて幸せな日々が戻り、いつしか二人は人形のことを忘れてしまう。しかし、5歳になった真衣がその人形を見つけて遊ぶようになると、奇妙な出来事が続発する。佳恵と忠彦は次第に人形への恐れを強め、何度も人形を処分しようとするが、なぜか人形は手元に戻ってくるのだった。
【感想】
予告編から、「怖そう!」とは思っていたが、かなり怖い(笑)
冒頭長女が亡くなるまでは結構イライラする。
「ダメでしょ、子供から目を離しちゃ!」と。
しかしその親としての大失態が、その後の佳恵の悔いを生み、精神的ダメージとつながるわけだ。
そして、人形を異常に可愛がる。
まず、それが怖い!
心理学的に説明されても、やっぱり超不気味。
そして、人形の出所の設定がなかなか上手い。
後半は理屈、リアリティーからかけ離れ、いかにもフィクションになるのだけど、それでも怖いのは設定の巧みさに加えて「リアルな人形は不気味」という潜在意識のせいか。その心理を上手く突いている演出だということかと思う。
終盤、「これで“人形”が成仏できるはずなのになんでまだ怖い目にあわされるの?」という疑問が湧いたが、結末の“オチ”で納得。それも良く出来てて、鑑賞後まで怖さの余韻を味わうことになる。
ホラーとしてはなかなか良い出来だと思う。
間違いなく傑作!大変素晴らしい映画だ!
映画で一番つまらないのは、結末が読めてしまうような桃太郎映画なんですね。この映画は物語の方向がいろいろな方向に向くので、かなり面白いです。
以下は個人的な感想です。
そもそも佳恵(長澤まさみ)と忠彦(瀬戸康史)の最初の根本的な悩みの原因は、芽衣が亡くなってしまったことなんです。ラストの二重の仕掛けが秀逸です。忠彦が洗濯機の中にはまってしまった芽衣を助け出し、佳恵を襲ったアヤちゃんを芽衣が連れ戻す場面があります。これで、この夫婦の根本的な悩みは救われたのです。
だが、この場面はアヤちゃんが見せた幻覚なのです。アヤちゃんの母親の墓に、佳恵はうっかり芽衣の写真を落としてしまったため、アヤちゃんにこの夫婦は心を支配されてしまったのです。そのため、ラストで夫婦は、アヤちゃんを真衣だと思わせる心の支配に成功したのです。
オリジナル脚本にしては、かなり重厚な内容のストーリーでした。
ホラーコメディでは…
なくて。ガチな人形ホラー。矢口監督に長澤まさみなので変な先入観を持ってしまったが、怪異のエスカレートに警察や医学、科学では太刀打ち出来ず怪異ハンターの出番に。怖がらせ方や見せ方、怪異の因縁と矢口監督の手腕が見事!
主演の長澤まさみがトラウマと言うかPTSDを抱えながら新しい子供と生きる故に人形からは逆恨みされる。
無理なく派手さはなくともじわじわ来る怖さ!
ラストはお約束とは言えハッピーエンドにさせないのはさすが矢口監督!
真骨彫
前段と後段とで
長澤まさみさんのポスターが気になり、鑑賞しました。
長澤まさみさんもすっかりお母さん役が板に付いておられましたが、あとでご年齢を確認したところ、驚きました。正に光陰矢の如し。
演技については流石で、特に不慮の事故で娘さんの芽衣ちゃんを亡くし、精神的に参っている演技が凄かったです。
芽衣ちゃんの代わりとなる人形を乳母車に乗せて出掛けるのですが、その来店先での店員さんの表情も印象に残りました。
内容としては前段と後段に明確に別れており、前段は人形を巡る主人公ご夫婦と娘の真衣ちゃんの描写で、正にホラー映画の王道という感じで見応えがありました。
後段は人形の由来を辿る内容でしたが、主人公ご夫婦と呪禁師を中心にした描写でした。
ただ、後段において真衣ちゃんが登場せず、安否がすごく心配になり、絶えず頭の片隅に残ってしまいました。
ラストはスッキリとハッピーエンドにする選択肢もあったと思いますが、少しモヤッとする後味でした。
ドラム式洗濯機
骨董市で人形って‥
怖くて私には買えない
近所の子供達預かって、子供達だけに留守番て‥
包丁を片付けたりお風呂場の確認までするのにドラム式洗濯機はノーマーク
タイムリミット30分にもちょっと無理があったような
でも、とても楽しめました。
科学捜査的な内容はありません
冒頭の行方不明シーンが一番こわい…
洗濯機開けた時の悲鳴とBGMで震えました。
予告編のCTスキャン(?)を観て、「オカルトに科学で挑戦する」内容を期待して観に行ったのですが、オカルトにオカルトで真っ向勝負してて笑いました。
誰が札付きのケースをこさえたのか、なぜまいちゃんが噛み付いたのか、など、伏線や設定が若干ガバいのはご愛嬌でしょうか。
あやちゃん、確殺機会は度々あったのに、劇中で明確に人を殺めたシーンが無いんですよね。
ゴミ収集員も生臭坊主も、重症だけど劇中では生きてたの、何か意図があったのでしょうか。
オカルトなんかより事故の方が怖いから気を付けましょう、的な啓蒙とか…?
○級ホラー
良くある○級ホラーとは少し違うのかな?
と思って見ましたが、やはりそのまま
長沢まさみじゃ無くても良かったのでは?
よくこんな役を受けたな?って感じ
仕方ないのでしょうがツッコミ所満載
キョンシーなのかゾンビなのか・・;
コックリさんやら金属探知機やら
良い所もあるけど、ツメが甘いなあ
まず、オカルトマニアを侮らないでもらいたいですな。島への侵入動画で、ラスト6人目が、、、ってのは、必ず、あげる側が気付くし、視聴者もそこを指摘するはず。これは間違いない。そこらへんがぬるいんだよなあ。
ラストは一周回って、まあ、許せる気にもなるけどさ、島に人形戻す流れで、ちょっと捻りすぎ!帰ってくる時長女と一緒とか、カメの中に入ってからの妄想シーンとか、完全にやりすぎたなあ。そもそもオカルトホラー映画に「ハッピーエンド」はないんだからさ。そういうムードは出してもミスリードってのが丸わかり。だからこそ、
しまったー!ミスったー!
ってラストは、許せるわけ。まあ、あれもなんだか勢いに任せて結果オーライって感じだけどね。
それと「あや」の顔の形相が作りすぎ。あれは見せない方が良かった。チャッキーみたいに人形がカクカク動くんじゃなくて、あくまでもそこは人間を使ってる所は、よかったのになあ、、、
あと、叫び声、少なすぎで短すぎ。最初の長澤まさみの叫び声はもっと長めにしてほしい。後半次女の叫び声は中々いい表情だったけど。こういうホラー映画は
スクリームクイーン誕生
がお目当てな所もあるわけで。コメディエンヌの色が強い長澤まさみがスクリームクイーンになれるのかどうかが楽しみだったのに。そう言う意味では監督、ホラー、得意じゃないね。
随所に面白い要素散りばめられているのに、決定打に欠けるところがなあ、ラストの捻りすぎも蛇足だし。
2025年度劇場鑑賞28作品目(29回鑑賞)
ミステリーじゃないよ。ホラーだよ。
予告と印象が違った。「こんな映画だったのか!」を4回くらい繰り返した。Jホラーというものを観てこなかったが、この映画こそその王道なのだろうと思った。途中からジャンル特有のノリというか、駆け上がっていく感じが快感であった。
しかし怖すぎた。洗濯機から飛び出すところで、劇場の前の席で大声を上げてしまった。非常に申し訳ないと思っているが、この映画にも部分的に非があるだろう。
脚本や演出・編集、俳優の演技に造形や視覚効果など基礎パワーも高かった。若干ジャンルの悪癖(と思われる)ものもあったが、非常に「ノリ」を感じたので、そこにも爽快感はあった。
主題歌も予告では正直違和感を感じていた。しかし、実際にエンディングで聴く場面には、この世界から脱出できたことを心の底から嬉しく思ったし、アップテンポさも本編の反動でテンション高く劇場を出ることができた。
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