ドールハウスのレビュー・感想・評価
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末恐ろしい話です13日の金曜日より上映開始
予告編だけで人々を怖がらせていた作品の凄さ!
劇場で予告編が流れる度、予告映像を始めて観る人たちを驚かせていた人形。
ホラー映画として大変楽しめる一本になっておりました。
予告を観ている限りでは虚仮威しをメインにしたジャンプスケア映画だと思ってましたが大間違い。
気味の悪い演出も上々でした。
特に「かくれんぼ」での気味悪さは絶品。
薄暗い照明も相まってかなり気持ち悪いシーンとなっておりました。
勿論、長澤まさみさんの演技も大いに本作の助けになっておりました。
怯える演技や泣き崩れる演技は勿論、大きく口を開いて悲鳴を上げる演技に背筋が凍り付きました。
あれだけ巧く叫べる女優など日本で見た記憶がありません。
そんな彼女の演技が観客を震え上がらせる事に一役も二役もかっていた事は誰の目にも明らかでした。
「リング」といったJホラーでお馴染みとなっている「謎に迫るパート」などに多少の中弛みを感じる点もありましたが、冗長に感じる事はありません。
それよりも2作目まで作れるんじゃないかという物語の展開に驚かされました。
監督の本気度を感じましたよ。
本作以上に魅力的な続編を作るのはハードルが高いでしょうが期待せずにはいられない作品でした。
監督 腕落ちたな。
ホツトスポツト‼️❓無敵の人‼️❓
脚本が悪いように感じるので、怖さも、悲しみも、驚きも無い。悪霊の造形も含めて展開もセリフも、イマイチぴんとこない、これだけ熱演なのに響いてこない。多分、監督は子供が死んで母親が悪霊に弱みを見せて取り憑かれる哀しさを表現したいのだろうが、伝わらないんだな。安田顕とか名優なのに形だけの絡みだし。なんか、予告編で期待しすぎた、全てが上滑りして、残念でした😢🫤ただ、皆んな名演技なんで、私のレビューは参考にしないで是非観てください、長澤まさみはいい演技だから。
洗濯機を覘いた瞬間世界は狂った
解けない呪縛。
5歳の娘・芽衣を不慮の事故で亡くしてから1年後、…飛んで追ったチラシに連れてかれる様に導かれ骨董市で出会い持ち帰った日本人形の話。
芽衣が亡くなってから1年は何も手付かずだった妻・佳恵が、人形を持ち帰ってから徐々に元気を取り戻り少し安堵した夫・忠彦だったが、…少し経ち真衣を授かり生まれてから5年後、…転がったビー玉を取ろうと押し入れ置くへと入ると、押し入れ置くにしまっておいた人形を取り出し遊ぶようになる真衣だったが…。
本作予告を観た時から気にはなってたけれど面白すぎた!細心の注意を払いながらも起こってしまった事故、散々探して洗濯機で見つけた佳恵の「キャー」には何か鳥肌と恐さと。
…娘が亡くなり落ちてた佳恵が、ある日帰った仕事終わり鼻歌まじりで料理する姿に薄気味悪さを感じながらもダイニングテーブルへ座ってあの人形が座らされてたら忠彦のリアクションになりますよね!(笑)
ジワジワ来る怖さとやりすぎてない感じが何か絶妙だったかも、刑事・山本のトンネル内で轢いてしまった人形を抱き抱え固まってるシーンは怖っ!
礼と書いてアヤと読む人形の経緯、お祓いする神田の件といい全て楽しめた!子供の頃からホラー大好きな私ですが満足!
「生き人形」と言ったら稲川淳二の話!思い出した~(笑) 続編に期待!!
「チャイルド・プレイ」とか「ミーガン」といったドールホラーは世界中に数々ありますが、邦画で作るとこれほど怖い作品になるとは予想できませんでした。
まず鑑賞前に最初に考えたことは、「ウォーターボーイズ 「(2001)」「スウィングガールズ(2004)」「ハッピーフライト(2008)」「ロボジー (2012)」と、「涙が出るほど面白い」作品を作り続けてきた矢口史靖監督がメガホンを取る作品なのだから、ホラー作品でもちょっとした笑いやハッピーエンドはあるのではないかということでした。
俳優陣も演技の幅の広い名優「瀬戸康史」「安田顕」「風吹ジュン」「田中哲司」といった顔ぶれが揃ってますし、主役は「長澤まさみ様(私のレビューではキャストは基本敬称略ですが、一番好きな女優なのであえて様付け)」なので間違いはないはずです。
ところがどっこい、上映開始後に幸せな日常風景が続いていたのに、長澤まさみ様が洗濯機を覗いて悲鳴を上げたところから、ジワジワと恐怖の深淵に引きずり込まれていくのです。骨董市で不気味な人形を買ってくるのにはツッコミを入れようとも思いましたが、我が子を亡くして鬱状態になった主婦がとる行動としてはアリかも知れないと考えを改めました。
早々に寺院でのお焚き上げシーンが出て来ましたが、タイミング的にこれで終わる訳もなく、小狡い僧侶(今野浩喜)が呪い殺されるという定番パターン。再度のお焚き上げを断る住職もどうかと思いますが、素直に古物商に売っていたらどんな展開になったんだろうと、この段階では別パターンを考える余裕がありました。
人形の髪や爪が伸びるのはホラー映画の定番パターンですが、人形が動き出してから(人間のように動くシーンはなく、噛まれた傷、防犯カメラの映像、子供からのすり替わりで)恐怖のメーターの数値はドンドン上がっていきます。
最後は、ハッピーエンドでなくてもある程度まとまりのあるシーンで終わって欲しかったところはありますが、貞子のように次期作もあるような含みのある終わり方も恐怖を募らせた原因だと思います。
よく観たら矢口監督節でもある。
矢口史靖監督最新作。
矢口さん久しぶりである。
しかも瀬戸康史さん主演である。
(観たい新作ばかり公開ラッシュで、まだ『リロ&スティッチ』実写も観ていないが、
矢口監督&瀬戸康史さんを選びました。)
長澤まさみさんは、怖くて、精神が壊れていて回復しても安心できなくて、
怖かった。
矢口史靖監督作品は全作特に不満はなく、そつなくコメディ映画を撮れる監督だと思い信頼もしている。
矢口監督の『ウォーターボーイズ』はDVDを購入して毎日観ていた。
等身大の青春コメディ、悪意や悪気のない安心できるコメディを特徴とした監督だと思っていた。 ら、
今回はオカルト映画。
でも、いつもの矢口節で、ハートウォームで爽やかで、 って安心していたら、
ひっくり返されました。
実は昨夜眠れなくて睡眠時間3時間位、朝ワンコの散歩1時30分の後、初日初回映画館に駆けつけました。
寝ちゃうかな?と不安でしたが、これが全く眠らず。
寝グセがついていてもセットが崩れても爽やかで素敵な瀬戸康史さんを観て
(ずっとイケメンかよ!)
と呆れ感心していて、
矢口節といえば矢口映画らしいヘンな人(今野浩喜さんや安田顕さん)も登場してクセがあって
飽きなかった。
これは素晴らしいJホラー😃
まず一言。良いね👍
ジャンルとしてはゴリゴリのホラーよりも
ホラー&サスペンスといった感じでしたがよかった
予告で面白そうだとは思っていたが心配もあった
最近のJホラーにありがちな
万能兵器【愛の力】で全て解決系なんじゃないかと
だが心配いらなかった
私なんかの予想をはるかに上回っていた😃
まずお話が丁寧
娘を亡くして精神的に病んだ母親が人形との出会いで立ち直るも再び子宝に恵まれたため人形を蔑ろに…よくある展開であるが家族それぞれの思いが非常に丁寧に描かれているため展開に無理がない
また専門家がやりすぎない程度で非常に好印象。よく『え!ギャグなの?』みたいな専門家が出てくると雰囲気壊れるんですよね笑
そして何より子供の表情が素晴らしい😃
最後にいろいろ揺さぶってくれるのも楽しかった
恐怖度もビックリ箱系で後に引かない怖さなので比較的幅広くオススメできるホラー映画ではなかろうか
視聴中は和製チャッキー爆誕!!というタイトルにしようかと思ったけど他所様と比べてはいけない。それくらいに大満足な映画でした😃
独特で奇妙な新感覚ホラーでした
矢口監督といえばコメディですが、笑いの見せ方ではないです。でも矢口監督作品だなぁと感想を抱くと思います。ホラーということは崩してはいないんですが、…なんか個性的。
どうなるのか、わかるようでわからないおもしろさ。
端的にいえば「なんだかおもしろいホラー」。ということで新感覚って感じです。1人で見ましたが、友達と観ればよかった。この感覚をおしゃべりしたい。
ホラーって、なんか痛かったり気持ち悪かったりするじゃないですか。
もちろん痛そうなシーンとかもあるんですけど、なんていうか、最近よくあるホラーとはちょっとちがうんですよね。湿っぽさみたいなものはそんなに感じなくて。
たぶん一番近い感覚は、「世にも奇妙な物語」でしょうか。
ヘンテコなんですよね、怖さはあるんですけど後味がヘンテコ。
観たことある定石のホラー演出もあるんですけど、同じ題材で他の人が撮ったら全然よくある感じになりそうなのに、そうじゃない。
普通のお化け屋敷かと思ったらそうではなくて、おもしろかった!って友達と笑い合ってしまいそう。
なんじゃそら、みたいなシーンもあるんですけど思ったよりしっかりした感じの材料を示してくるし。伏線回収とかもなるほどな、なんて思ったりするし。
怖がりたいという人より、変わったものが観てみたい人向けかも!
矢口監督のホラー、他にも観てみたいと思いました!
おもしろい監督だなぁ、って思います。
これは面白い、久々の良作邦画ホラー
正直あまり期待しないで鑑賞でした。
結論から言うと当たり邦画ホラーです。
ちょっとCMなどがポップな感じですけど、割と真面目にホラー映画してます
1番良かったのはキャスト陣ですね
ホラーというと邦画は顕著ですが、とにかくアイドルとか演技力皆無のキャストになりがちですが
脇役含めしっかり演技のできるキャスト陣で
特に主演の長澤まさみさんはさすがですね
これが主役がアイドルとか脇役が演技下手だと一気に駄作になってた気がします。
ストーリーはまぁ王道といえば王道なんですけど
これもホラーあるあるのジャンプスケアで「怖がらす」ではなく
単純に「ビックリさせる」というのが相当少ない感じなのが良かったです。
邦画ホラーはこれじゃないとって感想です。
なのでジャンプスケア大歓迎のホラー好きには刺さらないと思いますね
直接的なホラー描写は割と少なめな印象でした。
しかしながら
あれ?もう終わりか?というところから何度も二転三転するのは素晴らしかったです
相当真面目にホラー映画作ってます。
この映画が大コケしてしまうと
また邦画ホラーのレベルが低下してしまうような気がするので是非多くの方に鑑賞してほしいですね
良作ホラーが今後も増えることを願うばかりです。
都合良く超有能霊媒師がでてくるのはお決まりではありますが、私はストーリ的に必要だと思いましたし
有能ではあるけど完璧ではないので、そこがラストに繋がっていくのもとてもいい演出だと感じました。
そこがリアリティラインを超えてしまってると感じる人もいるかもしれないのが懸念点ですかね?
田中哲司さんらしい素晴らしい演技でした。
ちょっと前述しましたが
CMとかPRの仕方がこれでいいのかな?
という感じもあります。
明る過ぎるので、ホラー好きから敬遠されちゃうかも?
逆にホラー好きじゃない人を呼び込めたらいいなって思惑ですかね?
繰り返しになりますが、久々の王道良作ホラー邦画なので是非ご鑑賞オススメします。
罰当たりな人たちが生かし続けて、愛着を持ってくれた人にもぞんざいに扱われて、ちょっとかわいそう
2025.6.13 イオンシネマ久御山
2025年の日本映画(110分、G)
娘の喪失に喘ぐ母親がいわくつきの人形に魅入られる様子を描いたホラー映画
監督&脚本は矢口史靖
物語の舞台は、都内某所
夫・忠彦(瀬戸康史)との間に、5歳の娘・芽衣(本田都々花)を授かり幸せの絶頂にいた佳恵(長澤まさみ)は、ある日に過失を起こしてしまう
それは、子どもたちだけを残して買い物に行ってしまったことで、帰宅した時には芽衣の姿がどこにも見当たらなかった
ママ友の誰のところにも遊びに行っておらず、警察に捜索願を出すものの、その夜に思いも寄らぬところから芽衣を発見してしまった
それから5年後、佳恵は精神科に通い、セラピーを受けながら日々を過ごしていたものの、一向に良くなる気配はなかった
芽衣のものを見ると思い出してしまうため、佳恵は娘の持ち物を片付けようと考えて始める
そんな彼女を心配する義母の敏子(風吹ジュン)は、お焚き出しというものがあることを伝え、それらを供養してもらったらどうかと提案した
物語は、佳恵が青空骨董市にて人形を見つけてしまうところから動き出す
そして、何を思ったのか、佳恵はそれを購入し、家で娘のように可愛がり始めてしまう
佳恵の主治医でもある竹内(西田尚美)は、ドールセラピーは有効だと言い、忠彦はそれに付き合うことになった
それから佳恵の精神状態は安定し始め、しばらくして、第二子に恵まれる
娘は麻衣(池村碧彩)と名付けられ、スクスクと育っていくのだが、彼女が5歳の時に、押し入れからその人形を引き摺り出してしまうのである
映画は、サクサクと物語が進み、その人形が「ある人形師」によって作られたものだと判明する
そして、それが作られることになったきっかけが暴露され、その人形に込められた意味を思い知らされる
やがて、人形は気味の悪い行動を取り始め、とうとう捨てることを決意するのだが、捨てても捨てても元に戻り、佳恵はお焚き出しに出そうと考えるのである
物語はそこまで複雑なものではなく、オカルト的な方向へと突き進んでいく
人形を元の場所に戻そうといわくつきの場所に行くなどの定番の展開を見せ、時間制限で渡ることができる島まで登場する
このあたりは、都市伝説系とか、村系のホラーと同じようなジャンルになっていくのだが、そのあたりの面白さも踏襲する流れになっていた
日本人形の気味悪さというものをふんだんに描いていて、見ているだけで気味が悪く、怖さもなかなかのものだと思った
いずれにせよ、よくあるホラー系であるものの、よくできた作りになっていて、淡々と進む中でも要所要所に怖さが付随していた
冒頭の行方不明時にさりげなく洗濯機を見せたり、さらっと「家に靴があるのを見せる」のだが、その些細な違和感というものを募らせるのはうまいと思う
普通に捨てる、お炊き出しに出す、呪術的なものに頼ると変わっていき、最後はロジカルに埋葬を考えようとするのだが、それが逆効果になっていくところも面白い
ジャンプスケアも結構あり、お化け屋敷的な怖さもあるものの、とんでも展開になってしまわないのは良かった
私服警官(安田顕)があの後どうなったのかは気になってしまうが、後続の車に轢かれていなければ良いなあと思ってしまった
そう言った無駄に思える不穏さを投げっぱなしにしていくところも良かったのではないだろうか
お人形さんってやっぱ怖い
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映画チケットがいつでも1,500円!
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