「面白かった」ドールハウス ツネさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かった
・展開の調子が観ていて気持ちよかった。子供たちだけで遊んでいる際に包丁などを片付けて普段から気にしていますっていう日常でまさかドラム式洗濯機の中で窒息しているなんてと身近にある事故の原因というのは色々あるのだなぁと怖くなった。
・ドラム式洗濯機の蓋を開けた時の長澤まさみの顔が楳図かずおのぎゃあばりの迫力だった。
・何で夫が看護師なのかなぁと思っていたらケガを逐一治療したり、セラピーを受けた際に現場に近いとこにいたりとかっていうためかと思った。
・人形に自分の心の欠損を埋めてもらうっていう長澤まさみの感覚はわからなくないなぁって思えたりする。かなり情を注いでいたのかと思ったらあっさり物置の片隅にってなってかわいそうだった。けど次第にその人形がやばいことが分かっていくとあのまま置いておいて処分できたら・・・と思った。
・礼はとりつくタイプなのか、お祖母ちゃんにかみついて血が口周りについていたようだった。腕時計の金具も嚙み切っていたようだった。
・人形に人間の骨が使われているというのはとても怖かったのと意外と考えた事なかったなぁと思った。人形なのに動けるのも骨格がしっかりしているからなのかな。
・途中で、人形がどういういきさつ出来たのかの話がわからなくなり、娘、行方不明になったって言ってたっけとかで少しつまづいてしまった。その後、改めて説明があって助かった。娘の生き人形を母親の遺体とともに土葬して埋めたのか娘の遺体と一緒に埋めたのかでこんがらがってしまった。
・土葬の甕?から抜け出そうとした際に幻覚に2人が囚われた。その世界から抜け出す際に亡くなった娘が人形にとりついている礼を連れていく所が泣けた。あぁこれで成仏したのかと思った。しかし最後の最後で霊の娘は母親の事が嫌いだったという話になって埋めたはずの人形が戻ってきて映画が終わった。
・そんな嫌っていた礼を母親は何で一緒に埋めてくれといったのだろう、と思った。証拠隠滅だったのだろうか。
・ただその危ない人形が地域のフリマに出てたのと出所の曖昧さがほんのり気になった。
・長澤まさみって美人だなぁと思った。
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