「エンタメ音楽映画の傑作」パリピ孔明 THE MOVIE HKさんの映画レビュー(感想・評価)
エンタメ音楽映画の傑作
三国時代の軍師とその末裔が音楽バトルに関わり、
軍略をモチーフにした計略で対抗するという設定に応じて、
変な癖のあるユニークなキャラクターがたくさん登場して楽しい。
さらに実著名人のちょいちょいゲスト出演とか、
映像、音楽が常に華やか、賑やかでスピード感のある展開も相まって飽きることがない。
キャラクターでは、司馬潤(神尾さん)の眼鏡チェーン、鈴木エイヴィル(菊池さん)の鼻リングが印象的。
コミカル要素はもちろんだが、圧巻は後半のライブバトル。
映画館の音響や大きな画面で見ることによって
音楽の歌詞、曲、アレンジ、ジャンルなど分析的レベル、
さらには楽曲の好き嫌いという感情レベルを飛び越えて、
プロフェッショナルな歌い手、ダンスパフォーマーの持つ力を
身体レベルで体感し、ほんとうに圧倒され呆然となった。
ライブバトルは舞台裏のドタバタを並行してみせつつ、
各楽曲の長さもおそらく短めの時間でエッセンスを凝縮して構成し、
腹八分目でどんどん次の曲に移行していくという展開が
スピード感、没入感を継続させるに高い効果を生んでいると思った。
すべてのパフォーマー(のたゆまぬ努力)に敬意、
そして拍手を送りたいと思います。
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