「いつもの映画の枠に近いといえば近いか」パリピ孔明 THE MOVIE yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
いつもの映画の枠に近いといえば近いか
今年114本目(合計1,655本目/今月(2025年4月度)17本目)。
このシリーズはナンバリングはされていませんがシリーズ化していて、年に1回か2年に3回くらいのペースでありますね。三国志の知識があれば有利ですが、なくても何とかなります。
基本的にギャグ映画なので笑ってなんぼという部分はあるし、この映画で描かれている「ある芸術活動」についてはギャグ要素が少なく問題提起型の映画というわけでもなく、一般的な描き方がされているのが良かったかな、というところです。
一方で、おそらく海外進出が想定されていると思われるところ、日本語のやり取りに日本語の字幕がつく(韓国なりアメリカなりではそこは現地の言語に変わると思います)のがわかりにくく(同時に中国語等も出るので。なお、当時の中国語は現代中国語とは異なり、ネットスラングで俗にいう「偽中国語」(中国語風的な書き方)に近いとされる)、そこは配慮があっても良かったと思いますが、上記の事情から明らかに海外進出が前提であり(そうでないと日本語のやり取りに日本語字幕が出る理由が謎)、そこはまぁ仕方なしかなという気はします。
採点上気になった点はあげておきます。
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(減点0.3/無権代理と事務管理)
事務管理の管理者にあらゆる代理権が与えられているのではないので、管理者が勝手に第三者と契約を結んでも本人の追認がない限り(表見代理を満たさない限り)無権代理にしかなりません(最高裁判例)。
この点は毎回書いているんですが、解釈が微妙な映画が多いです。
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