劇場公開日 2025年11月14日

平場の月のレビュー・感想・評価

全312件中、161~180件目を表示

5.0いい

2025年11月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

あんな地味で愛想のない井川遥さんは初めて。いつものキラキラオーラが消失してることに驚きました。二人の距離が縮まっていく様子がもう~リアル!
一生懸命生きてきた先にいまがあって達観している状態の中高年も悪くない。
とても好きな映画でした。

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ささき

4.0本質的に違いすぎるふたり

2025年11月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

偶々予告編をみて気になり、観に行きました。

舞台が埼玉県で河川敷や団地やスーパーなど「平場」を思わせるスポットが多く、出演者も一流で華がある方々なのに庶民的のような芝居や演出はお見事。

これはさまざまな角度からの見方ができる映画です。

自分は映画をみていて青砥と須藤は本質的に分かり合うのは難しいかもと思いました。

須藤はものごころついたころからおそらく頑なで平場になじめず生きる上で疎外感がベースにありる。気持ちは尖りきっていて決して「太い」わけではないのです。
青砥は逆に程よくぬけていて平場で上手くやっていける器用さがあり、周囲の人にも恵まれそんなに大きな挫折もなかったような雰囲気を併せ持つ。

「青砥は丁度良い」と須藤がいうのはこのあたりからきているようにも思います。

須藤にとっての青砥はおそらく「全身を武装したままでも呼吸できる相手」近すぎず遠すぎず、心が軋まない距離感まさに「スープの冷めない距離」の延長線上にある存在なのかもしれません。

須藤はほんとうは愛が欲しいけれど、愛を手に入れることにはまた苦しみがつきまとうと理解している。「夢みたいなこと」を見たあとでも、現実に戻れば自分が越えるべきものがまだ残っているとうすうす勘づいている。なので踏み込む勇気がないし、委ねられないのではないでしょうか。

須藤と青砥、平場において二人の微妙な距離感を月の満ちかけ具合で描かれている丁寧な作品でした。

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エキュート

4.5キラキラしていないところがこの映画のいいところ。

2025年11月20日
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鑑賞方法:映画館

主人公たちと同年代です。

まず、大俳優と大女優なのになんでここまで普通のおじさん、おばさんを演じられるんだろうと、すごく感銘を受けました。
全くそこら辺にいる人を見ているような感覚でした。

全くキラキラしていない。
そこがこの映画の最もいいところなんじゃないかなぁ〜と感じました。

本当にそこら辺にいる人たちを、この大俳優の皆さんが普通の人になりきって演じている、そういうように見せている、ある意味すごい映画です。

主人公たちと私は同世代。
こんな純愛に落ちることなんてないかもしれないけど、自分もこういうシーンの時は同じような振る舞いになるよなぁ〜とか感情を出しすぎないところとか、セリフの一言一言とか、見ていてとても共感するところが多かった。

そしてこの映画は繰り返し見れば見るほど味わいみたいなのが増してくるかもと思いました。

時間があったらもう一回見てみたいです。

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もとちゃん

4.0市井の人

2025年11月20日
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鑑賞方法:映画館

堺雅人と井川遥、キャストが良かったです。派手さがなく淡々と進むうちに引き込まれて行きました。高倉健さんの居酒屋兆治、駅STATIONほどではないですが、心に染みる映画でした。58歳の自分と重なる部分もあり、サブスクがあればもう一回見てみたいと思いました。

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カリメロ

4.0根は深かったのだ

2025年11月20日
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鑑賞方法:映画館

という原作のラスト一行をどうするかと思ったら、二人の行きつけの焼鳥屋で、薬師丸ひろ子の「メインテーマ」が流れて泣き崩れるシーンだったので、ちょっとがっかり。私事だが、自分も15年前、大腸癌を患ったので他人事と思えない。今になると、人工肛門やストーマとか懐かしい気もする。井川遥はそういうシーンも上手く濁すかと思ったら、丁寧に描写されてて感心した。個性派揃いの中学同窓生の中に吉岡睦雄がいるのが嬉しい。でんでん、塩見三省の脇も良い。原作読んだ時、映画かドラマになるなと思ってた。

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吉田透

4.0映画館でじっくり観る映画

2025年11月20日
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鑑賞方法:映画館

癒される

過去と今をオーバーラップさせて描くラブストーリーは、過去を演じる二人の描写が切ないほど映画に入り込めますね。
中学時代を演じる二人が自然な演技で良かった。
映画館でひとり過去に思いを馳せながら観る映画ですね。

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春パパ

4.0「人との付き合い方」が器用ではないバツイチのふたり

2025年11月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

数年前に原作を読んでいた。何となく、青砥のイメージを大森南朋さんに重ねていたが、ハズレた。友達の江口だった。
作品中で一番印象に残ったのは、焼き鳥屋の大将を演じた塩見三省さん。台詞の量は多くはないけど、良かったなぁ。

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ちゃ坊主

4.0カレンダーの丸印

2025年11月20日
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泣ける

須藤のあまりにもあっさり余計なものがない部屋で見つけるカレンダーの日付に記された丸印 約束は未来の希望だったのか過去の思い出だったのか

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しんしん

3.5題名は"平場の月"だが‥‥

2025年11月20日
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泣ける

悲しい

カワイイ

東京の地方都市の中学生の同級生の青砥(堺雅人)と須藤(井川遥)が何十年ぶりかで出逢って、互いに惹かれあっていく中年のラブストーリーだが、その過程は決して平場ではなく起伏のある展開で進む。
何とも言いようのない切ないラストが用意されており、薬師丸ひろ子のメインテーマが流れる頃には、映画館のあちこちで啜り泣く声が聞こえるような映画である。

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マツキヨDr

4.0泣けはしないけど

2025年11月20日
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鑑賞方法:映画館

井川遥さん「ウイスキーはお好きでしょ」のイメージとは真逆で新鮮。
そりゃ半世紀も生きてるとぶわっと恋心に火ぃはつかへんわなぁ。アラフィフラブのあるあるが満載、周りを取り囲む身内と友人がリアルで悲しい…

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えがたろう

4.0エンドロールまでが物語。

2025年11月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ドキドキ

予告編でほぼ想定できる内容だった。

苦手なのでみるか躊躇したが鑑賞。

心に重さは残るがみてよかった。

須藤(井川)が潔すぎて。そんな生き方できるかなぁって

弱気になってしまうし甘えたくもなる

回想もすごくよかった。若い二人がとてもチャーミング

その時はこんな未来おもってなかったんだろうなぁとか

堺さんが予告編で泣いてんだかわろてんだか、と思ったが全編みたら納得。そうなるよね…と

最後余韻がすごい。星野さんの主題歌が盛り上げる。歌詞を聴きながらみていた。

悲しい系苦手な人にはオススメはしないが比較的マイルドだと思う。

大人の恋もみどころ。

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HalU

4.5太くて愛しい彼女

2025年11月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

癒される

ドキドキ

中学の同級生が大人になって再会し恋愛する物語なんですが、すごく良い作品でした。主役の二人はもちろん中学生役の二人の雰囲気も素晴らしいと思う。
本当に好きで愛してるとこうなるのかと考えさせられる。
ラストへの展開はズルいです。泣かない人はいないと思いました。
焼き鳥屋の主人がベストアクターだと感じました。

是非映画館で🎦

切なくてでもどこか安らぐそんな😭でした。

118

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タイガー力石

4.0愛ってよくわからないけど傷つく感じが素敵

2025年11月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

ドキドキ

 薬師丸ひろ子さんのメインテーマが沁みる。
 居酒屋や家飲みでの、とりとめのない会話、初心な愛の交歓も素敵である。
 真実の愛なのに、なぜ皆、不器用になるのだろう。でも、そういうものなのかもしれない

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manabu

3.5期待度○鑑賞後の満足度○ “笑っちゃう、涙の止め方も知らない、50年(60年)も生きてきたのにね…“

2025年11月19日
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鑑賞方法:映画館

①とても丁寧に作られた良い映画だとは思う。土井裕康監督の演出も大人の恋愛物語なためか『花束みたいな恋をした』よりも落ち着いたタッチ。
ただ、敢えて文句を言わせてもらうと堺雅人も井川遥も若過ぎキレイすぎ。出来ればもっとオジサン・オバサンした役者で観たかった(まあ、今の50代~60代は昔に比べたらずっと若く見えるけれども)。

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モーさん

4.5恋愛を遊びやキレイ事で片付けられなくなった全ての人へ

2025年11月19日
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鑑賞方法:映画館

井川遥が珍しく気が強くて幸薄い女性を演じていますが違和感はなく、リアリティがあります。
大人になると複雑な背景を背負うようになって、単に寄り添うだけが本当の優しさではない時があるということを感じるストーリーです。
派手さは皆無ですが深い余韻は残ります。
YouTubeで星野源『いきどまり』スペシャル・ロング・トレーラー版を観ながら余韻に浸ってますが、これって昭和のオヤジが演歌を聴いてた時のメンタリティと同じ?

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かわよし

5.0初恋から50代の恋

2025年11月19日
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泣ける

知的

原作も読んだけど良かった。作者の秀作ですね。
映画の出来も最高です。原作を余りいじらないのが良かった。
井川遥と堺雅人も良くキャストも良かった。
居酒屋のオヤジ(塩見三省)が小さい声で異常に良かった。
薬師丸ひろ子の挿入歌がなんとも言えなく良かった。

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こえん

3.0もどかしい中年の恋

2025年11月19日
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中学同級生で初恋の相手が、故郷に戻ってきた。
互いに人生を重ね、様々な過去を引きずっているため、青春時代のように「好き」と口に出せない。そんな、もどかしい中年の恋を描いた作品。
丁寧な描写が好ましいが、もう少し盛り上がりが欲しかったし、ラストへの持っていき方はあまり好きではない。

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ファランドル

5.0号泣する準備はすっかりできていた。

2025年11月19日
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薬師丸ひろ子の「メイン・テーマ」は南佳孝の「スタンダード・ナンバー」と同じ曲である。南佳孝が自身として何年たってもいい曲と言われるスタンダードナンバーを作る為に取り組んだ楽曲だ。又両曲は歌詞の方が薬師丸ひろ子バージョンでは女性目線、南佳孝バージョンでは男性目線となっている(どちらも松本隆が作詞)。あのシーンで「愛ってよくわからないけど」の後、薬師丸ひろ子は「傷つく感じが素敵。笑っちゃう涙の止め方も知らない、20年も生きてきたのにね」と歌っていたが、南佳孝では「傷つく感じがいいね。泣くなんて馬鹿だな、肩をすくめながら、本気になりそうな俺なのさ」と歌っている。
深く沁みた映画なので、原作が読みたくなったのですぐに近くの書店で買った。すると、色んな事がわかってくる。須藤は下の名前が葉子なのでハコがあだ名だった。中学の時、階段の下で告白し振られたが何故か青砥が須藤に顔を近づけ頬をあてたシーンはちゃんとあった。青砥が自分の自転車に「乗るか?」と聞いて須藤が「やー、それはあまりに青春だし」のやり取りもあった。
須藤の三歳違いの妹のみっちゃんは夫婦でふじみ野に住んでいる(皆んな埼玉の同じような地域だ)とのことだ。須藤が入院した病室で青砥が会ったときに小太りの主婦とみっちゃんを表現していたので(映画での)中村ゆりでは可愛いすぎるなぁ。とか思った。あまり聞きたくない話だったが、須藤が美容室の子に対しどう貢いでしまい身包み剥がしていったかも詳しく書いてあったし、青砥の前妻(映画では吉瀬美智子)との馴れ初めとよくわからない妻の相談癖の話もあった。平場という表現はヤッソさん(映画ではでんでん)と話してる時に出てた。平場を「おれら、ひらたい地面でもぞもぞ動くザッツ・庶民」と書かれていた。青砥の年収は350万円で須藤の年収も200万円に及ばないの記述もあった。まさに平場の平場だ。服はユニクロ、生活用品は無印良品、ニトリ。日本のどこにでもいる庶民。いつも居酒屋じゃお金続かないんだからヤオコーで惣菜買って、家飲みでいいのだ。
原作のかなりの部分が須藤の闘病の物語である。大腸癌になってしまうのでストーマの取り扱いとその苦労がとても詳しく書いてあった。さらに抗がん剤治療の様子も辛いものがあった。ストーマのお世話にはなりたくないので、大腸の内視鏡検査を私は今年はちゃんとやろうと思う。
須藤の両親との確執が「ひとりで生きていく」と決めた最初の理由だったのだが、それでも2人はちゃんと一緒になればいいと観ている我々は願うが、須藤の人生により培われた「太さ」がそうさせない。プロポーズを拒否され、それでも1年後の温泉旅行の約束をとりつけた青砥だったが、、。呆気ない形で須藤を失ったことを知らされる。
そしてラストは映画オリジナルのシーンである居酒屋で流れた「メイン・テーマ」。号泣する準備はもう、すっかりできていた、。
今や日本が誇る大俳優の堺雅人は流石の演技で全てに好感がもてる。井川遥は直近の「見はらし世代」では短い出演でも強い印象を持ったが、この作品は彼女の為の映画と言えるほど素晴らしい。須藤の「太さ」は彼女にしか演じられないのでは?と思った、。土井監督流石です。「花束」より私はこちらの作品が好きです。

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アベちゃん

3.5酸いも甘いも経験した中年男女のリアル

2025年11月19日
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鑑賞方法:映画館

個人評価:3.8
お互いが人生の半分をそれぞれ別々に過ごし、酸いも甘いも経験した2人の恋愛模様。そんな中年男女のやり取りや、言葉のチョイスがリアルに演出できていた。井川遥の幸薄い感じも素晴らしく、劇中の雰囲気を醸し出している。
中学時代の恋愛描写をもっとキラキラとしたものに演出できていれば、さらにラストはグッときたかもしれないが、いい作品でした。

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映画BARシネマーナ

5.0共感できます

2025年11月19日
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あっという間の2時間でした。
俳優さんの演技も 違和感なく 素晴らしかった。
内容もとても共感できました。
男女半々くらいで ひとりで来ている方多く
涙されて方も。
花束みたいな恋の監督さんと聞いて
予備知識無しで観ましたが
良かったですよ。

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ふゆる
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