平場の月のレビュー・感想・評価
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平場、て
原作を読んでいないのですが
井川遥さんお美しくて
そりゃ世間のおばさんには程遠い。
なんかセレブ感は溢れている。
高級なものを身につけなくても庶民には思えない。
庶民感覚をアピールしたいようで
あえて『ユニクロ』さんとかの身近なブランド名を出して
一般市民?観客と共感を得られるようなあざとさを逆に感じる。
配役についてお二人が適役だったと感じでおられる方も多いのですが個人的には井川遥さんはどうだろうと思いました。お綺麗すぎる。
その年代が抱えてる、親の介護、親の認知、結婚生活の破綻、中高年の健康への不安、病気、それはそうそうよくある悩みは実に日常でリアル。これが平場なのでしょうか。
さて
内容は
淡い初恋のひととの想いは時空を超えて
歳を重ねても
変わらずキュンとするように甘酸っぱい。
大人になり
違う相手との恋愛や結婚生活も経てすっかりおじさんおばさんなのに
呼び名も名字で呼び合うまんま、あの時のままです。
ニケツして乗る自転車の2人は
中学生の時の2人だけれど
実はもう二人は
あの時の不慣れなもどかしい二人でなくて
いろんな体験から
大人としての包容力や相手への気遣いが備わっている。
膀胱癌になられた方にしかわからない、苦悩も生活のしづらさも今の相手なら言える関係性になっている。
大人な恋です。
素敵です。
最後のシーンで
主人公が泣く場面があるのですが
以前から他の作品の時から感じていたのですが泣き顔のアップ、この方はなぜか笑い顔になって見えるのです。
そこが気になります。
工場で働く姿などはとても自然に演じておられるのですが
泣き顔は。、、
少し残念。
大人の恋の映画
もともとはあんまり観る気がなかったんだが、出演者の出てるテレビの番宣を観てるうちにちょっと興味がわきまして。思ったより面白かった。いい歳のオジサンになっても大人の恋愛映画より青春映画のほうが好きな僕ですが、主人公たちとほぼ同年代ということもあって共感というか感情移入しやすかったし、登場人物の生活や風俗の描写や感情表現がリアルで良かった。
主演の堺雅人と井川遥もとても良いが、その他の俳優陣も絶妙な配役で、安藤玉恵、椿鬼奴、大森南朋、宇野祥平、黒田大輔、中村ゆり、吉瀬美智子、前野朋哉、成田凌と必ずしも出番が多くないのに友情出演感、特別出演感が全く無いハマり役。特に、でんでんと塩見三省の存在感が絶妙でした。そして主人公2人の中学生時代を演じた坂元愛登と一色香澄って子たちも良かった。
ま、リアルに言っちゃったら、いくら初恋の相手とはいえ50歳過ぎて中学の同級生に再会してすぐわかるもんなのかとか、中学の同級生が50歳過ぎても友人としてつるんでるもんかとも思うんだが、そこはまあ映画や小説(原作)の夢というかファンタジーですね。
月だけが見ていた
“お前”と呼ぶその声に愛しさの意味を持たせた
お互い一通りの人生を1度歩み
今だから、このタイミングだからこそ交わることが出来た
初恋は報われないが
再燃するためのきっかけにもなる気持ち
もうファンタジーだよっていっても
男と女、気持ちさえあれば恋は生まれてくるのだ
気持ちが高ぶった時、無闇に唇を奪うのではなく
頬に頬を合わせ、お互いの鼻息が聞こえる距離で留まるその仕草に
私は不意打ちのキュンとした。
青砥の言葉の一つ一つに優しさや思いやりが込められていて、相手の気持ちを尊重し、かつ手放すことは無いと確信できる態度。
あなたの為だけを想って送った月のチャーム
忘れられぬ呪いを今
貰った青砥はこの先どう生きていくのだろうか
50代オッサンです
いい
本質的に違いすぎるふたり
偶々予告編をみて気になり、観に行きました。
舞台が埼玉県で河川敷や団地やスーパーなど「平場」を思わせるスポットが多く、出演者も一流で華がある方々なのに庶民的のような芝居や演出はお見事。
これはさまざまな角度からの見方ができる映画です。
自分は映画をみていて青砥と須藤は本質的に分かり合うのは難しいかもと思いました。
須藤はものごころついたころからおそらく頑なで平場になじめず生きる上で疎外感がベースにありる。気持ちは尖りきっていて決して「太い」わけではないのです。
青砥は逆に程よくぬけていて平場で上手くやっていける器用さがあり、周囲の人にも恵まれそんなに大きな挫折もなかったような雰囲気を併せ持つ。
「青砥は丁度良い」と須藤がいうのはこのあたりからきているようにも思います。
須藤にとっての青砥はおそらく「全身を武装したままでも呼吸できる相手」近すぎず遠すぎず、心が軋まない距離感まさに「スープの冷めない距離」の延長線上にある存在なのかもしれません。
須藤はほんとうは愛が欲しいけれど、愛を手に入れることにはまた苦しみがつきまとうと理解している。「夢みたいなこと」を見たあとでも、現実に戻れば自分が越えるべきものがまだ残っているとうすうす勘づいている。なので踏み込む勇気がないし、委ねられないのではないでしょうか。
須藤と青砥、平場において二人の微妙な距離感を月の満ちかけ具合で描かれている丁寧な作品でした。
キラキラしていないところがこの映画のいいところ。
主人公たちと同年代です。
まず、大俳優と大女優なのになんでここまで普通のおじさん、おばさんを演じられるんだろうと、すごく感銘を受けました。
全くそこら辺にいる人を見ているような感覚でした。
全くキラキラしていない。
そこがこの映画の最もいいところなんじゃないかなぁ〜と感じました。
本当にそこら辺にいる人たちを、この大俳優の皆さんが普通の人になりきって演じている、そういうように見せている、ある意味すごい映画です。
主人公たちと私は同世代。
こんな純愛に落ちることなんてないかもしれないけど、自分もこういうシーンの時は同じような振る舞いになるよなぁ〜とか感情を出しすぎないところとか、セリフの一言一言とか、見ていてとても共感するところが多かった。
そしてこの映画は繰り返し見れば見るほど味わいみたいなのが増してくるかもと思いました。
時間があったらもう一回見てみたいです。
市井の人
根は深かったのだ
映画館でじっくり観る映画
「人との付き合い方」が器用ではないバツイチのふたり
題名は"平場の月"だが‥‥
エンドロールまでが物語。
太くて愛しい彼女
期待度○鑑賞後の満足度○ “笑っちゃう、涙の止め方も知らない、50年(60年)も生きてきたのにね…“
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