劇場公開日 2025年11月14日

平場の月のレビュー・感想・評価

全256件中、61~80件目を表示

3.5静かに強くそして弱い(3.8)

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

そばにいたいと思う気持ち
そばにいてほしいと思う気持ち
伝えたら何もかもなくなってしまいそうな気がする。

思いを通じ合えること
こわいくらいに幸せだけれど、
失ったときのことを考えてしまう

どちらが辛いのだろうか
さよならできる距離とさよならすら叶わぬ距離と

好きな人の隣にいたい

ハコは誰よりも優しいのかもしれない。

メモ
青砥が涙を流した時、飲み屋の大将が掻き消すように音楽の音を大きくしてくれた場面がとても素敵でした。
須藤が願った『夢みたいなこと』はなんだったんだろう。

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tk

3.0ちょっと惜しい

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

怖い

のっけから展開が読めてしまうので意外性は無いが観ごたえはあった。

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Mr. Planty

3.050代には刺さるかもね

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

カレンダーの印の答えは自分には思いつかないかなぁ

相手に対してもう少し思慮深さが有ればこの結末は読めたでしょとも思ったが上手にいかないのも人生だよな

大人の純愛とまでもいかないけど近い作品

余談ですか堺さんの顔芸があまり好きではないので感情移入はあまりしなかったのが本音かな

しかしながら最後は「ホロッ」した感じ

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pantara

5.0予告とは

2025年11月24日
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思ってたイメージとは
違いましたが

これはこれで
やられます

同年代というのもあり

一緒に泣くかと
思いました。

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れいん 【観る前にレビューは見ない派】

3.0私には違和感ある【あるある話】?

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

80年代青春時代だから私にはタイムリーな話なんだけど、何か話に入り込めない違和感あったなぁ〜。何故だろうか?多分、青春時代の恋愛の思い出は思い出でいいんじゃないかな?って思っちゃった事。現実会っちゃうと思い出が崩れそうで・・その後生きてきた環境が違うからお互いフリーでも無理かなぁ・・。50歳過ぎると死生観も固まってきて彼女の気持ちも分かりますよ。年とっての距離感はなおさら必要で昔の思い出だけじゃこんなに急接近は私には無理でした・・。

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momo

4.0大人って…

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

年齢を重ねていくと、いろんな感情が薄くなっていくけど、切ない…って感情は変わらない様な気がする。星野源さんの声までも切なく聞こえた。

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ルビぃ

4.0こんな映画見たことない、、、

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ドキドキ

 空気感がリアルで、、、
 登場人物たちの会話や仕草が妙に生活に根ざしていて、作り物ではない
日常の匂いがする。見ているうちに、自分もその場にいるような
感覚に包まれます。
 甘さよりほろ苦さ?
  初恋の再会という設定は、勝手にロマンチックな展開を想像すると、
実際はもっと現実的。強がりながらも心の奥にある弱さや寂しさが滲み出て、
こちらの胸にじんわり来る。
 二人の存在感
  堺雅人、井川遥が演じる二人は、華やかさよりも日常の
生活感を表現する姿で、リアルさが逆に魅力的、こちらは自然と
彼らの心の揺れに寄り添うことになります。
 映像と音楽の余韻
  星野源の主題歌いきどまりが、物語の余白をやさしく包み込み、
映像と音楽が響き、心に残る“余韻”を長く引きずる作品です。
 こちらの人生に重なる話
  離婚、死別、親の介護、孤独…。人生の節目で誰もが経験するような
出来事が背景にあり、観客は自分自身の記憶や感情を重ねながら
物語を受け止めることになります。
 平場の月は、派手な展開や劇的なラストはなく、人生の隙間にある
温もり、切なさを丁寧に表現する映画。鑑賞を終えたあとも、少し寂しく、
でもどこか少しだけ温かい気持ちになる。そんな感覚を味わえる一本です。
 若い頃の恋愛映画はもう少し距離がある、と感じるなら、きっとこの作品は
今の自分に寄り添ってくれるものとなります。

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さ~さん

4.0刹那い

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

太いけど、弱いクセに強がってる須藤が愛おしい。

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シゲドン

3.0普通

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

極めて普通の物語
そんなこともあるかな、と
堺雅人の演技は凄いものがあるな、と
1年間連絡しない、ところが無理があるかな、と
中学生の時の、耳元でささやいた感じの部分は何だったのかな、と
まあ、そんなこともあるな、という話でした
リアル同世代です
懐かしい歌もでてますね

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しんちゃん映画

4.5歳を重ねても幸せの味は変わらないものだよね

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

癒される

50代の恋愛なぞ周囲に縁がない訳では無いが、大体が不倫。ほぼほぼ不倫。場合によっては奥さん公認の方もいるだろう。
この作品はそういうものを描いているのではなく、人生で色々なものを失ってきた独身同士の恋愛。即ち純愛映画。しかもちゃんと恋愛してたし青春してた。

ガチのおじさんの恋愛が題材なので言う事ははっきり言うし、50代の、言葉選びの絶妙な品の無さや、ちょっとキモいな、キツイな、みたいな部分もちゃんと描写されている。その上でヒロインのキャラクター像もきっちり描かれているおかげで、この恋愛の関係性を破綻させていない。

またこの映画の面白いところは地味な所。割と誰にでも有り得るような回想を主人公達が持ち合わせており、その縁がきっかけで…というのが関係性の発展の鍵となるのだが、パンくわえて道の角突っ走るくらいありきたりなものなのだが、これを昇華していくのが50代同士の恋愛となるとこれがかなり穏やかで、まぁこれだけ生きてるとそういう事もあるよね、って説得力を持たせてくれる。
だから素朴でありながらも、登場人物たちがちゃんと幸せそうにしてるなーというのを感じる事ができた。

登場人物の殆どが地に足つけた大人だからか、暖かい人達が多いのも好印象だった。

ファンタジー要素は皆無なものの、寒い時期に向けたストーブのような、ほんとりとした暖かさをもった作品という印象。
王道、というと語弊があるが恋愛映画としては全体的に大変丁寧で面白く仕上がっているので、落ち着いた映画が好きな方へはオススメしたい。

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ぱいら

4.0恋愛はキラキラだけじゃない

2025年11月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

 原作は読んでません。堺雅人さんのファンなので観に行きました。だから「へいじょうのつき」なのか「ひらばのつき」なのか分からないで映画を観ていました。観賞後、調べてみたら「ひらばのつき」でした。
 以前、土井裕泰監督の作品で「花束みたいな恋をした」という映画を観たことがあります。恋愛はキラキラ(ときめき)だけじゃない。お互いの両親のことや、仕事のこと、映画には出てきませんでしたが出産のこと、色々な要素が存在する。だから大変なんだ。なるほど。今作でも一緒で、歳をとろうが、お金のことや健康のこと老後のこと、キラキラだけじゃない。これが現実です。もちろん今作は原作があるので土井監督の意図ではないのかもしれませんが。
 この恋愛のキラキラを僕は勝手に月に投影していました。恋愛では満月だったり、新月だったり、その時によって違います。実は映画でも結構強調されているので大事なシーンでは要チェックです。
 映画の中で青砥が須藤を思わず抱きしめるシーンがありましたが、その気持ちが痛いほど分かりました。数ヶ月前から、時々二人で会う女性がいました。その時、自然と指先でも良いから触れたくてどうしようもない事がありました。例えば年齢だって今田美桜の方が若い、見た目だって今田美桜の方が可愛い。でもこんな気持ちになるのは彼女だけでした。元カノですらそこまでの気持ちになりませんでした。本気の恋でした。映画の最中にそのことを思い出し顔が熱くなりました。その人とは何もありませんでしたが、彼女が抱える複雑な事情で、今後二度と二人きりで会うことはないと思います。
 今後50才になる頃にまた別の誰かと恋愛をすることがあるのでしょうか。そしてそれは辛い恋愛になってしまうのでしょうか…。
 男、独身、40歳(なったばかり)の感想でした。

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こう。

3.5まだ早かった

2025年11月23日
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鑑賞方法:映画館

周りにいた大人達はみんな泣いていて、まだ20代前半の自分とは捉え方とか感じ方が違うんだろうなぁって。
自分はまだまだ未熟な子供だなーっと思いました。
あと20年くらい経った時に見返したい作品です。

星野源さんのいきどまり、とてもよかったです。

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キツネさん

4.0井川遥さんが好きになった

2025年11月23日
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わたしが思っていた井川遥さんのイメージと違うタイプの女性の役で、それがとても似合っていた。意外な魅力を発見しました。
堺さんはいくつになってもずっとすてき。工場での真面目な顔も、はやる気持ちで自転車こぐところも。
中学の同級生の女性たちが、良くいそうな感じでリアル。
塩見三省さん。良かった。

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Tom

3.0感動も泣きもしないが、共感はする

2025年11月23日
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地味な映画ですね。でも、いろいろと共感しまくり。
50代にはちょうど「なんだか、わかるなぁ」という映画。

そんなにドラマティックなことは起こらない。
特に感動するとか、涙が出るということもない。
でも、「うんうん」って頷いてしまう場面が多数。

井川遥は、こういうオバサンにもなれるのね。
ちょっと、彼女のイメージになかった雰囲気でしたけど、
それがとても自然な「アラフィフバツイチ女性」になっていて、良かったですね。

中学生パートの女の子(一色香澄)はとても良かった。
キャラがきちんと繋がっていたように思う。

男の子(坂元愛登)は、ちょっと違う気がしたけど。
独特な存在感があってアクが強いので、堺雅人とは別人格に思えてしまった。
「ちはやふる - めぐり -」にも出てましたよね。
彼のアクの強さは、私はちょっと苦手。

あと、塩見三省がいい味だしてましたねぇ。
温かいジイサンだった。

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Bratsche

4.0自分と同世代の人の生き方を見た

2025年11月23日
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中学時代にお互い初恋だったアラフィフの2人がふとした偶然で再開し、不器用ながらも誠実に向き合った時間を、ドラマチックさはなく、結末も予想がつく物語ではあるけれど、主演の2人のリアリティ溢れる演技で、丁寧に描いたヒューマンドラマ。

井川遥さんがイメージにないキャラクターを熱演されていて引き込まれました。

思い切り共感してしまい、見終わった後に好きな人に会いたくなる一本でした。

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こだま

4.0夢みたいなこと

2025年11月23日
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泣ける

知的

癒される

「夢みたいなこと」
月を見上げながら何を願っていたのだろう
青砥の悲痛な泣き声と一緒に、
耳に残りました
楽観的に見せていても、誰も彼も人生を生ききることは楽ではないことを教えてくれました。

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sako

4.0予告でオチ分かるのやめて欲しい

2025年11月23日
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2025年劇場鑑賞322本目。
エンドロール後映像無し。

中学の時の同級生と出会って親しくなっていく話。予告でほぼラストシーンを出しているので序盤でオチが分かります。
日本で一番好きな俳優堺雅人が主演しているのである程度は楽しみだったのですが、彼の持ち味は笑顔の下の狂気だと思っているので、こんな普通の恋愛ドラマにもったいないなぁ、という気持ちもありました。実際井川遥といい感じになるにつれこっちがなんか照れくさく・・・。

井川遥演じるヒロインが劇中では気の強い女は可愛いよな、と言われていましたが、自分にはちょっとめんどくさいなと思いました。結局最後の選択も相手にとってはきついよな。

3大好きなおじいちゃん俳優田中泯、國村隼に続く塩見三省が出てたのが良かったです。昔のギラついた時は苦手だったのですが、病気をしてからはいい味が出ています。復帰したての頃は痩せすぎててめちゃくちゃ心配だったのですが、ポスターを見るとだいぶ元気そうで安心しました。でも実際演技しているのを見るとめちゃくちゃ声が小さくてまぁそうか・・・と思いましたが、彼が話す度になんだかじ~んときました。

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ガゾーサ

4.0こういう思いを

2025年11月23日
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物語としては、こうなるのがいいのかな?
中学の頃の眩しく、切ない思い
振り返って懐かしい思い

世の中ではこんな出会いを
しない人達が 幸せなんだろうな

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ふらふら

4.0『太い』井川遥

2025年11月23日
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泣ける

悲しい

癒される

井川遥と同じ年です。
井川遥がでも同じように年取るんだなぁと、しみじみと感じるスッピンに近い老け感、だけど儚さを醸し出すような美人感。
中学時代のジャンパースカートのような女子の制服は母校と全く一緒だし、部活のコーチのジャージのデザイン、映像から醸し出される出るかのような匂い、まさに1990年頃を見事に再現していて、アラフィフにはたまらなくジワジワから名作です。
『太い』井川遥、確かにこういうタイプの子はいたなぁと思ったりして、その切なさに思いを寄せながらみました。
最後塩見さんの前にカウンターに座り、薬師丸ひろ子が流れて、咽び泣く堺雅人はまさに秀逸でした。

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tak

4.0仙人のような店主に見守られて

2025年11月23日
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鑑賞方法:映画館

何歳になっても恋愛に不器用な“普通の人たち”の恋物語を、しみじみと堪能しました。
堺雅人さんと井川遥さんの演技がとても良く、切ない選択と、その結果がもたらした余韻に心を打たれます。

また、ふたりを見守る居酒屋の店主役・塩見三省さんの佇まいも秀逸で、まるで仙人のような存在感が物語に深みを与えていました。
静かに染み入る、素晴らしい映画でした。

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む
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