劇場公開日 2025年11月14日

平場の月のレビュー・感想・評価

全384件中、141~160件目を表示

3.5素敵な大人の恋物語でしたが、関係の始まりにリアリティが……

2025年11月22日
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鑑賞方法:映画館

登場人物とほぼ同世代で舞台となった朝霞近辺は仕事でたまに立ち寄る場所。印刷工場も仕事で少しご縁があるため、非常に親近感を持って拝見しました。

何者にもなれなかった50台。それが過去の甘美な記憶とともに、ロマンスに突き進むも、現実としてなかなかうまく行かない点は非常に共感が持てますし、そのカッコ悪い部分も含めて描いている本作は評価したいと思っています。

ただ、青砥にも須藤にもキャラクター造形として、リアリティにかけた部分があり、それがゆえに最後まで映画に入り込めなかったのも本音です。
青砥はコンプレックスがあるのかもしれませんが、世間的に見れば順調で、十二分に恵まれている存在。葉子は確かにいろいろな困難に直面しておりますが、一人の人間としてはかなり強く自立している存在に見えます。
端的に言えば、二人とも劇中で語られているような波乱万丈の過去を経験しているように見えず、そしてあれほど簡単に「くっつく」とも思えないのです。ノスタルジーにせよ、傷を舐め合う関係にせよ、もう少し関係を埋める過程を丁寧に描いてほしかった。

「映画なんだからそこまで求めなくても点点」と思いつつも、素敵な作品だけに気になりすぎるポイントでした。

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よして

5.0令和の至宝ともいうべき最高傑作

2025年11月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

驚く

癒される

令和の日本映画の至宝ともいうべき作品でした。
堺雅人と井川遥のコンビが素敵でしたが、井川の好演、熱演には感動を覚えました。完璧な演技でした。
脇を固めた塩見三省、でんでん、安藤玉恵の職人的演技も見事の一語でした。

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長倉和平官房副長官

3.0健将は死にました

2025年11月22日
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悲しい

難しい

ドキドキ

「せつない」の印象がほしかったところ。

中学時代の役者とあまり似ていないせいのもあるが、キャラが違くてイメージが繋がらなかった。
普通の役は堺氏には持て余すような感じを受けた。

ストーリー進行も飛び飛びな感じがして
実写化にあたり、端折ったエピソードもあるのではないかと。

原作を読んでみたいと思った。

「学研の学習と科学」わかる世代に(笑)

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YOU

4.0五十路のバツイチ男女は見るべし

2025年11月22日
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悲しい

五十路のバツイチ男女は見るべきだと
見て損はない映画だと思った。

堺雅人演じる青砥は印刷所に勤務ですが、私も以前リアルで印刷会社に長くいましてね。
実体験で重なるものがありました。

バツイチで実家に帰らざるを得なくなった事。
親の死。

水商売女にのめり込んだけど、騙されただけで、気持ちが通じずに滅茶苦茶悲しかった事。
飲み屋で色んな事が重なって号泣してた事。

色んなものが重なりました。

後半の葉子は自分の罰だと思ったのかな。

突っぱねて生きなくても良いのになぁ…。
本当に突っぱねて生きなくてもいい。
甘えられる人がいるのに。

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わいつー

4.5非常に良い、大人の恋愛。 偶然の再会、だけど吸いも甘いも知った同士...

2025年11月22日
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非常に良い、大人の恋愛。
偶然の再会、だけど吸いも甘いも知った同士だから落ち着いて話が進んでいくから良い。
会話も中年のリアルな感じが出てたし、
ちょっとした機微が良く出てて、堺雅人演じる青砥のように少し鈍感で見落としてしまうところ、共感できた。
ただ、堺雅人は恋愛ものはちょっと会ってないかも…悲しみ途方に暮れる感じがちょっとオーバーだなと思った…

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いたかわ

3.5悲しい

2025年11月21日
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ぎにゅう♀

5.0気恥ずかしくなるくらい

2025年11月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

堺雅人さんが本当に上手くて…。
井川遙さんとキスするのですが、本当にオッサンの手順というか、生々しくて、みてて気恥ずかしくなるぐらいで、思わず目を覆いました。
実物の堺雅人さんは素敵なのですがそれだけオッサンになりきってて、驚きました。

星野源さんの曲で涙が静かに流れました。
素敵な、後からじんわりくる映画です。私は2回みました。

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すだち

3.0一緒にいてくれる人がいるのは当たり前じゃない

2025年11月21日
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一緒にいてくれる人がいるのは当たり前じゃない

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ボブ

3.5落ち着いた語り口

2025年11月21日
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中学時代に同級生だった男女の50代の恋愛物
歳をとって色々あった人生や先のことをベタベタしない落ち着いた語り口でよかった。
中学の同級生の井川遥に苗字で呼ばれるのこそファンタジーだよな
同じ同級生の椿鬼奴と安藤玉恵の役こそリアル

星野源のエンディング曲よかった

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サート

4.0薬師丸さん〉〉〉星野さん

2025年11月21日
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鑑賞方法:映画館

わたしは星野さんのアンチでは決してありません。ただ、わたしを含めてこの作品を観ようと思い、そして観て良かったなぁと感じてしまった人は、「やっぱり薬師丸さん、良かったなぁ」と思うのではないでしょうか。

この作品に興味を持ったのは脚本が向井さんだったからです。内容も還暦野郎のわたしの遠い昔の記憶を蘇らせてくれそうだし、土井監督はまぁ普通で、堺雅人さんは「デスティニー」以降映画の主演ないんだとか、井川遥さんて映画は何があったっけとか、いろいろ考えながら観に行きましたが、大満足です。感動しました。土井監督、前作より数倍良かったです。

年代あるあるが凄かったですね。あの苗字の呼び捨て、そうですよ、あの頃は苗字で呼ぶの普通です。ニケツとかも、友達から始めて下さいとかも。

わたしは過去に好きだった人に会いたいと思ってしまった時、「あの頃のあの人」が好きだっただけだと思い直すようにしています。でも、この作品を観ていて、好きだったと言う気持ちはやはり純粋なものなんだと改めて感じました。

アオトの口あんぐり&目がテンは多分7時間くらいは続いたんじゃないですか。わたしも、口はあんぐりになりました。意地張って1年も待ってはいけません。後悔しないようにしたいです。スドウの文化住宅、何もない仮住まいみたい、寂しすぎます。アオトと一緒にいましょうよ。

塩見三省さん、あの演技と醸し出す空気感は素晴らしです。井川遥さんも初めて女優だなぁと感心しました。ちなみに、舞台は何気に武蔵野線の北朝霞駅周辺、もっと地方にしなかったのはなぜなんでしょうか。ビール、あんなにガブガブ飲んでいいんかい?

中学生時代の余韻に行かないで、焼き鳥屋から即エンドロール、薬師丸さんのままだったら、わたしは目が腫れて恥ずかしくて席を立てなかったと思います。

とても面白かったです。同年代の方々に是非観てもらいたいです。

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ウルスアベイユ

4.0二度と戻れない月が満ちていた日々

2025年11月21日
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泣ける

悲しい

幸せ

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nasuca

3.5平場、て

2025年11月21日
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鑑賞方法:映画館

原作を読んでいないのですが

井川遥さんお美しくて
そりゃ世間のおばさんには程遠い。
なんかセレブ感は溢れている。
高級なものを身につけなくても庶民には思えない。

庶民感覚をアピールしたいようで
あえて『ユニクロ』さんとかの身近なブランド名を出して
一般市民?観客と共感を得られるようなあざとさを逆に感じる。

配役についてお二人が適役だったと感じでおられる方も多いのですが個人的には井川遥さんはどうだろうと思いました。お綺麗すぎる。

その年代が抱えてる、親の介護、親の認知、結婚生活の破綻、中高年の健康への不安、病気、それはそうそうよくある悩みは実に日常でリアル。これが平場なのでしょうか。

さて
内容は

淡い初恋のひととの想いは時空を超えて
歳を重ねても
変わらずキュンとするように甘酸っぱい。
大人になり
違う相手との恋愛や結婚生活も経てすっかりおじさんおばさんなのに
呼び名も名字で呼び合うまんま、あの時のままです。

ニケツして乗る自転車の2人は
中学生の時の2人だけれど
実はもう二人は
あの時の不慣れなもどかしい二人でなくて
いろんな体験から
大人としての包容力や相手への気遣いが備わっている。

膀胱癌になられた方にしかわからない、苦悩も生活のしづらさも今の相手なら言える関係性になっている。

大人な恋です。
素敵です。

最後のシーンで
主人公が泣く場面があるのですが
以前から他の作品の時から感じていたのですが泣き顔のアップ、この方はなぜか笑い顔になって見えるのです。
そこが気になります。
工場で働く姿などはとても自然に演じておられるのですが
泣き顔は。、、
少し残念。

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こしひかり

3.5何か、切実さが・・・感じられないんだよね

2025年11月21日
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泣ける

幸せ

癒される

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クリスちゃん脱線

4.0「太い感じ」と「ニケツ」

2025年11月21日
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泣ける

癒される

同級生

メインテーマ(薬師丸ひろ子)

焼鳥「酔しょ」の親父がグッジョブ

大人の関係 + 思春期の思い、そして. . .

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AK

4.0あの時…

2025年11月21日
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泣ける

1年前の12月、彼女からの突然の別れ話。諦められない男は1年後の12月20日に再会を約束させるも、その間際になり、彼女の死を突然知らされる。そして、彼女の妹から、彼女からの突然の別れ話のタイミングが6ヶ月検診直後であったことを知らされ、何故突然に彼女が別れ話を切り出したのかを悟る。いつもの居酒屋のカウンターに座ると、そこには彼女がいつも口ずさんでいた薬師丸ひろ子のメロディーが…
染みる大人の物語でした。

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Cabe

4.0人生の後半戦を迎えた大人たち

2025年11月21日
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village

3.5大人の恋の映画

2025年11月21日
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悲しい

ドキドキ

もともとはあんまり観る気がなかったんだが、出演者の出てるテレビの番宣を観てるうちにちょっと興味がわきまして。思ったより面白かった。いい歳のオジサンになっても大人の恋愛映画より青春映画のほうが好きな僕ですが、主人公たちとほぼ同年代ということもあって共感というか感情移入しやすかったし、登場人物の生活や風俗の描写や感情表現がリアルで良かった。

主演の堺雅人と井川遥もとても良いが、その他の俳優陣も絶妙な配役で、安藤玉恵、椿鬼奴、大森南朋、宇野祥平、黒田大輔、中村ゆり、吉瀬美智子、前野朋哉、成田凌と必ずしも出番が多くないのに友情出演感、特別出演感が全く無いハマり役。特に、でんでんと塩見三省の存在感が絶妙でした。そして主人公2人の中学生時代を演じた坂元愛登と一色香澄って子たちも良かった。

ま、リアルに言っちゃったら、いくら初恋の相手とはいえ50歳過ぎて中学の同級生に再会してすぐわかるもんなのかとか、中学の同級生が50歳過ぎても友人としてつるんでるもんかとも思うんだが、そこはまあ映画や小説(原作)の夢というかファンタジーですね。

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バラージ

4.5月だけが見ていた

2025年11月21日
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泣ける

ドキドキ

“お前”と呼ぶその声に愛しさの意味を持たせた

お互い一通りの人生を1度歩み
今だから、このタイミングだからこそ交わることが出来た

初恋は報われないが
再燃するためのきっかけにもなる気持ち

もうファンタジーだよっていっても
男と女、気持ちさえあれば恋は生まれてくるのだ

気持ちが高ぶった時、無闇に唇を奪うのではなく
頬に頬を合わせ、お互いの鼻息が聞こえる距離で留まるその仕草に
私は不意打ちのキュンとした。

青砥の言葉の一つ一つに優しさや思いやりが込められていて、相手の気持ちを尊重し、かつ手放すことは無いと確信できる態度。

あなたの為だけを想って送った月のチャーム

忘れられぬ呪いを今
貰った青砥はこの先どう生きていくのだろうか

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みそのぐ

5.050代オッサンです

2025年11月20日
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泣ける

癒される

ドキドキ

多分、同世代はツボにはまりまくるのではないでしょうか。
主人公の同級生すべてに感情移入してしまいました。
みんなそれぞれいろいろあるけど、そんなに特別じゃないことばかりです。
その積み重ねで大人になっているけど、50代だからこそのピュアもあって・・・。
堺雅人さん、井川遥さん、主演の二人も素敵でしたが、
出番は少ない役でも豪華というか、行き届いた配役だと思いました。
特に塩見三省さん演じる焼鳥屋の親父さんが格好良かったです。
あと、井川さんの妹役が中村ゆりさんて、どんな美人姉妹なんだと!

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玉乃苦労巣

5.0いい

2025年11月20日
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泣ける

楽しい

あんな地味で愛想のない井川遥さんは初めて。いつものキラキラオーラが消失してることに驚きました。二人の距離が縮まっていく様子がもう~リアル!
一生懸命生きてきた先にいまがあって達観している状態の中高年も悪くない。
とても好きな映画でした。

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ささき
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