平場の月のレビュー・感想・評価
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一言でいえば閉塞感が残る。そんな作品です。 私は主人公たちより少し...
一言でいえば閉塞感が残る。そんな作品です。
私は主人公たちより少し下の世代ですが、なんだろう自分の人生の延長線上をみせられている感覚に陥りました。
今言われる中年クライシス、かな。
もっと違う人生があった・・・と言うよりかは、ここからまだまだ新たな未来があるかもしれないという期待と、少しづつ衰えてくる自分自身とパートナー、周りの人や環境の変化。
そして何れは訪れる別れと自分自身の死。
学生時代との対比で、それがより鮮明に映し出されていて、苦しくなりました。
もう少し時間をおいてもう一度観てみたい作品です。
綺麗な作品
大人の恋愛がリアル
何気ない日常にありうるかもしれないお話。
愛ってよくわからないけど、傷つく感じが素敵
年齢的にドンピシャで
心揺さぶられ、涙が止まらなかった
50歳、人生のひと区切り。中学高校から30年以上の時が過ぎている。私もあなたも、みんなそれぞれの人生で様々なものを背負い、それなりに険しい道を歩んで生きてきた。もうここまで来てしまうと、将来が見渡せたあの頃のような平場には戻れない。その哀愁と切なさ
自分は歳を重ねているんだけれど、しばらく眠っていた青春時代の自分がふとした出会いで瞬間的に蘇る。昔からの友ことは苗字で読んだり、お前って言ったりね。でも服装は全身ユニクロ、家具はニトリで生活感がありながら、今風の言葉遣いが何ともアンバランスで。繊細で絶妙な人物とセリフの描写にすごく没入できた
「それ、言ったらあかんやつ。」
背を向けた須藤の言葉
それに対する青砥の深い優しさ
自分が傷ついても、好きな人がいたらまた恋愛したい。
でもね、現実(迫り来る自分の死)を考えると何事もにも億劫になり、健康第一なんて口にしたりする。それでも、どうなっても好きな人と一緒になりたい。燃え盛る太陽ではなく、静かに照らす月明かりの様な蒼く燃える炎。貫き通す太い思い。それが大人の恋愛
青砥のクシャクシャの笑顔と涙
大切な人の皺を、愛しいと思える自分でありたい。
愛ってよくわからないけど…
リアルな日常だが心温まる物語
あっさりとベタベタ
50代の恋愛とは儚いもの
映画:平場の月 総合点2(ストーリー2、感情移入0)
50代の恋愛とは儚いものであると感じさせる映画だった。
中学生の時に初恋だった相手が、故郷に訳ありで戻ってきて、偶然な出会い、久々に居酒屋に行き、親密になるにつれてお互いの事情を知り合い、少しずつ互いの隙間を埋めてあげようとするふたりの存在が描かれている。若いころの自分と重ね合わせて、これからは平凡な人生で年老いていくのかをお互いに感じる心の隙間がある。お互いのことを考えて精一杯過ごそうと行動する中年の男女、互いに気を使い合う純な感じがありながら、ストーリーは進んでいき、ラストシーンはどうなるのだろうかと少し不安に観ていた。私の評価は低めにしたが、現実をしっかり描けているのは良かったと思う。私も50歳で考えてしまう映画だった。
自転車の二人乗りがふたりの一番の幸せ
非現実的なことを考えてしまった。もしもここが心だけで生きられる世界なら二人には永遠の日々があったはずだと。あの現実が悔しくてたまらないのだ。
学生時代の恋心というものは、甘酸っぱい想い出として記憶に残されるだけだと思っていたけれど、再燃することもあるんだな。それぞれの歩んできた人生がそのタイミングを与えてくれたのかもしれない。人生捨てたもんじゃないな。
青砥があの曲を聴きながら、あまりにも唐突にやってきた現実を、涙を流しながら受け止めていくのがとてもよかった。それがまわりの客に分からないよう音量を上げる店主のさりげない優しさも沁みた。
青砥は月を見上げてこれからも生きていくのだろう。いつかまた会えたら自転車を二人乗りしていつまでも笑っていてほしい。
井川遥が須藤として美しい
よかった
よかったよぅ。
中学生役の人、40才くらいのサラリーマンにしか見えなくて困りました。
木村拓哉の「TOKYOタクシー」はだいたいどんなのか想像つくので観ません。
キムタクだもの。
50代の恋愛
半沢直樹やVIVANTのイメージが強い堺雅人が
等身大の中年男性を良く演じている
わたしは断然VIVANTの堺雅人が好きだけど
演じてる青砥も良いっす
この堺雅人の感じは、奥さん亡くした旦那さん以来の普通な人の演技、映画その夜の侍な感じ
芯の太い女性、須藤、井川遥が演じるので、地味だけどやはり綺麗な女性
中学の同級生、久しぶりの再会、お互いバツイチ、なんでもない事を言い合う飲み会、仲良くなる
ここまで二人の関係はいつも対等で
とても良い関係性
中学時代の二人の関係性が場面、場面で挿入されて展開させていく事に映画の深みが出てる
人生後、何度恋愛出来るか、
後何度肌を重ねていく事ができるか
そんな事を考えた
大人な映画
良かったです♪
史上最高レベルの没入をする作品となりました
個人的な意見で恐縮(ネタバレ有)
なのですが公開日11/14は手術当日で
1週間後に運良く俗世間に戻り鑑賞
私自身の生活圏:地元と言う事で
タイトル通りの平場の風景に
錚々たる俳優陣が原作に基づく物語を紡いで下さり
年代と合間って他人事に決して出来ず
史上最高レベルの没入をする作品となりました
星野源さん書き下ろしの曲も
青砥:行き止り
須藤:生き止り
観客:息止まる、、、
と色々な掛け言葉になっている
且つ薬師丸ひろ子・早見優・テレサテン・Wink
等々当時の世代を彩る音楽や
LINEの文字生成方法に至る所迄
何せ世代を感ずる演出に感服
非常に良く練り上げられてもいます
唯一贅沢を言わさせて頂くとすると
尺や敢えて描かず観客に妄想させる仕掛け
と言う事と理解しているのですが
「須藤の夢みたいな事の続き」
を描いてみて頂きたかった
堺さんの十八番:健将の「顔芸」頼みの
ラストシーンは半沢直樹・乃木憂助が
立ち過ぎていてしっかり入って来なかったのが
正直な処でした(贅沢・原作を飛び越え過ぎデスカネ)
12/14
再度見て参りました
やっぱり見入ってしまい
あっという間と言うか
もっと尺があったらと思いました
私は原作を読んだ上で観たのですが
一つ一つのシーンにおいて
原作との相違の有無
活字から映像になる事で印象の明確化
迄、一回では気付けなかった事が
追いつく感覚が嬉しい気持ちになりました
けれどやっぱり、もう少し1カットでも良いので
井川・須藤目線の「夢見たいな事」
例えば熱海旅行
例えば銀座での食事
例えば指輪選び
が欲しいな、夢の続きが観てみたかったです
大人の恋愛映画
妻と別れ、地元に戻って印刷会社に再就職し、平穏に日々を生活する、青砥健将。
青砥が中学生時代に想いを寄せていた須藤葉子は、夫と死別し地元に戻ってきた。
再び出逢った二人は、少しずつ、離れていた時を埋めていく―― 。
ある日、アパートの部屋から月を眺めていた須藤。
「お前、あのとき何考えてたの?」
青砥にそう問われ、
「夢みたいなことだよ。夢みたいなことをね、ちょっと」
そう答えた須藤。
再び、自然に惹かれ合うようになった二人。
やがて未来のことも話すようになるのだが・・・。
というのがあらすじ!
この50代の恋愛映画は珍しいように思います。
キラキラした恋愛ではなく長く生きてるからこそ離婚や介護、アルコール中毒、病気などいろんなことが描かれてましたね。
リアルに感じました
それと歳をとると面倒なことが多くなるのかなと思いました
ちょっと嫌になりますね…
あともう会わないって言ったのは再発したからだったんですね
あのピースの仕方でなんとなく察してしまいましたけどね
旅行のために頑張ってるみたいだったけど妹さんは青砥に伝えなかったみたいで…
2人の感じや妹さん優しそうだったのに口止めされてたとは言え言わないものなんですね
青砥が最後に泣いてるところで終わりましたけど今後は大丈夫なのか心配になりました
原作があるみたいで未読のまま鑑賞しましたが楽しめました!
登場人物の年齢に近いときに観るとまた違った感想を持つのかなと思います
いい映画をありがとうございました😊
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