劇場公開日 2025年11月14日

平場の月のレビュー・感想・評価

全385件中、61~80件目を表示

4.0歳を重ねてまた観たい映画

2025年11月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

この作品を観るにはまだ自分は青すぎると痛感しました。映像はとてもリアルで誰かの人生を見ている気分にさせられます。変な伏線もなく、難しい話もないのにシンプルとは違う印象でした。物語の内容は自分自身が年を重ねた時により深く観ることができるのかなと楽しみになりました。

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一般人

3.5大人の切ない物語

2025年11月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

お互い、過去に痛みを持つ元同級生の話。華美じゃない普通にありそうな社会の中で、また再燃する二人。結末は悲しいけど、そうだよなあ人間、死ぬ時は1人だよなあと。でんでんさんが、良い味を出してます。台詞もね。

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山ゴン

5.04.5にしようか迷ったが、夢中で見れたので5.0

2025年11月26日
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鴻巣市が舞台
堺雅人が真面目で冴えない工員の役を演じてました。井川遥演じる須藤もめちゃ太いという表現がピッタリで行動も彼女の背景や生き方考えると納得出来ました。

この映画は、ぜんぜんかっこよくもないアラフィフの恋愛の映画です。
私は、演じてる感が見えると興ざめする方なので、主演2人を含めて、そこに行けば存在するのでは?と思わせる本作品が大好きです。

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The music

3.0リアルだけど

2025年11月26日
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同世代男です。
・同級生の男たちとのやり取りは、とてもリアルに感じました。
・居酒屋店主の抑えた演技は味があって良かったです。
・途中のラブシーンは、何だか生々しくて見ていられませんでした。
・1年間会わないという提案は、唐突に感じました。
・妹さんに真実を知らされた時の堺雅人の顔演技はクド過ぎました。

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カワハギ君

3.5後半が辛い。

2025年11月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

ゆっくりまったりと展開する大人のぶきっちょな恋愛は身につまされて切なく楽しませて貰った。特に洋服にふれる井川遥を後ろから間合いを詰めて、愛情表現をじっとりと迫るシーンは大人の匂いがプンプンして艶っぽかった。しかし後半の山場、井川遥のVサインから後のクドさと堺雅人の鈍感さには感心しない。ラスト近く、妹役の中村ゆりとのシーンの堺雅人の目を剥いた過剰演技はクド過ぎる。居酒屋での号泣シーンやいやに物分かりのよい店主・塩見三省の存在が臭過ぎる。脚本家の責任か、演出家の責任なのか。この監督は「花束みたいな恋をした」も「片思い世界」もそうだったが、途中から無理に主人公を追い詰めて芝居をさせていると思う。端から見てそんなの普通はないでしょう、というシチュエーションだと思うのだが、監督はそれまでの流れから、このエキセントリックな展開はドラマティックと思っているのだろうか?井川遥とその少女時代の女優が見事だっただけに残念だ。

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羅生門

4.0あの頃の彼ならば

2025年11月25日
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鑑賞方法:映画館
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ようかんニコ

4.0若さ故に突っ走れるコトも有る…この歳で無ければ理解できないコトも有...

2025年11月25日
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鑑賞方法:映画館

若さ故に突っ走れるコトも有る…この歳で無ければ理解できないコトも有る…。
いつまで経っても、何年生きてもね。
主演お二人は勿論、塩見三省さんとでんでんさんがイイ塩梅でした。
イチイチ刺さりました。

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おち たけ

3.5なんだかなぁ…

2025年11月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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さおねこ

4.0一言でいえば閉塞感が残る。そんな作品です。 私は主人公たちより少し...

2025年11月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

一言でいえば閉塞感が残る。そんな作品です。
私は主人公たちより少し下の世代ですが、なんだろう自分の人生の延長線上をみせられている感覚に陥りました。
今言われる中年クライシス、かな。
もっと違う人生があった・・・と言うよりかは、ここからまだまだ新たな未来があるかもしれないという期待と、少しづつ衰えてくる自分自身とパートナー、周りの人や環境の変化。
そして何れは訪れる別れと自分自身の死。
学生時代との対比で、それがより鮮明に映し出されていて、苦しくなりました。
もう少し時間をおいてもう一度観てみたい作品です。

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下弦の月

2.5綺麗な作品

2025年11月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

癒される

予告で見たとおり、綺麗で始まり綺麗に終わる作品。出演する女優さんが一般人ぽくなく、感情移入できるまで時間がかかった。特に、冒頭の窓から月を見上げるシーンは、重要な場面だと思うが、ファンタジーに見える。
女性は綺麗でいなきゃ画にならない、と監督に言われてるような気がした。

二人の関係が親密になっていく心情と過程が刻まれてなかったので、青砥が後ろから近づいてくるシーンは、見てて怖かった。

先の見える展開であっても、
もっとリアルな人間を表現できていたら、もっと丁寧に心情や関係を描いていたら、記憶に残る作品になったかもしれない。

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映子

3.5大人の恋愛がリアル

2025年11月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

自分も主人公たちと同じ年代なので、ただ純粋に好きとか嫌いとかの恋愛とはいかず、家族も健康もいろいろな障害があるよねって、共感できる。綺麗な恋愛ストーリーではないところが良かった。でも、映画なのて、仮想世界では救いもあって欲しいと少し感じました。

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かっしー

3.5何気ない日常にありうるかもしれないお話。

2025年11月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

撮影場所が近所なだけに、近くの映画館では人気のよう。
塩見三省さんが俳優として回復していて良かった。味がある演技でした。
堺雅人はやはり上手い。
大森南朋も良かった。
昔と今の時間を交互に流し、雰囲気と相互の気持ちが表されていた。 ただ井川遥のセリフ口調が、聞き慣れずずっと違和感あり。
それが残念。

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みったん

5.0愛ってよくわからないけど、傷つく感じが素敵

2025年11月25日
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鑑賞方法:映画館

年齢的にドンピシャで
心揺さぶられ、涙が止まらなかった

50歳、人生のひと区切り。中学高校から30年以上の時が過ぎている。私もあなたも、みんなそれぞれの人生で様々なものを背負い、それなりに険しい道を歩んで生きてきた。もうここまで来てしまうと、将来が見渡せたあの頃のような平場には戻れない。その哀愁と切なさ

自分は歳を重ねているんだけれど、しばらく眠っていた青春時代の自分がふとした出会いで瞬間的に蘇る。昔からの友ことは苗字で読んだり、お前って言ったりね。でも服装は全身ユニクロ、家具はニトリで生活感がありながら、今風の言葉遣いが何ともアンバランスで。繊細で絶妙な人物とセリフの描写にすごく没入できた

「それ、言ったらあかんやつ。」

背を向けた須藤の言葉
それに対する青砥の深い優しさ

自分が傷ついても、好きな人がいたらまた恋愛したい。

でもね、現実(迫り来る自分の死)を考えると何事もにも億劫になり、健康第一なんて口にしたりする。それでも、どうなっても好きな人と一緒になりたい。燃え盛る太陽ではなく、静かに照らす月明かりの様な蒼く燃える炎。貫き通す太い思い。それが大人の恋愛

青砥のクシャクシャの笑顔と涙
大切な人の皺を、愛しいと思える自分でありたい。

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カイジラ

4.0愛ってよくわからないけど…

2025年11月25日
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鑑賞方法:映画館

50代の大人の恋なんて、現実的には程遠い
観ていて…良いなぁ~恋したいな〜と素直に思った

子育てが終わり、夫婦だけの生活が始まり、会話がないか喧嘩するか…そして、親の介護もあり、病気もあり…
50代のあるある…ホント現実的
もし病気が見つかって、今の主人が寄り沿ってくれるか…支えてくれるか…現実的に考えたら、NOだろう
支えてくれる人が欲しいと思った
この映画を見て、1番考えた所だった
隣に居てくれる人が、いつまでも居てくれるとは限らない
今、1番愛しい人も…

人との思い出には、音楽がつきもの
音楽が流れると思い出す2人の時間
切ない2人の恋…淡い初恋だった
恋愛はいつだって悩んで傷つくものなのかな

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くろすけ

3.5リアルな日常だが心温まる物語

2025年11月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

癒される

とてもリアルな生活ではあるけど、それなりの年齢になってから過ごすゆったりな日常が描かれていて心が安らいだ。そんなリアルな日常が中学時代の劇的ではないささやかな思い出を振り返りながら展開されておりノスタルジーな雰囲気を感じた。

自分から見たらまだ先の話だったので、主人公ぐらいの年齢になった時に一緒に過ごしたい人が隣にいるのか、日々生き生きと過ごせているのか少し不安になりました。須藤がベランダから考えていた想像・気持ちはまだ私は拾いきれていないのだろうとも感じ歳が近い人の方が刺さる映画なのかなと思います。

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やましか

あっさりとベタベタ

2025年11月24日
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 中学生時代に思いを寄せながらすれ違ってしまった男女が、互いに独り身になった50歳近くで再会するお話です。

 堺雅人さんは本当にうまいな。大仰な表情なのにそれが却ってしっとりした落ち着きを生んでいます。作品も細やかに丁寧に撮られており中高年には迫るものがあります。決してベタベタさせず、しっとりした描き方が上品です。でもそれだけに、「観客を泣かせるのに最も簡単な別れの方法」を終盤で選んだ展開には本当にガッカリしました。あそこだけ突然ベタベタです。僕はああいうのが大嫌いなのです。

 でも、「大嫌い」と言いつつ、脳みその3割位はウルウルしていました。

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La Strada

4.0清濁併せ呑む大人のストーリー

2025年11月24日
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諦念、ときめき、孤独、生きるよすが、抑制、清濁様々な要素が多層的にセリフによらず描かれていた。
わりと近所で撮影していたようで、どこかで見たような風景がやけにリアルに感じられ、むせび泣いた。

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チリちこり

2.050代の恋愛とは儚いもの

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

難しい

映画:平場の月 総合点2(ストーリー2、感情移入0)
50代の恋愛とは儚いものであると感じさせる映画だった。
中学生の時に初恋だった相手が、故郷に訳ありで戻ってきて、偶然な出会い、久々に居酒屋に行き、親密になるにつれてお互いの事情を知り合い、少しずつ互いの隙間を埋めてあげようとするふたりの存在が描かれている。若いころの自分と重ね合わせて、これからは平凡な人生で年老いていくのかをお互いに感じる心の隙間がある。お互いのことを考えて精一杯過ごそうと行動する中年の男女、互いに気を使い合う純な感じがありながら、ストーリーは進んでいき、ラストシーンはどうなるのだろうかと少し不安に観ていた。私の評価は低めにしたが、現実をしっかり描けているのは良かったと思う。私も50歳で考えてしまう映画だった。

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キムキム

3.5愛ってよくわからないけど

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

若い時のキラキラした恋愛映画もいいですが、色々な人生経験をしているふたりだからこその大人恋愛映画もまたいいですね。

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光陽

3.5自転車の二人乗りがふたりの一番の幸せ

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

非現実的なことを考えてしまった。もしもここが心だけで生きられる世界なら二人には永遠の日々があったはずだと。あの現実が悔しくてたまらないのだ。

学生時代の恋心というものは、甘酸っぱい想い出として記憶に残されるだけだと思っていたけれど、再燃することもあるんだな。それぞれの歩んできた人生がそのタイミングを与えてくれたのかもしれない。人生捨てたもんじゃないな。

青砥があの曲を聴きながら、あまりにも唐突にやってきた現実を、涙を流しながら受け止めていくのがとてもよかった。それがまわりの客に分からないよう音量を上げる店主のさりげない優しさも沁みた。

青砥は月を見上げてこれからも生きていくのだろう。いつかまた会えたら自転車を二人乗りしていつまでも笑っていてほしい。

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羊
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