平場の月のレビュー・感想・評価
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ハッピーエンドでは無いが········
ハッピーエンドでは無いが、蒼い時に恋心を抱いた、又は実際に純愛を育んだ方の多くが時々、あの人はどうしてるのだろう?と思いを馳せる中、再会して交際に発展した事は稀有で素敵です。還暦過ぎて昔のドキドキ💗感を少しでも思い出させてくれて良かった!
良い意味での素敵な擬似夫婦
原作未読。青砥役の堺雅人さんと須藤役の井川遥さんコンビが良かったです。初恋同志の2人が50代になって出会ってから、擬似夫婦(←良い意味での)になるまでの流れが、違和感がなかったですね。自転車の2人乗りシーンは、シニアの私がみていてもほのぼのしました。
脇を固める須藤の妹さん役の中村ゆりさん、同級生の大森南朋さん、宇野祥平さん、吉岡睦雄さん、安藤玉恵さんなどもいい味出してました。特に居酒屋の大将役の塩見三省さんは、渋かったです。(←でもなんか老けましたね)
吉瀬美智子さんは、相変わらず綺麗でした。
須藤の気持ちや考えを尊重して、青砥は暫くは連絡を取りませんでしたが、私だったら出来ませんね。やきもきしていると思います😅。2人には一緒に温泉行って欲しかったです😭。
鑑賞動機:予告1割、ぼーっとあらすじ見てたらなんか急にピンと来た8割、評判1割
葉子だからハコかなるほど。朝霞ねえ、なるほど。だから池袋かなるほど。立教も池袋だしなるほど。
『メイン・テーマ』のメインテーマっぷり…。20年どころか50年生きたって…ね。人それぞれだし一括りにするのは馬鹿げているとは思うが、それでも同年代なら思い当たったり、身につまされるところはあるのだろう。
ありふれた人たちのありふれたお話。でもそれこそが魅力の一端に思えるのが、また面白い。
それもメイン二人がいてこそだけども。
大人の恋愛映画
本作は過度な演出や派手な恋愛要素は
余り無く、身近に存在する様な市井の
大人の恋愛
まるで文学作品を読んでいるかの如く
主人公達の日常が描かれているが
ある年代以上の鑑賞者にとって
そのひとコマひとコマが何故か
切なくエモい
商店街の居酒屋、夕暮れの鉄橋
古めのアパート
よく映画の中に登場する
海辺の綺麗な風景や自然ではなく
私達の身近な都会でも田舎でもない
町並み、人々の営みが
愛しく切ない
2人の出会い、再会、別れは
最低限の映像説明しか無いが
その映像の奥を読み取る小説的な
深みのある映画で
派手な悲恋を期待すると
肩透かしとなるかもしれない
強くて美しくて『太い』女性との大人の恋愛
⭐︎3.7 / 5.0
井川遥
井川遥がカッコよかった
妻と別れ、母の介護のために実家に戻った青砥健将は、印刷会社に再就職し、母の認知が進んだので介護施設に入れて、1人で暮らしていた。また、青砥が中学生時代に好きだった須藤葉子は、夫と死別し、地元に戻り病院の売店でパートとして働いていた。偶然病院で再会したバツイチ同士の2人は、食事に行き、意気投合し、ひかれ合うようになった。青砥は須藤との結婚を考えるようになり・・・さてどうなる、という話。
なんか悲しい話だった。
自分が病気で先が短いとわかったら、恋人と別れるものなのかな?それが優しさ、なのかな?
堺雅人が優しい青砥役を丁寧に演じてたのに感動した。
須藤役の井川遥は年齢を重ねたなぁ、と思ったけど、相変わらず綺麗でスタイルバツグン、役所は男前っていうか、メソメソせずカッコよかったし、熟女になっても魅力的だった。
空振りばかりでヒットがない
大人の恋愛映画と宣伝するより、闘病との葛藤を支える恋愛映画と有った方がしっくり来るなと思った。
花束みたいなもそうだが土井監督の恋愛映画は多幸感を押さえている作品が多いので例えるなら病院食のような映画だ、それだけに現実に生きることの厳しさをまざまざと感じることが出きる。
やはり恋愛映画は多幸感を存分に感じれる学生ものがいいなと浮かんだ。
あのあとは様々な憶測が飛び交いそうだ。
夢みたいなこと
50代以上の方には特に刺さるのかも…
大人のラブストーリー。
小説を読んでいるような気持ちになる映画でした。
予告で観て予想していたストーリーとほぼ同じでした。
50代以上の方には特に刺さる映画なのかなと思いました。
私もそのくらいになったらもう一度観てみようかな。
星野源の主題歌が雰囲気があって、映画にピッタリだった。いい曲だった。
初恋が息を吹き返す
大人のラブストーリー
青春ラブストーリーでは無いが、大人の切ない恋愛が描かれており、どこか大人の青春という感じがした。
お互い過去に色々抱えながら、再び出会ったことで距離を縮めていくが、昔のように簡単に一歩を踏み出せい、この切なさが凄く刺さった。
ラストに色々あるが、須藤と青砥は上手くいくとあまい考えで見てしまっていた自分がすごく恥ずかしい💦
ラストでの、居酒屋の店主が青砥の動きから悟り、音楽の音量を上げるところがすごく切なく、これまでにない体験だった。
確かに 大人には響く秀作 人生経験 の心の機微作品 テンポは良い。
【年度末 上司の圧 時短レビュー その②】
久々に 映画で 堺雅人さん観たけれど
やっぱり存在感が違う。
奇天烈な役ではないけど 存在感が違う コレほどテンポを作れる俳優は少ない。稀有の存在。
でも そんな 超名優 堺雅人さんでも 後半の 泣きの演技は 苦手みたい。
イヤ 泣くんだから 涙も鼻水🤧も必要。
本作の前に観た。『港のひかり の子役さん』同様 演技がイマイチ。
でも 中学生役と大人役
井川遥さんと堺雅人さんは最高でした。井川遥さん役は 芯が強いねぇ
個人的には 酒場の主人 塩見三省さんが いい人感 に ジンときた。😢
同僚 椿鬼奴さん が普通の事務員すぎて良かった😍😍😍かえって素敵←スケベジジイなのでよろしく
大森南朋さん 成田凌さん 埋もれてて気づきにくいわぁ
とにかく 大人の経験則があってこその 本作の味わい
井川遥さんの役の最後の気持ち痛いほどわかるわぁ リアル身につまされる
と言う テンポの良い 時に笑わせ 時に身につまされる 人生作品でした。
あっ 時短とか言ってて 有料パンフ【読んでないけど コレにて俳優さん配役確認】
に加えて グッズの コンパクトミラー🪞購入 誰にあげるかは ヒ・ミ・ツ🩷←どうでもイイですね❗️
王道のラブストーリー
王道のラブストーリー
焼け木杭に火がついた大人の男と女の物語
偶然の再会がなければこんなに傷つくこともなかったのに
でも、傷つくことを恐れることなく、いくつになっても恋をすべき
居酒屋の大将がさりげなくボリュームを上げるシーンなど結構ベタな演出
面白かったけどね
五十にして惑う
『孔子』によれば、齢五十は「知天命」。
この「命」は「いのち」の意ではないけれど、
自分くらいの世代になればどうしても
来し方行く先を考えしてしまう。
人生百年なら折り返し点。
その歳でのできごとは
以降の人生に強い影響を与えるメルクマール。
背負った子供は「名月を取ってくれろ」と泣くけれど、
手の届かない場所に在ることを我々は知っているし、
取ろうとする欲も無くなっている。
年上の人の姿に我が身を重ね、
先のことを半ば案じながら生きている。
朝霞の印刷工場で働く『青砥(堺雅人)』は、
検査に行った病院で中学校の同級生『須藤(井川遥)』と
三十数年ぶりに再会する。
『青砥』は妻と別れた後に地元に戻りつつましく暮らし、
『須藤』は夫と死別したのちパートで生計を立てている。
実際は互いに初恋の相手だったことは、
おいおい語られるところ。
会わなかった歳月を取り戻すように逢瀬を重ね、
言葉で過去を埋めて行く。
昔のような関係になるまでにさほどの時間は掛からず、
やがて将来を考え始めるのだが・・・・。
監督の『土井裕泰』は
感情に訴え掛ける作品に才気を示す。
直近の
〔花束みたいな恋をした(2021年)〕
〔片思い世界(2025年)〕、
とりわけ前者と本作の構造上の共通点に目が行く。
頻出する固有名詞が、
会話にリアリティを与え、
自分も同じような体験をしたかの如くに錯覚してしまうのだ。
イイ歳なのにその関係は
青春時代を再現しているようで微笑ましい。
まるで昔の自身を見ているように。
「アネゴ」と表現したいほどの
『井川遥』の演技にほれぼれする。
彼女も四十九歳は、役柄と同年代。
気風の良い、すぱっすぱっと切れる裏表のない口調が、
『葉子』の性格を現す好演。
焼鳥居酒屋「酔いしょ!」の大将を演じた『塩見三省』も
渋い巧味を出している。
調理場の奥に座り、
ほぼほぼ声を出すことも動くこともないけれど、
人間の機微を弁えた所作が心に沁み行って来る。
遭逢と喪失は、
誰の身にも繰り返し起こること。
軽重はありも、
何れも心の中にしまい込まれて、
なにかの折りに記憶は刺激され、
時々で切ない想いが甦る。
スクリーンに映る、
互いを思いやる二人の姿は、その象徴。
本作は、あなたの物語りであり、
私の物語りでもある。
セリフと空気感と音楽
心がズキズキとする
人の痛みを分かることのできる老い方をしたい
私は見てよかった。その一言につきます。今まで、父、母、兄と亡くしましたが、そのことに対し一時の感情はありましたが、本当に理解できていたのであろうか(兄は腎不全を患い、心臓のペースメーカーを最後入れました)。また、病気を抱えている家内に対し、本当にその病気の事を理解してきたのであろうか。大した病でないと思い、理解しようとしてこなかった。忙しいと言い訳にして目を向けてこなかった。映画館の後ろの席の方は(高齢の方とお見受けしました)、人生そんな生優しいドラマみたいなものではないよ。と言う感情からか、寝てしまったよと旦那さんは呟いておられました。人それぞれ考えの違いはありましょう。生きてきた環境も違うでしょう。しかしながらそうした状況の中で、その場面、その境遇にあった時どう接すれば良いか。難しい課題だと思いますが、せめてそうした状況の中でも個人として目を向けられる年の取り方をしたいものだと53という今更ながらの年にして、考えされられました。
全389件中、301~320件目を表示
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