「家族の影響」平場の月 なほこの島の夢たちさんの映画レビュー(感想・評価)
家族の影響
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美しい映画でした。井川遥さん、綺麗です。堺雅人さん、安心します。多分、家庭環境が大きいのかもしれません。須藤はお母さんが大好きだったんだと思います。お母さんが許せなくて自分も許せなくて檻に入った。両親が仲が良くて育った人には絶対にわからない感覚だと思いました。原作を知らないから、わからないけれど、間違いであればごめんなさい。青砥のお母さんの介護を見ている限り、青砥は普通の家庭で育ったのかなと思いました。何が普通かなんて私にもわからないけれど、青砥が学生時代の友人四人組で大人になり、あの年齢になり、昔のまま仲良く楽しく馬鹿馬鹿しく話せてるのが、小さい頃に家庭環境が落ち着いてた人の特徴だなと私は思いました。私が親が離婚してるのでわかりますが、学生時代の友人とあの、雰囲気は出ないです。あんなに楽しく話せない。見ていて羨ましく思いました。
須藤が求めてやまないものが青砥にあります。楽しく友人と馬鹿馬鹿しく楽しく話したい。そんなことも須藤はしたことがないはずです。こんなことが出来るのは、家族が仲良かった人にしか出来ないと私は思いました。須藤が孤独に見えました。須藤と私を混ぜては行けませんが須藤が「甘え過ぎた。」って言ってて可哀相になりました。あなた全然、甘えてないのに。あなたは甘え過ぎたのではなく、全然、甘えられなかったんですよね。幼少期からの心理的ストレスは、体に影響を与えてきますから、須藤が大腸がんになったのも、何だか多大な影響があるのではないかと私には思えました。
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