「平場では無い」平場の月 ぷりんさんの映画レビュー(感想・評価)
平場では無い
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何の事前情報を入れていかなかったのだけれど、やはり人が死んでしまう事は、まだ平場とは思えない。(タイトルの平場が、そういう事を表していない事は分かっているけど、これは比喩として書いた)
この年代になると、知人が死ぬ事は、特別な事ではなくなるのだけれど、やはり死は特別でドラマチックになってしまう気がする。人がしななくても、ハッピーエンドにならなくても、成立する物語だった気がするのだが、そこらあたりが残念だった。
そして、CMでも使われている、ヒロインが月を見ながら考えていた「夢見たいな事」とは、なんだったのだろう?
映画の中では、完全な回答は無いのだけれど、映画を観た直後は、単純に「主人公との結婚」と考えていた。主人公のその後のプロポーズも、主人公がそう感じた演出かと思ったのだけれど、しばらくして、そんな単純な事では無いのでは?とも、考えた。
男が女の考えを推しはかっても、おそらくは無理で永遠に手の届かない月のようなのかもと、長く思いを続けられる映画であった
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