「何年生きたって涙の止め方は知らなくていい…」平場の月 ねもちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
何年生きたって涙の止め方は知らなくていい…
中学の同級生である50歳の男女がそれぞれ地元に戻り再会をするところから始まる物語
病院での再会というところが年代を感じさせる
そしてそこから2人は再交流を始める
中学生の時同様に苗字で呼び合う2人の焼き鳥屋のデートや家飲みにチャリの2人乗り
ファストファッションや家電量販店で購入した物に囲まれた慎ましい穏やかな生活…
ずっとずっと聞いていたい2人のとりとめのない会話が心地良かった
中学時代に須藤に恋していた青砥は彼女との再会に無邪気に喜び楽しむが家族を捨てた母親の様になりたくないとの思いから青砥の告白を断り中学生にしてすでに1人で太く生きて行く!っと誓っていた須藤は金銭的余裕がない事や自身の時折歯止めが効かなくなる恋愛事情も青砥に包み隠さず話す
そんな2人の温度差を感じながらもこの恋を見守りたいと思っていたのに…
何でもない毎日が愛しく輝かしい事だと改めて思えました
ラストは劇場が涙腺崩壊状態💦でしたね
主演の2人の好演はもちろんの事脇を固めるキャスト陣の普通感が秀悦!
鬼奴は声を聞くまで分からなかったし成田凌君も3度見位して気が付いた
中でも2人の恋を静かに見守る焼き鳥屋の主人役塩見三省さんの演技が印象に残りました
欧米に比べれば大人〜シニア世代の恋愛作品は
やや少なめかな?と思われる日本映画
中高年のラブストーリーへの裾野を広げてくれたようにも思えました
そして何よりも皆さん検診は必ず受けて下さい!自分の身体に過保護になって下さい!
素晴らしい映画ともっともっと出会う為にも
大腸がんサバイバーでもある私からのお願いです!
このタイミングで近々薬師丸ひろ子さんのライブに参戦します「メインテーマ」を聴いたら
きっと泣いちゃうなぁ🥲
こんにちは。
レビューの最後の方驚きました&引き続きお大事に&こちらにも検診の大切さが伝わりました。私も年々故障が増えており、考えさせられます。しっかり健康管理してこれからも映画、沢山楽しみましょう。
タイトルは、メイン・テーマの一節ですね😊ライブ参戦いいですね~!
ねもちゃんさん、コメントありがとうございます。・_・
ご自身の病気と重なっての鑑賞、特別の気持ちでご覧に
なったことと推察いたします。・-・
ご自愛くださいませ。
で、レビューのタイトル。深いですね。良いです。
知らなくたって、いずれ身についてしまうものなのかも
しれないです。悲しいことに。
この作品の二人にも
もう少し幸せな時間があっても良かったなぁ と
思ってしまうのですが、作品の余韻を考えるとそうも
いかないかー と自分を納得させています。
薬師丸ひろ子のコンサート行かれるのですね。
楽しんで来てください。・▽・/
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