「「いきどまり」の歌詞が胸にくる」平場の月 m’eigaさんの映画レビュー(感想・評価)
「いきどまり」の歌詞が胸にくる
原作が賞を取った時に気になっていたが読めておらず、映画化されて予告編が良かったので鑑賞。
とても良かった。
全く派手さはなく、どちらかというとしょんぼりした50代の話(でも大体みんなこんなものです)だが、俳優さん達の静かな演技と自宅や職場のリアルな感じに自然に引き込まれた。
予告編を見て想像したあらすじ通りの展開だったが、それを細やかに表情と風景で見せてもらえ、映画で見てよかったなと思った。
堺雅人さんの涙でもらい泣きしている時にさらにエンドロールで「いきどまり」が流れて追い打ちで本格的に泣いた、、ものすごく映画の世界観に合っている歌詞だった。
全体としては本当に良い映画だったが、井川遥さんの口調だけがちょっと気になった、いくら「芯が太い」女性でもあの言葉遣いはありですかね?
劇中に出てくるBGMが1980年代で懐かしい、幼なじみたちと観に来たい映画だった。
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