サイボーグ一心太助のレビュー・感想・評価
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河崎実作品は久々の鑑賞。
しっかりまとまっていた(個人比)作品でした。
幸田町での映画撮影が3作目ということもあり、町の色んな施設を撮影に使いまくっている辺りから町からの信頼感が半端ないんだなと思いました。
敵からのダメージを受けて改造人間になるという流れを汲んでいるのですが、サイボーグになる2人が仮面ライダーとニンニンジャーと特撮出身の2人がやっているというのがギャップとして良かったです。
太助が超前向きなキャラクターなので観ていてとても気持ちいいですし、困難にも正面からぶつかりまくっていくので応援しがいがあります。
致命傷を負って太助がサイボーグになってからの出来事もスッと受け止めてくれますし、その力を使って活躍しまくる太助の性格の良さが滲みでまくっていました。
尺が短いので基本的には登場人物が余すことなく全部説明してくれるので、唐突感はありますが全部情報を叩き込んでくれるので世界観丸わかりです。
アクションシーンというか高速移動のシーンはグリーンバック全開で、なんなら小走りくらいなところもあって笑いました。
生身での武器を用いたバトルもあるので流石ライダー&戦隊といったところも観れるので満足です。
必殺技はしっかり(?)決めてくれるのでそこんとこのお決まりもお見事に炸裂していました。
敵がモタモタするギャグシーンもくどくなくちょうどいいくらいのバランスでしたし、アドリブっぽいのってこういうのでいいんだよなと改めて思いました。
最後の町での踊りの周りを見ながらやっている感じは微笑ましかったですし、小松さんはキレッキレで踊っていたのも良かったです。
ゆる〜くですが好きな事が詰まっているんだなと思うと嬉しくなりました。
是非ともこのスタイルをずっと貫き通して欲しいです。
鑑賞日 1/25
鑑賞時間 20:55〜22:10
座席 C-1
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