「人は肩書きに弱い」キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 北摂の影さんの映画レビュー(感想・評価)
人は肩書きに弱い
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若かりし頃の美しいディカプリオによる、美しい詐欺の手口を堪能できる作品。
犯罪ものですが、重たさは一切なし。刑事であるトムハンクスとの追いかけっこは、ルパンと銭形を彷彿とさせ非常に痛快です。
主人公はパイロット、医者、弁護士と職を変え周囲を騙し、信用させていきます。実話ベースの話だとすると、改めて「人は肩書きに弱い」と思いました。ディカプリオのイケメンだけど中身が軽薄そう、という人間性がこの役にはよくハマります。
何でもうまくやる天才詐欺師のディカプリオでしたが、両親の離婚、婚約者の裏切りなど、1番欲しかった〝家族〟という財産は最後まで手に入れることは出来ませんでした。
犯罪映画にしては珍しくハッピーエンドなところもGOOD!
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