「例の騒動はさておいて。」かくかくしかじか プリズナーN0.6さんの映画レビュー(感想・評価)
例の騒動はさておいて。
宮崎で格安の絵画教室を開き、そこで熱血というかスパルタ指導を行う大泉洋の熱演は良かったなぁ。しかしあそこの生徒が何人いるかは明らかでないが、たった5000円の月謝で教室を維持するには最低でも50人ぐらいの生徒がいないと成り立たないのでは。1回5000円だとすると、毎日のように通ったら、月100,000円は吹っ飛ぶ計算になるし。
当然のことながらある程度は脚色を加えていると思うのだが、主人公の東村アキコこと林明子の自伝とはいえ、国公立大学芸術学部合格→漫画家への道があまりにスムーズすぎてはいないか。絶対にもっと紆余曲折や様々な困難があったはずだが、その描写があまりなかった。
作品としては、つまらなくはなかったが、面白かったかと言われると微妙かな。少なくとも僕の中では鑑賞前に想像していたラインには及ばなかった。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。