「漫画家を夢見る主人公と熱血指導の絵画教師との師弟関係を描くスポ根系映画。 本年度ベスト級。」かくかくしかじか イゲさんの映画レビュー(感想・評価)
漫画家を夢見る主人公と熱血指導の絵画教師との師弟関係を描くスポ根系映画。 本年度ベスト級。
永野芽郁さんよりも大泉洋さん&見上愛さん目当て。
実話ベースという事だけど、大泉洋さん演じる絵画教師の日高の強烈なキャラクターが凄かった!
あんなに豪快で厳しくても根底には愛情とユーモアを湛えた教師が本当にいた事に驚く。
その事実に0.5点を加点。
大泉洋さんのコミカルで時に真剣な表情の使い分けが絶妙。
永野芽郁さん。
最近の騒動がどうしても頭の片隅をかすめ完全に役柄に没入できなかった感じ(汗)
でも彼女が演じる漫画家を目指す林が日高との出会いを通して才能を開花させていく感じが良かった。
美大を目指す中、絵を描くことの喜びや苦しみ、そして何よりも情熱を学んでいく姿は自分の人生には無い姿で情けない(笑)
日高の「描け!描け!描けー!」の叫び声。
観終わった後も脳内ループ(笑)
単なるスパルタ指導ではなく、林の内に眠る可能性を引き出そうとする日高の熱意だったのかも。
リンゴとバナナに感動の涙が出るシーンは全くの予想外(笑)
日高の厳しさの中にある隠された優しさが垣間見える笑顔が印象に残る。
言葉ではなく表情で多くを語る大泉洋さんの演技が良かった。
普段、自分は漫画を読まないけど、締め切りのプレッシャーのある漫画家は、ある意味自分のペースで描き上げる画家以上に過酷な仕事と感じた。
日高先生の様な熱意と厳しさの中に愛情とユーモアを兼ね備えた教師に自分は出会うことが出来なかったのは残念です( ´∀`)
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