フライト・リスクのレビュー・感想・評価
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メル・ギブソンが、アカデミー賞6部門ノミネートを果たした「ハクソー...
メル・ギブソンが、アカデミー賞6部門ノミネートを果たした「ハクソー・リッジ」以来、9年ぶりに手がけた監督作。アラスカ上空1万フィート(約3キロメートル)を飛ぶ飛行機の中で繰り広げられる、命懸けの騙し合いを描く。
保安官補のハリスは、ある事件の重要参考人のウィンストンを、アラスカからニューヨークまで航空輸送する任務に就く。初顔合わせとなったベテランパイロットのダリルは、陽気な会話でハリスの緊張をほぐしていく。離陸した機体は、壮大なアラスカ山脈の上空1万フィートまで上昇。頼もしいダリルの腕前もあって、順風満帆なフライトになるかに思えた。一方、後部座席につながれたウィンストンは、足もとにパイロットライセンス証が落ちているのを見つける。そのライセンス証の顔写真は、いま飛行機を操縦しているダリルとは全くの別人のもので……。
パイロットのダリルをマーク・ウォールバーグ、ハリス保安官補をミシェル・ドッカリー、重要参考人ウィンストンをトファー・グレイスがそれぞれ演じた。
フライト・リスク
2024/アメリカ
配給:クロックワークス
過不足がない詰将棋のようなエンタメ作品
メル・ギブソン監督というだけで見に行きましたが、いやあ、本当に映画作りが上手い。
一幕ものの限定された局面で、数少ない要素だけでキッチリ90分楽しめるエンタメ作品になっているのがすごい。
先が予想できる展開ではありながらも、良質な詰将棋を解いているような脳汁でまくる素晴らしい作品でした。
これを観たいがためにわざわざ歌舞伎町まで繰り出しました😅
ん〜、後味は悪くはないけど、特に良くもない、至って平均的で特徴の無い超B級テイストのシチュエーション・スリラー
メル・ギブソン監督がメッチャ久しぶりに撮った作品がなぜこれ?と素直に思う作品、普通すぎて何が本作の魅力なのかさっぱり解らない
小型セスナの中でのたった3人のキャラクターによるワンシチュエーションなのに全く飽きの来ないスリリングで緊張感溢れる演出はまあまあ面白いけど、終始何か起きそうで起きない展開は結局何だったの?というのが多く、消化不良は否めない
特にマーク・ウォールバーグさん演じるサイコ野郎の出自やあの行動の動機が全く謎のまま“ジ・エンド”というのが何とも消化不良
なんかマークさんは昔っからB級の小物感しか感じず、本作ではそれが更に炸裂していました、ハゲ設定要るかねえ、と
ハリスを演じたミシェル・ドッカリーさんがすごく色っぽく、カッコよくて、すごく魅力的でした
アラスカの上空をひたすら飛び続ける画はすごく綺麗だったのが印象的でした
A286 話は面白いのになあ
2025年公開
悪役、いい役ともに無双でないのがこの場合はいいね。
最初飛行機にビビっていた保安官補が
やる時はやるで、と格闘するのみ良し。
保管官補はどっかでみたなあ、と思ったら
リーアムニーソンとこれまた空の上で活躍する
ミシェル・ドッカリーさんですか。
メルギブソンもわざわざ監督するほどの題材か
とも感じるが
誰が黒幕か最後まで分からず
なかなかの緊迫感で面白かった。
ただですね外景ほとんどCGで粗さが目立ち
それだけでシラケちゃうんですよねー
60点
鑑賞 2025年3月10日 イオンシネマ草津
配給 クロックワークス/ライオンズゲート
B級フライトアクション作品です
かなり楽しめた
メル・ギブソン監督作品では「ハクソーリッジ」が好き。
その人間性についてはいろいろ言われる人ではあるが、役者としても監督としても作品は評価されている彼が、今度はいわゆる「ジャンルムービー」に挑戦とな。
上映時間は90分。
大半はセスナ機内の密室劇で、ラストのカタルシスまで、疲れなく一気に魅せてくれた。
分かりやすい圧倒的な悪役を一人配した上で、その裏で動く「本当に悪いヤツは誰だ」を展開させるサスペンス。
同僚・上司・管制官。
電話越しに声だけで登場する彼らへの疑心暗鬼。
いやいや、機内の彼らだって疑わしい瞬間がある。
当然我々観客も「信じたい」「でも何か疑わしい」を抱えて共に機内にいる感じ。
セスナなので、正面からの画角には必ず機内のアイツが映ってるってのも、「背後に気をつけろ」になっててドキドキ。
そして最後、機内に閉じ込められていたゴタついた感じが、それまでの時間を取り戻すかのように爆裂し、気持ちよくエンディングへ。
エンドロールのアップテンポなロックも、映画全体の雰囲気とは違うが、観終わった気持ちとちゃんとシンクロする。
決して大作ではないけど、ジャンルムービーとしての楽しさが詰まった一本。
良い意味でこんなバカっぽいジャンルムービー、大好き。
★は4.5でもいいくらい。
オススメです。
設定と最後までのサスペンス
広がる空間の中での閉塞的な設定、それと最後までテンションマックスのサスペンス結構楽しめましたが、何かちょっとオールドチックな雰囲気を感じてしまって、色々苦笑したところも・・・
通信とかで展開する手法っていうのは、自由度とか予算的なところも補ってかなり有効な手法かもしれませんが、やっぱ分かりづらくなってしまうよねーというのが正直な感想。何気に、あらゆる会話が眠りの呪文のようで、意識を保つのに必死だったりしました。
そもそもGPSは・・・という思いがずーっと頭から離れなくて、イマイチ入り込めなかったです。
最後は意外とスッキリしてしまったんですが、それもちょっと違うんじゃないかって思ったし。やらないのかい!でもしっかり処理するんですね、にしても死なないのかい!とまぁツッコミどころが結構ありましたよ。
いや、これが!
「めるる見てくる」と言い残して会社を出た。私的には当然メル・ギブソンだが、周囲がどう捉えているのかは、知ったことではない。
さて本作。結論として非常に面白い。
狭いセスナの機内で、ほぼワンシチュエーションで繰り広げられる心理戦+肉弾戦。登場人物はほぼ3人。加えて通信の向こうの数名。それだけで90分間、ドキドキ、ハラハラの連続だ。狭い機内では、拳銃の撃ち合いはなく、武器はせいぜいナイフくらいの接近戦となる。接近戦といえば、頭に浮かんでくるの「リーサル・ウェポン」というメル・ギブソンの代表作だ。もちろん、観ている自分はそれを期待しているのだが、期待に違わずリアルな接近戦をみせてくれる。
ちょっと古いがワンシチュエーションの典型「フォーンブース」を、思い出した。あちらは電話ボックスだったが、こちらはセスナ機の狭い機内で、お互いを信用できない3人が搭乗。アラスカの雪山上空を飛ぶ、短距離フライトの中で、心理戦あり、肉弾戦あり、裏切り者あり、これでもかというほど、ネタを詰め込んでいて、あっという間の90分だった。
これでもかという危機が次々と襲う作りは、少し古い感じがしているが、そこが味となっているように思えた。1970年代のパニック映画を、小さなセスナの中に詰め込んだような、最高のエンタメ作品だ。
着陸と墜落の間
大好物のワンシチュエーション密室劇。
サスペンスアクションの終盤にありそうな状況だが、90分緊張感が保たれているのは見事。
導入の捕縛から離陸までは恐ろしくスムーズ。
この辺の潔さは好ましく、モレッティが何やったかとかも本筋に関係ないからかバッサリ。
メイン3人の駆け引きのみに集中できる構成です。
ダリルは時間稼ぎだけでいいならもっと上手くやれるだろうし、情報ポロリも迂闊過ぎ。
ヅラは笑いどこなのか、何故入れたのか疑問です。
1回目はいざ知らず、スタンガン2回目でも即拘束しないとか、全然注意を払わないとかは、まぁ雑。
しかし操縦士不在の空の上と考えると、そちらに意識が行って冷静に対処できないのはリアルなのか。
粗筋に「騙し合い」とあるがそんな雰囲気ではなく、ほぼハリス&ウィンストンvsダリルの構図なのは残念。
もっと各々の思惑が交錯する攻防を見たかった。
また、ダリルが意味深に「俺の名前を言ってみろ」と三井寿みたいなこと言ってたのが回収されずモヤる。
(亡くなったマリアの関係者かと思ったのだが…)
作風や予算的に仕方ないのだが、通信先の人物や状況が伝わりにくいのも難点か。
ハッサンに口説かれて嬉しそうなハリスは乙女。笑
最後ちょっとした視線だけで敵を感知したり、基本有能なのにちょいちょいポンコツでしたね。
ゴキゲンなギターインストのエンドロールは、曲としては好きだけど作品には合ってなかった。
細かいこと考えると色々あるけど、サクッと観る分には秀作。
91分、ギュッと詰まったシチュエーションスリラー
緊急車両って
あんなに蛇行するんですかね
まっすぐ救助対象にすっ飛んでくクルマもあったかもですが。
マデリンが誰だか全然わからなくて、エンドロールでダウントンアビーの人でびっくり
マーク、それとそのハゲ頭を見たくて鑑賞しました!
悪役をたのしんで演じてくれてましたー
クレジットも当たり前ですけど
一番先頭ですし。
トファーグレイスは初代ヴェノムぐらいしか思い出せないのですが、
とにかく3人のはまり役だと思えてからはアンサンブルを堪能しました。
ラストの滑走路上は迫力ありました、ここは配信でみっちゃったら映画館に行くべきだったと
後悔したと思います。
ハッサンは、マデリンが殺し屋を仕留めた後は、引いてましたけど、
彼女と夕食&ダンスをたのしんでほしい〜♪
B級の良さがたっぷり!
メルギブ
けっこう面白い
舞台がほぼ小型飛行機の中で、キャストもほぼその中の3人のみという非常にソリッドな構成で、あとは無線機の向こうの声だけの人がいるだけだ。飛行機がボロボロなのでずっと緊張感がある。最後の着陸はもうちょっとうまくできるように教えてやれよ。
空を自由自在に飛んでみたいと言う漠然とした願望はあるのだけど、乗り物酔いがひどいので絶対に満喫できない。地上に縛られて生きる方がいい。
マーク・ウォールバーグのハゲにびっくりした。
ヅラ?なんでやねん!
メル・ギブソン監督作品、最近メッセージ性の強い作品の制作に関わっているイメージの強い方ですが、今回はエンタメに舵を切ったようです。
短めの尺なので、バックグラウンドが省略されているところも結構あるとは感じましたが、その分最初からハテナ?とか緊迫するシーンが連続するので飽きずに観られます。
マーク・ウォルバーグのちょっと甲高い声がサイコ的なキャラとはまっているし、捜査官も護送される容疑者も良い感じでした。
ただ、捜査官が直情的に行動するのがよくわからず(現場から内勤に回され、そこから復帰したのはわかるとしても)、あと、予告編では戦闘機がもっと暴れまわるかと思ったらそうでもなかった。
でも、全体的に満足かな、マーク・ウォルバーグのヘアスタイルと、なのにヅラも被るのはなんでなのかはいまだに謎ですが。
余談:鑑賞後帰宅してから急激に体調が悪化しました。鑑賞中ずぅっとガタガタ震えてたのは作品に没入して体に力が入りすぎたのでは無かったのはちょっと寂しかった。
ハゲてる場合か?
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