「メル・ギブソン監督の手腕は本物。」フライト・リスク ガッキーさんの映画レビュー(感想・評価)
メル・ギブソン監督の手腕は本物。
メル・ギブソン監督、マーク・ウォルバーグ主演という、おいおい大丈夫かよ的なコンビの新作。
結論から言うと非常に面白かった。
飛行機を操縦できるパイロットは一人だけ、実は思わぬ内通者が…といったスリラー要素、会話劇、舞台劇の心理戦として秀逸。
更に映画ファンとして注目なのは、あのメル・ギブソン監督にしては、
かなり小規模な…というより、もはやB級感すらある内容の新作だということだ。
もっとも、監督デビュー作の「顔のない天使」も小規模だったが。
しかも2016年の「ハクソー・リッジ」からなんと9年ぶりの新作。
寧ろこんなミニマムな映画でも、不満は無くは無いにせよ、しっかり面白い映画を作れることに、改めてメルに唸らせられた。
「パッション」の続編はどうなるやら。
コメントする
