劇場公開日 2025年3月7日

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「女性の保安官補が、強くて頼もしかった。」フライト・リスク 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 女性の保安官補が、強くて頼もしかった。

2025年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

登場人物は、ほぼ3人の《小型機パニックアクション》
保安官補のマドリン・ハリス(女性)はギャングの会計士だった証人のウィンストンを
アラスカからバンクーバーへ向かう小型機で送り届ける任務に当たります。
小型機にはベテランパイロットのダリル(マーク・ウォルバーグ)との3人だけ。
所がこのパイロットが曲者というか偽物でした。

証人とか囚人を運ぶ任務に邪魔が入る・・・この設定の映画は多いですね。
そしてパイロットが死ぬとか、負傷して素人が操縦を代わって着陸する・・・
この設定もとても多い。
「エアポート・シリーズ」などの航空機パニックともに通った映画ですが、
B級の小品映画でした。

ギャングに雇われたと思われるダリルが、態度はデカい、口は悪い、
マーク・ウォルバーグって割とヒーロー的な役が多かったので、
はげあたまの扮装とかで嫌な根っからの悪人を演じていて、
そこはかない寂しさを感じてしまいました。
保安官補のマドリンもある不祥事で事務方に降格されてましたが、
数年ぶりに現場復帰した設定です。
彼女は中々の武闘派で、かなり強い女性。
証人のウィンストンは子悪党の気弱な男です。

パイロットが偽物で、ダリルにはバンクーバーに
着陸させるつもりが無い・・・
証人を殺して保安官補はどうする計画だったんでしょうね。
パイロットが刺客と分かっての、マドリンとダレルのアクション。
ショットガンを効果的に使ったマドリンは、取り敢えずダレルを
殺さず気絶させて拘束します。
ここからは、操縦経験のないマドリンがいかにして小型機を着陸させるか?
ここにポイントが移る訳です。
衛星携帯電話で、所属の保安官補に電話をして、
保証人輸送の情報が漏れていること。
保証人に危険が迫っていること。
更に、警察内部に裏切り者がいることが明らかになって来ます。
●黒幕は誰か?
◆着陸は無事にできるのか?
無線で管制塔のパイロットの声の指示で着陸を試すのですが、
この着陸シーンは、いつ見ても、どの映画でも
ハラハラしましたね。
100分足らずの映画ですが、そこそこ面白かったです。

琥珀糖
ノーキッキングさんのコメント
2025年11月8日

コスパ最高ですよね。役者三人、中古セスナ、あと田舎の滑走路をちょいと借りれば映画撮れちゃう。そこそこ稼いだと思う。こういう映画に投資したいなぁ。
東京都下にも熊、出没。もう鈴を付けて歩かねば。

ノーキッキング
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