「さっすが!メル・ギブソン!外さないなぁ?」フライト・リスク 病人28号さんの映画レビュー(感想・評価)
さっすが!メル・ギブソン!外さないなぁ?
人でなしのくせに( おい) 映画を作らせたら、右に出る者なし!
悪役を演じるのは、かつて麻薬の売人で、人種差別のほにゃららで投獄されていた本物のワル。マーク・ウォールドバーグ。
映画に合わせて、驚異の肉体改造をする事で有名だが、今回は悪役という事で、特に役作りする事は無く、素の演技w。これが、怖い、怖い。こんな奴と同じ飛行機に乗るの嫌だ。
ウォールドバーグは何回も拘束されるのに脱出し、手錠をかけられたら、自らの手で親指を骨折させて抜けるという技は、痛々しいたらありゃしない。
アクション映画でよくあるパターンの、悪い奴を告発する為に証人保護プログラムで移送する時に、怖い目にあっちゃう🎵
という、手垢にまみれたお話しを飽きさせないのは、名演出家メル・ギブソンと、これ以外に知られていない脚本家のタッグが ハマっていたのだろう。
保安官補を演じるのは、ミシェル・ドッカリー。ミシェル・ゴンドリーとは関係は無し。
保安官補と証人とマークが飛行中のセスナの運転中に大暴れする!アノーラより大暴れする!ナイフでかなり深く刺したり、銃で致命症になるくらい撃たれるのだけど、みんな強い子なので特に致命症にならず。
自動運転が優秀すぎて不自然だったかなぁ?あんなに、自動で運転するのか?そこが、惜しかったかなぁ?
ウォールドバーグが事情通なので、保安官補や証人の事を調べあげていて怖い。こりゃ、闇バイト辞めるとこうなるのな。
保安官補が、マーク・ウォールドバーグを倒してから、セスナの運転をする羽目になるのだが、上司の署長や、同僚やらが、何か怪しいので疑心暗鬼になる。
それに、追い打ちをかけるように、マーク・ウォールドバーグが反撃するという、密室でジェイソンと戦うかのような恐ろしい映画。
今どき、91分という短い時間でサクっと、終わる娯楽映画。見て損はしません!お勧めです!